162.《ネタバレ》 あの有名な「血しぶき」のシーンが頭にあったので、もっと凄惨な映画かと思いきや、むしろコメディ。あまりにもいいところで登場し、先が読める三十郎は、この話の本当の悪役かと思いきや、さにあらず。縛られた状態での椿の花のくだり。おー、とんち。なんか「一休さん」とか、思い出しませんでしたか? 【なたね】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2009-04-06 21:21:55) |
161.森田芳光の『椿三十郎』を見たので、興味を持って今回オリジナルを見た。同じ脚本だというけれど、細かいところでやっぱり黒澤の方がおもしろい。9人の若侍がぞろぞろと金魚の糞状態だったり、3人が同じようにたすき掛けをしたり、セリフがなくても笑える。あと、「テレビよりラジオの方が想像をかきたてられておもしろい」というような意味で、カラーよりモノクロの方がリアルに感じられるんじゃないかな? 森田にもモノクロで作ってもらうと楽しかったかも・・・。それにしても、大袈裟なBGMだね。 【フラミンゴ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-03-12 13:52:08) |
《改行表示》160.ただただひたすらカッコイイ!!ストーリーは完全な娯楽映画で、テンポ良く進んでいく。 三船はもちろん志村喬、田中 邦衛をはじめ脇役の演技も素晴らしい。 でもやはり一番はラスト、仲代達矢との決闘でしょう。 とにかく爽快な映画ですね。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-03-04 07:07:24) |
159.この内容を96分でまとめる。まったく、見事過ぎる。 【Junker】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-02-14 01:27:48) |
【ファンオブ吹石】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-12-28 16:42:03) |
157.何度も観ている映画のベスト3に入る本作。でも、何度観ても飽きない。以下はそのレジュメ。■三十郎:「規格外」の塊り。何をするか分からない化け物。悪人ではないが善人とも言いにくい複雑な人格。「抜き身」の代表格。■若侍:常識的に育った「良い刀」候補。未熟・短慮・短絡で三十郎とのコントラストを際立たせる。正義感で物語を転がす原動力。田中邦衛は丑年生まれ。■室戸:敵側の「抜き身」。只者ではない存在感で物語を引き締める。俺も悪いと居直るところが大好き。■奥方:唯一、三十郎が苦手とする存在。「抜き身と鞘」のたとえ話はラストシーンまで活かされるテーマ。■押入れ侍:三十郎と若侍たちを間近から傍観するギャグ担当。■城代:冒頭で「つまらねえ面」と三十郎が予測した通りの外見オチ。「乗った人より馬は丸顔」で塞いだ場の空気を和ませる機転に人柄と才覚が窺える。鞘に入った「良い刀」の代表格。■カメラワーク:シネスコの画角を活かして三船と若侍をバランス良く対照させて収める構図の緻密さに感心。「金魚のうんこ」などがその好例。■頭脳戦:実は斬り合いは多くない。本作の醍醐味は切れ目の無い仕掛けの応酬。■激昂:若侍を逃がすために菊井側の侍を大量に斬殺するシーン。門番まで追いかけ滅多斬りにする非情さに戦慄する。張り手が思いっきり痛そう。■決闘:まさにクライマックスの見せ場。一瞬で決する勝負だが、静かな睨み合いから始まる「間の取り合い」の緊迫感は他に類を見ない。■たった90分:この密度は「十二人の怒れる男」並み。実は全く同尺。■あばよ:エンドロールが無い映画は切れ味が良くって好きです。 【アンドレ・タカシ】さん [地上波(邦画)] 10点(2008-11-08 23:16:52) |
156.「用心棒」の続編で、やはり剣もたち頭も切れる型破りな三十郎が大活躍する。「用心棒」のように単独で行動するのではなく、ちょっと軽薄な若侍が存在するために、前作よりも軽いというか明るい。完全な娯楽作品だが見どころが満載で、ものすごく贅沢な作りである。個人的にはこの種の黒澤作品は「隠し砦の三悪人」が最高傑作だと思うが、この作品も十二分にすばらしい。 【空耳】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2008-08-20 07:55:52) |
155.意外さがなくて先が読めてしまうので、「まあまあ」程度。ただし、これは、後世の人が、このプロットを使いまわしたからであろう。 【みんな嫌い】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-07-29 10:48:29) |
