41.この映画に私が一番期待していたのは戦闘シーン。それは予告編を見た時に、ビビっときたからです。物語的な部分は後回しでした。結果的に、たしかに特殊効果は素晴らしく、近年の日本映画の中ではトップクラスの仕上がりだったと思います。しかし映像以外のカット割りだとか、SEだとかが今一つで、緊迫感を下げる要因になっていました。また戦闘シーンそのものも、予想以上に少なく感じました。なので必然的に物語部分に注目することに。生きて帰りたい、という主人公の設定は斬新な切り口だと思いました。ただこの設定だとどうしても主人公が最終的に、特攻、をしなければ感動という地点に着地できない。だから特攻というものが美化された予定調和となってしまい、そこがどうしてもこ作品のアキレスになっている気がしました。『戦争』を後世に残していきたい。その想いは十分伝わりました。 |
40.《ネタバレ》 空戦のシーンは悪くなかったが、現代パートがどうもかったるいんだよなー。 現代の主人公の春馬くんが感情的すぎて、ここ泣くところですよーとばかりに泣いちゃうのはどうかと思う。更には、岡田君現代に参上&登場人物たちに一言ずつしゃべるっていう演出がクソダサくて鳥肌モノ。 人情モノの要素を強調したかったんだろうけど、宮部さんのエピソードが終ってからの結末のわかっている染谷君エピソードは退屈きわまりない。 もっと人命軽視の大本営批判をガンガンやってくれないと腑抜けた映画にしか見えない。 【すべから】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2014-08-05 00:48:51) |
39.上映時間に制限があるので、致し方ないが、完全に原作に負けている。ただ、3時間近い長い上映も飽きず見ていられる映画ではある。 【T橋.COM】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-05-17 11:46:27) |
38.《ネタバレ》 宮崎さんのゼロ戦映画よりは良いだろうと思い、見てみた。なかなか良かったと思う。しかし、解せないことはいくつかある。なぜ、義理のお父さんは子供を作らなかったのか?また、なぜ子供たちに本当のお父さんのことを自分の口から話してあげないのか? また、ゼロ戦部隊はもっとひどい状態でもあったことを書いてほしかった。特攻隊に選ばれた人の中には自殺した人や逃げた人やいろんな人々が存在していた。それに何より、こんなひどい戦法を考えた人、もしくは責任者は誰なのか。もっと前に降伏していれば、原子爆弾にも会わず、多くの日本人が助かっていた事実もある。最近、戦前を美化する事が多く、危惧している。全然だめだった事をもっと共有しないといけない。なぜ日本は失敗したのかなどの本があるが、それらを読んでほしい。特に、報道機関が真実をかかない。(現在もその状況に似ている。)経済を立て直すと政府はいいながら、軍拡をすすめる。(ヒトラーもそうであったが、安倍首相も同じ手法に思える。)私は、憲法改正には賛成だが、自民党の憲法にはもっと反対だ。全然民主主義がわかっていない憲法だ。 【matan】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-05-11 19:46:20) |
37.あまりの評判に期待しすぎていたのがいけなかったのか。映画を観た後、原作も手に取ったのだが、どうしても宮部に感情移入することができず…。 ラストの岡田さんの表情はとても素晴らしかった。 【くーちゃん】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-05-09 23:45:12) |
36.《ネタバレ》 そんなに悪い映画とは思わない。 戦争を題材にしたひとつの作品として見ましょうよ。 「戦争はダメ」って思うことで、この作品の意味がじゅうぶんあります。 映画館では泣いている人がポツリポツリ見受けられた。 隣の知らないオジサンが、泣きすぎていたのには正直ひいた。 【たかしろ】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-04-25 15:43:07) |
35.原作未読。評判の良さにかなりハードルを上げて観たが、期待以上に素晴しかった。途中からハンカチが離せなくなる程、涙が止まらなかった。 【MID】さん [映画館(邦画)] 9点(2014-04-15 03:45:31) |
34.《ネタバレ》 話題の映画だったので、航空機のなかで観てしまったのですが…。 ストーリーが腑に落ちません。 なぜ主人公はそこまでして生きて帰りたかったのか、それは妻との約束があったから、では空中戦を高見の見物をするような行動は説明できないと思います。きっと何かあるのだろうと期待して見続けるも肩すかしです。 そしてそこまで生に執着していた主人公が最後の最後でなぜ特攻に志願したのか?これも納得できる理由は描かれません。そして、なぜか妻のもとに生き残る教え子を差し向けるよう段取りする。この行動、まったく理解できません。 雰囲気だけで泣かせる感動させるために作られた映画なのでしょう。 そして原作が酷いものなのでしょう。 【三郷JCT】さん [インターネット(字幕)] 1点(2014-03-22 13:54:33) (良:1票) |
