416.良くある古典映画だと思っていたけど 思っていたよりずっと面白かった。 時代を感じさせない映画。 |
415.ストーリーが面白く、ヘップバーンがなんとも可愛らしい映画です。 【cogito】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2014-08-04 19:38:32) |
414.《ネタバレ》 ラブロマンス・サスペンス・冒険物語。この3つを存分に味わえますね。次期イギリス女王という身分が故に自由性を奪われ、民衆のように楽しく生活することを夢見るワガママな女の子の冒険物語として十分に楽しめます。今ならディズニーにありそうなお話ですね。さらにグレゴリー・ペックとのラブロマンス。こいつが悪い男でウブな女の子を金儲けに利用しようとデートするわけですが、これぞ吊り橋理論の典型と言わんばかりの大ピンチを逃れて完全に恋に落ちる。なんてきれいなお話なんでしょうか。クライマックスの切なさったらありません。ヘップバーンは世界中に顔がしれている有名人ですから、どこで身分がバレてしまってもおかしくない。街を歩くシーンを見ているだけでもハラハラします。いいですね。一般人が支配する「街」を全く知らない女の子が歩いているからこそのハラハラ感ですよ。生まれたてのポニーを見ているような心境になります。公務中とデート中のギャップが…とか言っていると長くなるのでここまでにします。名作ですよ。 【カニばさみ】さん [DVD(吹替)] 8点(2014-05-23 01:39:43) |
413.《ネタバレ》 結ばれない恋を描いた良作。女優の魅力を味わう映画。 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-03-15 23:58:06) |
412.これほど美しく、可愛いオードリーは観たことない。 これほど親切な、やさしい記者はいない。 これほどローマの観光に帰依したものはない。 これほど楽しく、せつない映画はない。 娯楽の映画の最高峰の一つ。 2013.12/10 X回目鑑賞。 【ご自由さん】さん [映画館(字幕)] 10点(2014-01-30 18:54:51) (良:1票) |
411.《ネタバレ》 恋愛映画の仮面を被った冒険映画ですね。前半の大まかなプロット進行は、①皇族の主人公が世間という名の異世界にポ~ンと飛び込んでいく②夜中に街中で眠りこけるという危機が発生③おせっかい焼きの新聞記者という頼もしい仲間の登場で危機を脱出④仲間から「お金」と「一般常識」という二つの武器を授かったことにより以降わりと楽チン快適ルンルンな冒険が進んでいく。…大体こんな感じです。この中で一番楽しい時間はやはり王女にとっての人生初の街中探検でしょう。この王女というのがまた「みんな、あたしに危害を加えないでね、大切に扱ってね」光線をバシバシ出してくるので(本人にはその自覚が全く無いというのがミソ)道中を見守る我々は楽しくって仕方ないです。なんていうか、この映画を観ていると、「ローマの休日という名の動物園の中で、オードリー・ヘップバーンという名の珍獣を見守る」という感覚に陥っちゃいますw「あ、自分ひとりでジェラートを買えた。あ~良かったねえ…。あ、おじさんが花をプレゼントしてくれた。あ~良かったねえ…」こんな感じの楽しみです。また、我々凡人というのは「世間イコール我々」という意識をなんとなく持っているものなので、王女が世間の楽しさを理解していく度に「ああ、なんだかヘップバーンが我々に近づいて来てくれている…」みたいな心地よい錯覚にも陥ります。この辺りはヘップバーンというキャラクターの特性が存分に生かされている本当に一番楽しい時間です。だがしか~し、蜜月の時間は長続きはしません。やがてペック扮する新聞記者との別れのときがやってきます。「なんと申しましてもローマです」の一言に成長の証を見せる王女。そんな王女との思い出をそっと胸の内に仕舞い込み、記者は静かに去っていく…。いや~素晴らしい。ウケる要素をふんだんに盛り込んだ上にラストまで完璧だなんて、なんていい映画なんでしょうか。なかなか隙の無い映画ですが、しいて言えば全体的にちょ~っと編集がヌルめかなと思えました。名手ワイラーも、ヘップバーンの魅力に客観的な判断力を微妙に狂わされたでしょうか。編集というのは重要な部分なのでちょっぴり辛めに7点です。む、我ながらこれはちょっと辛すぎかな~?でもまあ限りなく8点に近い7点という事で…。 【バーグマンの瞳】さん [地上波(字幕)] 7点(2013-09-04 19:02:35) |
