100.《ネタバレ》 みなさんが言っている通り、題材が題材だけに緊迫感・臨場感は結構なものがある。実際と映画との内容がどれだけ同じかは推測にしかならないが、恐怖は相当なものだったろう。犠牲になった方々のご冥福をお祈りします。映画としては途中やや間延びがあったのが残念かな。 【noji】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-12-14 11:51:53) |
99.非常に緊張感のある映像に仕上がっていた。アメリカ側から見た描き方ではなく、もしテロリスト側から描いたら、どうなるのか? あまり考えたくは無い・・・。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-12-07 18:01:20) |
98.全編を貫くストーリーが希薄で、部分を繋ぎ合わせただけのシロモノ。 9.11という事の重大さが既に『ストーリー』であるとはいえ、映画にする以上は誰か一人(複数でもいいですが)の視点から見て再構成したほうが見やすいし感情移入できますが、ただ時系列にバラバラのシーンが延々と続き、何が言いたいのかひたすら困惑しました。 映画とは確固とした立脚点があり、その立脚点から解釈したメッセージを構成することが映画の生命線のはず。 この”映画”は立脚点や解釈を確立することを最初から放棄しているために、”事実らしきシーン”を切った貼ったして時間を稼いだだけの思考停止動画になってしまいました。 その思考停止ぶりが見ものといえば見ものでした。 【kazu-chin】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-11-28 17:54:14) |
97.《ネタバレ》 公開された当時は、もっと国粋的な宣伝映画色(先の戦時中に作成さてたような)が強いのではないかと思って敬遠したのですが、今回地上波で放映されて見た印象は大分違っていました。生存者がいないのでボイスレコーダーや地上との電話などに残った肉声によるあくまでも想像上のストーリーではあるものの、忠実に事実だけを伝えようとする姿勢はひしひしと伝わってきました。実際の時間経過とほぼ同じ流れで再現された内容は、不必要な過剰演出などを全てそぎ落として、息つく暇も与えない迫力ある内容に出来あがっており、好感が持てました。 尚、9.11のテロについては米国側の陰謀説も噂され、この映画に出てくるシーンなどでも当時そんなに簡単に空中で携帯が通じたのか、墜落した現場の状況から単純な墜落ではなかったのではないのかなど、今でも疑問は残っていますが、逆に考えると、当時この映画の通りのことが起こったのだとしたら、米国の防空能力、危機対処能力などに大いに問題があったということになります。米国が軍事大国だというのは大いなる幻想なのかもしれません。 【キムリン】さん [地上波(字幕)] 7点(2008-11-23 19:06:08) |
96.《ネタバレ》 リアルな描写や緊迫感のある演出に圧倒されつつも、ドキュメンタリーとはいえやはり推測の域を出てはいないのだろうとどこか醒めた気持ちで見ていました。しかし、乗客が勇敢にもコックピットの入り口まで迫り操縦席を奪回しようとしていた様子が録音記録に残っていると知ったのは、その後でした。あと数分でも時間があれば彼らは助かっていたのかもしれないと思うと、無念としか言いようがありません。このテロ事件の際には1機目2機目とよく耳にしましたが、テロリストも含め一人一人に命があったことを忘れてはならないと思います。 【プライドだらけ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-11-22 23:22:00) |
95.良質のドキュメンタリーを観ている様でした。本当にポール・グリーングラス監督はこういうサスペンス調の映画を撮るのが上手いと思います。手持ちカメラなのに安っぽさが微塵にも感じられない、ずっとドキドキしっぱなしでした。 しかし当然結末は分かってはいたが、辛い終わり方だ。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-20 18:31:40) |
94.《ネタバレ》 9.11でハイジャックされた1機の飛行機と、それを取り巻く人々の緊張感をひたすら描いた映画。結局何もできずに、次々と連絡がとれなくなり、何が起こったかもわからない。当時の現場の人々の苛立ちを追体験しているかのよう。 リアリティ重視のためだろうが、一人一人の人間を丁寧に描くということをしていないため、感情移入はできがたい。逆に言えば、死んでいく見知らぬ人に感情移入などできないというのがリアルなのではないでしょうか。それが現場だとしても、それはただただ恐ろしいだけで、ほとんどの人は他人の心配などできようもない。そんなクライマックスは恐ろしい。数あるパニック映画のように、結束して友情ができあがったり、恋が芽生えたり、誰かの大活躍や、大逆転なんかない。見知らぬ人に囲まれ、ただ死を覚悟しなければいけない。 クライマックス以外はわかりにくい状況をダラダラやってて退屈な部分が多いのが難でした。通常の映画とは違った切り口で、事実に対して誠実で丁寧ではありますが、そのことだけで手放しで絶賛はできないです。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-03 16:21:35) |
93.《ネタバレ》 映画館の座席の手摺をグッと握り締め、汗をかきながら終始みてしまいました。秀逸です! 【ドクターペッパー】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-10-01 23:06:49) |
