エリジウムのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。4ページ目

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エリジウム

[エリジウム]
Elysium
2013年上映時間:109分
平均点:5.71 / 10(Review 80人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-09-20)
アクションSF
新規登録(2013-08-17)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2014-11-10)【イニシャルK】さん
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監督ニール・ブロムカンプ
キャストマット・デイモン(男優)マックス・ダ・コスタ
ジョディ・フォスター(女優)デラコート高官
シャールト・コプリー(男優)クルーガー
アリシー・ブラガ(女優)フレイ
ファラン・タヒール(男優)パテル大臣
ディエゴ・ルナ(男優)フリオ
ウィリアム・フィクトナー(男優)ジョン・カーライル
ホセ・パブロ・カンティージョ(男優)サンドロ
ワグネル・モウラ(男優)スパイダー
土田大マックス・ダ・コスタ(日本語吹き替え版)
戸田恵子デラコート高官(日本語吹き替え版)
斎藤志郎クルーガー(日本語吹き替え版)
宮島依里フレイ(日本語吹き替え版)
脚本ニール・ブロムカンプ
撮影トレント・オパロック
製作サイモン・キンバーグ
ニール・ブロムカンプ
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
衣装エイプリル・フェリー
編集ジュリアン・クラーク
リー・スミス〔編集〕
あらすじ
人口爆発と環境破壊で荒廃した2154年の地球。少数の超富裕層は、宇宙に浮かぶ楽園衛星「エリジウム」へと移住。あらゆる病気・怪我を完治できる万能医療ポッドを所有し、悠々自適に人生を謳歌していた。地上に残された貧困層の人々は、犯罪の蔓延る社会で劣悪な労働環境の元で働き、辛うじて生活していた。地上で暮らすマックスは、職場の工場での被曝事故によって余命5日と宣告される。絶望の中、彼は一縷の望みに掛け、エリジウムの万能医療ポッドの利用を目指し、ある組織に近づく...。
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20.長編デビュー作がいきなり興行成績1億ドル突破&アカデミー作品賞ノミネートという、輝かしくも重い経歴を背負ってしまったニール・ブロムカンプの長編第2作。特大ホームランの後に何を撮るのかということは何とも悩ましい問題ですが、ブロムカンプは「前作と似たような映画を撮る」という王道を選択しました。果たしてその出来は?と言うと、得意分野で勝負したおかげで大きな失敗を犯すことはなく、また製作費が大幅に増加したことによる効果を画面にきっちり反映できており、期待される水準には十分に達していると言えます。。。
「死にたければヨハネスブルグを歩けばいい」とまで言われる犯罪タウンで育った監督は、未来のLAをヨハネスブルグ化。ボロボロになった高層ビル群に、地平線まで続く無数のバラック小屋の映像的インパクトは絶大だし、そこに生きる人々の絶望までをきっちりと画面に刻みつけてみせた手腕には目を見張るものがありました。ディストピアSFを扱った作品は他にも多くありますが、本作ほどの表現レベルに達したものは非常に稀だと言えます。また、主人公がエリジウムへカチ込むに至るまでの感情の流れも非常によく計算されており、荒唐無稽な物語でありながらも、観客は主人公への同情心を持ち続けることができます。昨年製作された『トータル・リコール』と比較すれば、本作がいかによくできているかが分かります。やっぱり、この監督さんは映画作りがうまいのです。。。
対する敵も良く作られています。最新鋭の兵器を意のままに操りながらも、ここぞという場面では日本刀をブンブン振り回すキ○ガイなのですが、彼を「ただただ狂っていて、傭兵でもやらなければ他に生きる道がない男」という純粋悪としたおかげで、アクション映画に不可欠な恐怖の対象となりえています。次に何をしでかすか分からないというその異常者ぶりが、映画を引き締めているのです。彼に負けず劣らず狂った部下2人のインパクトも上々であり、クズのサンバルカンは見ていて飽きがきません。。。
ただし、問題もあります。監督の得意分野であるスラムの描写と比較すると、エリジウムの描写は驚くほど薄っぺら。既視感溢れる理想郷ぶりで、あまりに魅力に欠けるのです。また、敵・味方合わせて10名程度が暴れただけで破壊されてしまうエリジウムの社会システムにも疑問符が付きます。クーデターの間、ロボコップたちは何をしてたんでしょうか?
ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 7点(2013-10-12 02:26:42)
