62.悪い映画では無いと思う。主人公の生き方、決して共感はできないけど、これも一つの生き方なのでしょう。この作品はただ、ただ、仕事に生きた1人の男の人生を描いただけ。でもきっと同じように生きてきた人は、涙無しでは観られなかったでしょう。一昔前には、こういう生き方の男性は多かったでしょうし。自分の父親世代から上なんて、特にそうなんじゃないかな。はっきり言って、女性には共感を得られない映画だとは思うけどね(^^;;でも仕事人間の気持ちも分からなくはないんだよなー・・。どれだけ責められようと、こういう生き方しかできない人間もいるんだよね・・。そんな主人公に涙。 坂本美雨の歌が最高。 【深海】さん 7点(2004-02-13 00:02:07) |
61.観たときはけっこうボロボロ泣いてしまったんだけど、後になってみると、どうしてか、そんなに作品の印象が残っていない…。主人公の周りの人たちのエピソードがちょっと多すぎて、自分には乙松と家族の物語にいまいち集中できなかったというのもあるかも。あと、乙松の娘がだんだんと成長していく姿で、そのつど彼の前に現れるという話は、ほろりとくるファンタジーでとても好きだけど、最終的に成長した姿の広末涼子が現れたとき、娘の雪子ではなく、いかにも「あぁ、広末だ」と思ってしまい、そこで感動は冷めてしまったなぁ…一つ前の姿を演じた子が、もっと素朴な感じで大人っぽかった気もして、二人のイメージが重ね合わないし。雪景色の美しさとその土地の厳しい寒さが、いちばん印象に残っています。 |
60.高3の頃、この原作がセンター現代文の練習問題として載っていて、授業中に問題を解きながら涙ぐんでしまったことを思い出す(笑)。 映画の方はというと、雪子役が広末だと聞いて、当時、かなり幻滅した。どう考えてもミスキャスト。ただ、高倉健のファンなので、冒頭、雪深いホームに立っている健さんの絵だけで涙ぐんでしまった。立っているだけでこれほど絵になる俳優も珍しい。もう一人のけんさんは、酔いっぷりが殆どコントだったが、こちらもファンとしては嬉しいところだった。ただ、登場が異様に少なかったのが残念。シリアスな演技も見てみたかった。 【カシス】さん 4点(2004-02-09 20:54:02) |
59.健さんの鉄道員姿は哀愁が漂っていてよろしいが………内容は… |
58.外国映画特にアメリカ映画で夫が仕事一途な夫婦は、相手の心の痛みに気付こうともしないで自分だけがどれだけ傷ついたかをお互いにまくしたてて離婚へというシーンをよく見かける。この夫婦は夫が一途に仕事を愛し仕事に誇りを持ち真っ直ぐに生きてきたからこそ妻もついていったのだろうし、そういう妻だったからこそ不器用にも最期まで鉄道員をまっとうしたのだと感じた。こういう夫婦のありかたは羨ましく思う。 |
57.健さんは凄いねぇ~~途中の志村けんの酔っ払いはハマリ役。エンディングの坂本未雨の歌も好き。 【アンナ】さん 7点(2004-02-03 15:56:18) |
56.はかなげに微笑む大竹しのぶが口ずさむテネシーワルツに泣けて泣けて仕方なかった。原作はどちらかというと真冬の怪談に近い短編でしたが、映画は切なく、温かい作品に仕上がっていました。じじくさいと言われようとも、こういうのに弱いのです。 |
55.こういう映画は年をとるにつれ身に沁みてくるもんじゃないのかな。健さんが泣いてるし、つられたわけでもないのに涙が出てきた。隣で寝ている娘の寝顔を見ながら、また涙。どんどん涙腺が年と共にゆるくなってゆくよう、、。今夜も寒さが身に沁みます。 【fujico】さん 8点(2004-01-13 23:46:56) |
54.広末出てましたっけ?(ぉぃ。池脇千鶴じゃ・・・←それはTVドラマ版。でもま、自分が駅舎を守らなきゃ、という気持ちは良くわかる。だから家族がないがしろにされるんじゃ、と思いきや、家族もやっぱりわかってくれる。だって鉄道員だから。 【こじ老】さん 6点(2004-01-12 13:28:03) |
