57.ちょっとちょっと。これ、R指定じゃないんですか(汗) 【ぽめ】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-04-04 10:58:22) |
56.《ネタバレ》 戦争や弾圧で死んだ一人一人に、弟、妻、父、母などなど、その死を慟哭する肉親がいるわけです。だから、戦争で死んでいった一人の兵士の姿を描くとき、他にもいっぱい、「同じように」、死んだ人がいるんだ、ということを想像させる、というのが戦争映画の大事なお約束だと私は考えます。、、、ラスト、兄の遺骨にすがる弟を見て、何十万という、この戦争で死んだものたちへの哀悼の気持ちを感じることができるでしょうか。、、、兄は、弟を助けるために、同胞を殺しまくっただけで、他の同胞と同様に死んだ、とはとても思えない。、、、、、兄弟の絆は、同胞の命よりも尊いということなのでしょうか。、、、戦争は人々の意見、感情の対立から生じる政治的なものです。家族は、政治的なものよりも尊いのよ、というのも確かに一つの考え方ですが、そういう考え方に従うと、戦争について説得力のある語りはできないと私は思います。、、、個人的な恋愛感情よりも、祖国統一を選び、最後まで金正日に銃口を向けた「シュリ」のラストは何だったのだろう。とても同じ監督の作品とは私には思えませんでした。、、、ということで、私には、この映画は、自分たちもプライベートライアンのような映画が作れるんだい、韓国映画は、大国アメリカ映画にも肩を並べたんだい、という虚栄心の誇示のためのものにしか見えませんでした。、、、、、ただ、南の軍隊が、強制連行のように形成されていく過程や、相当に暴力的なアカ狩りが行われていたことなど、いわばこれまでタブー的であったことにも触れている点だけは評価できると思いました。 【王の七つの森】さん 4点(2005-03-28 23:44:15) |
55.なかなか面白かったです。僕が今まで見た韓国映画の中では一番よかった。皆さん書かれてる通り、戦闘シーンがすごくよく出来てる。後半の戦闘機墜落などの一連のCGシーンには少々不満ですが、CGを使っていない戦闘シーンは、迫力あってリアルでした。みんななかなかの熱演ですし、ストーリーも人をひきつける力を持っています。兄貴が北の一味になってやってきたのはちょっと閉口しましたけどね、、、。 【あろえりーな】さん 7点(2005-03-28 02:38:55) |
54.《ネタバレ》 点数に関係なく前述の皆さんの言われてる事の多くに共感します。戦闘シーンのリアルな迫力はハリウッド映画並みの激しさで、一体どうやっって撮ったのかと思うほどです。主演の俳優はじめ韓国俳優の熱演にも感心します。 ただこういう素晴らしさの反面マイナス要因もあって、臨場感を出すハンディカメラが終始ぶれて見難い。これがほとんど全篇の戦闘シーンやそれ以外でも多用されるのはかなり辛くて気になります。 ストーリーの甘さに突っ込みどころも多々あります。いきなり強制徴用された素人が職業軍人のような活躍をしたり、弟が死んだと思い込んだ兄が敵方に寝返って活躍、そこへ弟が一人で乗り込んで再会、無事なんてのはあまりにご都合的・安易な感じです。このあたりをはじめ話にリアリティがなく、悲劇性を盛り上げるような演出にはかえって醒めてしまいます。 泣けたのは混乱の中で兄弟の出征を見送る母が列車を追うくだりや、婚約者の悲劇など兄弟愛とはまた違う戦争の悲しみでした。同じ同胞が戦った朝鮮戦争という国の悲劇、これを兄弟愛を軸にすさまじく迫力のある映像で再現した、という韓国映画の勢いと俳優のうまさは実感します。 【キリコ】さん 6点(2005-03-27 00:04:23) |
53.人間が人間を殺して生きる意味ってなんだろう。 【武蔵】さん 6点(2005-03-20 15:42:23) |
52.「シュリ」の監督のカン・ジュギュが久々にメガホンを取った,渾身の戦争力作。韓国映画の底力を感じる作品である。庶民を犠牲にし,同一民族が憎しみ合う結果となった戦争を生々しく描いている。でも、弟を除隊させるためにやみくもに危険な任務を志願する兄には、何かうそっぽさを感じてしまいました。前半部分と比べると後半の展開がドラマチックすぎてついていけません。題名のように、テーマは兄弟愛だったかもしれませんが、兄の妻が北のスパイと疑われる場面など、同じ民族なのに分断させられてしまった朝鮮半島の悲劇の方に興味をより強く感じました。 |
51.戦闘シーンは良かったが、人間の内面が描かれていないのでダメ。兄の狂気ぶり、伝わってこないし。 【しょりちゃん】さん 4点(2005-02-28 12:25:22) |
