849.《ネタバレ》 本来は、あまり好きでない要素が多くて、見る前は期待薄でした。(かなり前見たときもあまりいい印象はなかったし) まず、製作者自身が認めるあまり可愛くないヒロイン、それから設定がぬるいというかいい加減なファンタジー世界、両方とも自分があまり好まない要素なんで。 ところが一旦見始めると、面白くて面白くて、自分の想像の全く範囲外にある世界、キャラクターが実に新鮮で楽しめました。 世界の設定も、よく分からないけど、絶対決まったルールがあるに違いないと確信させてくれるだけの力強さを感じさせてくれたし。 平成22年9月2日追記 別のサイトで多くのレビューを読んで、ようやく「かおなし」が理解できたような気がします。 要は、アイディンティティを失って個性を持たず、匿名性という仮面をかぶった時だけ、 自由に振舞い、また自分の声は持たず、飲み込んだ他人の声(つまりは他人の意見の鵜呑み)で話す時だけ大声で主張できる そういった存在だと。 激しく鬱です。 平成26年7月14日 女性キャラが極めて平凡で男性キャラが美しいアニメってとことん好きにはなれないなあ、そういう趣味全くないんで 【rhforever】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-07-14 11:29:31) |
848.もう会えない友達、成長とともに忘れてしまった子供時代の出来事、そんな時の侘しさが久石譲さんの音楽で湧き上がりました。 【さわき】さん [地上波(邦画)] 7点(2014-05-06 16:15:34) |
【pillows】さん [DVD(邦画)] 10点(2014-04-08 02:34:53) |
846.《ネタバレ》 道徳的説教くささと若干観客置いてけぼりに話がドンドン進むのが気になる。ただ話としてはとても面白く、楽しく鑑賞させてもらった。 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-22 01:27:25) |
845.《ネタバレ》 異界に紛れ込んで特殊浴場で懸命に働く千尋に、平凡な少女が成長していく過程が見て取れる。 湯バーバ、カオナシ、坊、御腐れ様など、キャラクターの魅力が満載なのは宮崎映画ならでは。 特にカオナシと坊は、現代の病める人を象徴するかのよう。 千尋が名前を奪われるのはアイデンティティの喪失がテーマにもなっている。 ハクが湯バーバの弟子になった理由は明確に描かれておらず、その存在がいまひとつピンとこない。 川が埋め立てられたことに関係するのだろうが、他にもいろいろと説明不足の部分があり、でもそれはあえて曖昧にしているようだ。 メタファーの多いファンタジーで、ストーリー性の薄い苦手なタイプの作品。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-12-04 23:56:23) |
【しんしん】さん [映画館(邦画)] 9点(2013-09-05 12:42:53) |
843.中盤以降の展開に付いていけませんでした。なぜそうなるの?これどういう意味?途中で何分か見逃してる?な展開の連続で・・・。直前にラピュタを見ていたので、あまりの分かりやすさの落差に愕然。何回か見たら理解できるとのことですが、尺が非常に長く苦痛なので、別に分からないままでいいです。映像は非常に楽しいので残念。 【次郎丸三郎】さん [地上波(邦画)] 5点(2013-08-28 19:27:19) |
842.今時少女売春を賞賛した驚くべき作品。子供の売春どこが悪い!という危ない主張の込められた映画を日本中のよい子たちに見せたのだから宮崎監督は本当に逝っちゃっている。誤解しないでほしいが、けなしているのではない。古き良き、おおらかな日本の性風俗に対しての深い共感が胸を打つ。私には幼女趣味はないが、多くの人が “当たり前” と疑わない現在の性道徳に対し、くさびを打ち込もうとする宮崎氏のその勇気ある姿勢には尊敬の念を禁じ得ない。 但し普通の映画作品として特に面白いわけではない 【皮マン】さん [DVD(邦画)] 10点(2013-08-18 18:06:02) (笑:1票) |
841.肝心のハク絡みの話がいまいち伝わりにくいが、キャラの楽しさはジブリの中でもかなり良い。 【noji】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-06-23 22:17:02) |
840.《ネタバレ》 上映当時以来の鑑賞。 働き始めて分かる点が沢山。 こんなに世知辛いアニメだったとは。 働いていたら本当の名前を忘れてしまうってところは泣けてきた。 両親は強欲で役立たずのブタってところも過激だし。 それでいて水の中を走る列車や、どこに立ってるかもわからない建物はどれもどこかで見たことあるような懐かしさも感じさせる。 色々な要素が詰め込まれてちょっと一般ウケしずらい内容にもかかわらず興行収入第一位なんやね。 【CBパークビュー】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-05-01 11:53:43) |
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839.1回目の鑑賞時には、「前半はいいんだけど、後半が・・・」という印象でしたが、2回目は、最後まで楽しめました。最後の最後の解決が唐突なので、1回目にはこの印象が強かったんだろうなあ。もののけやポニョやハウルみたいなワケのわからない映画ではなく、しっかりとした、おとぎ話。いい作品だと思います。 【コウモリ】さん [地上波(邦画)] 8点(2013-03-16 09:44:48) |
838.アニメの世界は無限だなあ、と関心させられた作品。次々出てくるキャラクターにわくわくしました。 【tonao】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-03-10 21:26:04) |
