67.う~ん、ラストは感動させたいのが伝わってくるのだが、 すごく冷静に見てしまう自分がいるんだよなぁ。 永作さん演じる誘拐犯にどうしても感情移入が出来ない、、、。 どんなけ可愛い顔してても、やってることは最低だからな。 だから、これで感動するとダメ!と潜在意識で思ってしまっているのかもしれない。 とにかく、もやもやする作品でした。 【はりねずみ】さん [地上波(邦画)] 5点(2016-02-28 19:57:41) |
66.いつだって被害者は子供だ!生まれる場所も時代も、親も選べない。大人たちの都合で生まれ育てられる。自分では何も選べないし決められない。だけど生まれてきたことで、色々なものを見たり聴いたり触ったりできる。心を動かされる瞬間がある。きっと井上真央の子供も順風満帆とはいかないかもしれない。それでも世界を知ることはできる。世界を体験することはできる。大小は関係ない。大事なのは心が揺れる、その高鳴りなんです。八日目の蝉は決して無意味じゃない。そこにはかならず意味がある。私が生まれてきて、この映画に出会えたように・・・。 |
65.《ネタバレ》 井上真央のけだるい雰囲気がとてもよかったです。ただ、劇団ひとりがひたすら気持ち悪い。劇団ひとりのベッドシーンは、正直放送禁止レベルだった。井上真央のような地味目にしていても綺麗な女性が、既婚の劇団ひとりをどうして選ぶでしょうか?映像的に、リアリティがなさすぎました。明らかなミスキャスト。きちんとした役者さんをつかってくれたらよかったのになあ。 あと、井上真央(役名は忘れた)が、本当の母親(血縁あるほう)にずっとぎこちなかった、きちんとした関係性を築けなかった、という設定には違和感がある。だって20年以上ちゃんと育てられてんだし、希和子のほうにふつうそんなに思入れないと思うけど。 誘拐は誘拐ですよ。犯罪です。 【ギニュー隊長★】さん [地上波(邦画)] 6点(2014-09-10 11:33:30) |
64.《ネタバレ》 いい。すべていい。脚本も役者も音楽も映像もすべてが上質。こんな映画をもっと見たい。 |
63.なぜ、誘拐したの?なぜ、私だったの? キャッチフレーズから非常に興味を湧いたがラストはもやもや。母性?男の私には共感できない部分が多い。歪んだ愛の話を語る前に生後間もない赤ちゃんを置いて、無防備にも窓の鍵を閉めずふつう外出するか?しか頭に残らなかった。まず誘拐シーンに疑問が残った。また、永作の演技以外はキャスティングが悪い。小池も劇団ひとりもサスペンス調の割にはバラエティー系はマイナス。 |
62.自分には全く面白さが理解できなかった映画。結局この誘拐犯の女に感情移入できるかどうかなのだろう。そう考えると、大人になった娘のシーンの尺が長すぎるのはどうかと思う。どうしても後日談として、当時を淡々と振り返っているというイメージになるので、誘拐犯の心情にのめり込めない。もっと逃亡生活を中心にじっくり描いた方が良かったんじゃないだろうか。 【もんでんどん】さん [地上波(邦画)] 3点(2014-02-10 14:12:34) |
61.《ネタバレ》 告白します。いま私たち夫婦には、10歳の長女と8歳の長男がおり、「よく似た姉弟ね」とよく言われます。実は長男は、8年前に公園で誘拐しました。妻が病気で子供を産めなくなり、男の子が欲しかった私たち夫婦は、迷った末に男の子を誘拐したのです。もちろん今も、産みのご両親には罪悪感があります。だけど私たちは間違いなく「本当の両親」です。だって私も妻も、二人の子供をわけ隔てなく育ててきましたし、長男は明るく元気に育っていますから。このことを知ればきっと、産みのご両親は私たちを許して下さることでしょう。■と、いうのは「嘘の告白」でした。●では本題。希和子は自己中の誘拐犯。でも正直、「希和子はええ母親や」と心揺さぶられました。だけどそれって映画マジック・・・今は「騙された感」がいっぱいです。脚本の良さと、永作博美の演技が上手かったからでしょうね。★さて上に「嘘の告白」を書いた理由は、「希和子の愛情は本物」と信じる人が予想以上に多いと思ったから。でも女性なら、そう感じてしまうのが自然なのでしょうね。★『人間椅子』みたいな告白でしたが、どうぞお許しを♪ 【激辛カレーライス】さん [地上波(邦画)] 8点(2014-01-02 23:58:04) |
