18.先日十数年ぶりに再度観る事になりました。すごいと思わずにいられない迫力。昭和29年という戦後の復興もこれからと言う時期に、勝ったのは農民だと言い切る志村喬の言葉は、敗戦の焼け野原から復興していく日本そのままであったでしょう。ラストサムライでハリウッド化された日本のサムライ像と比較するのも野暮な話ですが、真のサムライはこの映画にあり!と今こそ語るべきではないでしょうか? 【クルイベル】さん 9点(2003-08-07 09:58:37) |
17.正に、正に日本映画の最高傑作!題材である“侍”というもの自体、我々の中に眠る大和魂を奮い立たせてくれるものではないでしょうか。3時間27分の長い映画ながら、無駄のない、そしてテンポの良い編集で、時間が経つのも忘れてしまいます。娯楽映画ながら、人物の描写が非常に細かく、百姓の、百姓である事への嘆き、そして、武士への怒りなどが痛いほどに伝わってきます。そしてクライマックスの決戦のシーンは今の映画にも負けず劣らずに迫力があります。これを見ずして日本映画は語れないでしょう。 【クリムゾン・キング】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2003-05-31 00:51:18) |
16.菊千代みてじゃりン子チエのテツか?と思ったのは俺だけではあるまい 【ジッポ】さん 9点(2003-05-04 19:51:54) |
15.3時間以上ありますが、はっきりいって面白いです。せりふは半分以上聞き取れませんが、細かいせりふなんか気にしないで見てください。この映画での三船は、性格設定は明確なものの、うるさすぎていまいちです。志村喬が最高のいい味を出しています。脇役の百姓たちが、どうみても百姓という強烈なキャラを打ち出しています。白黒の画面全体のすみずみから、圧倒的なパワーが押し寄せます。 【エンボ】さん 9点(2003-05-04 03:16:20) |
14.古いし時代劇だしということで古典に触れるような気持ちで見始めたら、思いっきりエンターテイメントじゃないすか!こんな臨場感のある映画は他にありません。 【5454】さん 9点(2003-03-18 23:18:07) |
13.何を言っているのか理解の難しい場面が何度かあったが、それを取り返すくらいに素晴らしい作品だった。しっかりした時代背景、毎日精一杯生きてくだけで争いごとに無知な百姓と、ないも等しいような報酬で命をかけて戦う侍。かつての日本の身分の差をうまく描写していると思った。そして、entertainも忘れず、白黒でそれでも鮮明に描かれる内容に感嘆した。 【764】さん 9点(2003-02-10 08:33:15) |
12.音が聞きづらい。だがまぁ「生きる」ほどひどくはなかった気がする。私は勘兵衛の最後のセリフが好きだ。最初は「とってつけたような・・・」と感じたが、農民を哀れなだけの存在としてではなく、実はずる賢くて自分勝手で何より強いという存在として描くことで、あのセリフが重みを持つのではないだろうか。 【モグラ】さん 9点(2003-02-03 12:16:39) |
11.最高の娯楽映画こそ最も人を感動させる力を持ち得る。限りなく10点に近い傑作。 【るーす】さん 9点(2003-01-26 20:36:22) |
10.黒澤作品の中では最も娯楽性を意識した作品。“黒澤作品はちょっと”って人でも“これは楽しめた”って人はとても多い気がします。 【眼力王】さん 9点(2003-01-21 00:20:32) |
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9.日本映画の金字塔かぁ。でも私の中での金字塔は同監督「生きる」なんで。でも痛快チャンバラ大作、かなりおもしろかった。この話は「宮本武蔵」の中のある一説がモデルになっているって最近知りました。まぁなんか似ているとは思っていたけど・・・。興味のある方はそちらも。 【カエル】さん 9点(2002-11-05 23:37:50) |
8.日本一の映画、黒澤作品の中でも群を抜いて点数が高い、3時間以上あるが、本当に楽しく飽きずに見られる。娯楽映画の金字塔!7人の侍が画面内に確かに存在している。黒澤作品は、登場人物を感情移入させるのがうまい、それにより緊張感や展開をたのしめる。こういう人情劇を傑作にするのが一番難しい、ちょっとでも演技をオーバーに演じるとただの感動ものに終わってしまう。それをうまく考慮して、編集したのだろう。それにしても一つ一つの場面からただよう、暖かさといったらすごいよ。あの飽きない構成と歴史に残った雨の中での決闘で使った技巧、瞬間場面転換を使いここまで高く評価されたのだろう。 【完璧主義】さん 9点(2002-11-01 15:47:13) |
7.「時代を超えた映画だから」と、母親に薦められて見たらその通りだった。黒澤明の作品で初めて心から面白いと思った。ただ、色恋話は邪魔くさかった。そこがマイナス2点。でも三船敏郎が凄い!!プラス1点。志村喬はモーガン・フリーマンに似てる。 【C-14219】さん 9点(2002-07-09 00:10:59) |
6.あの生活感というか雰囲気は今となってはつくれないよなきっと。戦のシーンはすごい。馬も本気。三船敏郎のやんちゃさもよい。 【ちこ】さん 9点(2002-05-02 18:13:45) (良:1票) |
5.いやー面白かったしかっこよかった。いろいろな意味で後世に大きな影響を与えたことも納得。でも、やや台詞が聞き取りにくいのがマイナスかな(笑)。 【鏡に萌え萌え】さん 9点(2002-04-17 00:29:56) |
4.黒澤映画は初めて観ましたが、すごい迫力!宮口精二のかっこよさと志村喬のイキな台詞の一つ一つは、特に心に残ってます。少なくとも今まで見た中で最高の日本映画でした。 【wood】さん 9点(2002-04-10 15:10:55) |
3.白黒映画なのに迫力がある。役者の演技が実にうまい。今の日本の役者でうまいなと思う人はそういないが、この映画にはたくさんいる。こんな日本映画をまた作って欲しいと思う次第である。 【サイダー】さん 9点(2002-02-03 19:07:24) |
2.この前グラディエーターを見たけど、それに遜色無いくらいの迫力をだしているのでは?イイ映画だけど、この映画を批判出来ない状況にしてるってのもすごいかも? 【すめ】さん 9点(2001-05-15 00:53:46) |
1.現代の映画と較べると冗長な感じは否めないと思います。が、これだけ斬新な手法を取り込んだ活劇でありながら、侍各人にそれぞれの戦う理由があり、人間臭さと親近感を覚えます。ある映画評論家が「日本映画の歴代1位」と評していますが、その通りだと思います。 【ピルム】さん 9点(2001-01-24 13:31:21) |