837.《ネタバレ》 これは公開時に映画館で見たが、冒頭のトンネルの場面で近くにいた幼児が怖い怖いと言い出し、仕方なく母親が飲食物を持ったまま外に連れ出したのが記憶に残っている。大人なら怖くないと言いたいところだが、そのあと海の向こうから得体の知れない船が近づいて来る場面では、自分も怖くなって腰が浮いてしまった。やはり劇場で見る迫力は違う。 それで全編を見ると舞台設定の面白さは当然として、とにかく映像から受けるインパクトに圧倒される思いだったが、一方で話の意味がわからないため気持ちの収まりがつかなくなり、帰ってから解説本などを読みあさる結果になってしまった。監督が当時これを子どもに見せるために作った、と言っていたのも意味不明で、せっかくアニメとして純粋に面白いのだから、妙に小難しくして混乱させるのはやめてもらいたい、というのが初見時の実感だった。 しかし公開から時間が経つと、監督が何を言ったかというようなことはもうどうでもよくなり、大人も子どももそれぞれの立場から勝手に味わえばいいのだという気もして来た。今の目で見れば、年齢に対応した子どもの心境の変化のほか、子どもを取り巻く不健全な環境や、子どもから見た大人の複雑さといった内容が詰め込まれているように思われる。クモオヤジは茶化して「愛」などと言っていたが、初めて純粋に他人のために何かしたいと思いつめたのは大事なことだろうし、また本来一人の人物が持つ“理性”と“本能(我欲)”を分離した上で、それぞれがさらに多面性を持ったものとして外部に表出される描写は、分析的すぎるようでもあるが面白いといえる。 ほか特に海の映像が美しく、湯屋の廊下から見える海原や、海面を渡る電車から踏切に立つ人影が流れて見えるなどは非常に印象深い。こういうのはもう理屈など関係ない。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-02-07 23:24:06) (良:1票) |
836.ジブリファンの当時の恋人に無理矢理つれいて行かれ観賞。 げんなり。 なんというか、お説教されている感がとても不快。 【Pecco】さん [映画館(字幕)] 2点(2012-12-27 00:09:58) |
835.名作!すばらしいファンタジー作品!こういうのは合衆国では作れんね! ちなみに、近所のスーパーに出現する、レジの支払いのとき、パートおばさんが”お支払いは、千と4ひゃく、、”と言ったところで、突然!ダダダッ!とダッシュであらわれて!”ちひろのかみかくし、ちひろのかみかくし、せんとちひろのかみかくしーーーーー!!!!と、かぶせてがなりたてる、アタマの弱いボウズあたまの青年。 追加!見直す。心から楽しめたとは言えない。でも、すべてがとっても印象的。一番おもうのは、ガキのころの”悪夢”だ。こんなのモロに”悪夢”だ!内容も場所、風景、でてくるキャラクターも私にはノスタルジックでそしてチョット怖い。ヘタすると、トラウマでしょう。良かったところ。最後、両親に再会できたちひろろがトンネルを戻るシーン。必死に後ろを振り向かないようにする。もし、ちひろが、後ろを振り返っていたら、、、、、。(見てはいけない領域)そして、あっさりとしたラストというか、夢だか幻だかわからないが、ほんのつかのまの”大冒険”を無事に終えた、安心感、達成感、何よりも、せつなさ、さびししさ、、、、、、、。さようならみんな、、、、 【男ザンパノ】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-07-30 21:13:12) |
834.ジブリ作品のファンタジー作品の中ではトトロに続いての取っ付きやすさではないでしょうか。ちっちゃな子供が観ても飽きないと思う。自分周辺で顔なしのマネが流行りました。 【movie海馬】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-07-30 18:48:05) |
833.ジブリ版ふしぎの国のアリスのようで楽しいです。 【*まみこ*】さん [地上波(吹替)] 8点(2012-07-18 03:24:30) |
832.《ネタバレ》 個性的なキャラクター達が狭いはずの空間がめちゃくちゃ広く見えるくらいに元気いっぱいに動き回ります。この映画は千の成長を軸に物語が展開していき、それだけで子どもから大人まで十分に楽しめるファンタジー色の強い物語です。かわいらしいキャラクターもいっぱい出てきます。しかし、その一方で随所に散りばめられているエピソードには『個性』についてが大きなテーマとなっているような気がします。人?それぞれに個性があり、それは名前や外見ではなくその人?が本来持っているもので、名前や外見では決して判断してはいけないということ。しかし、名前や外見や属性で判断してしまうということ。また、どんな人?にもそれぞれの役割があり、活躍できる場所が必ずあるということ。そして、それを認めてくれる人が必ずいるということ。製作者側の意図はそうではないかもしれないけれども、今回何度目かの鑑賞で初めてそう気付かされたとき、鳥肌が立ちました。 【いっちぃ】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-07-16 02:23:06) |
831.当時映画館で観た時は、意味やメッセージを探そうとして、それが見つからず観ていて理解もできず疲れてしまい評価がかなり低かったが、約10年ぶりに改めて観ると評価が一転、この映画はなかなか面白いのではないかと思えた。多分、あまり難しい事を考えず頭を空っぽにして観たのが良かったのかと思う。世界観や、映像の美しさ、キャラをただ観て、スーッと心にささやかな感動が入り込んできた。トトロも同じような評価だが、ジブリ作品は自分が年齢を重ね、家族ができて、改めて観ると全然違ってみえるのが不思議です。 【N.Y.L.L】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-07-14 05:35:07) |
830.《ネタバレ》 確かに中盤からのストーリー展開に「?」となる部分はあるのですが、世界観の素晴らしさと画面の美しさ、そしてキャラクターの多彩さに最後まで上手にゴマカされて(イイ意味で)気持ちよく見終えることが出来ます(個人の感想です)。 そして相変わらずジブリの食事シーンは美味しそうで困る(笑)無人の屋台でお父さんの食べてたチキン的(しかしクラゲのように柔らかそう)なモノはなんなんだ?俺も食べたい(笑) 【幻覚@蛇プニョ】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-07-11 09:38:35) |