50.戦争映画としては面白かったよ。戦闘シーン迫力あったし。 【ゆきむら】さん 9点(2005-02-07 22:11:03) |
49.なんか、小星わこのみなしゃんのレビューを見るまでわ10点!!!って感じゃったんやけども‥、みなしゃんの意見を聞いて、「そういえばそうかも‥」みたいなんがいっぱい出てくる映画なんやね。ショック。めちゃ号泣したのに。。。けど、低俗な映画とかわぜっったいおもわへん。確かに、展開とかにわちょっとむりあるけど戦争のせつなさを、素直に受け取って欲しいにゃ~。これから見る人にわ。 【小星】さん 7点(2005-01-31 03:38:39) (良:1票) |
48.ちょっとあざとすぎるくらいに近頃のハリウッド戦争映画だった。中盤以降(弟が義姉に会いに行くところ)からちょっとだれたかな。 それにしても・・・なんで他国の戦争映画だとこうも「感動した!!」だの「戦争の悲惨さを知った!」だのいう輩が増えるのだろう??? 【よっふぃ~】さん 5点(2005-01-29 02:23:54) (良:1票) |
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47.観る前には戦争映画でどうして『ブラザーフッド』という題なんだろうと思っていましたが納得です。しかしながら、ジンテとジンソクの登場シーンで仲の良さを強調しようとするあまり、少し気持ち悪いです。いい年して手を繋いじゃったりアイスキャンディー一緒に食べたり。 そしてその後の急展開にビックリ。戦争開始から一日であんな理不尽に徴兵されちゃうんですかね?懐疑的になってしまいました。母親が追いかけるのを兵士が誰一人止めないのも変でした。 戦闘部分の描写は素晴らしいですね。ただ最初突然襲われたときは画面がグラグラで見ていて気持ち悪かったです。あと、途中夜の戦闘シーンで画面が暗くて何がなんだかよく分かりませんでした。でよく分からないうちに終わってて喜んでて、あ、そうなのってついていくのがやっとでした。 話にはあまり乗れませんでしたね。あんなに綺麗な嫁さんと優しそうな母親いるのに、「自分よりも弟を」と思うのかなと。僕があのお兄さんなら病弱な弟をかばって共倒れするより自分が生き残るほうに全力をかけると思いました。弟も弟です。一人前になってから兄に文句たれてくださいな。と思ったら突然弟もパワーアップ、よく分かりませんね。 【暇人】さん 4点(2005-01-28 00:06:04) |
46.《ネタバレ》 きっと戦場シーンの悲惨さ、恐さを出すために序盤の演出が必要だったのだと思いますが、他の方が書いておられるように、ちょっと引き気味で見てしまいました。弟を想うが故、戦争の「狂気」に身を投げ出す兄と、戦場という環境に身を置きながら飽くまで「人間らしさ」を忘れない弟。はたしてどちらの心が美しいのでしょうか。「思いやり」の心が肉親に向けられるか、知人を含めた周囲の人々に向けられるか。その点に関しては、色々考えさせられました。ただやっぱり弟を悲惨な戦場から救いたいがために、全てを犠牲にした兄の精神は強かったと思う。そこが共感できただけに、冒頭の恋人同士のような兄弟のシーンと、ブツ切りの編集が非常に気になる。それにそこそこテンポは良かったんだけど、途中ダレるシーンがかなりあった。レーザー光線のような弾丸もちょっと邪魔くさい。だからそのあたりでちょっとマイナスです。 あ。チャン・ドンゴンはカッコ良い。ぺよりも全然カッコ良い。 |
45.《ネタバレ》 良くも悪くも韓国人特有の極端な考えが出た作品。話の軸の「兄弟愛」ってのが非常に極端。冒頭では気持ち悪いくらい弟を溺愛していて、弟の為なら命も捨てる(親も嫁も捨てる)ような極端な考えの兄ちゃんが、戦争で勲章を取れば弟を除隊できると聞いた途端にさっきまで溺愛していた弟には目もくれずひたすら人殺しに走る極端な兄ちゃんになっちゃったり、弟が死んだと思い込んだら北に寝返って狂った顔で南を殺すわ弟生きてると判った途端に我に返って北をマシンガンで殺すわで極端すぎて怖いです。もう途中から「兄ちゃんもういいよ」って何度も観るの止めようと思った。その辺の人間描写をキッチリしてくれれば感動作に成りえたのに。戦争とはこのぐらい人間の精神を蝕むって事?あと極端にグロいのもどうかと。思わず食べていたキムチとチヂミを吐き出しそうになってしまったじゃないですか。戦闘シーンがやたら多いんですが、それがなかなかの迫力で目が離せない。ストーリー展開も意外性アリ。50年前まで戦争をしていただけに、韓国の戦争映画は怖いほどリアリティがある。このクオリティの戦争映画は日本では絶対に作れない。なんだかんだ言って観る価値のある映画。 【カワサキロック】さん 7点(2005-01-26 14:46:38) |
