181.妻投稿。前作は先の見えない21世紀において「家族のために未来を生きる」という力強いメッセージが込められた作品で、だからこそ多くの人を感動させることができたわけですが、監督が本当にすごいところはこうした大感動作も決して万能ではないと理解し、今作品では前作のメッセージに諸刃を突き付けかねない難題に挑んでいるというところだと思います。というのも前作のメッセージが届くところは自分も家族も殺されたり死んでしまう可能性がほとんどない「未来のある」世界。でも世界には、いいえ日本にだってオトナ帝国に惑わされた大人たちが感じていた絶望とは別の「暴力」「死」という名前の絶望に苦しんでいる人がいて、この映画はその人たちに捧げられたのだと思います。死や暴力が日常的な世界の住人を「生きることに必死で何かを考えたりはしない」と決めつける心理学者も多いみたいですが、彼らだって恋をするし、笑ったり子供に嫌われて焦ったりもします。そして「自分がどうあるべきか」に対してとても真摯です。この作品はラストサムライ的武士道や戦争や平和よりも、人間はどんな状況下でも美しく生きられるのだという事を力強く訴えているのだと思います。 【はち-ご=】さん [DVD(邦画)] 10点(2009-03-10 21:21:03) (良:2票) |
180.「オトナ帝国」でも強く感じたが、これも何で敢えて「クレしん」シリーズでやる必要があったのか甚だ疑問。確かに近頃の邦画アニメの中では割と練り込まれた良作かなとは思うけど、時代考証へのこだわりとか、どう見ても本作スタッフが見据えるメインターゲットは本来の児童じゃなくて親御さんだろ?と鼻について仕方が無い。あと、安直な「タイムスリップ」ネタは「夢オチ」と並ぶ両刃の剣だから個人的にどうにも好きになれないこともあって、高評価の中で申し訳ないけど5点。悪しからず。 【へちょちょ】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-03-10 16:12:29) (良:1票) |
179.クレヨンしんちゃんの漫画は35巻程度まで読んでいたが、映画の方は小学生のときに一本観ただけだった。友人から「しんちゃんの映画は大人でも十分感動する」と聞き、このサイトで最も高得点のこの映画から観始めた。・・・・。面白い。さすがに老人は厳しいと思うが、しんちゃんに触れたことのある世代(20・30代)は、十分楽しめると思う。良いアニメでした。 【あるまーぬ】さん [地上波(邦画)] 7点(2009-03-02 00:52:47) |
178.テレビでやってて何気に見始めたらけっこう面白くて、1時間経った頃から録画を始めた。 後半だんだんやばくなってきて(感動しすぎて)、最後にはしんちゃんと一緒に号泣してしまった。 その後録画したのを3回見直して、3回とも号泣・・絵、ストーリー、音楽全てが素晴らしい。姫様と又兵衛の会話がどれもこれもジーンとくる。この映画は姫様がかっこいい。声も性格も。戦で又兵衛を探しに思わず駆け出す所は、今思い出しても泣きそう。ラストのセリフ「おい、青空侍」で、青空に雲の絵・・もう何も言えん。しんちゃんと同じく「おっちゃんの旗だぁっ」って思わず微笑みたくなる。見終わった後「見てよかった」と思える映画。 【ましゅまろシナモン】さん [地上波(邦画)] 8点(2009-01-15 15:12:35) |
177.《ネタバレ》 泣けて笑えて、とても満足させられる作品でした。 確かにしんちゃんはいつもほどの活躍ではありませんでしたが、しんちゃんはいなくてもよかったとは思わないですね、僕は。 敵の大将に向かって言う台詞はとても心が痛くなりました。 【eureka】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-12-28 13:58:12) |
176.子供向け娯楽映画としてはヘンダーランドの方が優れているんじゃないかな。 ED曲は、もう少しどうにかならんかったのか? 【理不尽みるく】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-12-11 23:48:40) |
175.これやばい。何がやばいかって?そこらへんどこにでもいる高校生の俺を泣かせてしまうほど、しんちゃんがいい男だったからさ。 【ばっじお】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-06-25 14:55:14) (良:1票) |
【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-13 00:13:30) |
173.我ながら単純だとは思うけど、感動してしまった(家族愛の部分はそうでもなかったけど、とにかく二人の悲恋に)。なかでも廉の表情がいい。これを実写でやってしまうと、俳優のふだんの言動なんかが脳裏をよぎってシラけてしまいそうだし、ほとんどアニメは見ないけど、そういうところはアニメならではの良さかなとは思う。あと、バックに流れる哀愁を帯びた音楽が、これを感動作にした大きな要因だと思う。 【LEFTWING】さん [地上波(字幕)] 9点(2008-02-03 23:32:40) |
172.《ネタバレ》 井尻や廉姫の純情な恋愛劇もさることながら、やはり野原一家の描写が素晴らしいです。自分は女だからか、女視点で見てしまうのですが…「野原一家ファイヤー!」のひろしに合わせてひまわりとしんちゃんを抱きかかえて、身を挺して伏せるみさえ。しんちゃんに危機が迫った時、咄嗟にしんちゃんをかばい刀にむかうみさえ。「かあちゃん!」と叫ぶしんちゃんの台詞に思わず胸がキューンとなり、涙がボロボロッとこぼれました。うんうん、母親ってこうなんだと思う。子供がピンチだったら母親はなりふり構わず守るし、そして家族のピンチになったら父親は家族を守るために闘う。自分も野原一家のような『家族』を築きたいなあとしみじみ思った映画。 【どぶん子】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-01-30 15:17:04) |
