1.《ネタバレ》 「ドラえもん・のび太の南海大冒険」と同時上映された副作品で、原作兼TVシリーズのリメイク版。そんな原作は実は一度連載が終了しています。1カ月経ってすぐに連載再開し、ドラえもんが帰って来た…と言うストーリーから始まっているので、この映画は最終話と再連載を抜粋してまとめた話ですね。ちなみに、随分昔にこの話がTV放映された際、ドラえもんが終わるような事を匂わせていたので、当時学校でも「ドラえもんが終わる!」…とパニックルームでした。そのちょっと前にはもう一つの最終回の噂が流れて、のび太は実は植物人間で、ドラえもんも友達も全てが彼の夢だった…と言うガセネタをまんま信じたのは私だけ(苦笑)。あの頃、編集部に連載再開を希望する投書が無ければ、この回が本当の最終話になっていた事でしょう…。藤子先生がドラえもんの最終話のつもりで執筆した作品なので、そう思って観れば一見の価値はあるかも。初見(昔のTV作品)は感動しましたが、リメイク作品もなかなかのもの。ただ、タイトルで既にネタバレしているので、未見の方には感動も半減してまうかかもしれませんね。