410.《ネタバレ》 「不朽の名作」とは、この作品の為にある言葉だろう。 「色褪せる事の無い」も。まあ、もともとセピアだけども。 オードリーの茶目っ気、グレゴリーの品の良さ、 ロマンス、コメディ、冒険…、それら全てのサジ加減が絶妙。 何より、単純なハッピーエンドではないラストが残す余韻が実に素晴らしい。 ラストの記者会見の際、ライター型カメラの秘密をバラすのだが この時代だからこそ「あら!それで撮ってたのね!もう!」で済む。 超望遠レンズで英王室キャサリン妃のプライバシーを侵害しまくっている 下品な現代においては「ステキなタネ明かし」にならないだろう。 お金になるだろうけどバラさない記者とカメラマン。 ずっと秘密にしましょう…という大人の判断。 洒落た言い回しで「安心して」と伝える彼の優しさ。 パパラッチのクズは、この映画を観て心を洗い直したらどう?。 【じょるる】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-09-02 05:10:00) |
409.何度みても飽きないですね、主人公二人には男女どちらもそれぞれ恋に似た感情をもつのではないでしょうか。ヘップバーンのみずみずしさが画面からあふれるようです。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-06-24 07:02:53) (良:1票) |
408.《ネタバレ》 名作再上演企画で劇場鑑賞してきました。惚れてまうやろって感じ、責務を果たすと決めた後のアン王女のオーラ感が素敵でした。 【ないとれいん】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-04-20 22:26:41) |
407.テンポの良い萌え映画。単純ながら飽きさせない構成、印象的なセリフの数々、キャラの立った登場人物たちに引っ張られて、いつの間にか見終えている。ヘプバーンの美しさばかりが語られ、そして実際に彼女は美しいのだが、映画としての骨組も非常によく出来た作品。 【肛門亭そよ風】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-12-29 07:27:12) |
|
406.名作映画の代名詞。幾度となく見てるけどやっぱりいいですね。ちなみに公開された1953年は元号で言うと昭和28年。日本ではNHKが初のテレビジョン本放送した年です。 【時計仕掛けの俺んち】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2012-10-03 00:16:04) |
405.観るチャンスは山ほどあったのに食指が動かなかったんですよ。この夏初めてCSで通しで観ました。やっぱり私には合わなかった。思った通りの結論でした。とはいえ、役を断ったというケーリー・グラントくらい色気のある男優が演じてたら、私の好みの作品になっていたかもしれません。でもそれだとかくも大勢の支持を得る作品にはなってなかったかもね。 【おばちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-09-26 20:07:11) |
404.《ネタバレ》 「公人」としての王女と「私人」としてのアンの葛藤を底に秘めつつ、初デートのういういしさを描いたロマンスや、逆シンデレラ(最初の謁見シーンで靴を脱いだ)としてのおとぎ話の要素も織り込んだ豊かな映画。ラストの記者会見で泣けてしまうのは、やはり公人と私人のテーマが生きてるからだろう。王女は公人の窮屈さから逃亡し、休日を得る。でも彼女は責任は捨てられず、自分の義務に戻っていく。ここに彼女の人としての成長がある。それは痛ましくもあるが、人として大きくなったことを描く記者会見が付く。あくまで公の会見でありながら、そのなかに恋人同士の「対話」を織り込んだシナリオが秀逸で、一番思い出深い都市はローマときっぱり宣言する晴れ晴れしさ、公人に戻っても私人は消えていないことを告げる輝かしさがいい。会見の始まりで、二人の視線が合った瞬間にあたりのざわめきが消え完全な静寂が訪れ、「公」の場に「私」の回路が生まれたことを知らせる優れた音響演出も忘れてはならない。それにしてもオードリーはモノクロからカラーに変わる絶妙のタイミングでスクリーンにやってきた。本作や『麗しのサブリナ』や『昼下りの情事』がもしカラーだったら、彼女は妖精とは呼ばれなかったのではないか。カラーのオードリーも美しいが、あくまで地上の美女であり、色でなく光で描かれた彼女こそ妖精と呼ばれるにふさわしい。 【なんのかんの】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-09 09:15:07) (良:4票) |
403.《ネタバレ》 いつ見ても色褪せない、不朽の名作。 色はカラーではなくモノクロだが、不思議と違和感がない。 この映画の最大の魅力は秀逸な脚本であり、いろんな意味でバランスが取れているところはもはや神の領域に来ていると言っても過言ではないだろう。 単なる王女の逃避行に終わらせなかったところが素晴らしい。 ちょっと男たちが可哀想すぎる気もするが、金では買えない想い出は一生残るもんなぁ。 子供の頃に見たとき、なぜ記事を発表してしまわないのか、なぜせっかく取った写真を渡してしまうのかを理解できずに戸惑ったことを思い出す作品。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-05 22:12:46) |
