2.当時のコピー“ツインピークスマニアは見逃すな!”この宣伝文句に騙された人も多いのでは? 仮にもカンヌを受賞し、その1年前には本家デビッド・リンチが「ワイルド・アット・ハート」で同じパルム・ドールを受賞している。勿論、あの手の作品なのだろうと。ポスターでは、ハエがおでこにちょこっと乗っている。これがキーポイント。そして製作・監督が後に有名になるコーエン兄弟。見る前から期待は膨らんだ。☆☆☆・・・で、こんな映画が評価されて良いのだろうか?見終わって、ただ暴力的なだけじゃないか?少なくともツインピークスには程遠い。歯切れが悪い。結末?何が言いたかったのか?ツインピークスとの接点なんて、何も見つけることが出来ぬまま終わってしまった。