136.柳楽優弥の演技は光っていたが、韓英恵のピュアさも良かった。 【山椒の実】さん [地上波(邦画)] 6点(2009-04-08 00:14:16) |
135.《ネタバレ》 大抵の重い映画に対して、自分は免疫が付いていると思っていたのだが・・・・本作は重すぎる。鑑賞に耐えられなくなり、観るのを途中で止めようかとまで思った初めての映画。子供たちの無垢な演技に胸が潰れそうになった。 ここまで後を引いた映画は初めてだし、今後も出会いそうに無い。点数を付けること自体ためらうような映画だが、ここまで心を揺さぶられたこと、悲しい気持ちにさせられた映画は今まで無かったので、10点献上。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 10点(2009-01-17 11:50:17) |
134.《ネタバレ》 現代社会の無関心をえぐりだした社会に対する警鐘作品・・・と言いたいのだろうが、敢えて言う。誰も知らないほど世の中は甘くない。公園の水道で洗濯するシーン、コンビニで余り物をもらうシーン。こういう「普通じゃない行動」をしている人間を社会は見て見ぬふりをしてくれるだろうか・・。答えは否だ。金節約のためにこういう事をしようとした僕自身の経験から見て間違いない。困っている人の無知や防衛術のなさに付け込んで、経済的、精神的、肉体的、そして性的に搾取しようというとする連中が必ず出てくる。そういうハイエナどもは一般人や役所の人間よりも鼻が効くし、知的障害者、老人、当然子供だって容赦はしないだろう。現代はこの作品以上に危険で不寛容な時代であり、登場する子供たちが行方不明になったりしなかったのは現実では母親が月何回は見に来ていたからだろう。そういう意味でこの作品は所詮一種のファンタジーであり、あるいは「普通じゃない行動をする人」に対する変な憐みにしか僕には感じないのである。 【はち-ご=】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-01-12 00:47:24) (良:1票) |
133.《ネタバレ》 実際にあった事件をもとにしているとはいえ、あくまで基本設定を借りただけで実際の事件の映画化では決してないと思う。事件の再現が目的なら間違ってもこのような映画にはならないでしょう。よって完全なフィクションと解釈。キャストを2、3年くらい共同生活させてそれをそのまま撮ったようなリアリティはすごいの一言。おそらく脚本も細かくは書かれていないのでは。あからさまな結論を出さずに置き去りにされた子供たち(と周りの大人たち)を淡々と描写することで逆説的にこの映画のメッセージが突き刺さってきます。ゆきちゃんを埋めた後、何一つ変わることなく暮らしていくラストシーンに「誰も知らない」というタイトルが辛辣に響きます。 【8bit】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-10-20 00:22:25) (良:1票) |
132.本当に脚本がないんだろうと思わされるような自然な空気感を作った子供等と監督が凄すぎます。多少長いんですが、目が離せなくなる力を持ってます。あれからどうなったのかが気になります。たぶんもう見ないけど。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-06-10 17:54:34) |
《改行表示》131.演技レベルの高い映画でした。みんないい顔してる。 悲しい映画だけど、子供の強さを見た。小さな幸せがすべてな世界だった。 すごくピュアな世界があった。 そしてそれが、たまらなく悲しい映画だった。 【しゃっくり】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-02-11 02:31:32) (良:1票) |
130.リアルです。明君の気持ち、痛い程わかります。いくらしっかりしてったて、子供だけで生きていくのは、厳しい社会なんだと痛感しました。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-14 23:03:23) |
129.痛い。ただただ痛い。虚しくなりますね。でも映画としてはなんかパンチ力が足りないなあ。子供達の演技は自然で良。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-01-04 17:02:02) |
128.現代の日本をとてもよく描き出している映画だと思います。 もちろんごく限られた一部分を、ですが。 淡々とした、清涼だといってもいいほどの雰囲気や、 まったく日常のテンションでおこなう、リアルな演技など、 傑作だと思います。 【チビすけ】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-12-10 22:15:00) |
127.この映画は評価できません。なぜこんな映画作ったのかわからない。演技はいいけど、脚本も編集もだめ。もっと短くできるでしょう。わざとメッセージを抑えているようですが、もっと強く「子育てに責任もて」と訴えるべきでは?娯楽のために映画観てる自分としては、この映画は時間の無駄でしかありませんでした。 【よしふみ】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-11-25 20:17:57) |
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126.母親から見捨てられ、認知もされずに、生きていく子供達が痛々しくて見ていられませんでした。 【SAT】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2007-10-21 22:42:55) |