44.CMで予告編を観ていた時が、一番良かったかもしれない。実際に作品を観てみると、既に皆さんがおっしゃられているような「アラ」が、見つけたくもないのにどうしても目に付いてしまう。企画や構成の段階では非常に面白そうだったのに、無理な脚本で名作になり損ねたような印象でした。 【wood】さん 6点(2005-01-15 09:09:14) |
43.《ネタバレ》 婚約者が殺されるシーンから涙腺ゆるみっぱなしでずっとウルウル状態だったのが、エンドロールで爆発、泣けて泣けてしょうがなかった。 感動しました。 ”プライベートライアン”のストーリー性と”ブラックホークダウン”の映像技術の高さを併せもった作品だと思います。 ほんの60年前に日本でも起こっていたことであり、そして現在も海外で尊い命が一瞬で奪われている現実を忘れてはいけないと、月並みな言い方だけど、こういう戦争映画を観るたびに思います。 ストーリーで現実にはちょっと無理だと思う設定もあったので-1点。 それにしても韓国映画は最近素晴らしいですね。 【momo】さん 9点(2005-01-10 00:30:14) |
42.泣いた。感動した。でも、長い、長すぎるよ。信じられないような白兵戦など怒迫力の戦闘シーンだったが、その戦闘シーンが多すぎて中盤ではかえってだれてしまった。でも最後に泣いた。感動した。 【北狐】さん 8点(2005-01-07 23:16:08) |
41.《ネタバレ》 兄貴はランボー並に強いのと、途中で180度性格が変わったのには面食らった。 弟は綺麗事だらけで正直見ててイライラした。本当に迷惑な兄弟だと思う。 それと映画長すぎ。危なかった。 【たこら】さん 5点(2005-01-03 19:07:56) |
40.《ネタバレ》 弟が殺されたと思い込み、頭が可笑しくなって敵地で戦っている兄を弟が救出しにいく話は、「ディアハンター」ですかね。外見は似てるけど日韓の国民性の違いがなんとなくわかる作品。 日本人は国家を信頼してる(だから残された家族を心配せずに特攻なんてできる)けど韓国・朝鮮人は国家より血縁(特に兄弟の絆)が心のよりどころなんですね。(血縁者が殺された場合は簡単に敵国側に回る)戦闘シーンは良かったと思うが、男兄弟に限定し過ぎているので内容のスケールがこじんまりしている感はある。 【Waffe】さん 8点(2004-12-17 17:38:55) |
39.《ネタバレ》 早くに亡くなった父親代わりに弟の面倒を何くれとなく見る兄、戦場で命乞いをする敵を撃ち殺せない心優しい弟のお涙頂戴映画か…と最初の方で思ったが、後半はどんどん重くなる。弟を除隊させたいばかりに鬼神となって敵と闘ううち、人の心を見失う兄、その兄の変わり様に心を痛める弟。守るべきものをすべて失った後、兄は本当に人の心を失ってしまう。だが、心優しい弟が命がけで戦場のまっただ中へ飛び込んでいき、餓鬼のように人を殺し続ける兄を再び人の姿へ引き戻す。心を取り戻した兄は再び身を捨てて弟を救おうとする。だが、私は兄も弟に救われたのだと感じた。故郷の友達、同じ民族が殺し合い、憎しみ合う、吐き気がするような凄まじい負の感情がスクリーンを覆い尽くし、頭がくらくらするようです。だけど、兄弟が再び互いの心を理解し合う場面で何とも言えない「癒し」があふれる。感心したのは、ことさらに政治的なメッセージを打ち出していない点(マーケティング上の判断かもしれないが)。反共、反米、反日、何がが突出してる印象はなく(韓国や北朝鮮の人が見たらどうなのか分かりませんが)、そこがかえってリアリティを感じさせる。国で一番の売れっ子俳優を使って、こんな骨太な映画がつくれる韓国のパワーにも脱帽。場面の切り替えがややせわしなく感じたり、ちょっと突っ込みたくなる所もあったけど、久々に涙腺を乱れ打ちされた。しかし、遠い過去の出来事を描いた物語ではあっても、同じようなことは今も海の向こうのどこかで続いており、朝鮮半島は今も分断されているという現実を思い出し、ふと我に返る。いろいろなことを考えたくなる映画でした。 【しまうま】さん 8点(2004-12-17 15:02:10) |
38.《ネタバレ》 ひさしぶりにウルウルしてしまった。列車での別れのシーンでもうだめだった。戦争シーンも圧倒的な迫力で素晴らしかった。チャン・ドンゴンの演技よかったです。 【kenz】さん 7点(2004-12-16 18:11:26) |