84.娯楽作品として、けっこういい感じでした。邦画につきものの、見ている側が恥ずかしくなるようなクサいシーンもなかったし。バブル崩壊の元凶を「総量規制」に絞っているあたり、なかなか的を射ている気がします。あと、ウェットスーツの「MOF」のロゴが私のお気に入り。「財務省はこんなものまで自前で調達しているのか」と勝手に想像するだけで笑えます。 【眉山】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-01-17 10:44:51) |
83.こういうコンセプトの映画なのでこの点数でも大いに良かった方だと思います。 80年代と90年代はジャスト世代なんで惹かれますね。 バブルを悪く言う人も多いですが、夢や希望にあふれ明日への活力があった良い時代だったと自分は思います。 コミカルな部分はキャスティングにかなり重点を置いていたと感じるほど良かった。 阿部と薬師丸は自力があるのはもちろん、広末・吹石・ひとりは持ち味が生きていた。 コミカルだけではなくバブル崩壊原因にも批判的な姿勢が共感を呼びますね。 改めて政府の無策ぶりが経済を駄目にしているというのが象徴的。それでも日本国民は暴動を起こさないんだから、ある意味社会を意識している国民性でありそれをいつまでも(そういう意識を)利用する政府に(経済を)考えてもらいたいと思った。 【森のpoohさん】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-01-17 01:12:16) |
82.ずいぶんよく出来てる映画だなぁ、というのが印象です。脚本も上手いし、作りも凝ってる。同じホイチョイ作品の『私をスキーに連れてって』は、わたしの人生の中でも、もっともつまらなかった映画のひとつなのですが、まさにホイチョイこそがバブルそのものだったわけで、いわば、この映画は『彼女が水着にきがえたら、泡ごとバブルに連れてって』というセルフパロディであると同時に、そこにはホイチョイ自身のバブルに対する反省意識が見てとれてしまう。もしかしたら当初の狙いは、バブルの楽しさと豊かさをもういちどスクリーンの上に蘇えらせようってことだったのかもしれないけど、さすがに倫理的にも政治的にもバブルを全肯定はできないって感じが、この映画を、微妙に堅実かつ地味なものにとどめています。タイトルからしても大当たりはしなそうなこの映画に、あえてホイチョイが取り組んだのだから、彼らなりの使命感があったのではないでしょうか。これがホイチョイの転機になればいいですね。 【まいか】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-01-16 14:25:09) |
81.《ネタバレ》 バブルを経験した人はニヤニヤ笑いながら観るんでしょうが、そうだとするとストライクゾーンが狭くないのかなと思いました。邦画はあまり期待しないで観るんですが、押しつけや難解さは無く、お約束系は多いものの割合楽しんで観ることができました。これもホイチョイのおかげ? 【ラスリープ】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-01-16 01:33:06) |
80.ストーリーは期待せずに、バブル時代を懐かしむつもりで見ましたが、意外やストーリーも結構楽しめてしまいました。その分バブル時代の描写をもう少し丁寧かつ内容に厚みがあるともっと面白かったかな。 【TINTIN】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-01-15 23:28:57) |
79.《ネタバレ》 かなり面白かった(^^* 自分が父親とわかってからの下川路の変貌ぶりがかなり好きだった。私たちが生まれた頃の時代が、なぜか好きだ。ディスコとかボディコンとか成金とか、なんだか聞いてるだけでワクワクする。重い問題を軽く蹴っ飛ばす作品で、悩みの多い日々を抜け出すにはいい映画だったと思う。 【ラブコメ大好き!】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-15 21:54:32) |
