50.《ネタバレ》 前半ではたんなる日常生活や、隣人とのうっとうしい付き合い、ひたすら陣痛に耐え忍ぶミアの姿を見せ続けられ、「なんでこれがホラーなんだ」と疑問を感じつつ観ていた。 しかし、童話作家の死から一転して、ミアの世界が一変し、ストーリーが転がるように進んでいくのを見て、「すげえ、面白いな」と変わっていった。 今まで見てきた平凡な日常生活が何もかも疑念を抱かざるを得なくなり、また、今まではそんなこと考えもしなかったのに、誰を信じられるのか、誰を信じてはいけないのか、頭を悩まさざるを得なくなる恐怖がきちんと描かれていた。前半の平凡な日常生活の描き方が逆に良い効果をもたらしているおかげだろう。 また、ミアの神がかった演技、ポランスキーの演出により、これがミアのたんなる妄想なのか、それとも本当に陰謀なのか、見ているこちらにも分からなくなる仕組みもまた面白いと感じた。 前半はもうチョイ悪魔的な要素や、隣人や医者の胡散臭さ加減を若干押さえた方がいいかなという気がする。やはり、あまりにも胡散臭さを感じさせると、どうせ皆グルなんだろうと勘ぐって見てしまい、ラストへのインパクトや効果を減少させてしまうのではないか。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-30 21:33:16) |
49.子供の頃はじめて観て、こんな怖いの二度と観ないと誓った。 【バイオレット】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-12 01:32:55) |
48.ミア・ファローが可憐。妖精のよう。可憐な女性がどんどん追い詰められ変貌していく様が 痛々しい。個人的には悪夢の映像が、私の見る悪夢の雰囲気に非常に近く、何だかとてもいや~な気持ちになりました。薄気味の悪さと、ミア・ファローの可愛さの対比が面白いです。洋服もとてもかわいかった。 【タマクロ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-29 12:29:44) |
47.ポランスキー監督の色彩的センスはいつも関心します。映画の色を雰囲気で表したり、逆に、雰囲気を色で表現したり。本作品も冒頭から、不気味な雰囲気の色調が悪魔の存在をほのめかし、明るい穏やかな色調が現代の合理的な常識を表現し、悪魔は居るのか、主人公の思い過ごしなのか、と観る者の心理を引っ張っていきます。最後まで、悪魔の姿どころか、決定的な物を見せることなく、ゾクっとさせる手法はさすがだ。 【パセリセージ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-24 23:19:21) (良:1票) |
46.ローズマリーの妄想の方が良かったかもしれないが、こういうラストもOKかなと。観ていてやり過ぎにならないか途中不安だったけど良く纏まっていると思います。特に赤ん坊の映像を見せてしまうのかとヒヤヒヤ、あそこで赤ん坊を見せたら全てが崩れるとこでした。そこは監督も解っていたのかミア・フォローの表情で恐怖を演出するあたりは監督・俳優ともにお見事!見せ過ぎるどこかのホラー映画とは違う! それにしても、赤ん坊の泣き声は耳に付いて離れない・・・「イレイザー・ヘッド」が妊婦の夫が観てはいけない映画なら、これは妊婦さんが観てはいけない映画かも。何にしても、不気味な赤ん坊という意味では双璧をなしてると思う。 【ペリエ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-05 16:37:57) |
45.さ~て、今日はここで【りく&あん】さんを待ち伏せする事にしよう。来るかな~♪他の部屋に行っちゃうのかな~♪///この映画はオープニングのビル街のシーンから一瞬にして観客を物語に引き込む力があります。ミア・ファローがどんどん神経質になって行く様も実にリアリティがあって、ホラーが苦手な私としては心臓バクバクで最後まで全然目が離せませんでした。多分はたから見たら彼女ちょっとヘンに見えるだろうけど、実際マトモなのは彼女の方じゃないスか。そう思うと何がマトモで何が狂気なんだろう?と背筋が寒くなります。あと↓【かーすけ】さんや【ねこ】さんが指摘されてますが、ミアのファッションがカワイイです。彼女が妊娠前に着ていた縦縞のストンとしたワンピース、同じのを私持ってます(色違いだけど)!ビックリ! 【黒猫クロマティ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-06-01 22:32:30) (笑:1票) |
