198.《ネタバレ》 トラウマからの脱出というテーマは今回はFBI捜査官にではなく、
犯人に向けられていたということが弱かったです。
ノートンのトラウマもあればよかったかな・・
最後のほうの火災からの生還は「宇宙戦争」の息子か!?
と、私はストーリーとしては面白いが納得できかねました。
愛する盲目の女性(ありきたりですね) エミリー・ワトソンが、
どうも風吹ジュンに似ていた・・
全体的にはひとつの作品としても観られます。
しかしやはり「羊たちの沈黙」があったからこその作品なので、
ファンのための説明的な作品です。
こういったレクター博士の使い方ももしかしたら飽きがこないかも?
と思う私は完全にレクターは檻の中のコロンボだと理解しました(爆)
同じような手でテレビ・ドラマ化してもよいのでは・・
もちろんレクターは檻の中で推理しては捜査官いじめをするという(笑)
スターウォーズシリーズで言えばエピソード3、
あと最近よくある序章映画。
やっぱりシリーズモノってもう過去に向かうしかないのですよね。
大成功すると特に未来のことを書くと繋ぎより話が脱線してくる。
で、序章ならば成功作と同じような作りにしても懐かしい感じで繋げてくれる・・
「ハンニバル」が大ヒットした「羊たちの沈黙」からの失敗例だったのは、
何よりも主演女優が変わったことが大きかった。
「ターミネーター2」から「3」に子役=救世主ジョンが変わったことで大不評になった。
そういうものなんじゃないかな。
内容はどうであれファンは同じ俳優の成長や年をとった姿を見たいもの。
もしも役者を変えるのならば出さなければいいと思ったのがこの作品。
ホプキンズのお相手がジョディからノートンに変わってもいいのですよ。
同じことをやっててもいい。
ラストの「羊たちの沈黙」に繋がる(その女性FBIの名は?)
そのひとことが聞けただけでもう感激しました(おかしいかな?)
もうこの作品自体がそれだけでもういい映画になっちゃう。
まあ内容もいるんですがやはり「SWエピソード3」のラストのような感激。