78.これって一見脳天気で明るいコメディを装っているけど、かなり非建設的で暗~い動機から出来てるんじゃないか?だって自衛隊がタイムスリップして太平洋戦争で日本を勝たせちゃうような、歴史を妄想の中で書き換えて自分勝手なカタルシスを得ようとするだけの自慰映画じゃん、これ。バブル崩壊は“第二の敗戦”っていわれるくらいだから、当時浮かれてた人達にはスッキリするのかも知れないけどさ。でもこれって下らないし、薄っぺらだよ。いい年してこんな映画を金かけて作っちゃう人達は、きっともう一度歴史をやり直す機会を与えられたところで、きっとまた同じ過ちを犯すと思うな。 【トマシーノ】さん [地上波(邦画)] 1点(2008-01-15 15:51:17) (良:1票) |
77.《ネタバレ》 「家族がいれば十分」じゃなかったのか!あまりオチが好きではありません。やっぱりバブルは崩壊して(それがあの通達によってでなくても)、家は貧乏、でもそこには全てを知った(思い出した?)あべちゃんが待っていて、家族3人で生きていく。それでいいじゃん。わがままですが、やっぱり2008年を生きる者として「国民が幸せに生きていない時代」のレッテルは撤回して欲しいものなのです。全体的なテイストはすごく好きです。 【デルモゾールG軟膏】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-01-15 04:18:14) (良:1票) |
76.《ネタバレ》 ホイチョイ作品なんですね。『気まぐれコンセプト』も読んでましたよ。懐かしいなぁ。というより、調べたら、まだ連載が続いているみたいです。映画は、ご都合主義で展開も読めるストーリーでしたけど、主役の広末涼子さんと阿部寛さんもよかったし、それなりに面白かったですよ。それにしても薬師丸ひろ子さんの会社って、架空の会社名じゃなくて、「日立」って、しっかり看板に出てましたよね。あれ?って思って調べたら、ホイチョイの代表で監督の馬場康夫さんって、日立の宣伝部出身でした。なるほど~~。それからラストで阿部さんが総理大臣になるけど、安倍晋三が総理やってた頃に映画が公開したはず。安倍さんと馬場さんは成蹊の同級生だし、これも遊び心のあるホイチョイが意識して、そういう結末にしたりして。深読みかな? ちなみに、日立と同級生の話は、ウイキペディア情報ですので念のため。 【上野若宮深】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-01-15 00:51:02) |
75.これで映画だというんだから内容が薄すぎる。何を笑っていいのか?まじめに作れよという印象しか残らない。しかもバブル自体を描くことが長い、長い。映画の本筋ではなく舞台のはずが、バブルを延々描いている。広末は演技がうまいですね。若手の中ではピカ一ではないでしょうか。 【たかちゃん】さん [地上波(邦画)] 3点(2008-01-14 17:32:47) (良:1票) |
|
【フッと猿死体】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-01-14 10:36:34) |
73.バブル経験してないけど、良い時代だったんですね。作品を観ていたらバブル経験したくなりました。 【真尋】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-01-13 17:27:57) |
72.まあ、ホイチョイらしいと言えば、これほどホイチョイらしい映画も無いんだが……。それにしても君塚のホンが酷い。先の先、隅の隅まで読める展開、次のセリフが簡単に予想できる会話。セオリー通り。まるで昨日今日学校の脚本科を出たばかりの人間が描いたようなホン。まあさすがにあのラストは予想をはるかに超えてダメダメだったが。w 「大切なのは家族」と正道で纏めるかと思いきやあのバカ展開……orz それにしてもこの映画の制作者はアホですか?“好景気”と“狂乱景気”を一緒くたにして「浮かれて暮らすのも悪くないぞ」、「バブル最高!」などと言わせる無神経さには愕然とする。金儲けだけが目当ての暴力団が強引な地上げで一般市民を脅かし、サラリーマンや学生たちが好景気だ円高だと浮かれ騒ぐ裏では中小企業や町工場が次々と倒産し自殺者が続出。そんな時代が最高? 終わらせるな? 狂乱の裏面には一切目を瞑り、20年が過ぎて喉元を過ぎれば熱さも忘れましたってことですか? モロにテレビ屋が作った映画のいやらしさで溢れている。ともあれ、印象に残ったのは薄っぺらさばかり。とても大人の鑑賞に堪える映画ではなかった。 【TERRA】さん [地上波(邦画)] 2点(2008-01-13 17:10:07) (良:1票) |
