330.《ネタバレ》 ただの伝記映画。特段印象に残ったシーンもなく、アカデミー賞作品賞とは思えない。 途中はどこまでが幻覚なのか分からない緊張感があるけれども、終わってしまえば映画のテーマには不必要だと感じてしまった。 【amier】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-01-03 17:57:40) |
329.《ネタバレ》 映画では敢えてこのエピソードを削ったのだろうが、実際のジョンとアリシア夫妻は離婚している(夫の浮気が原因)。しかし、離婚後も「同居人」として病気の元夫の世話を続けていたというのだから、アリシアの精神的なタフさには恐れ入る。それを見事体現してみせたジェニファー・コネリー(美しい!)のアカデミー賞受賞は当然。暴れん坊ラッセルもこういう繊細な演技がちゃんと出来るんですね(笑)映画の前半と後半で全然違う印象になってしまうので、肝心なところであまり感動できないというのは、策士策に溺れるというか、シナリオの巧さが裏目に出てしまった結果と言えよう。 【フライボーイ】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2012-12-12 02:31:35) |
328.丁寧な作りだとは思いますが、特に驚きや感動はありませんでした。 【K】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-06-09 19:32:51) |
327.ジェニファー・コネリーが綺麗だな。 ラッセル・クロウがうまいな。 統合失調症をこういった形で映像にするっていうのは、ありかもな。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-21 06:30:44) |
326.《ネタバレ》 まったく予備知識なしで見たので、途中の展開にかなりビックリ!しかも実話が元とは・・。それ以降、どこまでが本当?これって幻覚?って、ハラハラしちゃいました。奥様は本当に立派だったね・・。子供にまで危害が及びそうになったら流石に怖い。所で幻覚ってあんなにハッキリ見えるんでしょうか?? 【ネフェルタリ】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-03-17 18:10:37) |
325.何よりも予想を覆されたサスペンスフルな中盤の展開に引き込まれてしまった。精神の破綻をあのように大胆に表現した映画は他にないのではないか。その斬新なテイストも手伝って、終盤の主人公の心の再生はとても感動的で胸に迫るものがあったと思う。演出、演技ともに素晴らしい非常に完成度の高い映画だった。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-02-17 17:10:39) |
324.《ネタバレ》 幻覚というのはここまではっきりとしたものなのだろうか。だとしたらいくらまわりから言われてもこれを幻覚だと思うのは至難の業だ。例えば私には妻子供がいるが突然いやそれは幻覚なんだよと言われるようなもんでしょ。とまあ、そこが一番驚いた。実際のところどうなのか知らないけど、少なくともこの映画の幻覚には説得力があった。その説得力はストーリーテリングのうまさから来る。しかしそのかわりと言っちゃなんだが、中盤まで我々はまんまと騙されていたわけだ。たしかにこの騙しはちょっとしたどんでん返しとしての楽しみを提供してくれてはいるのだろう。しかし勝手に先の展開を思い描いていたものがそれこそジャンルごとごろりと変えられた者(私)からしてみれば、驚きというよりも置いてけぼり感のほうが強かったりする。それとも私が伏線を見逃したか。ロン・ハワードの作品中でも最も美しい画で覆われた作品のようにも感じたがこの急転直下のせいでその感動も半減してしまったのは私のせいか。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-25 14:54:21) |
323.要はラストのナッシュのスピーチをどれだけ感動的にさせるか、という点にかかってくる映画。高慢で数学を信奉していた彼が、最後に人生で最も重要なものは謎に満ちた愛の方程式だ、と述べることの意味。病気といい、愛といい、結局彼は解きえないものに取り付かれた人生を送ったのだ。病気、それも考える頭が病むという原理的に解きえない問題を抱えることによって、愛という解きえないからこそ必要なものに気付くという、二項定理の展開。そして最終的に築かれたパスカルの三角形は美しいものであった。このバランス感覚と、一見堅実なようでありながらデパルマを思わせるような回転など、縦横無尽のカメラワーク、演出をみせたロン・ハワードは非凡である。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-03 12:52:07) |
322.ラッセル・クロウ主演の映画の中で最も感動した作品でした。他にも「シンデレラマン」とか「グラディエーター」が有名ですが、このサイト内のレビューにもあるように後味の良さが群を抜いて素晴らしいです。 また実話の再現度が高いこと、助演女優賞を受賞したジェニファー・コネリーの演技の素晴らしさも印象に残ります。 感動作品ではありますが、決してお涙ちょうだい映画ではない所もいいですね。 【dy2cyr】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-12-12 19:35:42) |
321.《ネタバレ》 今まで現実だと信じてきたものが幻影だとなったら・・・やはりそれは耐え難いものです。幻を否定しながらもある程度受け入れ、自分の信じる道を歩んできたジョン。なかなかできることではないと思うので素直に認められてよかったと感じます。 そして彼を支えた周りの人たちね、その点では恵まれてると思う、私だったら・・・逃げ出してたかも。なんでも実際は奥さんとは一度離婚してまた再婚したらしい。 ラッセル・クロウは「グラディエーター」よりこっちでオスカーを受賞したほうがよかったんじゃないかと思いました。ジェニファーもいいんだけど、この場合はジョンの奥さんを演じるには濃いというか妖艶すぎると感じました。もう少し、さっぱり系の女優さんのほうが私としては好みです。 やっぱりロン・ハワードらしくすんなり観られる実話感動映画でした。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-10-22 00:08:10) |
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320.各俳優、女優の演技もよく、面白い映画だけど重い。美味しいけど重い料理を腹いっぱい食べた感じ。 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-19 20:28:34) |