402.《ネタバレ》 いやー、いいなあ!すきなところ。最後のマスコミ記者達の自己紹介。フィガロやルモンドやフォトサービスやアメリカンニュースサービスとか!かっちょいいぜ!(間違ってもよみうりとかぶんしゅんとかいないよなあ)それから、最初のころ、女王にバレまいと、ジョーが友人のキャメラマンに使う、足技や水ぶっかけの超高速の機転のよさ!イケシャーシャーとすずしい顔して、ようヤルゼ!。ワルだねえ。そんで、仕事の成功も彼女もあきらめる、あの悲劇のラスト!女王の高貴さと同様、アメリカン、ジョーも非常にサッパリ清潔にサヨーナラ!あーあ。オレだったらあの後、アパート帰れんぜ。 これのオードリーヘプバーン(また、カッチョイイ名前だねえ)に関しては、わたしの筆では表現不能。でも、なんかこの女王は、ふつうにトイレ行きそう感じでいいね! ッ追加アー!!こないだラジオ聴いていたら、コの作品のハナシになって、なんと、この作品のお二人、この作品の中で、実は”ヤッチャッている!!”ンだ、という説!大人になって見直してみて、解った!ということをオッシャっていた!”ヘーびっくり!!”今度見直してみよう!(雰囲気ブチコワシ??) まあ、もっともこれはあまり信用のおけない”男二人”の説であったが。 【男ザンパノ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-09-03 23:40:09) |
【なますて】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-08-05 01:06:57) |
400.夜のベンチに絶世の美女が寝ていて、声をかけたら、寝ぼけたまま自分のアパートまでついて来ても、隣で寝るだけのグレゴリー・ペックの自制心は確かに見事だ。尊敬する。当然、私にはまねできない。 【パセリセージ】さん [DVD(吹替)] 9点(2012-07-21 21:38:13) (笑:3票) |
399.もはや説明不要な名作。個人的にはオードリーが一番可愛い映画。 【movie海馬】さん [地上波(字幕)] 9点(2012-07-19 21:32:15) |
398.《ネタバレ》 オードリー・ヘプバーンは、この映画の為に生まれてきたのでは?と思う位素敵です。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-14 18:39:05) |
397.半醒半睡状態のヘプバーンがグレゴリー・ペックのアパートのらせん階段で見せるサイレントギャグの冴えを始め、ワイラー印の「階段」の数々は本作ではロマンチックなアイテムとしてある。 一方で得意のパンフォーカスによる縦構図も、夜の別離のシーン(駆け去るヘプバーンと、それを手前の車中から見送るG・ペック)や、ラストの記者会見シーン(画面奥から手前へと順々に握手していくヘプバーン)などに活かされているのだが、その用法は実にさりげなく抑制的であり、技巧が前面に出てくることはない。 その代わりに際立つのが、(本作以前と比して)ワイラーらしからぬ「通俗的」切り返しのモンタージュの多用である。 そのエモーショナルなクロースアップの数々と視線の劇は結果的にスター映画として主演二人のスクリーンイメージのアップに大きく貢献すると共に、その「物語」を最も効果的に語り切ることとなる。 自身の持ち味である映画的技法を抑制し、突出させぬこと。説話に徹することで原作(Story)の美点を最大限に引き出すこと。 それこそが、赤狩りの渦中ワイラーへ累が及ぶのを懸念しノンクレジットに徹した原作者ダルトン・トランボに対する映画作家の敬意と報恩だったのではないか。 密告と不信の時代に「信頼と友情」(「faith in relations between people」)の主題を王女とアメリカ人記者とカメラマン(エディ・アルバート)の間にさりげなく忍ばせた脚本の声高でない慎ましさ。 それは劇中の会見の場で、主演二人が交わす短い台詞の背後に込められた万感の真情とも響き合う。 恋愛劇・ビルドゥングスロマンとしての魅力と、劇中でヘプバーンが飲むシャンペーンのような軽妙なコメディの奥に、時代の切実なテーマ性を含ませたストーリーの豊穣。 そしてそのストーリーに奉仕する為、自らの技巧を透明化してみせたワイラーの矜持に打たれる。 50周年記念ニューマスター版において、デジタル修復によって初めてクレジットされたStory by Dalton Trumboの記名が感慨深い。 【ユーカラ】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-03-23 22:54:11) |