74.《ネタバレ》 孤独な二人が魂の彷徨の末に出会い愛を育んでいく過程は、愛に飢えている人間には只事ではありません。主人公二人は「誰かを愛したい!誰かに必要とされたい!」と考えており、恐らく出会って逃避行する間、この二人は人生で最高の幸せを感じていたんじゃないでしょうか。一方は紛れもない殺人鬼でも愛が成立する。それほどまでに愛を猛烈に求めていたのだから、それも仕方がない。倫理や善悪を超える愛だってあるし、それを考えると祐一は決して「悪人」ではない。素晴らしい純愛映画だったと思います。少なくともどちらも丸切りの善人同士のロマンスより確実に面白い。ただ重箱の隅ですが、イカのどアップには参ってしまいました。あれはイカが回想しているのでしょうか?意味の分からない演出でした。 【民朗】さん [地上波(邦画)] 8点(2011-11-06 23:55:23) |
《改行表示》【がらんどう】さん [地上波(邦画)] 5点(2011-11-06 23:27:31) |
72.《ネタバレ》 「良い人たち」と、「悪い人たち」とを安易に二分する排中律は可能かと疑問ではあるが、道徳感がじりじりと刺激されて心地いい。 |
71.《ネタバレ》 俳優陣の演技が秀逸。とくに主演の妻夫木の演技が良い。内向的で、影があり、犯罪を犯しかねないとさえ周りに思われている不器用で孤独な若者を演じきった。深津の演ずる地味な田舎の女も良い。被害者・加害者家族の地味な生きざまも、平凡な漁港や田舎の雰囲気とあいまっていい味を出している。岡田のちゃら男ぶり、満島のむかつく女ぶりは、ちょっと誇張されすぎていて、ここまでひどいのは現実にはあんまりいないだろうと思わせるが。とくに満島、あの堅実な両親からなんでこんなばか女が育ったのか疑問。全編を貫く九州弁がいい雰囲気を醸し出している。灯台は、どこかの絶海の孤島のようで、そこに逃げ込む二人の孤独感を際立たせている。柄本明と宮崎美子の夫婦は年が離れすぎに見える。柄本明がほとんどじいさんなのに、宮崎美子は巨乳でまだまだ女の魅力を発揮している。新鮮ないかの姿造りがむしょうに食べたくなった。 【エンボ】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-10-29 22:27:31) |
70.《ネタバレ》 普通の展開過ぎて逆にびっくりした。ラストに何かあるんだろうな、と思っていたのですが、何にも無くて。強いて言えば妻夫木の首絞めか。あれは色々な解釈が出来るんだけど、それが最後の一捻りというのは味気ない気もする。まあでもこの手のストーリーは意外と時を忘れて見れちゃうんですよね。 【ny】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-10-24 15:25:34) |
《改行表示》69.《ネタバレ》 祐一と光代の間で「好き」とか「愛してる」などの言葉が一切ありませんでした。 でも二人のそれまでの生活や背景をみれば、今の二人の結びつきがどれほど強く互いに必要な存在であるかは痛いほど伝わってくる。それは男と女、恋人という言葉だけでは表しきれない、もっと深くて切ない人と人との結びつきが生まれていたからこそだと思いました。 【ちゃじじ】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-10-15 11:53:55) |
《改行表示》68.孤独な若者の刹那的な行動を描いたドラマ。この手の映画は邦画では昔からあって、 新鮮味はないけど、タイトルの定義づけがそのままテーマになっているようだ。 ずいぶんと時間の長い映画だなと思ったら、事件の加害者側と被害者側、 その関係者たちの描写まで描いており、ストーリーに厚みを与えているようだが、 個人的には分散されてしまったようで、ドラマとしての物足りなさを感じてしまう。 妻夫木君の役作りは良かった。実際こんな若者います。深津絵里では相手が少々悪かったけど。 時間の限られた映画よりは、やっぱり小説で読んだほうが面白いかも。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-10-04 06:28:02) |
