79.なかなかよい青春、スポ根映画でした。キャラクターもよく、無理矢理なところもなく、安心して見てられるほほえましい映画。ただ、このストーリーで二時間はちょっと長く感じたのでその辺は減点かな。方言の田中麗奈は初々しくてとても良いです。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-25 14:01:54) |
78.コーチがポジティブになっていく過程が不自然。脇役のほうが主役よりかわいい。残念ながら感情移入できず... 【くろゆり】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-02-16 20:05:43) |
77.前半のゆるい(でも丁寧ではない)展開に閉口。後半ボートレースが本格化してテンポが生まれるが、結局何が言いたいのかわからないままエンドマーク。「あんたらが嫌い」といってやる気のない中島朋子がなぜ豹変するのかもまったく説明なし。評価の対象にならない、単なるご当地盛り上げ映画という感強し。映画よりもテレビドラマで個々人のエピソードを積み上げたほうがよかったのでは。(実際そうだったようだし)。高校生活を描いたこの手の映画が高評価になるのは、受け手側が勝手に自己の体験を重ね合わせて、映画に足りない部分を過剰に補うためと思われる。 【satoshi】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2008-02-04 12:59:58) (良:2票) |
76.すばらしい作品でした。オールが動くスローをずっと見ていたい。青春の思い出がよみがえります。落ち込んだときに元気をくれます。 【kokko】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-01-02 00:06:39) |
75.興味なかった祭に参加してみたら意外に楽しめたし、ちょっと興奮しちゃった、て感じ。人生を感じますね。 こういった文芸は、始まりの動機の無さと祭の終わりを惜しむ(もしくは終わりを予感させる)描写が肝なんだ、と学習。あまりひとつの要素をクローズアップしないで、のっぺりと進行する感じがこの年代を表すのには適してるんですね。 この時期も、この命さえもいずれ終わる・・・諸行無常。 儚いからこそ何かを見付けようとするんだな~、としみじみ。 【カラバ侯爵】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2007-11-03 08:03:13) (良:1票) |
74.凡百の青春映画にありがちな説教臭さ、「頑張り」の強調、「ベタさ」等々あざとい要素を極力排し、終始淡々と静謐に描ききったので、登場人物の心情がリアルに感じられました。郷愁が目に沁みる90年代屈指の名作日本映画。 これとは真逆だったTV版は、三話目で視聴やめましたけど。 【丹羽飄逸】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2006-12-25 18:45:47) |
73.たぶんどんな人にでも、輝く一瞬があるんだなぁと思いながら見た。しかもその一瞬を、誰かと共有できるのは、本当に幸せなことだ。田中麗奈をはじめとして登場人物がみなナチュラルに風景に溶け込んでいて、ドラマ版にはなかった彼女たちの世界の「匂い」のようなものが伝わってくる佳作。 【ぽん太】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-04-15 20:51:52) |
72.高校時代、私は3年間寮生活。一応進学校だったので勉強漬けの日々…になるわけもなく全員代わる代わる女子寮の風呂をのぞいたり、天体望遠鏡で近所の女性の部屋をのぞいたりなど、ろくな事していなかった思い出が…(ノゾキって私の性に合わないって気づいたわけでもあるのですが…(笑))ただ、毎日が修学旅行であったのは事実でしたね。あれあれ、映画の話から逸れたんですが、正直清々しすぎて現実性を感じない気がします。もちろん、ある種この手の映画はおじさんのノスタルジーの具現化でしょうから、現実性が希薄になるのは仕方の無い事でしょう。ただ、一瞬だけでも高校時代に戻れた気持ちになったのは事実です。 【クルイベル】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-03 09:12:42) |
71.う~ん、想像してたよりは楽しめませんでした。あくまでもリアルな青春の1ページという感じで、「青春映画っ!」という感じじゃなかったのが私には良くなかったみたい。しかし、これは偏に私の先入観の所為。もう一点、ラストがあっさりし過ぎなのも物足りなく感じた理由。そもそも、オープニングに現在(てか、いつかは判らないけど、物語から何十年後か先)のシーンを持ってきてるのに、何でラストで現在に戻らないの? だったらオープニングのシーンなんてカットして、直ぐ物語に入って欲しかった。そんなことで、溌剌とした女子ボート部員達の健康的なブルマー姿に、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-03 00:12:19) |
70.何か「シコふんじゃった」っぽいなぁと思いつつ観ていたら、スタッフロールの製作周防正行を見て納得。でも、こちらは直球勝負の真面目な青春&スポ根映画です。 出演している方達が、よい意味で個性を消していて、普通っぽい、自然体な雰囲気が出ていて良かったです。そんな中でも、田中麗奈の存在感は光っていました。 ストーリーのほうも、無理に何かを仕掛けるようなあざとさは微塵も無くて、あくまで日常を撮る事に徹していたところに好感が持てました。結果、すごく感情移入をしてしまい、最後のボートのシーンなどは、ずっとコタツの中で足を突っ張らせてました。 鑑賞後には、あー高校でも部活しとけばよかったなぁと切なくなりました。 【なおてぃー】さん [DVD(吹替)] 9点(2005-07-04 00:26:20) |