92.まあ、ドキュメンタリーと見紛う危うい映画。綿密に取材を重ねて丁寧に作られた作品であることはよく分かる。一般乗客にとっては、あまりにも不条理な死。でも、これが「記録映画」的に「真実」として大勢の人間の印象に残ることは、ある意味危険かも。製作者たちは誰も現場を見ていない。これが「まんま」あの時起きたことかどうかは分からない。事実をアメリカ側に有利に歪曲していない可能性もゼロじゃない。といって、私はこの映画を根本的に否定する気にもなれないのだが、これを見せられても、正直なところ、緊張感と虚無感だけが伝わってきて、それ以外に感じるものがほとんどなかったのも事実。勇敢に戦った市民たちがいたのだ、という記録のため? 特典映像に各遺族を追ったものが入っていたが、遺族にとっては慰めにもなっていたようだから、それだけでも意義はあったのだろうか。こういう生々しい大事件を後から映像化(TVドラマも含め)する意義って、一体何なのだろう、といつも思う。記録映像ならば分かるが、商業ベースに乗せる意味が、やっぱり分からない。悲劇に群がるハイエナ、と言っては言い過ぎなんだろうし、自分も見ているわけだから同類であることも自覚しているが、何かこう、引っ掛かる。いっそ「事実をもとにしたフィクションだ」と明言してくれれば、見る方もすんなり見られるのだが・・・。この作品に対する感想というより、ほとんど愚痴になってしまった。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-09-19 16:39:32) |
91.《ネタバレ》 WOWOWであっていて思わず見入ってしまった。リアル感、臨場感はすごかった。乗客皆が結束した後のあのエンディング、胸がつまった。 【ばっじお】さん [地上波(字幕)] 7点(2008-06-25 15:35:23) |
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90.結末がわかってるから、観てる間じゅう泣きっぱなしだった。 【エムラ兄妹】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-06-20 16:52:39) |
89.《ネタバレ》 手持ちのカメラによる撮影の効果で、とても生々しい、リアル作品に仕上がっています。こんなに胸が締め付けられるような感覚に陥る作品が今まであっただろうか・・・。一時たりとも目が離せませんでした。このような事実があったことを、僕達は決して忘れてはいけないですね。事実を基に製作されたとはいえ、人の心をこれほど揺さぶるこの作品の力、映画の力・表現力って本当にすごい・・・。 【たけたん】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-04-24 06:29:10) |
【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-25 23:21:26) |
87.証言を元にあそこまで創るとはスゴイですね。結末は分かっていたけど助かってくれ!って思いました。 【エムシュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-02 20:01:01) |
86.《ネタバレ》 こんなにも、始めの1カット目から緊張しながら見た映画(映画といっていいのかどうか。)は初めてです。 結末を知っているとはいえ、最後、乗客のみんなが操縦桿を上げたときには、飛行機が姿勢を直してくれることを祈っていました。 未来を知っている、ということがこんなにも恐ろしいことだとは。 【雲の上から】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-01-13 20:14:19) |
85.「事実は小説より奇なり」とはいえ、脚色を抑えすぎて凡庸な映画になってしまうものもある中、飛行機の中という想像するしかない部分と、管制塔などリアリティを追及できる部分をうまく組み合わせている。ただ、演出のためとはいえ、手持ちカメラのブレは個人的には好きではないので減点。 【mohno】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-06 23:16:06) |
84.面白いんだけどなぜか後ろめたさがある。知人に「これ面白い」と素直にいえない自分がいる。 【みどりいろ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-06 03:33:19) |
83.《ネタバレ》 最初は9・11を映画にするのはあまりにも早いんじゃないかという気持ちが強くあったが、アメリカで生まれた身としてはやはり「観てみたい」という気持ちが勝り、映画館まで足を運んだ。そして僕は現実を直視する辛さを改めて知った。結末は誰もが既に知っている。でもそう知っていても、どうしても「助けてあげたい」と切に願った。この叶えられない願いが心を苦しめ、映画館でかつてないほどボロクソに泣いた。その一方、乗客達が(この結末を知る僕たちからすれば)どんなに絶望的な状況におかれていても、彼らは「生きる」という希望を求め、一丸となって体当たりしていく姿に人間の強さを感じ、心打たれました。この映画はあの日何が起こったかを何も偏見を加えずに淡々と描いただけのものである。だけど、僕はあの日のことを形にしたことに意味を感じます。乗客達のみならず彼らの家族の勇気を心の底から称えたい。 【たいがー】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-01-02 18:41:46) |
82.やっぱりプロパガンダ映画にしか見えません。TVドラマの「24」もそうですが、どうしても「テロとの戦争」を支持、あるは参加させようという製作者側の意図が見えてしまいます。それに加えて金儲けも出来て一石二鳥ですか? アメリカ人ならともかく、日本人がこれ見て誘導されちゃ駄目だと思います。太平洋戦争前の日本でもこういう世論誘導がなされていたことを肝に銘じるべきじゃないでしょうか? 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-12-28 01:46:29) |
81.あの事件をわざわざ脚色した作品など観たいなんて思っていませんでしたが、「ボーン・アルティメイタム」の出来に感動して、監督の手腕目当てで鑑賞。 観賞後は自分の認識の甘さに反省しきりでした。 あれだけ乗客と外部が接触できる状況であるのなら、現実を随分再現されているのでしょうね。 そして、当日の混乱をここまで想像できていなかったのを痛感。 やはり対岸の火事にしか思えていなかったんだな・・・。 多くの概念を覆す一大事であったのをよりリアルに実感させてくれる良作。 【カラバ侯爵】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-12-18 21:28:38) |