《改行表示》67.★妻夫木聡さん(福岡県山門郡三橋町出身) ★深津絵里さん(大分県) ★保険外交員特A:満島ひかりさん(沖縄県) ★保険外交員A:韓英恵さん(静岡県) ★保険外交員B:中村絢香さん(青森県) ★クソ大学生A:岡田将生さん(東京都) ※福岡、久留米、佐賀、長崎県がロケーション先となったこの作品。そこでちょっと、各出演陣皆さんの出身地を調べてみました。ご参考までに。 その上で、台詞使いについて触れてみましょう。まずは、満島ひかりさん。今回、初っ端から一人ぶっ飛ばし加減でピーチクパーチクとよーく喋っていましたが、彼女、沖縄の出身であるにも関わらず、一体どこで勉強してきたのか 今回、博多弁の使い回しが完璧だった事にびっくりだ。とにかくペラペラ喋る 喋る 喋りまくる しかも自然にかわいらしく(博多弁を流暢に。) とにかくよーく喋りまくっていましたが、まるで違和感無かったということはスゴイ事。まるで近所に住んでる娘さんみたいだったよ 彼女の喋りはまるで本物だ。そんな事から、とにかく、彼女の役への入り込みようがハンパでない事がようく分かりました。褒めてあげたい 頭なでなでしてあげたい。また福岡に来てください。 そしてついでに、保険外交員のAとB、彼女たち二人の博多弁による会話も意外と自然でしたね あまりに自然なので てっきり地元福岡のエキストラ使ってるんでしょうかなんて思っていたんですが、後々調べてみたらば あら違う。保険外交員Cのほうなんて出身青森ですやん びっくりしました。彼女もたとえ台詞は少なかったとはいえ頑張ってましたね( かと言って満島さん並みに頭なでなでしてあげたいって気にはならないが ^^; )まあ、とにかくご苦労さんでした。その他、久留米在住という設定だった柄本明と長崎県平戸市の漁港に暮らしている老婆という設定だった樹木希林さんにしても何の違和感もありませんでしたね さすがと言ってよいものであったと思います。しかし、妻夫木君については、正直、台詞が少なかったもんであんまり良かったとか良くなかったとか分からない。深津絵里さんの佐賀弁については今イチぎこちなかった あまり感心出来るものではなかった(佐賀弁、あんまり勉強していなかった?) 以上、そんなこんなな感想でした。 とにかくそんな事情からなわけですが、今回のMVPは絶対満島ひかりちゃんにあげたい もう、彼女の頭をずっとなでなでだ。 【3737】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-09-25 13:30:12) (良:1票) |
《改行表示》66.《ネタバレ》 樹木希林に泣かされた 直接的にはバスの運転手に泣かされたけど 序盤は久留米だ(5年ほど住んでた)佐賀だ(実家)でしょーげき的だった んで クライマックス的にしょーげき的だったのは 『ほんとに峠ば越えると? この先なんもなかよ』 だと・・ なにを言うかこのクソ女め きれいな空気に突如急増した蕎麦屋 ばぁちゃんのやってたドライブインは今はもーないけど 佐賀を代表するリョーユー直営のパン屋とかもあるぞ 食べログでけっこーいいセンいってたぞ っつーかなんなら夜でも僕のうちがあるよ泊まりに来いよ 満島ひかりは好きだけど ほんっとにクソ女だった この映画のリアルさに一つ物申すとしたら あんないい両親の元であんなクソ女が育つだろーかどーだろうか 育つんだろーかね・・ と いろいろ考えさせられる話だった 悪人は悪人 だけど事実よりも真実が大事だとコナン君がよく言っている そんな映画 ロケーションを知る僕には悪人が住んでいた土地に 老人しか住んでいない土地に住む者が抱くどん詰まり感なんかがよくわかる 感情移入せずにはいられない 【おでんの卵】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-09-25 00:54:17) (笑:1票) |
《改行表示》65.《ネタバレ》 タイトルは「犯罪者」ではなく「悪人」なのだ。 妻夫木演じる男は、コミュニケーション能力が欠如している、いや心を閉ざしている。仕事と父親の介護に疲れはて唯一の楽しみが出会い系サイトなのだから。どうみても根暗な人間にしかみえない。 法治国家である以上、いかなる理由であれ殺人は許されざる行為であり、世間体にも犯罪者としてのレッテルを貼られて当然の報いなのである。 それが何故、観ている側が、悪人の定義を考えてしまうのか? その理由のひとつに、被害者家族、加害者家族の登場人物の描き方。キャスティングでも脚本でもロケーションでもない、リアルな人物描写が秀逸だからである。とどのつまり感情移入し易いわけである。これには妻夫木の熱演ぶりが助長させている気もしている。これまでさわやかな好青年役が多かった印象の彼に対して「気の毒」と思ってしまう感情が少なからずあり、「悪人」一辺倒に思えないのはそのためである。もし仮に名もない冴えない役者が演じたとしよう。果たして同様な眼差しでみることができようか? 美談で終わらない物語であるからこそ、妻夫木と深津の演技に助けられた部分はとても大きいと思う。切なさや悲しみを乗り越えて前進しようとする人間のたくましさにもふれ、流した涙以上に勇気付られたいい映画でした。 【シネマブルク】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-09-22 23:32:43) |