19.《ネタバレ》 PG12のSFおとぎ話 と言うことで割り切るとそこそこ面白い映画です。
超富裕層に徹底的に搾取されている庶民が立ち上がるという健全さがいいです。いや、一般民衆の力と言うよりヒーローの活躍と言うことなので、あまり健全ではないかも知れませんが^^ おとぎ話であることを置いて一言だけ言わせて頂けば、ジェシカ長官は医療カプセルで若さと美貌を保っているべきだ!
karikさん [映画館(字幕)] 7点(2013-10-09 23:04:42)
18.《ネタバレ》 ○特に目新しさを感じないSFアクション。○マット・デイモンが坊主で、時折ブルース・ウィリスに観えたのは自分だけだろうか?ジョディ・フォスターもなんか違和感。○SFとしては設定がかなり雑。B級だからか。
TOSHIさん [映画館(字幕)] 4点(2013-10-06 21:42:22)
17.《ネタバレ》 監督の前作は強烈だった。その成功のおかげか今回は予算も演者もスケールアップしたみたい。しかしながら、いまさら感漂うストーリーで、なんだか至って「フツー」といった印象だった。スペースコロニーだのエリジウムだの壮大な割には、結局病気が治る魔法のベッドで全て解決というあっけない内容。まぁそれほどあっけないものを、富裕層が独占することで、格差を意図的に作り上げているっていうのが、しっかりとアメリカを映しているのだろうか。でもこの監督ならもう少し鋭くえぐってきてもいいかなとも思う。
「ニッポンよ、これがハリウッドの大リーガー養成ギプスだ!」って感じですかね。
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕)] 6点(2013-10-02 01:01:22)
16.《ネタバレ》 ヘンな言い方になりますが、おそらく8点とか9点とまではいかないだろうな、まあ6点ぐらいなんだろうな、という事前の期待値に見事に合致した内容で、そういう意味で期待通りの作品でした。
  みなさんおっしゃる通り、ストーリーはどうということはありません。主人公が犠牲になって少女が助かるという結末の図式はかなり早い時点で見えていたし、その予想を覆すヒネリもとくになく、ごくごく平穏に終了しました。この映画にストーリーを期待してはいけないのです。
  では、本作の見どころは何かというと、これはもうビジュアルエフェクトに尽きると私は思います。宇宙空間に浮遊する巨大なエリジウム。この圧倒的なスケール感漂わせる未来のスーパーハイソサエティのありさまを映画館の大スクリーンで見る、というより体感できれば、この映画との出会いの意味はあったといえましょう。文字通り、「見応え」は十分ありました。
  ただ、逆にいえば、それ以外の要素は弱い。ストーリーはふつうだし、アクションシーンも今日ではこれも凡庸。テーマもずいぶんと使い古されたものですし、やはり、この作品はどこまでも「見た目」の映画なのだと思います。そう割り切れば、見て「損」をしたとは感じなくてすむのではないでしょうか。
delft-Qさん [映画館(字幕)] 6点(2013-10-01 22:57:21)
15.《ネタバレ》 エリジウムをバックにした『ELYSIUM』のタイトルロールの画からヤラれた。実景を背景にしてCGを合成するリアリティ重視のビジュアル、SF的ギミック満載のB級感溢れるアクションシーンでその手のマニアのココロを鷲掴みにした、あの『第9地区』の監督最新作。ストーリーに賛否があるようですけど、これってB級SFアクションですよね?多分前作の当たりで予算を貰えて、監督が好きな事を余裕でやった、ってカンジじゃないですか?この監督、こういうビジュアルがほんと好きなんだろうなぁ、っていう、実景や役者を重ねたCG機体の画とか、スラム地帯の空撮とか、(スラム化したR35GT-Rまで!)キャメロンにも負けない重火器マニアぶりとか、デイモンに装着する無骨なメカスーツとか、メカスーツ装着したクルーガーの胸のライトアップシーン、及びその時の「ゔぅん」っていうSEとか。好きじゃないとここまでマニアックには描けないですよ。いいじゃないですか、ジョディの使い方も。こんな高慢ちきなジョディ、滅多に見れないですよ。んでもって『肉』の砕け散る相変わらずの破壊描写も健在で満載で、映像には大変満足でした。SFビジュアリストとしての才能は間違いなく素晴らしいこの監督サンにはこのリアリティ路線SFのビジュアルを貫き通して欲しいし、今後この監督サンの映画、映像が待ち遠しいのは間違いない。
mikiさん [映画館(字幕)] 8点(2013-10-01 21:45:31)
14.《ネタバレ》 第9地区には強い思い入れがあり、更にシド・ミード参加!と期待したが物足りなく感じた。CGや造形に関しては第9地区の延長線であり発見はなく、むしろ終盤の決闘シーンでは粗を感じた。ストーリーや設定にも粗が多く寂しい(例えばなぜ地球上でのエージェント組織が貧弱なのか?など)。ブロンカンプ監督のインタビューを読んでいるとエンターテイメントに作ったとあったが納得した。にしてもイマイチ。ジョディー・フォスターの演技が光った。あまり悪役見えないのはイイのかわかんないけど美しかった。
