243.昔のパルプマガジンの連続活劇の雰囲気をだしつつ、スピルバーグの思惑は「ジェームズ・ボンド映画を作りたい」。 全翼飛行機などハイライトの作り方は007によく似ていますし、サラー役のジョン・リス=デイヴィスはこの後「007/リビング・デイライツ」にも出演。 ハリソン・フォードにとってはハン・ソロにつづくヒーロー、80年代前半は彼の黄金期。 インディがハットをかぶっていることで、スタントも目立ちにくいのですよね。 なよなよと女っぽくない酒豪のマリオン(カレン・アレン)は、ヒロイン単独で見れば一番魅力的かも、プレゼントされて身につけるドレスが2着とも白なのがシンプルな美しさ。 冒頭のガイド、若きアルフレッド・モリーナは、20数年後のドック・オクを予言するかのように「多触手」のモノしょってたりする。 考古学の謎解きも入れキチッとした作りで、そのぶん地味ではあるかもしれませんが、整合感はシリーズ随一と思われ。 ソフトでは他の3作品と統一感をもたせるべく、タイトルに「INDIANA JONES AND…」が付けられています。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-04-01 09:42:24) |
242.《ネタバレ》 2作目の『魔宮の伝説』からは“明るく楽しく”なった分、この作品に漂う“怪しい凄み”が無くなったと思います。どうも世間では評判の悪いクライマックスの超オカルト展開も含めて、中学生の冬休みに映画館で見て以来、今でもず~っと大好きな作品です。 【幻覚@蛇プニョ】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-01-06 11:18:59) |
241.《ネタバレ》 アイデア満載の冒険活劇、修羅場だらけで失われたアークを追い求めるインディのタフなことといったら! ヒロインとアークの天秤にアークをとってしまうインディ、汗ばむ肌、汚れたシャツ、無精ひげ…彼はやっぱり考古学者であって正義のヒーローではないんですよね。 だが、そこがイイ! 結果それがインディのセクシーさ、映画のおもしろさに直結しています。 いま観てもそうとう面白い。 DVDのデジタルリマスターの効果は初見当時以上の美しさで、ソフト制作の方々にも感謝感謝ですね。 【ろにまさ】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-11-05 08:46:06) |
240.《ネタバレ》 テンポは抜群によかったけど終盤の展開がどうも…。「遺跡の秘宝を開けたら凄い勢いで祟られた!→ありゃ人の手には余る、封印だ!」どこもおかしくない流れのはずなのに映像で見ると何であんなに唐突でシュールなんだろ?死んだライバルのハイエナ野郎やナチスドイツのその後について何のフォローもなしにエンディングに突入するし。「遺跡探索といったらトラップからの脱出だよな!」「いいね、採用!」「ナチス出すんだから奴らの基地もメチャクチャにしたいよな!」「カーチェイスもな!」「美人のネーチャンと適当にイチャイチャしつつ、アークを開ける儀式やって…あ、尺足んない(´・ω・`)」こんな事情があったとしか思えないような尻すぼみ感。あと、インディー教授のサバイバル能力は台本事前に見てるレベル。冒頭のトラップ全回避はまだ許せるとしても、「目をつぶれ!」はどう考えてもおかしいだろ。 突っ込みいれたくなったのはこの2点だけで、後は楽しめた。でも一番わくわくしたのは極秘資料を収めるあの倉庫だった。一度でいいからあんなところでかくれんぼしてみたいなぁ。 |
239.《ネタバレ》 ストーリー展開のテンポもいいし、いろいろなパターンでハラハラドキドキさせてくれるし、細かいことを気にしなければ、気軽に観るにはいい映画だと思います。シリーズの中でもこの作品が一番面白いと思います。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-19 10:29:00) |
【ちゃか】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2012-03-21 18:05:52) |
237.古代遺跡をめぐる冒険なんて、素敵です。インディ・ジョーンズものは1、2作目がいい。 【noji】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2012-03-05 22:52:22) |
