1.《ネタバレ》 原作を知らず全く知識なく見に行った。終始ひきこまれた。
一攫千金を得るか、はたまた死か・・命を懸けたギャンブルに挑むため船に乗り込むのは「クズ」と呼ばれる借金まみれの貧乏人達。
船に乗れば借金がチャラになると夢見ていたのに、そこで行われるゲームに参加するためには最低100万円を借りねばならなかった。暴利で膨らむ借金を返すために、またさらに借金を重ねる。まさに借金地獄。
特に2ゲーム目の地上74メートルの鉄骨渡り(人間競馬)は恐ろしかった。
渡りきれば賞金は1000万円、しかし失敗は即死。まさに死のレース。
ホテルの中ではディナーを楽しみながら、次々と「クズ」が脱落する様を高みの見物する金持ち達・・
人間の醜さ、弱さをまざまざと感じさせられた。
ラストまで主演2人の演技はすごかった。すごい迫力だった。
舞台ちっくでおおげさという意見もあったが、原作やアニメをかなり忠実に再現してたと思う。
私は映画を見終わった後アニメを見たのだが、アニメは相当グロイし黒かった・・
でも恐いもの見たさで見てしまう。続きを見ずにはいられない。
ギャンブルにはまっていくカイジにはまってしまった。
この映画はグロイ描写があるわけではない。とにかく精神的に恐怖を感じる映画だった。
子供には見せたくないけど、子供を生む前に大人に見て欲しい映画かもしれない。