154.《ネタバレ》 何と言っても三船敏郎がいいですね。不器用な三十郎のキャラに、見事なまでにぴったりです。テンポの良い展開もいいですね。古い作品ですが、退屈することなく最後まで一気に観る事ができました。相手との駆け引きにおいては、三十郎の頭の良さと言うより、敵の間抜けさが目立っていた印象です。ある意味、現代との違いを見事に描いていると言えるのでしょうか。あんなにホイホイ人の言う事を信じていいものか?と現代人の私としては、いささか疑問を感じてしまいました。どう考えても三十郎が怪しいだろ、っていう場面が多々ありましたし…。ただ、短い時間内で、三十郎という捉えどころのない人間を描ききっているのは、本当にすばらしいなと思いました。あと、「本当にいい刀は鞘におさまっている」という言葉は、名言ですね。とても印象に残りました。 |
153.快活な時代劇。コメディもありーの、豪快そうでいて賢い三十郎の戦法にうなりーの、十分に楽しめました。 【kaneko】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-07-22 18:59:08) |
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152.三十朗、かっこよすぎ&強すぎ。隙のないかっちょよい侍映画です。気持ちよくて楽しくて爽快で、黒澤映画で一番好きです。ブラーボ! 【すべから】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-06-13 17:41:15) |
【鼻くま】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-06-01 00:22:48) |
150.先の読めるいかにもな展開ときめぜりふの連続で、良くも悪くも「評価の定まった大衆娯楽作品」といったところか。現在再評価するだけのことがあるようには思えない。 【小原一馬】さん [地上波(邦画)] 4点(2008-05-25 00:29:50) |
【マー君】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-24 14:28:28) |
148.いろいな人が述べているので特に付け足すところはない。完璧な脚本だと思う。「や」のところが好きだ。 【とと】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2008-05-04 02:27:31) |
147.《ネタバレ》 これぞ娯楽大作。文句の付けようがない。三船敏郎はカッコいいし、面白い。ピリッとした決闘シーンに、してやったりの決着。そして、このまま終わると思いきや、まさかの決闘シーン。びしっと引き締めてエンディング。緩急を非常に上手く使い分けている。約1時間半と言う尺でもこれほどのものを作れる辺りが黒澤明の強さだろう。本当に後世に残したい作品だ。 【TOSHI】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-04-15 11:17:24) |
146.三船敏郎の魅力全快の時代劇。テンポ良く話が進み、最後まで全く目が離せませんでした。全てのエンターテイメントが、この96分に詰め込まれていると言ってもいいんじゃないでしょうか。全編通して、全く無駄なカットがない。男なら誰もが、この映画の三船敏郎に憧れるはず。文句なしの満点です! 【たけたん】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-03-11 08:51:52) |
145.痛快です!三十郎の人間性も見れて、全編楽しく観る事ができました。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-01-26 12:47:35) |
《改行表示》144.《ネタバレ》 かっこいい!!三十郎のかっこよさにしびれました。 例の決闘のシーンを巻き戻して何度も観たのは私だけではないはず。 【eureka】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-01-25 01:13:44) |
143.《ネタバレ》 初めて観たときは最後の決闘場面にものすごい衝撃を受けた。今見ると血の吹き出し方に思わず笑うけど(全身頚動脈かよ)、それでもやはり名場面であることに変わりない。知恵比べを主としたプロットといいひょうきんなキャラクターといい、娯楽作として一つのスタンダード足り得るものと思う。まだ若い田中邦衛が『北の国から』では絶対ありえない台詞ばかりいっているのも、ちょっと面白かった。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-19 00:58:38) |