236.《ネタバレ》 なかなか面白かった。アラビアンなところが良い。ただ、聖櫃を開けた後の超常現象にはびっくりした(あまり良くない意味で)。敵はインディアナの手によって倒される方が良いと思うし…。6.5点。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-19 10:01:39) |
235.手に汗握る様なシークエンスだけをつなげて一本の映画を撮ると言うサイレント映画の連続活劇の手法を、スピルバーグが見事に甦らせた元祖ジェット・コースター・ムーヴィー。あまりに有名なオープニング・エピソードだけでも、普通のアドベンチャー映画一本分のアクションがわずか10分あまりの時間に濃縮されていて、天才スピルバーグの面目躍如たるものです。だいたいこの映画を観るまで“聖櫃”のことなんて知識がなかったけれど、“聖櫃”に超自然的なパワーがあってヒトラーと争奪戦を展開すると言う荒唐無稽な大風呂敷っぷりが実に楽しい。最近気がついたのですが、この映画のストーリー原案には若き日のフィリップ・カウフマンが関わっていたんですね。なにはともあれ、今思えば楽天的だった80年代を象徴する名作であることは間違いなしです。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-01-04 21:09:41) |
234.2011.12/11鑑賞。新しい冒険映画アドベンチャー・ムービーの始まり。さすがに何度も鑑賞したので初鑑賞時の身を震わせるような感激は衰えたが今だ最高峰の一つ。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-12-21 21:26:05) |
|
233.《ネタバレ》 宝探しの冒険とアクションと恋愛の3要素がうまく合致しており、主人公二人のキャラが魅惑的、展開がスピーディでユーモアも盛り込み、見る者を飽きさせない。従来の冒険アクション活劇とは一線を画し、予想外の出来事が次々と展開され、最後はオカルトにまで昇華する。極端なまでにエンターテインメント性を追及したもので、この作品で新ジャンルが確立されたといっても良いだろう。強引で御都合主義な部分も目立つが許容範囲、全世代対応型映画の見本、教科書だろう。 ◆「聖櫃」は神と人間の契約である十戒を刻んだ石板を保管しておくもので、モーセが神の指示通りに作成した神聖不可侵なもの。代々ユダヤ王に受け継がれ、ソロモン王以降はエルサレム神殿に安置された。ペリシテ人との戦争で敗れ、持ち去られたことがあったが、不吉なことが多発したので元に戻されたという逸話がある。その後行方不明。様々な説があるが、本作では、BC10Cのエジプト王に持ち去られ、現在はタニスにあるという説をとる。 ◆謎解きはシンプル。ナチスは既にアークがタニスにあると断定し、発掘調査をしていた。アーク探しの鍵となるのが「ラーの杖飾り」。インディーはカイロの老人に解読してもらい、アークのある場所を探し当てる。その方法に謎解き要素があるが、あとは追いかけっこに終始する。 ◆展開が速いので物語が途切れがちになるが、張った伏線を丁寧に消化することで連続性を持たせている。冒頭の洞窟探検と宝物をライバルに奪われる場面は、全体に対する伏線だ。蛇が嫌いという伏線もアーク捜索場面で活かされる。マリオンの酒飲み競べは、彼女の強烈な個性を演出のみならず、カイロでのの脱出未遂場面で活かされる。ナツメヤシも市場でのデートと毒殺未遂場面で使われる。インディーの友人の歌う、海の王の歌は何度も繰り返される。同じく友人の「アークは例え発見されても人が触れてはいけないものだ」という発言は、最後のオカルトの演出になっている。 ◆インディーが大刀を振り回す男をあっさり拳銃で殺してしまう場面だが、これは当日役者が熱を出していてアクションができなかったのための窮余の一策だったとのこと。人を殺し過ぎるという批判があるが、その通りだと思う。しかしそれを打ち消すかのようなユーモアを備えているのがこの映画の強みだろう。緊張の連続では観客が疲れてしまうのをよく知っている。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-12-04 23:15:50) (良:2票) |
