42.黒澤明の大フアン。映像および色彩はやはり素晴らしい。 合戦シーンは日本映画の中では秀逸。戦術的面白さを視覚で表現し騎馬、歩兵の動的迫力は凄い。 しかし私には狂阿彌はしんどい、また仲代の演技が余りにも舞台的で浮いた感じがする。 晩年はいよいよ心理的な内面表現、またメッセージがくどく感じる。 でも長い割には十分楽しめた。 【ご自由さん】さん 7点(2004-07-26 20:30:33) |
41.確かに、映像や衣装は鮮やかできれいだった。城攻めのシーンもけっこうハラハラする。ただそれだけだった。 【アルテマ温泉】さん 5点(2004-07-22 22:46:16) |
40.うわぁ~~何かもう凄い・・・という感想しか思いつきません。でもそれじゃあ小学生以下なので、もう少し考えてみます、ハイ。 画面のどのシーンを切り取っても完璧な絵になっている。ワダエミの衣装は、最初は違和感があったけれど、戦国日本に似た異世界とでもいうよう雰囲気を漂わせつつ、キャラクター個々の個性を反映していて、観終わる頃には完全に虜になっていました。仲代達也の大袈裟で型通りの演技も、この非現実の世界に馴染んでいた。しかしこれが映画として面白いかというと・・・・ウゥウウウウウン!! あんま面白くないかも!!! ごめんなさい、中だるみしました。ピーターが・・・鬱陶しい。彼のシーンがせめて半分だったら、もうすこし記憶に残る映画になったかもしれない。彼の鬱陶しい喋りと髪の毛と動きばかりが気になって仕方なかった。 【ともとも】さん 7点(2004-07-13 21:47:49) |
39.舞台劇をミックスしたとはいえ、戦国時代の風情をぶち壊す、ワダエミの衣装はどうにかならなかったのか。黄色に黒の家紋、鎧に水色の羽織は全くセンスを疑う。同じ家系(兄弟)で赤・黄・青と、ここまであからさまだと普通退くだろう。実際、ストーリーは好きである。兄弟は最初から馬鹿にしか見えないが、それを補うに十分なのが原田美枝子の存在であった。ただ、なんの躊躇も無しに無慈悲に父親を殺そうとする安易な描写のため、テーマの「人間の愚かさ」までは感じることは出来なかった。実際に城を建て燃やしたという城攻めのシーンは映画史に残る出来で、それだけでも一見の価値はあると思う。重量感のある城門、弓矢が刺さった死体に黒澤らしさを感じた。 【まさサイトー】さん 4点(2004-07-03 17:24:50) |
38.戦国の戦いをなんの観点からみればこうなるのか?意味不明。つまらなかった。 【杜子春】さん 1点(2004-06-28 22:24:38) |
【デューク】さん 7点(2004-06-27 02:36:44) |
36.初めて見た黒澤作品。全く救いのストーリーに見終わった後は疲れてしまいました。面白かったですが、なんともやりきれない気持ちになってしまう作品です。 【マクドウェル】さん 7点(2004-06-22 01:29:46) |
35.赤黄青そして黒と白、綺麗だな~って覚えがあります 悲しいお話 【栗頭豆蔵】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-06-13 23:24:25) |
34.2回目見たときは、すごく面白かったけど、ラストのピーターのセリフはやっぱりちょっと説教くさいなぁ。合戦シーンは改めてみてもすごかった。 【夏目】さん 7点(2004-06-12 01:16:53) |
33.単なる悲劇というわけではなく、人の醜さ、怖さ、そして、哀愁といった情景が見事に伝わってくる大作である。やや長さを感じるテンポの悪さがあるので、再編集したバージョンなどがあれば、名作と成り得たかも知れない。ストーリーはよく練られた秀逸なものであり、それぞれの登場人物も魅力的、美しささえ感じさせる合戦シーンも見所。主人公の境遇がその後の黒沢作品のとち狂った方向性を暗示しているとか言ったら、誉め過ぎか??? 【もとや】さん 8点(2004-05-25 05:56:49) |
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【ボバン】さん 7点(2004-04-28 00:41:12) |
31.映像は「影武者」よりも綺麗だった。この映画を見ると、カラーの黒澤作品はストーリーよりも映像に着目して見るべきだなと感じる。 【ボーリック】さん 7点(2004-02-03 02:39:20) |
30.最近、見直してみると..やはり、つまらない..言いたいことは分かるが、説得力が無いし、ストーリー自体が、かなり幼稚!..とても、黒澤作品とは思えない... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 2点(2004-01-15 13:09:59) |
29.出来ればもっと派手に合戦してほしかった。なかなか大作 【亜空間】さん 8点(2004-01-03 13:42:12) |
28.醜作。大金を使っていながら、この程度とは。 このような失敗が、後続の芽を摘む。 怒りを覚える。 【TU】さん 0点(2003-12-29 12:51:08) |
27.映像の美しさ、武満音楽の不条理さなど、さすが黒澤と思わせる場面はあるものの、どうしてもウソ臭く感じてしまう。この映画の前に、かつての名脇役藤原釜足が亡くなっているのだが、主人公の「建前」に対して「そうはいっても・・・」という人間の「本音」をしっかりと演じ、黒澤ヒロイズムが荒唐無稽になるのを陰で支えていた彼がいなくなり、この映画が製作されたのはある意味象徴的である。最後は我々に向かって、「神は嘆いているのだ」と説明してしまった。また、莫大な費用を投じて落城シーンを演出することに文句はないが、あんなだだ広い高原にポツンと建っている城が炎上しても、必然としか感じられない。 【神谷玄次郎】さん 5点(2003-12-20 11:46:18) |
26. 後期の黒澤映画って役者がのびのび演技してるように見えないんだけど・・・ドキュメンタリーで黒澤が怒鳴りまくってるの見たからかな。 【ロイ・ニアリー】さん 5点(2003-12-12 16:21:25) |
25.三船がいないとキツイ・・・。昔風に言えば「クリープを入れないコーヒー」、今風に言えば「牛丼のない吉野家」のようだ。 【STYX21】さん 4点(2003-11-13 07:08:49) |
24.まず絢爛豪華な映像に唸らされます。特に三の城攻めの描写は鳥肌ものでした。何だかんだいってこんな画は黒澤監督にしか撮れません。ドラマについては所謂「悲劇」なので面白いという感じではないですが、憐憫の情を感じさせるラストが印象的です。 |
23.色彩がすごく美しい。この頃からから、ある種の様式美に黒澤監督は移行しようとしていたのだろうか。テレビで見たんだけど、それでも画の強さに圧倒された。映画というより、絢爛たる襖絵を次々と見せられてる感じ。黒澤作品中、もっともペシミスティックな映画だろう。それにしても本当に黒澤監督って「姿三四郎」の時から日本では苛められてるんだな・・・・。淀川さんが「黒澤さんはね、磔になったキリストなの」と言ってたのが、よくわかるよ。 それにしても、城が燃えるところ、あの燃え盛る凄まじい炎の美しさ、凄さ、あれがこの映画の命みたいなところでもあるのに、誰もそれを言わないし、誉めないね。あれだけの炎を出せる人はいないと思うけど。 【ひろみつ】さん [DVD(邦画)] 8点(2003-11-04 22:20:35) |