362. バックグラウンドのない、行き当たりばったりな海賊のような格好良さが映画の中に練り込まれていて、本当に楽しい話だと思う。 のだけど、最近の宮崎駿の新興宗教のようなよく分からない主張や、鈴木プロデューサーの中国共産党の指示で言わされているかのような安保闘争のような主張が気になって、何となくジブリ作品が気持ちが悪いと感じるようになってしまった。 いくら面白いと言われても幸●の科●の映画を観たりしないのと同じ種類の気持ちの悪さが、過去の作品に遡って発生している。心躍る作品だったはずが、今、後になってちょっと思想や教義が少し振り掛かると違った意味が出てきてしまうのではないか。 作り手があまり共産主義的なことや新興宗教のようなことを発信しない方が良いというのはこう言う理由からではないだろうか。 【黒猫クック】さん [地上波(邦画)] 5点(2013-07-28 22:20:35) |
361.《ネタバレ》 話を広げず、最後まで淡々と進み後味も悪くない。大人向けの良質なアニメ。ただ、もうちょっと主人公が豚である必然性はほしかった気がする。 |
360.他のジブリ映画と趣が異なっていることと主人公がきざな豚ということで、結構見らず嫌いになっていたが、大人の男のロマンが感じられ結構好感が持てる。それに空想の物語でなく、第1次世界大戦後、世界恐慌、ファシズムの台頭の時代とイタリアを舞台にしたのも他と違っていて興味を覚える。空中戦シーンは好きではないが、中盤の飛行機を改造するあたりはとっても好きで宮崎映画らしい雰囲気を感じる。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-12-22 22:12:07) |
359.《ネタバレ》 格好良過ぎだろこの豚野郎。タバコ吸うな。ワイン飲むな。こっち見んな。いちいち渋くてクールで、たまらなく引き込まれる。豚のいる教室、ベイブなど他の豚野郎どもを駆逐する勢いの最高品質豚映画。ファックな豚が飛行機を乗り回し、女に色目を使う。とにかく格好良くてセクシー。男の魅力はなんなのかと本気で考えてしまった。音楽も良い。 【lalala】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-12-02 01:27:06) |
358.《ネタバレ》 何度か見ていますが・・・やはりこの作品は自分には合わないようです。特にフィオのキャラがあまり好きになれませんでした。でも森山周一郎の声は素晴らしいですね。豚の声は森山さん以外考えられません。また10年後くらいに見るような気がします。 【ramo】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-11-23 20:31:38) |
357.《ネタバレ》 ええ、今まで何度も観てます。でも今回改めてマジメに鑑賞致しました。。。・・・こんなにいいとは思わなんだ(笑)観ているうちにドンドン涙目に…なんでかな?何か恐ろしく心に「響いて」しまったよ。男の美学、、、多くは語らないが、明確に、確信的に、持っているモノ、、、ポルコシブい、シブすぎる、、。優しいまなざしで見守るジーナが言う「いつまでたっても馬鹿ね」。愛すべき大馬鹿野郎達にフィナが言う「空賊たるや、誇りを持て」のシーン、、、いや、分かってるんすよ、ジブリテンプレートだってことは。でもいいものはいい! アニメならではな可能性を存分に発揮した本作。 男の熱いロマンが詰まっていますね。美しいアドリア海の風景と共に残る余韻も素晴らしい。参った、メチャクチャ良かったよ!よって満点!! 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 10点(2012-11-14 19:39:22) |
356.《ネタバレ》 ポルコ・ロッソがひたすら渋い!! オトコはやっぱ顔じゃなくて中身よねー。 ダンディズム満載のこういう映画って、ともすると単なるオトコの自己満足に終わっちゃうもんだけど、この映画は主人公がブタさんっていうひねりのおかげか、アタシも最後まで置いてけぼり食らわずにすんだわ。 とは言ってもアタシはやっぱり終始マダム・ジーナ目線で「ホント男っていつまでもガキよねー」みたいな感じだったけど。 でもそのマダム・ジーナも結局ポルコ・ロッソの少年性に惹かれてるんだろうから…男と女は堂堂巡りね。 それにしてもブタさんの声の渋いこと! この映画は森山周一郎のダンディなお声ナシでは考えられないわ。 そしておトキさんの艶やかな歌声! アドリア海の至宝、誰もが惚れる大人のイイ女マダム・ジーナの声をアノ加藤登紀子がやるってのもある意味斬新だけど、しっとりした歌声はさすが! とってもステキだったわー。 …観客に想像の余地を残したラストだけど、元に戻ったブタさんのお顔もアタシはちょっぴり見てみたかったなー。 【梅桃】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-08-31 15:23:39) |
355.《ネタバレ》 昔は最後の決闘のシーンしか覚えていなかったが、10年経ってもう一度見る。響くものが違う。 男ってばかよね、とつぶやくジーナの庭。どんなに声を張っても届かない、雲上の死んだ仲間たち。碧いアドリア海に気持ちの良い白い線を引いていく真紅の飛行艇。今の自分の人生と連続していない別の時間のような気さえする、鮮烈でいて夢のような一瞬。エンドロール「時には昔の話を」のようにぽつり、ぽつりと浮かんでくるシーンが美しく、切ない。 【CEDF】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-08-07 11:25:06) |
354.ポルコがめちゃめちゃキザなことを言っても引かずに観れたのはやはり豚だったからでしょう! 【しっぽり】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-08-06 22:20:21) |
353.《ネタバレ》 「大人向け」「男のロマン」…自分にとっては「くだらない」が一番ピンと来る。なんかドタバタしてて展開もベタ?もっとスマートなストーリーだと、豚がカッコよく思えたのかも知れないけれど…ちょっと最後まで豚が好きになれなかった。 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-05-20 22:18:43) |