reitengoさん [映画館(字幕)] 6点(2013-09-30 12:50:28)
13.《ネタバレ》 「あの」ジョディ・フォスターが出演してるってだけで見るコトにしたんだけど…まあまあってトコかしら。 未来を舞台に身分格差や移民問題に社会保険制度と、現代のアメリカが抱える問題をまとめて描いた作品なワケだけど…もうちょっと面白くできたような気もするっていうか。 そもそも最終的にマックスの前に立ちはだかるのがあのアホっぽいクルーガーってのがねえ。 どうせなら極悪非道だけど頭脳明晰なデラコートと、体力だけには自信があります!みたいなマックスの対決をクライマックスにすれば良かったのになーなんて。 あんなに早くジョディを殺すのももったいないし、大体防衛庁長官がボディガードも付けずにクルーガーに会ったりするかしら?? それに…あんなにスゴイ医療ポッドがあるのに、地球の人には使わせずにエリジウムの住人だけで独占しちゃうって…人間ってそんなに性悪かしらね? 医療ポッドの治療人数に制限があるとかならわからなくもないけど、ラストで大量の医療用シャトルを地球に飛ばしてるトコを見るとそんな感じでもないし。 大体あんだけの技術があるなら、地球もエリジウムみたいな快適な世界にすればいいのにねえ。 あんな無敵な医療ポッドが開発できるなら、環境汚染ぐらいどうとでもできそうなもんだけど…。 とか身もフタもないツッコミを心の中で入れつつも、けっこう楽しんだアタシが一番気になったのはジョディの老け具合…。 アレ?エリジウムでは老化もしないんじゃなかったっけ??とかイジワル言うのはやめましょ。 ホホ。
梅桃さん [映画館(字幕)] 7点(2013-09-29 09:21:06)
12.《ネタバレ》 SFでよくある富裕層と貧困層の図式で、まんま今の世界の至る所で見られる格差社会。そこら辺をググっと盛り込んだ社会派なのかな?と思いつつ観てましたが、アパルトヘイトを皮肉って傑作だった第9地区ほどのインパクトは無かったです。マット・デイモンは好きな俳優ですが、彼クラスを主役に配してしまうとハリウッド大作で無敵のヒーロー然としたモノと捉えられててしまうかな。ジョディ・フォスターの悪役も様になってたけど、あの末路ではイマイチで、結局ドンパチばかりが目立ってしまってやってるコトも凡庸だったのが残念。世界観は面白く、エリジウムなどの映像も凄かったのでもっと内情を観てみたかったですね。まぁなんにせよ、なんであそこまでセキュリティが緩々なんだろう。「セ○ムしてますか?」とセキュリティ会社のCMに出ていた長嶋が空き巣被害にあっていたのを思い出しました。あと、第9地区で主役を演じたシャールト・コプリーがエリジウムに近づく未確認船を地球からロケットランチャーをブッ放し撃沈して守っているという無理のある設定のエージェントで出演してますが、クルーガーという怖そうな名前と見た目で颯爽と出てくる割に、いきなり撃墜し損なったり、主人公を何度も逃したり、挙句には顔面吹っ飛んで死にかけたりでズッコケ担当かと思いました。背中には日本刀を背負って手裏剣も投げたりで中二病?という風情で魅力がなかったな。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 6点(2013-09-28 21:22:23)
11.《ネタバレ》 ツッコミどころを挙げると色々とあるSFです。特に物語が後半に差し掛かると腑に落ちない点がどんどん出てくる。ドサクサとは言え何の障害もなくスパイダーがエリジウムに到着できたり、クルーガー一味が簡単にエリジウムでクーデターを起こしたり、肝心な時にドロイド達は姿を見せなかったり、主人公とクルーガーの最終決戦がショボかったりetc...。富裕層と貧困層の差、一方は永遠に近く生きれるが、他方はゴミのように死んでいく、という物語のテーマも、言いたいことは分かるのですが、分かり易すぎるように描くので少し白けてしまいました。矢張りうまい脚本とは、ある瞬間にハッとテーマが浮かび上がるものだと思います。
但し、ビジュアルだけは個人的には完璧でした。スペースコロニーと地球の貧富の差を描いたSFは古くはロバート・A・ハインラインの『月は無慈悲な夜の女王』(これは月ですが)から、富野喜幸の『機動戦士ガンダム』に繋がっていく、言わばSFのド定番。ニール・ブロンカンプはその定番を見事に映像化出来ていたと思います。未来のLAのスラムの風景は砂埃が舞い散りドキュメンタリックに汚く見せ、エリジウムの風景は正にユートピアと呼ぶにふさわしい滅菌されたような世界として写す。だからエリジウムでは殆どカメラはブレない。
そんな世界だからこそ地上にいる人々は自然と空に浮かぶエリジウムを見上げる。まるでバベルの塔を造り登ろうとした人間の様に。このビジュアルを観ただけで正直私は満足してしまいました。