60.誘拐は犯罪とはいえ、いろいろ考えさせられる映画だった。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-12-12 06:57:12) |
59.《ネタバレ》 誰がどういうことを考えてそうなってしまったのか分からないのだが、最大の敗因は、井上真央の側に重点を置きすぎてしまったこと。●原作では、まず逃亡時の部分を全部一続きにまとめることにより、先がどうなるか分からない、どこから誰が追ってくるか分からない主人公の不安感に読者を巻き込み、また逃亡終了の際のあっけなさ、容赦なさを際立たせることができた。しかも、そこから現在の話が始まることにより、自分が物心ついたときにはすべてが終了していて、その十字架を背負わされることになった、娘にとっての環境の理不尽さをも実感させることができた。この作品では、同時並行の形をとることで、永作の側は単なる過去の回想同様の扱いになってしまっている。裁判後(出所後)の永作が完全に無視されているのが、その象徴。●ラストの部分は、ほとんど別作品といってもいいくらい改変されているが、とりあえず、物語の最大のクライマックスである、岡山港でのすれ違いの場面を奪ったのはなぜなのか。また、娘が新たな視野に気づくのが、「その子はまだ朝ご飯を食べていないの」というたった一言であるところに意味があるのに、現像された写真などという分かりやすすぎるアイテムを持ち出しているのは、見る側をなめているとしか思えない。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-09-15 01:42:50) |
58.《ネタバレ》 うーむ、お見事。永作さん流石(さすが)、小池さんすごいよ、、近年の邦画はある意味独特の進化を遂げていますね。そう、まさに、深く切ない人間の「業」。これは日本人特有の感性が導き出したものと言えるのではないでしょうか。この映画はとても対照的な描き方をしています。それは「運命に翻弄させられながらも強く生きる女」と「軽薄な男」。無責任な男の行動によりこんな結果になってしまった。つらく苦しい時間の流れの中で、何を考え、何をして生きてきたのか。こんなにつらい脚本を考えた人もすごいけど、ちょっと長い時間を一気にみせるだけの構成力のスゴサも素晴らしいと思います(きっと監督サンの手腕でしょう)。いやーー、とっても罪深い映画でいろいろ考えてしまうよなぁ。というか主演大人出演者の素晴らしさはいうまでもないけど(劇団ひとりのチャラさもピッタリキャスティング)、子役の子がすごいよホント。とっても高レベルな本作、見応え満点でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-08-21 08:47:30) |
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【Yu】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-07-13 11:42:26) |
56.小説を読んだ時はそうでもなかったけど映画では永作博美に完全に感情移入してしまい涙が止まらなかった。 【ぺん】さん [DVD(邦画)] 9点(2013-05-01 12:24:35) |
55.良かった。とにかく永作博美の演技が素晴らしかった。でも小池栄子はミスキャストでお世辞にも良いと言い難い... 【映画】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-03-18 03:36:47) |
54.《ネタバレ》 面白かった。泣いてしまった。感情移入できた。永作博美(誘拐犯)も井上真央も森口瑤子(実母)も小池栄子も良かった。だけども、劇団ひとりだけ、浮いていた。井上真央とのキスシーンなど、劇団ひとりのコントにしか見えなかった・・・ 【おれおれ41】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-01-24 00:10:49) |
