495.《ネタバレ》 自己改善より自己破壊。 「俺たちは歌って踊るだけのこの世のクズだ」 世の中にはびこるクソのような価値観の破壊。 創造のための破壊とも言えるが、主演の二人にあんなネタバラシがあったとは。 振り返ってみると、不眠症や上司の前での一人殴られ芝居など、別人格の前フリはあったわけだ。 暴走を始める自分自身との葛藤が見応えあり。 フィンチャー監督のメッセージ性の強い作品で、現代社会を批判するメタファーに満ちている。 メタファーはあまり好みではないのだが、それほど難解ではないのでエンターテイメント性も感じる。 閉塞感をぶち破りたい、今の社会や自分自身をぶち壊したい気分のときにはオススメか。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-10-28 00:53:10) (良:1票) |
494.ムダのないつなぎによる展開のなめらかさ。デヴィッドフィンチャーさま、尊敬するわ~。マーラの視点でもう一度見ると二度美味しい。テーマも人それぞれに感じるところが違えど、軸がはっきりしててかつ重い。悲しくハッピーで美しく破滅的なラスト。いやー映画って(略)。ブラッド・ピットの最高傑作だとおもいます! 【460】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-10-03 02:44:35) (良:1票) |
【la_spagna】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-08-31 09:52:07) |
492.見る前に想像していたものとまったく違って、いい意味で期待を裏切ってくれた映画。 |
【pillows】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-03-31 01:04:59) |
490.【改行推奨】 「ファイト・クラブ」はこんな方にオススメ。 ・最近不眠症な人 ・ストレス解消法が物を買うことである ・物欲が高い ・会社の上司に倍返ししたいと思っている ・性欲が下がり気味 さあ!同じ事の繰り返しの毎日から抜け出すために君もレッツNAGURIAI! ただし、SATUJINNやBAKUDANはやりすぎなのでやめておこう! 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-10-16 17:20:33) |
489.《ネタバレ》 「漢の映画」って感じではない。もっと無機質な作品。んでもってフィンチャーの遊びを思う存分楽しむ作品です。この人のセンス大好き。ガイ・リッチーのようにあざと過ぎない(あれはあれで良いのだけど)センスあるお上品な遊びに翻弄されました。特にオープニングは衝撃的にかっこ良かった。監督だけでなく登場人物たちも絶好調。マーラやボブも良いけど、タイラーことブラッド・ピット様の輝きは凄まじい。これはマイベストムービーの一つ。 |
488.《ネタバレ》 あえて、あらすじとか一切見ずに、ファイト・クラブという名前だけで観始めた。このくたびれた主人公が、フィジカルでなにかつかみ、大きくなるのかとおもったら、精神系のものになっていて、タイラーを追い出した頃には分かってきたけど、なかなかよかった。 【min】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-05 21:32:39) |
487.とても笑える、ユニークな作品です。ペンギンが「すべって」だって(笑)。カットとカットの間にチラっと出てくるブラピ?も面白い。昔の映画ならシーンの切り替えがわかったな。小さいころ「あの黒いのなんだろう」って思ってた。飛行機の不時着時の案内の人の顔は確かに落ち着いている。あの石鹸は・・・使いたくないです。 【新しい生物】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-08-08 16:07:13) |
486.これはなかなか良かった。街のお兄ちゃんに「本当にやりたいことをやれ」と言うシーンが印象的。 【noji】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-06-20 00:32:53) |
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485.《ネタバレ》 デヴィッド・フィンチャーの前作『ゲーム』と同じく、物質的には満たされている独身男性がカルトにハマっていく物語です。『ゲーム』はかなり荒削りな内容でしたが、一方本作はより洗練されていて、映画としては俄然面白くなっています。空虚な毎日に嫌気がさしてはいるが、かと言って反発すべき敵も目指すべき目標も見当たらず、生きている実感を得られない主人公の姿などは、多くの方が共感できるのではないでしょうか。また、社会に飼いならされていた主人公が徐々に常識を逸脱していく前半部分には、爽快感すら宿っていました。フィンチャーによる演出も絶好調で、哲学的な説教を合間に挟みながらも、見事なテンポで話が進んでいきます。これほど深く、かつ見やすい映画も珍しいのではないでしょうか。。。 俳優陣も完璧です。役作りが過ぎてイヤミになりがちなエドワード・ノートンの演技も、本作では適度に抑制が利いていて極めてナチュラルです。一方、ブラッド・ピットは堂々たる存在感。大スター・ブラッド・ピットにしか演じられない役柄を演じきっており、彼のスターオーラが遺憾なく作品に活用されています。かつてのピットは鼻持ちならないアイドル俳優と見られており、同性からの支持はほとんどなかったのですが、本作をきっかけに男性ファンをも取り込み、同世代の俳優の中では突出していたトム・クルーズに比肩する人気を得るに至りました。