また海外で成功してハリウッドで映画を撮る大抵の監督が、大作になると描写が甘くなったり、個性が弱くなってしまうのに対し、ニール・ブロンカンプはそんな気配が一切ない。銃撃によって粉々に砕け散るドロイド(言わば機械のゴア描写!)、巨大なスラムの空撮、その上空に浮かんでいる巨大物体、人体改造&破壊描写、等のブロンカンプ印はしっかりと入っている。できれば次回作はもう少し脚本をブラシュアップして作って欲しいものです。
民朗さん [映画館(字幕)] 8点(2013-09-25 23:51:42)
10.《ネタバレ》 もう、むちゃくちゃ残念賞。世界のスラムフリークであり、同時に、高級住宅、インテリア、建築フリークのわたしのとって、これの予告編映像には生唾ごっくん!!だったのですが、、、、、ナニコレ?これじゃ”バトルおぶエリジウム”だね。(もっとも、どこで戦ってもおんなじ、平凡な戦い)わたしには、この近未来の地球の状態とハイソ用のスペースコロニーと超極差社会の生活など、ふんだんに映像で見たかったのに、、、、、
スラムなんて現実のマニラやジャカルタやムンバイやリオに潜入するだけで、もう超スゲー映像が撮れるし、エリジウムなんかは、もう、隅から隅までCGで作りまくって、7、8割方、エリジウムの描写でいって、その構造やシステムや政治やあらゆる建築物、造形物つくって、近未来の豪勢で夢のような生活と、その反対に、超最悪、極悪の地球上のスラム生活を流す。その極端な対比だけで、もう、永久保存版の映像になるのに、、、、、。これじゃ、ホント、”エリジウム”じゃなくって、単に、”ザバトル”で十分の内容。ああ悲しかった。ほんのちょっとの”エリジウム”の映像に5点 ええと、それから、事故で、余生5日となり、超弱った主人公が、体に変な機械付けて(それも、死にそうなのに、生身にボルトオン!!!痛ってえええエー!)腕力ついたけど、死にそうなんですけど?って、プラマイゼロ??とか、瀕死の人間のパワードスーツって、一体どういう状態?とか、マット・デイモンの、ホント死にそうなんだけど、強いねん!!という芝居と演出が非常に気になった。カラダ死にそうなんだけど、強い人って、、、、一体、、、、どんなひと?? (ああ、あんなひとか、、、、)
男ザンパノさん [映画館(字幕)] 5点(2013-09-25 19:57:23)
9.《ネタバレ》 地球からランチャーのようなので打ったミサイルがシャトルを破壊したのが、ありえん感でいっぱい。
pokobunさん [映画館(字幕)] 5点(2013-09-24 23:34:56)
8.《ネタバレ》 初めて前売り券を買って観に行きました。CGは凄いと思いますが普通のSFといった感じ、期待しすぎたかも、ジョディの見せ場がイマイチで無駄使い感は否めないですね。宇宙に住もうとしている時代で、先進国でもスラム化してるんですかね。。。
ないとれいんさん [映画館(字幕)] 6点(2013-09-24 08:54:08)
7.《ネタバレ》 「第九地区」のヒットで、製作費をガッポリ貰えて作られた映画。本来こういったパターンは、お金をふんだんに使って見栄えばかり派手で、プロデューサーの言いなりってケースが多いのだが、この作品に限ってはそんなことにはならなかった。その要因の一つとして、この監督の映画に対するスタンスが揺るぎなきものとしてあり、決してブレる事がないからなのだろう。たいしたものです。この「ブレない」ということは大いに評価していいと思います。まぁだからといって良作とは限らないんですけどね。以下気になった点を。エリジウムの構造が気になった。密閉型コロニーではないみたいで、簡単にシャトルが上空から侵入とかして、一体どうなってんだ?って気になった。もう一丁エリジウムで。思いのほか小さくないか?ガンダムのコロニーなんかと比べちゃうとかなり小さいですよね。居住者数って何人くらいなんだろう?でそこから最大の問題点を。地球上の全市民にエリジウムへの権利が与えられて映画は幕を閉じた。一見するとハッピーエンドのように見えるが、政府機関が崩壊し、病に苦しむものがいなくなったら、また新たな問題が浮上してくるはず。であんな小さなコロニーに住める人数は限られてくるわけだから、また争いが勃発するんでしょうね。まぁそこが問題点ではあるのだけれども、もしかしたら逆に、監督の狙いなのかな?その後のエリジウムを観客に想像させてあーだこーだ議論してね、みたいな。ははは。とにかく今後この監督の作品は、要チェック!ですね。PS:なんだかんだでマット・ディモン、大したものです&ジョディ・フォスターの無駄遣い(笑)でした。
Dream kerokeroさん [映画館(字幕)] 6点(2013-09-23 22:35:53)
6.《ネタバレ》 マッドデイモンかっこよかったです。よく考えたら、ジョディーって、と、同じとし、、、。随分、おばさんになったなーと思いました。やっぱり、最後は、デイモンも生かして、ハッピーエンドにして欲しかった、と思います。昨日、ウルバリンを見たけど、どちらの方が制作費かかっているのだろう、、。ウルバリンの方だよね、きっと、そんなことを思ってしまいました。映画楽しめました。
yasutoさん [映画館(字幕)] 10点(2013-09-23 03:41:27)
5.《ネタバレ》  予想外の凡庸さ。

