【夏目】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-06-12 11:44:18) |
18.確かに三船も良かったけど、それ以上に志村喬の「生きる」からは想像も出来ないような演技に驚いた。 【ボーリック】さん 8点(2004-02-03 02:08:04) |
17.宝石の原石のような作品。見て損はない。しかし、俳優のセリフが明瞭に聞こえない。全体に緊張感とテンポを与えるためなのか、滑舌が悪いのか?それとも、当時と現在と余りにしゃべる言葉が違ってきていて、聞き取れないのか?字幕をつけてほしいくらい。それにしても、この時期、高価にしても、アメリカからストマイ入ってきていたはず。抗生物質を使おうという話も出てこないのはなぜだろうか。 【みんな嫌い】さん [DVD(邦画)] 5点(2004-01-11 11:09:59) |
16.古い映画だからもちろん演技のセンスも演出も古い。でも三船がすごい。ギラギラした抜き身の刃のような迫力に参った。 【天球儀】さん 6点(2004-01-04 08:32:26) |
15.暗い雰囲気がどうも好きになれない。やはり時代の流れを感じてしまう。三船は怖すぎる・・・。 【神谷玄次郎】さん 6点(2004-01-03 22:34:19) |
14.黒澤映画っていかにも演技が「芝居じみた」感じがあるのですが、この映画の志村喬、大袈裟に「フン!」と鼻を鳴らして大見得を切ったり、ちとやり過ぎ(鼻を鳴らすんじゃなくて、明らかに「ふん」と言ってます)。まあしかし、この映画がこれ程印象的なのは、そういうややコミカルな志村と、殺伐とした三船との関係など、その強烈な「対比」にあります。白眉はなんと言っても、例の、状況にまったくそぐわない音楽「カッコーワルツ」の挿入ですね(何しろインパクトあり過ぎて、街角の信号が「ピッポー、ピッポー」と鳴っているのを聞いただけでこの映画を連想しちゃうのよね)。今、映画で同じ事やったら随分ベタな映画になるかもしれませんが、つまりそれだけ、こういう表現方法が定着してきたという事でしょう。 【鱗歌】さん 8点(2003-12-20 08:11:13) |
13.ヤクザ映画は得意じゃないけど、これは好きです。印象的なのはなぜか泥沼(泥の水溜り)のシーン。 【もちもちば】さん 8点(2003-11-07 23:27:33) |
12.三船の画面から飛び出してきそうなギラギラした迫力がすごい。台詞が聞き取りにくさなんて、ちっとも気にならなかった。夏の季節感の出し方が抜群、これは「野良犬」にも感じたことだ。物干し竿で、死んだ三船を捉えたカメラの動きに注目。ちょっとした場面のカメラの動きが素晴らしい。 【ひろみつ】さん 9点(2003-11-06 22:35:10) (良:1票) |
11.物を投げまくる志村喬に驚いた。この作品の三船は、見た目は良いのですがあまり魅力を感じませんでした。やはりやくざにろくな者はいないということでしょうか。 【のほほん息子】さん 6点(2003-10-31 03:17:55) |
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10.志村喬の顔が現代人のようでした。 そしてそのように見えるということはいまにつながる思想を持っているということです。50年以上前にそんな顔を持つということはいまにつながる普遍性を持っているということです。 それを知って感動してしまいました。 【COZZENN】さん 8点(2003-10-22 22:31:52) |
9.医師、松永、岡田の関係やバックボーンがあまり良く判らず、それぞれの心境が少々伝わりにくいと思う。命を棄ててでも成り上がるヤクザ渡世と命の尊さを伝える医師、もっと2人が早く出会っていればと思わせる。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2003-09-14 08:30:47) |
8.黒沢曰く、「これが俺だ」。黒澤監督が自分流を見つけた記念すべき傑作。道徳を描きつつも、三船敏郎演じる結核もちのヤクザが、主人公より出てくるを抑さえきれなかったという。これが効きました。黒澤、三船の黄金コンビスタート。戦後の混沌としてよどんだ町は、生きるものの力を感じる。 【チューン】さん [映画館(字幕)] 9点(2003-06-27 02:05:09) |
7.(軽いネタバレ)冒頭、三船が志村に弾の摘出手術をしてもらうシーンがある。三船の、その痛さを我慢する表情と志村の鉗子さばきは演技を越えている。自分は思わず、「イテテテ!」と叫びそうになった。こういう演技の出来る役者とそれを演出することのできる監督は、たくさんいない。 【すぎさ】さん 8点(2003-06-16 21:22:31) |
6.オンナの部屋で、身体を横たえてじーっと影絵を眺めるシーンが好きです。志村喬といい、やはり目ヂカラのある(目で演技できる)俳優さんっていいですね。 【小町】さん 7点(2003-05-19 19:03:40) |
5.ヤクザの末路はこんなにも惨めですと訴えてきます。ここでも志村喬の好演が光ります。 【野ばら】さん 6点(2003-05-16 11:00:06) |
4.三船が最期に倒れる物干し場(?)のシーンに黒澤の底力をまざまざと見せつけられた。 【るーす】さん 9点(2003-02-15 23:38:10) |
3.この1作でミフネではなく志村喬にハマリました。最初の方で、汚染しまくった沼を睨み付ける眼、(やくざを見る目と同じ)ミフネに飛ばした左手のビンタ。(親子のような情愛を感じた)素敵です。 【プリ】さん 10点(2002-10-20 08:00:52) |
2.この映画自体は面白いし、哀しい。だけど、黒澤明の現代劇は必ずダンスホールが出てきて、そこに流れてる音楽が個人的に大っ嫌い。それにしても志村喬は凄い。三船敏郎はどんな役でも「ミフネ」に変える存在感が凄いが、志村喬はどんな役でもそれになりきる。 【C-14219】さん 7点(2002-09-04 02:16:24) |
1.白黒映画なのになぜか色彩が頭に浮かんでくる。もちろんそういう作り方をしているのだが、やっぱり黒沢明って、スゴイ。 【さくら】さん 8点(2002-07-27 23:21:59) |