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171.《ネタバレ》 これは本当に劇場で観たかったです!クレヨンしんちゃん最高傑作だと思います( `・ω・´) しんちゃん必要ないじゃんっていう意見も目立つけど、おまたのおじさんが銃弾に倒れたときしんちゃんが流した涙に心を打たれました。しんちゃんはお尻を出して歩行したり、局部を露出したりお下品で変わった子っていうことで、悪影響とか言われてるけど、あの時流した涙はしんちゃんおまたのおじさんの「死」を悟っているから流せるんだよね。5歳で人の死を理解して涙したしんちゃんは、すごいと思うな~・・・。 【尤紀ё】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-12-17 00:27:12) (良:1票) |
170.この映画でいえること、それは”ひろしLOVE” 【norainu】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-12-08 23:48:07) |
169.クレヨンしんちゃんは観た事ないです。 ここで泣けると評判良いので観てみました。 泣けはしなかったけど、かなりスッキリとして面白い映画だったと思います。 しんちゃんてもっと生意気で大人びたガキのイメージありましたけど、払拭されました。 【ひで太郎】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-10-05 03:22:07) |
168.ギャグ映画の枠を軽く超えて 涙覚悟で見なければならない。 映像もすごくキレイで独特の色合いがステキ。 このレベルになると、しんちゃんはいらないん じゃないかと思ってくる。 これは優れた時代劇で、クレヨンしんちゃん だから見ないという偏見を捨ててみる価値はある。 【突っ込み】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-09-30 16:12:07) (良:1票) |
167.《ネタバレ》 映画館で見たかったと後悔する作品。前のオトナ帝国でもそうだったけど、この作品は「世間から格好いいと大小判を押される」生き方よりも「自分の人生を自分なりに生き抜くことの素晴らしさ」を描いていると思う。又兵衛は「鬼井尻」という名前で春日の人からは尊敬されていた。そんな自分を半分は誇りに思っていたのかもしれない。しかし彼を愛する者は、そんな事望んでいなかった。日がな一日空でも眺めていて欲しかったのだ。だが時代が、価値観が、優しく不器用な、ただ愛する物を守りたいだけの人間を人殺しの舞台に送っていく。皆に尊敬される英雄なんて優しい人間がやるべきではない。素晴らしい生き方(というより幸せ・・かな?)とは、家族でも友人でも、身近な人の幸せを願いながら、出来る限りの範囲で生きていく事じゃないかと、私は映画を見てこう解釈した。 【ヤブラシ・ガイカン】さん [地上波(邦画)] 10点(2007-09-18 17:49:15) (良:4票) |
166.終始シリアスで楽しめました。映画版のしんちゃんはTVと違い、大人も楽しめる作品で非常に良いですね。大人帝国と言い、こちらと言い何かを思い出させてくれます。 【ペスカトーレ手塚】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-09-09 12:11:13) |
165.クレヨンしんちゃんとは思えないシリアスな展開もあり、ちょっとびっくり。 基本クレヨンしんちゃんファンではないのでこの点数。 【アップルマーク】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-06 01:06:50) |
164.ここでレビュー数が3ケタに乗っているクレしん映画は、コレと「オトナ帝国」だけなんですね。それだけ口コミとかの評判のよさを聞いて観る大人が多いって事でしょうか。◆個人的には、かなり好きです。琴線に触れます。ですが、クレしん関係のお偉いさんが「こんなのクレしんじゃない」と怒った…というエピソードも確かに解る感じがします。子供は楽しめるのかな?これ。 【えむぁっ。】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-04-21 19:03:15) |
163.史上最強の親子映画。普通、親子映画って言ったら大人が子供目線に降りて見るもの。そして鑑賞後、子供が楽しめたことを確認して満足するもの。 ところがコイツは全然違う。親が子供とまったく同じ目線で見て、子供のことを忘れる映画。そして鑑賞後、親が子供の胸倉つかんで、人生、恋愛、親子愛、戦国時代を熱く語ってしまう、そんな映画。 この映画を見たのは公開最初の日曜、真昼間。親子連れで超満員の中。前作をビデオで見て良かったんで、そのお礼のつもりだった。内容は期待していなかった。 ところが、だった。子供の爆笑につられて大笑いしたこと、ラストで涙をこらえるのが大変だったこと。忘れらない映画体験になった。 あれからもう5年。だいたい1年に1回のペースで見直している。ハズレ映画に連続して当たった後なんか、特に見たくなる。 【まかだ】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-03-21 02:51:12) (良:3票) |
162.《ネタバレ》 一応子供向け映画ということだがターゲットは明らかに財布を握る両親。8点付けたいところですがハッピーエンドで終わってくれなかったので1点引いておきます。 【丸に梅鉢】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-03-03 23:24:20) |