 こういう貧富が二極の世界で描かれるSFって定番じゃないですか。最近でも『TIME』『トータルリコール』『アップサイド・ダウン』なんかがあって。
 で、この映画からそれらを越える独自の魅力が感じられたか?っていうと全然。むしろダサいというか下手というか。
 なんでこの程度の表現力で定番に手を出しちゃったかなぁ?

 デザインがモロに『HALO』を思わせるのはこの監督での映画化がポシャったゆえかもしれませんが、にしてもイコール既視感バリバリ、あのリング状世界のビジュアルは既知のものとして驚きが無いわけで。

 更に悲惨な地上はこってり描いても、エリジウムの人々の描写はスカスカなので対比構造が成立していない感じがしますし。

 そもそもエリジウムがサイズ小さすぎであれでは社会が機能しないんじゃないかと思いますが。(脳天気な)ラストの医療システム、あんな小さな空間から飛び立ったあれが世界全体をフォローできるわけはありませんよねぇ。

 あの医療システム自体が都合のいい、魔法のような存在であるがゆえに、お話しがファンタジー化しちゃってる感じもあります。

 もう少しエリジウムが成立している背景や、その均衡が崩れてゆくさまを見せて欲しかったのですが、映画の興味はアクションシーンにあるようで、バイオレンスたっぷりのアクションシーンが連続、だけどそれも既視感たっぷり。

 でも何と言っても残念なのはジョディ・フォスターの勿体ない使い方。彼女が抱えたもの、その人物を形作った背景、そんなのが全くすっ飛ばされているので、基本誰が演じてもいい役。演じた人なりの雰囲気が出るだけ。