それほど、本作のタイラー・ダーデンはかっこいいのです。フィンチャーもブラッド・ピットの扱いには慣れたもので、難しいところはノートンにやらせながらも、美味しいところではちゃんとピットを目立つようにしています。この采配は見事なものです。。。 残念なのは、後半があまりに飛躍しすぎるということ。社会からはみ出すだけでは満足できず、社会そのものを破壊しようとするに至っては、共感の度合いがぐっと下がってしまいました。後半では演出のテンポも悪くなるし、タイラー・ダーデンの正体が判明した時点で映画が終わってもよかったのではないかと思います。。。 なお、現在では傑作と評価される本作も、公開時には興行的に失敗し、批評的にも苦戦しました。その時にぶつけられた悪評についてはプレミアム版DVDに付属しているブックレットに評論家の名前付きで載っているので、映画の価値を見抜けなかった評論家達の恥ずかしい言動も併せて楽しむことができます。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-06-03 22:18:26) (良:2票) |
484.《ネタバレ》 まさかビューティフルマインドオチとは!!ブルーレイで見たので、ラストのチ○コもバッチシ写ってましたね。これが日本でモザ無しって事は、絶対に作り物って事ですよね。 デビッドフィンチャーという監督の作品を見るのはこれが初めてでしたが、ちょっとエエ格好してる感じが、あくまで僕個人にとっては好みではなかったですね。何か2010年の邦画の「告白」を見た時と同じような、何か全体的に鼻につくなあって感じの演出でしたね。 小綺麗で洗練されてる感じで、「ホラホラ、これカッコよろしいでっしゃろ?ねえねえ?」って自信満々に勧めて来られてる感じですね。それが若干うざく感じました。(何でこう穿った見方をしてしまうのか、そんな自分も面倒くさくてイヤになるのですが…) ただ、この映画の伝えたい事には非常に共感できましたし、いろいろ仕掛けも満載なので、見れば見る度に新たな発見が生まれるタイプの、作りこまれた映画だとは思います。 ちょっと演出が肌に合わなかったのは残念でしたが、何回見ても楽しめるタイプの映画は好きなので、甘めの8点でフィニッシュです。 |
483.《ネタバレ》 あんまり相性のよくないデビット・フィンチャー監督だけど、この映画はけっこう好き。確かにストーリーは陳腐と言ってしまえばそうだけど、やっぱりブラット・ピットとエドワード・ノートンという二人の華があって実力もある俳優の、鍛えられた肉体同士がぶつかり合う姿は見ていて爽快!特に、エドワード・ノートンて狂気に取り憑かれた男を演じさせたら右にでる者は居ないですね。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-21 17:51:25) |
482.《ネタバレ》 快楽を求めるタイマン・ファイトクラブ、もう一人の自分、全て幻か。最期は全てが都会の塵と消ゆ。タイトルからしてしょっぱい汗を流して闘う熱いスポコンのようですが、蓋を開けてみるとダークでシュールな冷めたサイコ・バイオレンス・スリラー・サスペンス。つかみどころのない奇妙な映画。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-01-13 23:26:21) |
481.「セブン」はあんまり好きじゃなかったけど、これはかなり面白かった。こーいうテンポで圧倒される映画の感想を書くだけの文章力がなくて、魅力を書けないのが悲しいところ。。 【amier】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-12-26 15:04:13) |
480.おもしれー!フィンチャー監督の中ではセブンに次いで好き 【キリン】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-12-17 22:59:28) |
479.《ネタバレ》 精神系は観てる間は謎だらけで面白いんだけど オチがどれも同じ(なんでも有り)になってしまう為、どうしても好きになれない。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-12-14 21:10:11) |
478.映像にところどころタイラーのイタズラが混じっていて、それを発見した時の楽しさも良かった!ファイトクラブって題名からバイオレンス前面押しの映画かなと思ってみたので、予想外におもしろかった。 【はちまろ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2012-10-14 18:15:21) |
477.ブラピと台詞が非常にカッコいい! 何回も観ているうちに何でもないシーンと違和感を感じるシーンとがつながっていく脚本は見事。ラストのカタルシスは言葉では言い表せない程の凄さ! 【bolody】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-10 00:02:22) |
476.《ネタバレ》 ラストシーン。ノートンは、アンダーグランド結社のリーダーであるタイラーとして生きていく腹を決めたモノ、と思いたい。村上龍の「愛と幻想のファシズム」をちょっと思い出したりしました。ワタシも、ストリートファイターが殴り合ったりする映画だと思っていたクチ。うれしい誤算。 【なたね】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-06-24 00:35:01) |