41.何でネコなのかわかんない。原作も登場人物はみんなネコなのか?間がよくわかんなかった。宮沢賢治ということでこの点。 【スマイル】さん 2点(2003-11-27 14:51:05) |
《改行表示》40.子どもの頃に一度観て、不思議な印象がずっと残っていた作品です。その頃は、あの独特のセリフもほとんど理解できなくて、おおまかな内容が分かった程度だったけど、不思議とつまらないとは思わなかった。最近、久しぶりに観て、静かに淡々と話が進んでいく様子や、暗くて不気味なのに、恐怖を感じさせない幻想的な世界や背景に流れる音楽など、この作品の世界にすっかり惹き込まれてしまった。特に音楽、ハレルヤコーラスや新世界交響楽など、実際に死後の向こうの世界でもあんなふうに流れているんじゃないかと思ってしまった。音楽って不思議なもので、この世の人間が作ったものだけど、あちらの世界にもあって、いつも流れているんじゃないかって思う時がある。詩を朗読しているようなセリフも聞いていて心地よく、言い回しは難しいけど、日本語の響きって綺麗だと思った。この映画、見る人の年齢層を定めているのか不明だったり、宮沢賢治の作品を見事に映像化してやろうという、作った人たちの野心なんかが感じられなくて、純粋に魂に響くような、ほんとに不思議な作品です。 |
39.登場するのが猫になっているだけで、原作にほぼ忠実に作られたアニメですね。宮沢賢治の世界が好きな人なら楽しめるのではないでしょうか。淡々とした台詞回しとストーリー展開、そしてラストの哀しみ。原作で感動した人ならもう一度感動してみよう。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-20 05:35:06) |
38.宮沢賢治の名作の世界を見事に再現していると思います。猫は大正解じゃないですか。大人になっても見れば間違いなく切ない気持ちになりウルってしまう。細野の話は偶然だと当時語っていたような覚えがあります。 【亜流派 十五郎】さん 8点(2003-11-01 23:53:59) |
【civi】さん 7点(2003-10-28 05:17:46) |
36.空間を感じさせる独特の間、宇宙スケールを思わせる、ミヤケンのあの言い回し。全てが完璧。それに登場人物が皆可愛い。ザネリーでさえ可愛い! |
35.ネコであることに少しの違和感も感じない幻想的な世界。それでいて、寂静とした死の影がつきまとう。まさにこの作品自体が「メメントモリ」。死を想え…。 【FSS】さん 9点(2003-10-20 12:53:49) |
34.子供の頃に観た映画、最近になってDVDを購入して鑑賞してみたが、アニメの中ではこれは傑作!文句無し!。宮崎映画を凌駕している数少ないアニメだと思います。その文学的かつ、幻想的なストーリーには不思議な魅力を感じます。登場人物が何故か「猫」なのだが作品の味わいを深くする要因になっているのではないでしょうか。 【たにっち】さん 8点(2003-09-09 09:48:39) |
33.小学生のころ映画館で観ました。この映画は猫だからこそ泣けるのではないかと思います。人間だと、やはり私たちの想像に縛られてしまうので・・・。宮沢賢治の作品はどこか透明で繊細だと思います。それがファンタジーとして素晴らしい作品になっていると思います。もちろん大泣きしましたが、後ろの大人のお兄さんが大泣きしていたのも覚えてます(笑)。 【ひなた】さん 10点(2003-08-28 00:38:02) |
32.子供の頃に見て、「何て想像力を刺激する作品なんだ」って思いました。 【sirou92】さん 7点(2003-08-15 04:27:49) |
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31.猫(動物)による擬人化は苦手なので、長らく避けていた作品。でも、観ればそんなに毛嫌いするほど悪くはありませんでした。…が、やはり画的な問題に不満が残る。予算が少なかったのかどうかわからないが、この時代でも充分に手をかける技術はあったハズ。ちなみに、あまり文学っ子ではなかったので原作を未読の為、幼少の頃「銀河鉄道999」と「銀河鉄道の夜(原作)」の区別が付かず、混同していました。観れば、主人公・ジョバンニが鉄郎に…カムパネルラがメーテルに見えてしまうあたり、全体的な雰囲気からしてやはり「999」の方はオマージュなのか…(?)と思わずしてならない(もしも主人公が猫じゃなく、人間のキャラだったらホントに区別がつかない…)。言わんとする事がどこか哲学的で独特な世界観に仕上がっているのは実に素晴らしい。 【_】さん 7点(2003-08-11 23:06:27) |