 結局『第九地区』で引き出しの全てを晒して、新作と言ったところでそれ以外は特にありませんといった印象でした。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 5点(2013-09-22 21:39:09)
4.《ネタバレ》 展開は想像通り。マット・デイモンが死んで娘が生き残るんだろうと思ったら全くその通りの展開なんで笑ってしまうレベルです。話がとにかくつまらない。説得力に欠ける。エリジウムのセキュリテイが弱過ぎでしょう。あんなに簡単に侵入を許して、システムも書き換えられて、良く今まで無事だったなと思えるレベルです。ビジュアルは確かに素晴らしいが、是非劇場で見るべしと言えるかと言えば、う~んですね。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 5点(2013-09-22 13:39:27)
3.《ネタバレ》 予告で思った通りの展開と出来でした。普通に面白かったです。
銃撃シーンや格闘アクション、世界観、武器、装着した器具のデザインが『第9地区』を彷彿とさせる感じで、ニヤリとさせられました。
でも大きな不満が・・・ラストで人々が『市民』となり、こぞって宇宙のエリジウムに向かいますが
最終的に人々が求めるのは『治療マシン』の性能だけに集約されてる印象に・・
エリジウムが凄いんじゃなくて、その『治療マシン』が凄い話になってるだけじゃね?
あと治療マシンが別にエリジウムの環境じゃなければ機能しないとか、
そこになければいけないという理由もないので、じゃあ舞台が宇宙のエリジウムじゃなくてもよくね?と・・。
見終わるとエリジウムの存在意義が何か霞んで見えてしまいました。
そのマシン以外にエリジウムがいかに『特別』な場所か見えづらいんですよねぇ・・
なんか快適な風景の画だけ見せられても・・。
富裕層専用の治療マシンが何らかの理由で、あの街に置いてあって各立場の連中がそれの奪い合いする話でも成立するような気がします。
オチもそれで問題解決とは思えないんだよなぁ・・さらなる混沌の幕開けの気がしました。
7点付けた映画の感想とは思えなくなりましたが・・・不満に感じながらも、それなりに楽しんだのは確かです。
まりんさん [映画館(字幕)] 7点(2013-09-21 03:06:35)
2.《ネタバレ》 地球を救うお前が娘より先に治癒カプセルに入れよ!
mimiさん [映画館(字幕)] 6点(2013-09-15 08:23:50)
1.《ネタバレ》 Jフォスターの悪役ってのは、それはそれで面白いけど、まぁお歳を召したモノだとアップでの感想。 全体に「どーも納得がいかねぇなぁ感」が漂う脚本には乗り切れない。こーいったストーリーは、荒唐無稽だからこそ、とことん拘ったディティールと徹底的に回収してみせる伏線が肝なんだろうと思うんですが、そもそもなんで彼(マックス)が Chosen だったのかもよく見えてこない。 あとメカニカル・デザイン・ディティールの混乱だねぇ、ちょっとイラッと来るのは…。生身の人間にボルトオンする華奢な素材骨格に、エネルギー源がなんだかよく判らないけどシリンダーみたいなモノが付いていて、何百ニュートンものシリンダー推力を発生して格闘中の相手を数メートルも飛ばしてしまうような力が出てしまったり、地表上からまるでRPGのように打ち出すと成層圏突破まで燃料が持ってしまうポータブル・ミサイルとか?しかもそれがシャトルを破壊するほどの熱源を持っているとか…。 まぁ、どのみち「おとぎ話だから」と言えば確かにライトセーバーだってどーなのよ?って事ではあるんだが、年代設定をした地球ってことになるとそうも行かない。 おとぎ話なら許せるけど、我々の未来を思わせる設定ならディティールが欲しいよね、というのが今回の感想でした。 その他の話の進行などは、普通。
crushersyuさん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2013-09-05 07:02:48)
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【点数情報】

Review人数 80人
平均点数 5.71点
000.00%
100.00%
222.50%
311.25%
478.75%
52430.00%
63037.50%
71012.50%
845.00%
900.00%
1022.50%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review4人
2 ストーリー評価 5.00点 Review9人
3 鑑賞後の後味 5.12点 Review8人
4 音楽評価 5.00点 Review4人
5 感泣評価 4.25点 Review4人
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