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64.《ネタバレ》 ひとつの殺人事件に関係した人たちを均等に深く描く。老舗旅館のバカ息子を除き、ほぼ全員に同情できる。本作の殺人犯は間違いは起こしているけど、私の尺度では悪人とは呼びません。では、「悪人」というタイトルの意図するところは何だろう? 世間一般に「悪人」と呼ばれる人がいても、それは正しい呼称なのかという疑問。ひいては、真の「悪人」なんて滅多にいないんじゃないかというメッセージ。もちろんそれは言い過ぎで、この映画に登場しなかっただけのこと。ただ、本作を見た後では報道やワイドショーが見せる犯罪者の素性の頼りなさに思い至る。振り返ると、「悪人」というタイトルが付いていなければ、悪人が悪人たるゆえんについて考えることはない映画でした。登場人物たちの思惑が乱れ飛びタイトルに集約されて、テーマを疑問形として投げ返す。製作側の思索に感心しました。ちなみに、健康商法をやっていた奴らだけは紛れもない悪人でしょう。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-09-16 22:05:37) (良:3票) |
63.《ネタバレ》 原作既読。彼は悪人か?誰が悪人か?被害者のお父さんの「大切な人がいない人間が多すぎる」=悪人ではないとは思うが、これが作品のテーマだと思う。光代が好きになるまでの経緯に共感できるかどうかがポイントだが、女性は共感できるだろうか?どちらかというと加害者の祖母と被害者の父に感情移入したので、双方の最後の展開まで見入った(原作を読んだ時に一番心が揺さぶられたのが祖母が悪徳事務所へ乗り込むシーンだったので)。キャスティングに違和感も無く演技もみんなすばらしい良作でした。 【ラグ】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-09-04 01:46:39) |
《改行表示》62.《ネタバレ》 ストーリーで見せるというより、随所に込められたメッセージ性が強く感じられる作品。 人間は大切な人がいる場合、その人のことを妄信的に愛する。 相手が世間的にみて悪人であったとしても、愛する人にとっては関係ない。 親子間でも言えることで、娘を愛する父親にとっては、娘がどんなアバズレだとしても、可愛くて仕方ないし、大事で仕方ない。 誰が良い人で、誰が悪人か。 それを繰り返し根気強く、この映画は観る者にメッセージとして問いかけてくる。 悪人であるか否かの基準として、社会的規範に反する、例えば本作の様な殺人を犯した人間が悪人だとする見方がある。 その一方で、その社会的に悪人と見做された人間には、その家族がいて、その人間を愛する人がいる。 社会的に悪人であったとしても、その人たちにとっては大切な人であり、ただの弱い一人の人間である。 こうした社会性と個々人との相反する感じ方の相違について、実に考えさせられる映画であって、それぞれの人物に共感でき、つまり誰が正しいのか分からない混沌とした気持ちにさせられる。 もし自分の愛娘を殺されたりもしたら、その娘がたとえどんな人格だとしても、私は殺した人間を絶対許さないし、場合によっては犯人を捜し出し、殺してしまうかもしれない。 もしそうやって犯人を殺してしまったら、私も犯人同様に悪人と見做される。 だけど、本当に悪人なのだろうか? 社会的な規律を維持する上で、殺人を犯したら悪人とされるのであって、深い人間関係や感情の問題を考慮した時、誰が悪人で誰が普通の人なのか、その基準は極めて曖昧だ。 簡単なハッピーエンドにはせず、バッドテイストな形で終わらせたからには、一部の人には共感を得られないかもしれないが、私にとっては大いに気持ちを揺さぶられ、メッセージ性の極めて強い秀逸な映画であった。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-09-03 13:26:35) (良:1票) |
61.《ネタバレ》 クズな人間を描かせたら日本一の吉田修一。役者は大変だと思います。頑張ってはいたけどやはり映像では吉田修一の世界を表現するには限界があるかなと。原作では冒頭の女3人の人間関係の描写が秀逸で、そこでイッキに引き込まれるのですが、映画ではそれがサラリと流され、まあ映画化ってこんなもんだろうな。という気持ちにさせられ、それが最後まで続くという感じ。原作では被害者家族への世間からのバッシングがあったのですが、それが全くないのはなぜ?ネットで正義を声高に叫ぶ一般人も悪人になる可能性があるというのは重要な部分だと思いますが。よかったシーンは紳士服屋を素通りするところかかな。あの現実と非現実の対比は映像ならではだなと思いました。 |
