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83.幻想という名の希望、現実という名の地獄。血と汗と糞尿とオイルに包まれた航海日誌。今日も青い地球が赤黒く染まる。 【紅蓮天国】さん 6点(2004-05-27 20:37:36) |
82.自分も潜水艦にいるような雰囲気を存分に楽しめる重苦しい緊迫感。この映画から重厚なパワーを感じる。 【モチキチ】さん 8点(2004-05-16 07:03:17) |
《改行表示》81.6話構成の5時間の完全版を観ましたが、あっという間に観れました。 大した戦闘もなくてたった二機を撃墜したにすぎないし、大きなストーリー展開もジブラルタル越えくらいで潜水艦内の日常を追っているだけなんだけど、非常に息が詰まるような人間ドラマが繰り広げられている。 熱気、緊張感、緊迫感、閉塞感はハンパなく、その中には言いようもないいらだち、空虚さ、やるせなさがにじみ出ている。 また「音」による恐怖を効果的に使用している演出も素晴らしい。死線を乗り越えた後のあのラストには戦争に対する強い憤りを感じる。 【六本木ソルジャー】さん 8点(2004-05-13 23:12:13) (良:1票) |
80.潜水艦映画では、最高傑作であります。ちと、時間が長いですが・・・ 【ボバン】さん 8点(2004-04-15 00:09:56) |
79.潜水艦という異様な現場での恐怖感などは出ていたと思うが,3時間超という長丁場を乗り切るだけの魅力には乏しかった。特に序盤からの2時間は見せ場も少なく魅せるストーリーではない。中弛みしてしまった。 【北狐】さん 6点(2004-03-10 10:04:31) |
《改行表示》78.重苦しい潜水艦の中の雰囲気がすごくうまく表現されてた。観てる自分も息苦しくなって、映画終わった後、深呼吸してもーたもん。 誰が誰かよーわからん所もあったけど、映画のほとんどが潜水艦の中の撮影でこれほどあきずに観れるのはすごいと思う。少し古い感じがするのも、戦時中の潜水艦の雰囲気が出てて逆に味があった。 音楽もいわゆるハリウッド的な感じじゃないとこが逆に新鮮でよかった。映画館で観たかったな~。 【なにわ君】さん 10点(2004-03-09 02:50:21) |
77.公開時、劇場で見ましたが自分的に「ドイツ製」というイメージが先行しすぎたようで、意外と散文的であっさり味なのが、ちょっと物足りなかった感じ。皮肉なラストシーンも言いたいことがはっきり分かりすぎかつ、ちょっと唐突な気がします。 ただドイツが作った潜水艦映画ということで非常に興味深い作品だと思います。 【シン】さん 6点(2004-03-04 20:39:44) |
76.知る人ぞ知る 名作! 緊迫感や悪臭が臭ってくるかのようなリアルさ.. ラストの無情さも..アメリカ映画とは、一味違いますね~... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2004-03-01 12:24:25) |
《改行表示》75.手に汗握るとはこういう作品を言うのだ!!。水雷戦でこんなに興奮できるとは思わなかった。これを教材として日本もなにか作品を作って欲しい。旧日本軍は夜間水雷戦が得意だったから。 【膝小僧】さん [インターネット(字幕)] 10点(2004-02-28 00:07:19) |
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【仮面の男】さん 9点(2004-02-23 12:22:19) |
73.この作品、なぜか今まで観る機会が無く、23年も経って始めて観た。評判通りの秀作でした。狭く、暗い潜水艦内で悪戦苦闘する名も無き戦士たち。おまけに、相手の船も一度もはっきり表現せず、潜水艦内の閉塞感と孤独感を大変よく表現できていた。実際、艦長以外ほとんど名前が出てこなかったような・・。でも考えてみれば、戦争中99%の兵士は、名も無き戦士だったはず。まさに、あの懐かしいアニメのセリフ『・・。命をかけて歴史をつくった影の男たち。だが人よ 名を問うなかれ。闇に生まれ、闇に消える。それが・・・』を思い出しました。 |
72.冷たい海の中で、勝算の無い命令を死にもの狂いで遂行していった無名の男達の物語。狭い艦内には駆逐艦のソナー音とスクリュー音、爆雷の衝撃が突き抜ける。物語は何の誇張も美化もなく、艦内は緊張と弛緩で満ちあふれている。そして虚しいばかりのエンディング。これほどまでに虚構を廃した潜水艦映画を私は他に知らない。文句無し。黙祷。 |
71.《ネタバレ》 今までに観た戦争映画で一番よかった。死と隣り合わせの緊迫感・絶望感が潜水艦という閉塞空間の中でよく描かれている。やっと死線を乗り越えて帰港したとたん、爆撃を受けるラストには「そりゃないよ~」と思いましたが、これでこそ心に残る作品となったといえます。 |
70.初めて見たとき私は映像に釘付けになった。油、海水、髭、正気と狂気、生と死。そしてほっとさせられた帰還と呆然とさせられたエンディング。少年に大きな影響を与えるには十分な映画だった。最近になって完全版を見た。やはり感想は変わらなかった。 |
【亜空間】さん 7点(2004-01-25 19:15:39) |
68.艦長の男気が素敵だった。最後のUボートの沈没を見届けてから自らも果てるとこなんて素敵過ぎ。元々輸送船なんかを攻撃するUボートであえて天敵の駆逐艦とやりあうなんて素敵、だけどやりすぎ。一応乗組員の命も預かってるわけで。やっと帰還したのに殺すなんて、さすがドイツ帝国。 【スルフィスタ】さん 8点(2004-01-22 19:32:59) |
《改行表示》67.後半海底に不時着してからはそこそこ面白かった。 全編のほとんどが室内の暗い空間だったため、照明とか工夫されたんだろうな~と思う。懐中電灯の光だけ、というシーンが結構あったのでね。 また、敵艦から攻撃されても、戦闘シーンはほどほどに、映画のほとんどは艦内の様子ばかりを映し出していた。 だから内部の人間関係や乗組員の死というものを間近にしての心情の変化などをつぶさに表現できていたと思う。その点は斬新だったのでは。ラストに一気に金をかけたという感じだったけど、結末にはむなしさだけが残ったね。 |
《改行表示》66.《ネタバレ》 密室での緊迫感や恐怖心がこちらにまで漂ってくるような演出が素晴らしい。乗組員の人物描写が上手いので、徐々に感情移入してきます。海底深くまで沈んでしまって動力が停止してしまったシーンなどは、映画と分かっていながらも真剣に何とか動いて欲しいと思ってしまいました。 全ての苦難を乗り越えて何とか生き残ったと思いきや、最後にアッサリと全員殺されてしまうのですがら、本当に衝撃のシーンでしたね。 「必死に勝ち取った生」と「いとも簡単に奪われる命」という対比は痛烈な反戦メセージとして記憶に焼き付きました。 |
65.潜水艦映画の中では、最も現実感に溢れていて秀逸。Uボートの詳細な構造、その戦いぶり、乗組み員の生活などが良く分る。<眼下の敵>とは異なる捉え方をしている。苦労して部下を連れ帰った艦長(ユルゲン・プロホノフが好演)は、最後のシーンで何を考えていたのだろうか。 【チャロ主】さん 10点(2004-01-05 13:12:25) |