33.《ネタバレ》 私も戦死の理由で爺ちゃんは実の爺ちゃんではなかったものですから、自ずから三浦春馬君の立ち位置で鑑賞することとなりました。 正直、現代パートの大げさなところにはちょっと萎えました。 また、終戦後のラブストーリーは「そんな美談があるかい!」と内心うんざりしました。 実際、生前にうちの爺ちゃん婆ちゃんの話聞いたって、こんな綺麗な話じゃなかったですし・・・ しかし、そんな微妙な気分は、終盤、夏八木さんの「あの頃、みんながそれぞれの物語を抱えていた…」の言葉にすべて吹っ飛ばされました。 もう駄目でした。とにかく当時は食っていくために仕方なかったんでしょうが、そんな一言では到底片づけられない思いがそれぞれにあったと思います。 ノホホンとしていたうちの爺ちゃん婆ちゃんの抱えていた思いなどわかる由もないですが、映画館で初めて不覚にもハンカチを出してしまいました。 そして最後に久蔵の零戦がファンタジックに現代の空を飛び去っていくシーンでは、私の本当の爺ちゃん(写真で見る限り岡田君のようにイケメンじゃないですけど^^;)がエールを送ってくれているような気分になって嗚咽しそうになるのを堪えてました。 冷静にみれば戦争映画としてはちょっと軽いかなと思いますが、夏八木さんのワンシーンだけでも私にとって見る価値がありました。 今こうして生きていることに感謝し来年も頑張ろうと思います。 【午の若丸】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-03-20 09:12:22) |
32.《ネタバレ》 いろいろ考えさせられ、その一部もここに書けないかもしれない。そんな作品だった。ので一部だけ。当時の日本兵はじめ日本国民は皆「お国の為」をキャッチフレーズに、大国アメリカを相手に本心から勝利を信じて邁進していたと思っていた。それはもちろん洗脳であり、洗脳されていなければその時代、その戦局で耐えることは出来なかったのであろうと考えていました。だからこの宮部久蔵のような人は存在したのか、と不思議な感覚で鑑賞した。天才的な操縦技術を持ち、なおかつ冷静に空戦の前途を考察する一パイロットとは、実は未来からやって来たタイムトラベラー?などと見まがう程だ。だが少し調べるとそのような人物も実在したようで、洗脳された集団の中にはそうならなかった人間もいたという事。そりゃあもう生きにくかっただろう。自分の教え子たちが次々に無謀な特攻に出され死んでゆく姿を目の当たりにし、換われるものならと思ったのだろう。自分は死んでも家族の元へ帰ると言って、若い兵士たちに平和な日本を託そうと。それが特攻を志願した理由かなと。出来過ぎた人だとは思う。が、かっこいい人物像だ。途中度々目頭が熱くなったりしたが、ラスト孫が泣き叫ぶシーン、あそこに全てが詰まっているように思う。戦争の虚しさに改めて気付き、自分の無知を知っては後悔し、自分が今ある事へ感謝し、そして先人達へ尊敬の念を抱いたのだろう。名ラストだと思う。そして主題歌でまた泣く構造になっているのが少し狙いすぎかと思うが、名曲にやはり泣いてしまうのである。 【ちゃか】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-03-18 08:35:04) |
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31.《ネタバレ》 原作既読。原作読んでウルウルだったので、映画でも終始ウルウルしていました。ストーリーは、ダイジェスト感や「あれっと」と思うところ(井崎さん回想)もあったのですが、映画ならではの「空母が煙を出しながら海上を進む」「零戦による戦闘」などの特撮は凄い!と思いました。但し原作ではあまり気にならなかった“なぜ戦闘を避けたのか”“なぜ特攻を志願したのか”が気になりましたね。この手の映画は、どんな風に作っても賛否になるとは思いますが、日本が過去に行った戦争というのを、より詳しく知るべき出発点として見ても良いと思います。最後の鑑賞者への迫り方も自分には堪えました。 【Banjojo】さん [映画館(邦画)] 9点(2014-03-11 01:27:40) |
30.《ネタバレ》 激戦の太平洋戦争最中、特攻の空に散った日本海軍一の臆病者・宮部久蔵の足跡を追究します。そんな宮部がなぜ特攻隊を志願し、散ったのかー宮部の孫が宮部の戦友たちに突撃取材を敢行。「生まれ変わってでも戻ってくる」、それがこの作品の全て。2013年の人気小説が原作で、デキすぎた戦争ドラマですが日本人なら万人感じ入るでしょう。監督はオールウェイズシリーズの山崎貴。2014年の大河ドラマ主演の岡田准一が好演。2013年最後の映画観賞にして傑作。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-02-18 06:48:37) |