319.《ネタバレ》 期待したんだけど、イマイチだった。ラッセル・クロウはこんなさえない男もきちんと演じられるんだなという点は評価できるけど。 ■全体として駆け足で描き過ぎ。事実をポンポン書いていった印象で、個人的には深みに欠ける印象を受けた。あと、いわゆる「夢オチ」をやってのけるのはどうなんだろう・・・中盤で明かしてるからオチ勝負ではないのはわかるけど、なんかあれは微妙。夢オチ系統は基本的にやりたい放題出来てしまうから、よほどうまく作らないと締まらないという印象だが、本作はそこまでではなかった。 ■あと、ノーベル賞で終わりにするのもなんだかなぁという感じ。賞って所詮賞なわけで。研究者の求めるべきものは数学や科学の発展、真理の探究であって、賞の受賞じゃないし、ナッシュ当人もきっとそうだと思う。 ■細かいけど、最初の方のナッシュ均衡の例はおかしい。ナッシュ均衡だと誰も自分の選択を動かさないが、あれだと今の状態(ほどほどの女を狙う)から一番美人の女を誰かが狙うように変更するのが最適になるのでおかしい。 【θ】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-08-29 00:16:24) |
318.序盤は小難しい話なのかなと思ってたけど、中盤からハラハラドキドキのミステリーに突入して、終わってみれば素敵なラブストーリーでした。 登場人物の歳の取り方がとても自然で、歳を取らない人たちとの対比がわかり易かったです。 何故、突然幼女が出てきたのか、その必然性がよくわからなかったけど、感動的ないい話だったと思います。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-08-04 18:27:45) |
317.映像の技術や俳優の演技などは素晴らしい。 統合失調症という難しいテーマを扱ったこの作品は、 ありきたりのエンターテインメントやお仕着せのハリウッド的結末ではなく、 柔軟なドキュメンタリー映画として高い完成度を備えている。 ただ雰囲気が終始重苦しいので、気分転換にはお勧めしない。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-06-21 21:12:07) |
316.画面に吸い込まれそうでした..途中で「エッ!」とビックリもしました..ラッセル・クロウの熱演すごく良かったです~ この題材を映画で表現することは、並大抵のことではないと思います..脚本、演出に拍手を贈りたい! 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-06-07 10:34:57) |
315.《ネタバレ》 いや~すごい映画だわ~~ ラッセル・クロウすげぇ 結構勝手に肉体派なイメージの人だったからこの素晴らしい演技力にびっくり(まぁ確かに腕太ぇなぁとは思いましたがw) 内容は うちのカミサンが精神病院に勤めてまして「幻覚・幻聴」とかの話をよくするんですが、この映画を見た人がこの映画で描かれる病気に苦しんでる人たちに多少でも理解の目を向けてくれればなぁ と。 出演の皆様の素晴らしい演技、音楽・構成・脚本など素晴らしい演出面など総じていい映画で感動しましたが、実話に基づいてるといいながらやはりハリウッド的感動脚色を感じてしまったのでこの点数デス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-06-02 08:11:52) |
314.骨太な映画らしい映画。アカデミー賞受賞も納得です。 【Yu】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-04-27 14:11:39) |
313.《ネタバレ》 冷静に考えると、頭のおかしい人間の妄想を映像化しているのだから結構不気味なお話しなのですが、ラッセル・クロウの驚くほど抑えた演技のおかげで説得力のある映画になったと思います。クロウは『グラディエーター』より遥かに良い演技していると思いますが、オスカー獲れなかったのはほんと不思議です。やはり素行の悪さが影響したのでしょうか。ロン・ハワードはどんな題材でも正攻法できっちり撮る監督ですね。悪く言えば、面白みがないとも言えるのですが。それにしても、このストーリーのどこが「ビューティフル・マインド」というタイトルに繋がるのか、私にとってはいまだに謎です。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-03-19 01:45:40) |
312.《ネタバレ》 予備知識無しで鑑賞したので、最初はスパイ映画だと思い込んでました。まんまと騙されました。まさか精神病の話で、しかも実話でノーベル賞受賞だなんて。ジョンの挙動不審な動きが、かなりリアルです。頭良すぎるとその代償でバーストしちゃうんでしょうか。素敵な奥さんと出会えたのが幻覚じゃなくて良かったですね。ジョンは幻覚が相当辛かっただろうけど、奥さんも同じくらい辛かったはず。授賞式のスピーチで、奥さんに感謝を述べるシーンに目頭が熱くなりました。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-14 19:53:31) |
311.自分の内面との折り合いをつけるような映画だと感じました。何が現実で何が幻なのか、実のところ判らない世の中。自分自身では判ってるつもりでも、テレビやネットワークなんて、虚像の中の曖昧な情報でしかなくって、それに頼って生きているっていう現実がある訳で、だから精神分裂病という特殊な人間の生涯を描いた映画です、というのではなくって、映画の虚構性を上手く利用して、人の自我を描いた映画かな、って。ナッシュが決意して自分の中の幻影に別れを告げるシーンなんか、切なくて泣けました。ただ、ラッセル・クロウの演技はクサいし、ロン・ハワードはそこそこ大名だし、ジェームズ・ホーナーは毎度の音しか鳴らさないしで、ジェニファー・コネリーが映画の芯として機能しているために救われている感がありました。映画の方法論としても危ういギリギリの線。虚実入り混じった状態では、映画の中の真実を見失って、一体どこまでがホントのことなのよ?ってことになって、そもそも映画ってモノそのものが全て演技だの演出だので出来てるニセモノだ、ってマイナスの思考されたらお終い。映画の虚構性を精神の曖昧さに重ね合わせるプラス思考ができればいいんですけれど、映画製作者に、この方法論が何度でも通用するって思われてしまうと非常に危険。そういう意味では反則な映画です。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-06-27 14:14:00) |