71.《ネタバレ》 予想外のおもしろさです。ちょっとドタバタが過ぎるとか、飯島直子に若く見えないとか、そういうことは笑って許せる感じです。広末涼子も、WASABIでこけた分を取り返したような気がします。後半、ほぼ筋が読めてしまったのが残念です。 【海牛大夫】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-01-13 10:18:30) |
70.《ネタバレ》 単純明快で全てが上手くいくコメディ。 |
69.イメージと違って、なかなか面白かったです。冒頭の100円の伏線の見せ方があざとすぎて幻滅しましたが、それからは展開のテンポもよく、借金取りから逃げるルートを現在と過去とでリンクさせて変化を楽しませてくれたりとチカチカするほど色彩ゆたかな1990年の雰囲気はでてました。まあ都合のいい雑な演出も散見されましたが・・。でもこの時代に代表されるものって、やっぱりディスコなんですかね~。確かにこの時代の酔狂振りをよく表してますもんね。ほんとあの頃は相当異質で、怖いくらいみんな右倣えでしたから。まだ学生だった僕らでさえ、ワンレンだボディコンだと騒いでましたよ。今と違ってケイタイもなく、本やTVでしか情報源はなく、かな~り狭い範囲で思考していたと思いますよ。故にノストラダムスといった類の噂話がまことしやかに伝えられ結構びびってましたもんね。バブルもそういう時代だからこその現象なんでしょうかね・・。あらゆるコンテンツが中身もしらず表面ばかりを見て右往左往していた時代だったような気がします。そう思えばケイタイやネットは広い世界の中に埋没していた個性を引き出す素晴らしく画期的な道具だと再認識したりします。弊害が多いのも確かですがね。話がそれましたが、最後は現実寄りに落としてくれたらもっと良かったんだけど、作りはまとまりがあって良かったと思います。 【カリプソ】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-01-13 01:20:17) (良:1票) |
68.《ネタバレ》 本日テレビで見ました。 前半戦の面白さに対して後半はトーンダウン。でも面白かったと思います。A級映画でないので、タイムパラドックス等に関してはあまり触れないほうがいいと思います。バブルの頃を少し懐かしむくらいでいいのでは。 前半は9点。中盤から後半は4点。ですので繰上げ7点くらいにしておきます。 【やぶ】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-01-13 00:01:19) |
67.結構好きです。現在と、バブル期、二項の構図が対極的で、忠実に再現されてないところがまたよし。時間軸がどうとか当時のバブル期はあんなんじゃないとかこの際どうでもよく、映画としてよい。ただ終盤のドタバタで舞妓さん登場とか何でもかんでもぶっ込む演出はあまり好きではないなぁ(お決まりの感じが何とも)。それを差し引いても、構成が巧い。阿部寛も好演。 ばっさり今の時代が良くないと言い切っていることも、映画というフィクションの世界ならではのもの。 【ノマド】さん [地上波(邦画)] 8点(2008-01-12 23:33:04) |
66.《ネタバレ》 退屈ではないけど、映画としてはどうかな?映画館で観てたら結構凹んでたハズ、DVDで良かったです。ラストもちょっとマズイと思う、タイムパラドックスが無茶苦茶すぎるしね、全体を見ないで各シーンだけを見て楽しむ映画。 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-12-31 16:21:11) |
65.一切予備知識なしで見た。予想に反して、なんだ結構面白いじゃないか!特に怒涛の展開があるわけでもなく、真正面から単なるコメディー映画なのだが、脚本のまとまりが良く、最初から最後まで少しもダレることなく観られる。私がバブル世代だったなら10点つけていたのかも。暇つぶしに見るには非常におすすめの作品。 |