232.《ネタバレ》 ゲテモノ演出がやたら『ポルターガイスト』と似てるなと思って調べたら、こちらの方が1年早いんですね。公開当時から「B級映画」としか思わなかったし、高校時代に実際に劇場で見て「B級だなー」と感じた映画でした。今回DVDで見直してみて、セットのハリボテ感が目についてさらにB級に感じました。このサイトで確認するまで、こんなにいろいろ受賞してるなんて知りませんでした。けれど、それほど見所ないし退屈だと思います。多分こういうものは大画面で見ないと持たない類なのかも。冒頭は引き込んでくれるけど、今見てみると、あんな仕掛けだらけの洞窟がその仕掛けを稼働状態に保ったまま荒らされずに残ってることに気が抜けてしまう。近辺の部族がずっと管理してるのかな?(罠にかかったミイラは放置したままで) だとしたら巨大石玉を筆頭に罠の仕込み直しは大変そうだ。動物だって侵入するだろうし、その度にあの石ボールを元の位置に運ぶ部族民の「またかよ」顔を見てみたい気がする。って、そんな突っ込みはしないのが、このテの映画のお約束ですよね。全く余談なんですが、インディがマリオンを奪還しようとアークにミサイルを向けるシーンで、ベロックの唇を虫が這い回るのが気になって気になって、彼がなんて喋ったかなんて意識の外でした。口の中に入り込んだのではないかと思えて。ああいうのはべつにNGにして撮り直したりしないんですね。デジタル化の際に修正しちゃうのもダメなのかな。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 5点(2011-09-22 18:14:16) |
231.アクションが散発的で、全体のつながりが希薄な上に、一つ一つの演出がどこかで見たことのあるようなものか、何の特徴もない凡庸なものであることが大きなマイナス。この作品、要はダイ・ハードだと思うのだけれど、あれと比較するとこの欠点が浮き彫りになる。アークがわけわからん存在になってわけわからん展開になるため、物語の求心力が無い。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-07 23:38:56) (良:1票) |
230.中学のときたしか、日比谷映画か?とにかく、しょっぱなの洞窟!特に巨大な石ころころの超迫力は劇場映画の興奮度NO1です。(いまでもあの衝撃はわすれず。)でかい画面でそれはもう、すごかったんですから!そしてあらゆる面での最高傑作!ジョーズの次。第2作、3作でどんなにがっかりしたか!なんといってもレイダースですよ! それと、ちまたではコレ、”インディジョーンズ”シリーズですが、間違ってます! ”レイダースシリーズ”です。これ、ホントに! 思いだした!!高校生時、コレみた友人に”ドーだった?”と聴いたところ、”俺、砂漠モノにがてなんだよなあ!”と言った。これには、まいった!俺もその気持ちが、すごく、良くわかったから。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 10点(2011-07-28 01:45:18) |
229.ハリソン・フォード主演、インディ・シリーズの第1弾。 アドベンチャーものはそれまでにもあったけど、大掛かりなものはこれが先駆けかな。 今観るとシナリオにはかなり粗もあるけど、お宝の謎という点ではシリーズ中でも一番面白い。 時には突っ込みを入れながらも、あまり深くは考えず、気楽に楽しむ娯楽映画。 【MAHITO】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-07-23 05:08:13) |
【承太郎】さん [地上波(吹替)] 6点(2011-07-13 12:11:11) |
【おーる】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-10-08 01:57:05) |
226.完成された王道冒険モノとしか言いようのない第一作。 【j-hitch】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-08-17 22:11:25) |
225.スピルバーグとジョージ・ルーカスが組めば面白くない訳がない。ハラハラドキドキの冒険活劇の定番です。ちょっと気持ち悪いところもあるけど、「魔宮の伝説」ほどではない。ラストはもう超常現象ですが、そこは愛嬌ということで。 【きーとん】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-05 22:49:29) |
224.私が小さい頃によくテレビで吹替え放映されていた記憶があり、見るたびわくわくしておりました。新春かくし芸大会にも当作品のパロディがあったようなかすかな記憶があります。確かインディ・ジョーンズは井上順が演じていました。ものごころがつくまで井上順とハリソン・フォードとが同一人物だと思っていたので、プロモーションか何かの際に来日したハリソン・フォードのインタビューを見て、このオッサンは、なんて英語が上手なんだ!と感心していました。 【くまさん】さん [地上波(邦画)] 7点(2010-07-07 02:02:46) |