125.とても悲しい物語。誰かを一方的に断罪するような過剰な説明を排除し、映像の積み重ねと登場人物達(子供達)の実際の成長・変化と役柄上の成長・変化を重ね合わせるというドキュメンタリー的な手法で確実に観る者の心に何かを与えてくれる。何かというのは人それぞれであり、映画とはそういうものだと思う。言葉で伝えられるような一言ではなく、観た者の心に残り続け、ことあるごとにそれを思い出し、人生を変える一つの要素になってくれるような映画。成長の早い子供達を描いているという点でこの作品は製作者の当初の狙い以上のデキになっている筈で、そういう意味で言えば、この作品は映画の神が降りた作品の一つ。子供虐待映画というジャンルがもしもあるとすれば、この作品はこれからずっと比較対象となって思い出される映画だと思う。 【Sean】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2007-09-14 19:01:19) |
124.真綿で首を絞められるような映画でした・・・。子どもたちが捨てられるというバイアスをもってないと、前半の淡々とした日常はあまりに長すぎです。でもやはり、子どもたちが自然体の静かな日常をとらえ続ける撮影監督の技量には感服です。長男の明がお金の工面にパチンコ屋に勤める誰かの親父に会いに行ったとき、にやにやしながら「お金を貸して」というところはもう脱帽でした。こんな演技があったのか!と。彼はスゴイ。前半と後半の顔つきも全然違っていて、子どもの成長の早さにびっくりです。 【kaneko】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-09-14 10:08:46) |
《改行表示》123.YOUちゃんがとってもキュート! 是枝作品では唯一良かった作品。 【にじばぶ】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-09-09 00:48:04) |
122.柳楽くんも含めた子役達の演技、挿入歌として流れるタテタカコの「宝石」。評価できるポイントはこれぐらいですかね。実際の事件がモチーフとされていますが、映画としては、なんともいいようがないです。 【☆Tiffany☆】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-08-04 06:50:12) |
《改行表示》121.《ネタバレ》 もちろん一番よくないのは育児放棄した両親とりわけ無責任なヤリマンママなのであるが、それはこの映画では断罪していない。日本ではまず見かけない「ストリートチルドレン」だが、もし東京にストチル(略した)がいたらこうなるだろう。 コンビニで、チョコを沢山レジに持っていった時、店員は「旅行にでもいくのかな」とテキトーなことを言う。廃棄になる弁当をこっそりあげるコンビニバイトも、疑問を持たない。しかしこのやりとりは、あまりにも非日常的ではないか。それが監督の言いたかったことなのではないか。要は、こういう不自然な子供の行動について、まわりの大人は「?」をいだかなきゃいけない。それが大人に出来ることだろう。 残念ながら、東京でストチルになっても、普通の家庭の子供と区別がつきずらい。 【no_the_war】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-07-30 23:44:08) (良:1票) |
120.とても重いテーマですが、最後まで集中して鑑賞することができました。今日も日本のどこかで、彼らのような暮らしをし、その存在が「ないもの」で済まされている人が居るかもしれない・・・そんな事を想像すると、何だかな~と言葉にならない思いで一杯です。正直、後味がいい作品ではなかったですが、子供達と母親役のYOUさんの演技はナチュラルで良かったです。子供達が皆で「どん兵衛」を食べるシーンが妙に印象に残りました。 【うさぎの餅つき】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-24 23:12:03) |
《改行表示》119.ただただ捨てられた子の生活と成り行きを追うだけ。 こういう映画って誰に向けてつくっている話なんでしょ。 育児放棄しそうな人が観たって感化されないと思うし・・・。 リアルってだけで評価されてるフィクションなら、不出来なドキュメンタリー観てるほうが有意義。 作り話としてつくるのなら筋を作ってくれ。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 0点(2007-05-29 20:43:40) (良:2票) |
118.《ネタバレ》 モデルになった事件を知ってから鑑賞しました。一部人物描写が事実と異なっていましたが、実在する子供たちへの救いかもと思いました。実在の長男がしてしまった事と映画の中の長男を比べると余計に辛かったです。あっぱらぱーで"子供より男"な母親。そして異常な親子関係が通常になってしまった子供たち。子供たちの学校についても、何故行かせないのかは実際の事件のレポートで謎が解けます。映画だけ観ていたら分からないと思います。そういうのを説明に入れなかった理由がいまいち分かりませんでした。映画は観ていてとても悲しく切なかった。そして小さな子たちの明るい演技に救われ、そして益々悲しくなる。いつも明るくおばかで愛らしい次男坊の変貌が悲しい。4,5歳になるのに赤ちゃん用のピコピコサンダルしかない次女の後姿がとても悲しい。母親の服を売らせない長女が悲しい。僅か小学生で家族の面倒、家計・家事等全てを押し付けられた長男が悲しい。その反面大人たちの冷たさ。少なくとも母親の元彼たちは実情を察する事は出来た筈。そして母親。もう言葉にならない。次女の死後届いた現金と手紙を見て本気でむかついた。親になってしまったら「いち抜けた」なんて出来ない。かといって"子供が全て"になるべきとは思えないが、親の責任はある。冷たいようだが実在した放置母の心境を知りたいものだと思った。この映画はそんな感情が渦巻く生々しい作品だった。 逃避的な救いは画面で見た悲惨な子供たちが役者である事でしょうか。 【ジェイムズ】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-04-21 01:05:38) (良:1票) |
《改行表示》117.純然たる生への渇望。 誰も知らなくても誰かが生きてる。 【魚】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-04-20 02:59:53) |