44.《ネタバレ》 はっきりと幻覚と解かる妄想を描いた『反撥』とは違い、こちらはより現実的な妄想を描く。と言っても、妄想なのか現実なのかははっきりしない。この映画は、ローズマリーが提示する漠然とした証拠の数々を見せることで「現実」であると主張し、新生活と妊娠、加えて隣人の自殺による不安な心理を加速させる状況に「妄想」を主張する。この観客を引きつける曖昧加減がうまい。妄想でも現実でもどっちでもいいから彼女を助けてほしいと思わせるミア・ファローのか細さを前面に出した演技も我々を引きつけて離さない要因となっている。最後は現実なのか妄想なのかを見せて終わるのかと思いきや、そんなことをすっかり忘れさせてしまうようなローズマリーの母たる顔というとんでもない力技で終わる。うーん、うまいのか、ずるいのか..。 // 追記//↓↓うわっ!びっくりした!読まれとるやないですか!! 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-06-01 18:45:36) (良:1票) |
【真尋】さん 5点(2004-12-25 11:05:42) |
42.カルト集団ネタは現在ではそれほど珍しい感じはしませんが,そこそこ面白かったです. 【マー君】さん 6点(2004-11-27 16:01:56) |
【みんな嫌い】さん 6点(2004-10-24 21:25:02) |
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40.こわ!なにこの恐さ!うまい!けど宗教ってこわい…。 宗教の力で出世するとかさ、どこの国でも変わらないというか……いやいや、なにもいうまい。隣人に呪いかけられちゃうかもしれないものね。いや、まじで。 それにしてもローズマリーの服がかわいかったなぁ。 |
【3737】さん 3点(2004-09-18 23:51:13) (笑:1票) |
38.結構初めの方でオチが分かってしまった(→そのラストも、どうせならもっと後味悪く終わっても良かったんじゃないかなあ)。まぁしかし作品全体の感想としては、非常に面白かったです。格調の高いホラーってかんじ。スティーブンキングの小説にも通じるような、心理的に掘り下げた怖さがありました。本当にこれは、ミア・ファローの為の映画ですね。 【凛】さん 7点(2004-09-05 16:16:49) |
37.ニューヨークの街並みを斜めから撮影してあるシーンがあるが、画面に釘付けになってしまう強いアクセントがこの映画のミソだと思う。それにところどころに散りばめられた複線の数々が絶妙。でもこの映画は母性愛を一番描きたかったんじゃないかと思う。自分の産んだ子供が恐ろしいのだけれども、恐る恐る見つつも子への愛を感じさせる表情。劇中を通してミア・ファローはホントに演技が巧い。 |
36.《ネタバレ》 まことに愛らしい新妻ミア・ファロー。妊婦服(!)の生地にも○人生活や主○の友の元愛読者なら遠い目必至。でもわざとなのかどうか、最初の一着はややこし格好やね。♪BGMもおフランスみたいで可愛いやん~と序盤思わせといて、以降は怖がらす怖がらす。見えない分娩・赤ん坊に経産婦さん以外はビビることでしょう。ゆりかごを覗くおののきミアはちょっとオーバー? 候補だったチューズデイ・ウェルドならどうしたやろ?観てみたいと思いました。可愛いBGMは♪スキャットに変わりました、ゾッ。 【かーすけ】さん 8点(2004-05-14 20:37:50) |
35.《ネタバレ》 ポランスキー監督ならではの上質なサスペンス。とりわけミア・ファローが素晴らしかった。妊娠を喜ぶみずみずしい笑顔から不安と皆に対する不信でどんどんやつれていく姿は見ていてゾッとした。悪魔に魂を売り渡した夫(しかも己の出世の為)の顔に唾をはきかけ、悪魔の我が子をいとおしく見守り、育てようと決意する姿に強烈な母性を感じた。 |
34.恐いわ〜、このゾクゾクとネチネチと迫り来る人間的な恐怖。奇妙な隣人達、ローズマリーは何をされたのか?心理的恐怖ってことでオーメンに匹敵するモノがありました。 あとビデオ(DVD)パッケージの写真が最高! |
33.ショートカットのミア・ファーローがだんだん追いつめられていくのは、なんかゾクゾクします。隣人があまりに優しすぎるのは警戒しないとね(笑)。 【オオカミ】さん 7点(2003-11-20 07:57:03) |
32.可愛らしい題名にだまされました。ミアファーローがどんどんやつれて行く姿に寒気を覚えました。 |
31.こりゃすごい!ポランスキーは天才です!ローズマリーの夢の映像と、耳をつく音楽は背筋を凍らせ、目を見張る勢い!脚本もすばらしい!時計の音とピアノの音、赤ちゃんを見せずに、恐怖を見せる、とても上出来の作品に仕上がってます。 【あろえりーな】さん 9点(2003-10-11 17:34:49) |