29.評判が良いだけに、それなりに良かったです。 映像や役者の演技も素晴らしい。少し前まで、邦画のCGは少し浮いた感じを受ける印象だったのですが、まったく違和感なかったです。空戦ってこんな感じだったんだなぁと素直に感じました。 しかし、テーマであった「なぜ主人公が特攻を志願したのか」が良く判らなかったです。折れたのかな・・・? 【ぬーとん】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-02-16 23:21:47) |
28.《ネタバレ》 戦争映画は実は結構好きで、今回も原作未読ですが観に行ってきました。案の定、中盤から号泣。特に宮部教官に対して生徒達全員が敬礼したとこやヤクザの景浦さんが健太郎をグッと抱きしめたところは泣けましたねぇ。熟練した名俳優さん達の競演がとにかく素晴らしかった。とにかくこの映画は観るべきです。今の日本で安穏と平和に暮らしている私達戦争を知らない世代こそ絶対に観なければいけない映画だと感じました。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-02-09 23:52:34) |
27.《ネタバレ》 世間的にも評判がいいので観に行きました。ただ、こういう現代的でクールな軍人は、当時の雰囲気を考えると違和感がかなりあります(まあそれゆえに「海軍一の臆病者」と呼ばれたのでしょうが)。すでに他の方も触れられていますが、説明セリフが多すぎるのと、やたら音楽がもったいついた感じはしますね。泣きどころが強制されているようで、あまり愉快ではありませんでした。全くの余談ですが今回、上映時間の都合で耳の不自由な方向けの、日本語音声+日本語字幕という特殊な環境で鑑賞しましたが、私の年来の持論である「字幕は映画の邪魔以外の何でもない」というのを改めて痛感しました。洋画も吹替上映を増やしてほしい… 【蛇蟇斎狐狸窟】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-02-08 00:28:30) |
26.宮部はまさに理想の軍人。ただ当時のではなく、現代の感覚での話だ。そこが少し違和感があった。あんな人は存在できえなかったと思う。あまりにも考えが先を行きすぎている。途中まであんまり面白くないなーと思っていたが、終盤大石と松乃がよく登場するようになってから面白くなった。あそこの部分はフィクションだから描けた事。トータル的には観て良かったと思える作品だが、先の大戦を理解するものとしては軽い感じがした。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-02-04 05:17:45) |
25.《ネタバレ》 ジャニーズという殻を破られている岡田准一の演技力と丁寧に作られた映像は楽しめます。ただ、現実世界とリンクしている為、緊迫感が削がれますし、若干間延びしています。三浦春馬には感情移入できませんし、最終的には異常者みたいになっていて雰囲気ぶち壊し。零戦や特攻隊の描写はピカイチ。当時の軍人たるものが伝わりました。命の恩人の妻を寝取ってしまうのは仕方ないとして、初対面から下心ありきという設定もどうかと。劇場ではところどころ泣いている方がいましたね。ラストの岡田の目力は凄まじかったです。 【マーク・ハント】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-01-31 19:52:38) |
24.《ネタバレ》 結局生まれ変わってこんかったやん。 でも、あの終わり方はカッコよくて、良かったです。 【ケンジ】さん [映画館(邦画)] 10点(2014-01-26 19:43:52) |
23.《ネタバレ》 ◇岡田さんはいい俳優さんになりましたね。カッコよかったです。特に一人で鍛錬しているシーンや、家族との語らい。◇ところどころ泣かされますが、途中からなんとなく「ココですよ!」と言われてる気がしてしまい・・・その割に最後は「あれ?もう1つ大きな”ココ”があるのかと思った」という感じで終わってしまいました。◇この映画は珍しくfacebookで絶賛してる人が多くて、それでちょっと期待して見に行ったのですが、それがよくなかったのかもしれません。同じ「ゼロ」なら、「ゼロ・グラビティ」に軍配です。ごめんなさい。 【ハクリキコ】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-01-12 01:07:14) |
22.《ネタバレ》 2013年の最後に観た作品でした、観たときは面白かったと感じたはずだけど、少し時間が経って何が良かったのかが何故か思い出せない。。。そもそも何でパイロットになったんかな?そのあたりの件が描かれていたのかどうかもイマイチ思い出せないです。戦争等歴史について考える機会にはなったかと思います、何で開戦に踏み切ったのかを学校では教わらなかった気がします(聞いてなかっただけかもしれんけど)、ネットで調べるだけかとは思いますが色々知りたいと思います。 【ないとれいん】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-01-08 19:08:24) |