30.《ネタバレ》 未完の作品に挑戦した姿勢に拍手。キャラが猫なのは、正直、原作に屈したからでは?賢明な判断であったと思うし、制作陣の原作の世界観に対する気遣いは随所に見て取れる。下手をすると「不気味な」と言えてしまう空気の表現は見事。モノトーンの中で「かんぱねるらぁ~!」と泣き叫ばせるシーンは浮いていると思う。原作に在ったっけ、そんなの? 【ぽろぽろ】さん 7点(2003-07-24 05:59:25) |
29.とても私好みの雰囲気の映画でした。タッチや音楽もしんみりとしていて、癒されます。最後の、ジョバンニがミルクを抱えながら走るシーンが好きです。ただ、所々むつかしい言葉があってそこがあんまりいただけなかったかなー、と。2点マイナスで8点にさせていただきました! 【まっく】さん 8点(2003-07-23 09:54:34) |
28.《ネタバレ》 むかし、東京の12chでは、故・淀川長治氏が新作映画を紹介する15分くらいの短い番組があった。その番組で、氏がこの映画を賞賛するのを見て、私はすぐさま劇場に駆けつけたのだ。だが、結果は失敗。『グリード』のレビューでも書いたとおり、淀川氏の「魂」のこもった解説を聞いてしまった後では、感動のイメージがあらかじめ頭に出来上がってしまって、肝心の本編を観ても、その魅力が半減してしまっていたのである。特に、クライマックスとなる、列車内でカムパネルラが突然居なくなったことにジョバンニが気づき、友の名を叫ぶ場面。その時、私はいたく後悔した、「またやってしまった!淀川さんの話は絶対観た後に聞くべきなのだ」と。 【なるせたろう】さん 8点(2003-07-13 12:39:07) |
27.マンガチックな猫たちのタッチはともかく、風景がいいよね、幻想的で、なんかルネ・マグリットの絵みたいで。それで音楽が細野さんなんだよね。で、タイタニック号の話が出てくるんだけど、細野さんのおじいさんて実際のタイタニック号に乗ってたんですよ。これって偶然なのか意図的なのかどっちなんだろ。 【あろえりーな】さん 6点(2003-07-13 01:06:33) |
26.小学生だった時に親戚のおじさんに薦められてみました。所々によく意味のわからないものが出てきたりしますが、それでもこの作品は凄く心に残ったし、面白いと思った。主人公たちが猫、ということもあるんだけど、夜の草原に突然現れる銀河鉄道や、その車内の造り、各駅の情景などが凄く幻想的です。車内の静けさも恐怖心ではなく、凄く落ち着いた、穏やかなものなので、そこがまた良いと思います。 |
25.大好きな童話なだけにきびしく言うと、ますむらひろしと宮沢賢治は違いすぎる。賢治を漫画で描くなら森雅之あたりがベストだと思う。映像的にも音的にも面白いのに残念。 【omut】さん 5点(2003-06-17 04:34:17) (良:1票) |
24.原作の世界をうまく映像化したなぁ・・・と思いました。賛否の分かれるキャラクターが猫であることについては、幻想的な雰囲気をよりいっそう引き立たせている感じがして、個人的には大賛成です |
23.文学作品なのだという予備知識を持たないで観てしまった当時の私には、観終わるまでが凄く苦痛な退屈な映画でしかなかった。ただ、今の私が見ればおそらく全く違う感想になると思う。いつ観るかはまだ不明なのですが・・・。 【はむじん】さん 5点(2003-06-06 04:24:58) |
22.キャラが猫なのはよかった。実はこの映画を見てから原作を読んだんだけど、二人が人間であることに違和感を感じてしまって困った。もし今アニメ化すると、近親相姦を繰り返したような(これは誰かが言ったことのパクリ)、どれもこれも同じような顔の、うんざりするばかりの現代日本アニメキャラ風になってしまうんだろうな。あと、ジョバンニの母親の声優のしゃべりがいかにもセリフを読んでいるという感じでしらけてしまう。 |