53.泣くまいと思って身構えていたのに泣いてしまった。泣かせる映画にまんまと泣かされてしまう自分...ふぅ 【ぽめ】さん 6点(2004-01-11 15:20:53) |
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52.駅STATIONの降旗監督、高倉健、雪の北海道の定番ブランド品組み合わせに、広末で飾り付けした、高級デコレーションケーキ。 期待に応える出来。 【サラウンダー】さん 6点(2004-01-09 19:28:35) |
51.高倉健が渋いってだけで後は、んーー・・・・いまいちでした。健さんすいません!! 【ピニョン】さん 4点(2004-01-09 01:52:28) |
50.高倉健はこういう役は似合わない。というかあまりやって欲しくない。ちょっと重たいというか暗い感じがする。雪も似合わないことないんだけど何かが違う。元来は横尾忠則のポスターにもなったように、もうちょっと明るくて軽い感じの役者だと思うんだけど。よかったのは「居酒屋兆治」「夜叉」「あ・うん」までだなあ。90年以降はあまりいい役をやっていないと思う。巻き返しを期待する。 |
49.好きですね、この作品。自分の田舎(東北地方)が、ちょうどあんな景色&言葉遣いなので、もうそれだけで懐かしくて。 【暇人】さん 9点(2004-01-03 13:49:21) |
48.泣いた。主人公の男は不器用だが、泣かせ方は上手いじゃん。 |
47.《ネタバレ》 あざといとか、泣かせるために作ったからこそ泣けないとか、様々な意見はあるでしょうが、こういう映画はある程度、世代を選ぶと思うのです。すべての年代に受け入れられる作品など皆無です。必ず、理解できない、納得できない部分があるから。私の場合、父親の背中を見ていて、かなりの部分この映画の主人公健さんと重なるモノを感じています。太平洋戦争の敗戦後、どん底だった日本の世の中を立て直すために働いた人達がいたから、今の日本があるわけですし、それは正当に評価しなければいけないと思うのです。高度経済成長時代、誰もが仕事に精を出し家庭を顧みないで、自分の果たすべき役割に専念した人は多かったでしょう。その影でつらい思いをした家族は可哀想ですし、家庭人としての健さんは、その事に対して責任があるでしょう。しかし、実際のところ、そうやって自分を犠牲にしてまで世の中のために働いてきた人がいたからこそ、私たちは何らかの恩恵を被ることができたとを忘れてはいけません。不器用な男の人生を、笑ったり否定したりするのは簡単でしょう。しかし、その背景にある崇高な精神や、自己犠牲の気持ちを踏みにじるようなことは、人としてどうかなと感じます。この映画で健さんは、社会的に自分の果たすべき役割を立派に果たしたが、家庭的には役割を果たせなかった。それを非難するのではなく、許すために広末は出てきたのでしょう。いわば天使のような役割でしょうね。あれで健さんの心にわだかまっていたモノがなくなり、解放されたのを見て、私は安堵と感動を禁じ得ません。 【オオカミ】さん 8点(2003-12-11 02:00:04) (良:2票) |
46.高倉健の存在感のみでなりたっている映画ではあるが、その演技からは不器用な男の心の葛藤、もの哀しさが充分に伝わってくる。ただ、物語的にはあまりに淡々と進みすぎてちょっと退屈。 【なったん】さん 5点(2003-12-10 09:13:35) |
45.ケン・タカクラが死んじゃう。それだけで泣ける。広末はこの作品においては残念ながら蛇足でしかない。あと主題歌が好きです。 【コダマ】さん 7点(2003-12-04 23:17:26) |
【ガーデンノーム】さん 3点(2003-12-01 13:37:58) |
43.自分がそうなんだけど、若い年代の人は、この映画で高倉健の存在感を初体験したのではないかと思う。雪景色にたたずむ健さんはひたすらに渋く、不器用で、もはや神聖化されている日本の男らしさを感じる。脇を固める俳優陣の演技も良く、ベタな話ではあるけど、感動させられる。 【鉄腕麗人】さん 7点(2003-11-25 14:39:10) |