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【akila】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-05-20 20:46:42) |
351.《ネタバレ》 この映画をはじめてみたのは、20歳の時でした。 その時の感想は、「バカが空中戦をやっている映画」というキャッチコピーを受けて、「バカが海の中で殴り合っている映画」というような印象が強かったように憶えています それからの20年間の中で、部類の飛行機好きな私は何度もこの映画を見て、次第にこの作品の登場人物の経緯を非常に少ないセリフと描写で説明していることに気づきます ポルコは少年時代センセーショナルに登場した空飛ぶ機械に憧れ、冒険旅行家になるべく17歳の時に初飛行までこぎつける、が、飛行機は戦争の道具としてしか用いられることがなく、フェラーリンのようにはなれなかったので、自営正義の味方という豚になる魔法を思いつく 一方、幼馴染のジーナは歌を歌うことが生きがいな少女で、その純粋で少年の心を忘れられない、マルコをずっと想い続けていたが、待ちきれず何度も結婚してしまう 飛行艇を修理した帰りのホテルアドリアーノの庭とアクロバット飛行で、鮮明に描写かれており、大人になったつもりでいるマルコとジーナの心を純粋な時代の記憶でいっぱいにします (私はそのシーンでいつも泣いてしまうのですが・・・) 宮崎監督の照れ隠しなのか、現代風のドラマチックなラストを避けたところに、なにか監督の本当の優しさも感じます、もちろん宮崎作品ではコミック版のナウシカと優劣をつけがたいほどの堂々1番な作品で、公開当時の変なキャッチコピー群がマイナス評価です(特にプロデューサーのは予告編などは劣悪でした)、もうひとつのマイナス評価は雲の平原の所での蛇足です もし、この作品がなかったとしたら、私は少なくとも宮崎監督のことをちょっと違って見ていたと思います 他の宮崎劇場作品では決して見ることのできない普通の人間としての人生の難しさや優しさを(金貨半分くれてやる--フェラーリンの道案内,etc.)繰り返し見ることによって(...)味わうことができます... そしてこの映画が飛行艇による空中戦の映画などではなく奥ゆかしい人たちの恋愛映画であることを発見します 【psw】さん [映画館(邦画)] 9点(2012-05-15 19:53:19) |
350.2012.04/17 鑑賞。アニメなのに見終わった時にはその感、無く一般映画を観た感じ。すぐに映画の世界に入り込む。アニメ作品では初めての経験。 森山周一郎 のポルコ・ロッソ、声が渋いの一言追加。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-05-07 19:02:04) |
349.初めて観た時はイマイチだったけど、歳を重ね何度か観ると味が出る大人向けジブリ。渋い豚。渋すぎる。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-04-22 04:25:59) |
348.大人になって、この作品がわかる様になった、、と、多く語られている。 公開当時、もう大人だったんで、充分にこの作品を味わっていたつもりだったんだが。。 じじぃになって、また観て‥…。。。。。 もう、参った。 …公開当時、既に”じじぃ”だったヒト達はこの映画(アニメなんて)知らないんだろうなぁ。 【GUSUTAV03】さん [地上波(邦画)] 9点(2012-04-07 06:28:43) |
347.《ネタバレ》 主人公の変身が、ストーリーの芯にはなってないですよね。人間界に愛想を尽かしたことは分かるけど、なぜ豚なのか。かっこよくなってしまうことへの照れなんでしょうな。でもこのダンディズムより少女フィオが出てきてからのほうが宮崎さんらしく感じられる。無骨な男どもが家来になっていくパターン。女たちだけの工場で木製の飛行機が作られていく、ってのは、考えてみれば宮崎さんのモチーフだらけなわけだ。見せ場としては町の水路から飛び立っていくところもいいが、やはりゆっくりと昇天していく友人たちの飛行機のシーン。亡霊飛行機たちが銀河のような流れを作って。「昇天」ってのも、『ラピュタ』のラストとか宮崎さんの重要なモチーフだった。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-02-24 10:13:39) |
346.前の方も書かれているように、人間だったら嫌味に見えるに違いない主人公を豚にしたアイデアに脱帽。魔法を解くという方向に話がいかないのも○。クライマックスの空戦は盛り上がりに欠けるけど、ラピュタ同様、空の高さ・広さ・青さが実に心地よいのでまあいいやと思えます。この頃までのジブリは本当に映画館で見る価値があったなあ。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-01-30 17:55:34) |
345.《ネタバレ》 森山周一郎さんのお声はホントに素晴らしいですね! 声質ってルックスなんかよりよっぽど説得力があるんじゃないでしょうか? かわいい?豚さんでハードボイルド!!まさにアニメでしか為し得ない良さが滲み出た作品だと思います。 【ろにまさ】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2011-11-30 23:03:46) |
344.何とも渋いアニメ。 実写ならともかく、男のダンディズムをアニメで表現したところがすごい。 主人公が豚という設定が唯一のアニメらしい部分だけど、 決してドラマチックな展開があるというわけではないので、 小さなお子さんたちは途中であきてしまうかも。 森山周一郎はもう完璧。声の渋さ、重厚さ、その存在感に、さすがはプロの声優だと唸るばかり。 下手なテレビタレントなんか使わないで、こういう人たちをどんどん起用すればいいのに。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-07-17 04:59:18) |
【HRM36】さん [地上波(邦画)] 8点(2011-07-05 16:09:09) |