53.《ネタバレ》 シーン一つ一つは良く出来てるなーと思いましたが そもそも4歳までなら、本当の親になつくんじゃないかなーとか そういえば自分の周りで親が離婚してる奴は、自分が親になったときも結局離婚することが多いなー(全然話は違いますが…)とか 考えちゃって、あまり感情移入できませんでした。 あと最後は再会すると勝手に思っていたので(予告で見た気がしていたのに…気のせいでした)なんとなく不完全燃焼でした。まあ、会わない方がよいのかもしれませんが。。 【なこちん】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-01-20 03:09:35) |
52.人それぞれ覚えている記憶の時期って違うじゃないですか? 中には10歳以前の記憶がないっていう人も私の周りにはいます(笑)。 私は、この主人公と同じ3歳から5歳くらいなんですね。 5歳の時、両親が離婚して借金を残したまま父は姿を消しました。 それから、およそ40年ぶりくらいに父方の叔母に会い、主人公と同じように記憶をさかのぼったんです。 映画に出てくるカルト教団、東京は勿論、叔母も新興宗教に嵌っていて、観ていてヘドが出てきそうでした。 私の人生経験から、現在私は完全無神論者ですが、叔母に会って父の話を聞いたとき、今歩んでいる私の道と父の歩んだ道が同じように聞こえたんです。 どうしてでしょうか。血は争えないと言えばいいのでしょうか? 叔母から話を聞いて、なんとなく憎しみが薄れていってました。 でも、この映画のように、希望までは持てない自分がいるのも、現実はそれほど甘くないという実感が残りました。 映画自体は最高のエンディングでしたよ。 【クロエ】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2013-01-03 23:50:43) |
51.《ネタバレ》 原作未読。登場人物の誰に感情移入するかで、感想も異なる映画だと思いますが、自分は誰にも感情移入出来なかったので、俯瞰的に観て、親子とは?とか愛情とは?とかいろいろ考えさせられました。観る前から、キャッチフレーズの『優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした』というのは知っていて、それ以外の予備知識が無かったため、ミステリー色の濃いサスペンスを期待してしまい、アレ?という違和感もありました。決して駄作では無いと思いますが、自分は映画を娯楽として捉えているので、もし映画館で観ていたら、お金を払って期待していたのと違う、いろいろ考えさせられる映画を観せられるってどういうことだろう?と思ったような気がします。点数が厳しめなのはそういう理由です。 【ラスリープ】さん [地上波(邦画)] 5点(2012-12-13 23:18:02) |
50.永作さんが素晴らしい。いつか子供ができた時には、精一杯愛そうと思う。 【noji】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-12-02 23:48:06) |
49.《ネタバレ》 作品全体に流れる独特の重い雰囲気。どんよりとしたものではなく、むしろ透明。しかし危うい清さ。島でのひとときな平和な暮らしにもそれが添えられる。 また、小池栄子の演技にもびっくりした。普段のハリのある美しさは全くなく、社会の中で縮こまりながらも気ままにいきる様子が伝わってきた。見終わったあと心の片隅に何かを残す映画。ただ、その残った何かが、私は好きじゃないだけです。 【CEDF】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-10-27 22:11:33) |
48.《ネタバレ》 とっても良かったです。号泣でした。泣き所満載。永作さんの表現も素晴らしかった。永作さんが序盤にみせる不安な表情、そして、教室や虫送りの時にみせた愛情あふれる笑顔。それがラストへ向かってのその落差とあいまってこちらの感情を揺さぶりました。映像にも特に小豆島での絵には日本的な美がありました。僕の一見時の見方が浅いせいか、良付きのレビューをみてまた感心して感動が深まりました。10点級の感動があったのですが、どうしても、小池栄子さんの彼女たる存在感が強すぎて違和感があったのが残念。頑張っていたのはよくわかるのですが。その辺りがちょっとマイナス。写真館の田中泯さんは短い出演だったけどそのオーラが輝いてました。心に残るシーンは教室のシーンと写真館のシーン。極上のシーンでした。 【タッチッチ】さん [地上波(邦画)] 9点(2012-10-26 14:32:29) |