《改行表示》60.《ネタバレ》 ストーリーはありきたり・・・というか意外性はないのだけれど、一人ひとりの登場人物や一つ一つのシーンをすごく丁寧かつ繊細に、さらに重厚に描いているので観ごたえがあった。(特に光代が乱れたベッドを見て襖を閉めるシーンや、車内から仕事場を見てホテルへ行くことを決心する流れ、ラストの光代と佳男の邂逅シーンはグッときた!)ただ、イカの目からの回想シーンはやりすぎかな笑 満島ひかりは殺されても仕方ないと思ってしまうほどのビッチぶりを見事演じていて素直にうまいと思った。 【eureka】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-08-22 00:25:34) |
59.うーん。まあまあ興味を持って最後まで観れたかなって感じの映画でした。時代に疎い私には現実感を感じられないのですが、きっと現実に起こっても不思議ではない話なのでしょう。どの役者の演技も見事で重厚感のある映画に仕上がっていると思います。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-21 19:34:36) |
58.《ネタバレ》 普段日本映画はほとんど見ないのです、妻夫木も深津絵里もカッコよすぎるし綺麗すぎる、デモナゼカミハジメテシマッタ、映画の色具合もモノトーンでカットも素晴らしい、見てるウチについつい引き込まれてしまいました。あの車がよかってでっす、会社の同僚が同じの乗っていて、本当に田舎の若者をいめーじできました。深津も地味な洋服屋の店員、あのしーんがよかったです。妻夫木が会いに行った、あの女の性悪のは感動できました、ドンナフニイッテ犯人を怒らせたのだろうと、そればかりが気になりました。灯台は綺麗なところだなア、トツクヅクオモイマシタ、家で250Wのアンプで音楽も聞いていたけどソレホデキノナリマセンデシタ。最後の場面、タクシーで終わりにして欲しくなかった、どうせなら面会シーンで終わらせて欲しかった、そうしないと見て居る自分の気持ちがせいりできないです、何でだろうとづっとおもってしまいます。映画って本当に楽しめます。おもしろかった。 【yasuto】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2011-08-15 05:13:52) |
《改行表示》57.《ネタバレ》 佳作。驚くような展開の脚本ではないが、役者の演技で魅せる。【ネタバレ注意】最後のシーンは、祐一が自分を待たないようにわざと悪人を演じたんだと思うが、どうだろう。一度は自首しようとしていたところを、光代がやめさせたのだし。やや長尺な中に、樹木希林がセールスに騙される話が必要だったのかわからない。 【mohno】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-10 20:29:32) |
56.「殺された人」も「殺した人」も寂しい人で、「殺した人を愛する人」も寂しい人。これってやっぱり現代の日本を象徴してるんだろうな~。そんな人たちの心と重なる冬の雨が冷たくて、冷たくて…。だからこそ、二人が灯台にたどり着いた時の太陽の暖かさは際立っている。多分、深津絵里はこの役にしては綺麗すぎるんだろうが、そこを演技力でカバーして、孤独な女になりきっているのはさすが何たら映画祭の最優秀女優賞を獲得しただけのことはある。婆ちゃんがバスの運転手から励まされるみたいな小ネタは要らないと思う。悪徳商法もそんなに必要ないかな。その他、気になるところもいくつかあるが、全体としてはなかなか良かったと思う。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-08-08 18:32:46) |
《改行表示》55.この世に完全な悪人も善人もいない、あるのは相手との関係性と、ただほんの僅かな運の良し悪しだったりする。 「俺、なんででこんな人間なんやろ」という妻夫木君も、「あたしはそんな人間じゃないっ」と絶叫する満島ひかりちゃんも、同じように今という不安を彷徨っていたのだろう。 よくよく胸に手を当ててみたら、妻夫木の不器用さも、深津のみっともなさも、満島の計算高さも、岡田の虚勢も、余貴美子の身勝手も、松尾ズズキのあくどささえ、全部自分自身に当てはまるではないか。 そんなヒリヒリする思いに加えて、シーンは雨、雨、雨、と、閉そく感と胸苦しさをかきたてる。 なんと完成度の高い映画でしょう…と思ったら、フラガールの李監督なのですね。 で、原作者が脚本も書いてらっしゃる。なるほど。 難しいテーマの作品を、長い尺にも関わらず、巧みな場面転換により飽きずに一気に観せてもらいました。 人物の背景も説明臭いセリフではなく、映像できちんとみせてくれる。 そして、キャストが揃いもそろって熱演。 一人ずつ褒めたらキリがないし、誰か一人をとりあげたらもう全員褒めなくちゃならないほどだけど、強いて、強いて言うなら満島ひかりさんは出色ですね。 観賞後は救われたような、やるせないような、複雑な思いが残る。傑作と言って良い出来だと思う。 【poppo】さん [DVD(邦画)] 10点(2011-08-08 00:00:43) (良:2票) |