|
69.青春と言うと皆決まって熱く激しいものを連想するかもしれないが、自分が高校生だった頃はと言うと、意外とボーッとしたゆったりとした日常を送っていた気がする。(当然部活動には必至だったが)そういう意味でこの作品から感じられる雰囲気には懐かしさを覚えた。少し残念なのは、もう少し人物に対して掘り下げた描写が見たかった気がする。あの冷め切ったコーチもとっても中途半端な存在だったように思う。 |
68.今の高校生と比較すると、ものすごく純朴な少女たちの青春物語。風景がのどかで癒されます。ストーリーは起承転結があっておもしろいし、使い古されたお決まりのパターンもこの映画だと逆に新鮮に感じるくらい。田中麗奈を始めとしてみんな初々しくて◎ |
67.《ネタバレ》 高校生が部活(それも体育会系)に専念する…というと、どうしても「熱血!!」という言葉が連想されてしまう。 でもこの作品は、良い意味で「熱血」さが感じられなかった。観るものを疲れさせない、淡々と進んでいくストーリーには圧巻。パワーをもらうというよりは、ほのぼのとさせられる120分だった。 それでも、主人公の「ボート以外になんもない」という言葉には涙・・・というように、時には観るものの胸を強く打つシーンもアリ。 素敵でした。 【kokayu】さん 8点(2004-11-11 20:13:08) |
66.がんばっていきまっしょい。しょい。いいです。何度も見ました。仕事で疲れて立ち止まってしまいたいときに見ます。また走りたくならせてくれる映画です。背伸びしてない等身大の青春があり、ふっとまぶたの裏に同じような情景が浮かんできます。 【蘭丸】さん 9点(2004-10-15 01:12:43) |
65.評価が高い為見てみました。見てみてびっくり!!ほのぼのとしていて、おもしろかった~。 |
64.正直な感想を言うと、「もっと早くに見とけばよかったな…」と思える作品でした。高校のときは僕は運動部というよりは文化部と運動部が合わさったような部活だったんで(ちなみに弓道部でした)熱血青春時代!という感じではなかったんですが、何かに打ち込むって事、それから仲間がいるって事がこんなに良い事なんだなって事は重々知ってる身です。そう云うことを考えてみるとなんか妙な懐かしさがあるんですよね。実際部活を引退してから1年ちょっとしか経ってないのに。合宿中とかは時間を関係無しに騒ぎまくったり(実際次の朝まで起きてた日もありました・苦笑)初めての大会の時は緊張したり…そんな思い出が甦って来る作品です。役者の演技派すごい上手いって訳でもないけれど、それでも彼らなりの一生懸命さ(演技、という意味ではないですよ)が伝わってくるし、こうした今では物凄く珍しい純朴な女の子達って言う設定も、76年という時代設定だからこそ全く違和感がありません。ラストの唐突な終り等、不満点もいくつかありますが、それでもこれはかなりの名画だと思います。 |
63.DVDにて鑑賞。原作は未読。面白かった。画はきれいだし、音楽も良かった。悪い人間もまったく出てこなかったので、ずっと心穏やかに観てました。女の子達がとてもかわいい(変な意味ではなく)!最後のレースシーンでは心の中で応援してしまっていた。決して悲しい映画ではないのに、いつの間にか涙が出ていたのには、自分で驚いた!それ位本編に入れ込んでしまったので、唐突な終わり方と、冒頭の取り壊す予定の部室内の汚れてしまった写真がとても悲しかった。 【いわぞー】さん 7点(2004-08-30 18:28:23) |
62.《ネタバレ》 ノスタルジックな田舎町の風景、次第に部活にのめり込んでいく女の子たちの姿、年齢の割には子供っぽい?と思うほどの、淡い恋…。等々、素朴な題材を、素朴なまま(濃ゆいキャラを出して強引に盛り上げるでもなく)淡々と変化球抜きで描かれた佳作だと思います。試合シーンの映像(水を掻くオールの動き、波のきらめき)は美しく、クライマックスの展開と相まって息を呑む瞬間がありました。途中から現れた、やる気のないコーチの存在が未消化だったり、引っ掛かる点もあるけど…、好きです。爽やかで切ない余韻の残る青春映画。 【i-loop】さん 7点(2004-07-12 02:42:28) (良:1票) |
61.疾走感や躍動感、ほとばしる汗、そして人物そのものにもっとカメラはキッチリと寄るべきで、引きの長回しでいい画が撮れたなどと悦に入ってるようでは瞬きする間に終わってしまう青春の息吹などは撮れはしないんじゃないか。 高校時代の体育祭の対抗競技などを思い出しても、もっと激しかったし、痛かったし、悔しかったし、嬉しかったぞ。 後半、彼女達の顔つきが少し変わったように見えたがまだ物足りない。 ストーリーがシンプルなんだから一人一人をキッチリ描く余裕はあったろうに・・。 過去を引きずるコーチの登場もどちらかといえばマイナスに働いた。 コーチは鬼コーチでいい。 イヤというほどしごかれて、試合が終わって抱き合って泣く。 そこに彼女らの喜怒哀楽と成長をしっかり絡めて描けばもっと心に残る作品になっていたと勝手に思う。 一見どこにでもあるようなストーリーでも人が変われば熱の形も変わる、そしてそれがオリジナリティーになる。 この作品にはそういった青春の、「うなされる様な熱」が足りなかったように思う。 【Beretta】さん 6点(2004-07-06 17:12:25) (良:4票) |
60.《ネタバレ》 異性として意識なんかしたことのないクラスメートだったはずが、部活の時に真剣な眼差しをしているのを見たら、思わずドキッとしてまった。青春時代のそんな淡い思い出が、映画のクライマックスで想起されました。あんまりにもひたむきな顔が映し出されるんですもん。俳優にどれだけ心を揺さぶられるかは、その演技の上手い下手だけによるものではないということを知った作品です。 【kozi】さん 8点(2004-06-28 09:26:24) (良:1票) |