83.エリザベスの表情の移り変わりが印象的でした。しかし宗教というものはなんと厄介なものか、と無宗教の私は思うのでした。 【こうもり男爵】さん 7点(2004-02-10 01:16:16) |
82.エリザベス1世の治世時、日本は安土桃山時代で、彼女は織田信長の1歳年上だったらしいです。日本が戦乱が続いていた武家社会の、いわゆる完全に男性が主役だった時代に、ヨーロッパで最強になった国を治めていた人物が女性だった、と書かれた説明を読んだことがあって、さらに彼女は日本の徳川家康に並ぶ我慢強さや政治能力の持ち主だったとか、彼女が亡くなった時、イングランドの国中の人々が泣いた、などの評判を、昔、世界史の授業などでも聞かされていたけど、自分は「ウソ臭いよ、大げさじゃん」と思ってました…が、この映画のケイト・ブランシェットが演じる、威厳に満ちていて賢く思慮深い女王の姿を見て圧倒されてしまい、「本当にスゴイ人物だったんだ!?」と単純かもしれないけど、そう思わされました^^;。出来事が史実に忠実に描かれているかなどは良く分からないけど、女王になって自分の恋人と結ばれる事ができないなど個人的な幸福をあきらめたり、帝王としての非情さも持たなければならず、思い悩みながら国のために生涯を捧げる道を選んだ…みたいな彼女の苦しい心情や悲しみが伝わってきて、それにかなり感動させられたな。他にも、舞台美術や華麗な衣装、重厚な音楽なども含めて印象的な場面は多いけど、最後、白塗りで仮面をつけたような顔の女王に、その場にいた人々がいっせいにひれ伏す場面がやっぱり圧巻でした。 |
81.オープニングの処刑シーンしか印象にないですが、このシーンは凄かったなあ。 |
80.女は色恋に流れやすく世を狂わしやすい。その不安を崇高な迄の威厳によって威圧し国を治める。当初は責任感も信念も見出せない少女の様だったが、その彼女が女王としての威厳を得るまでの行程としてはとても説得力不足。政略結婚を破棄する正当な理由として婚約者の性癖を用意する構成も疑問(真実なの?)。ストーリーはおいておいて、衣装のゴージャス感と色合い、世界観、俳優の美しさと気品を楽しみました。しかし、エリザベス女王にしては綺麗過ぎるよ、ケイト!! 【夢の中】さん 6点(2004-02-01 20:03:55) |
79.《ネタバレ》 ケイト・ブランシェットが、グウィネス・パルトローに見える時があった。“エマ”の影響か、ジョセフ・ファインズの影響か? 【つちのこ】さん 5点(2004-01-23 18:05:17) |
78.映画としては、結構のめり込んで観てしまったけど、事実として、宗派の違いであんなにもいがみ合う気持ちがわからんかった・・。私からしてみたら、ご飯派かパン派かくらいの感じ。最後、国家と結婚したエリザベスは尊敬に値します。現在のイギリス王室・・・(* ̄m ̄) 【カズレー】さん 7点(2004-01-19 02:06:04) |
77.悲しい歴史だね。ただ、忠実に作りすぎで面白みが無かった。 【taron】さん 6点(2004-01-02 17:54:10) |
76.歴史の勉強にもなったし、ケイトの演技もよかった。 【あしたかこ】さん 6点(2004-01-02 06:07:15) |
75.ケイトの怖い側面ばかりが目についた。セットや衣装の豪華さには目を見張るが、歴史の知識がない自分には難し過ぎたようだ。少し眠たかった。 【ぷりんぐるしゅ】さん 3点(2003-12-08 16:09:15) |
74.処女って本当に処女じゃなかったんだね。でも女という性をすてなきゃこの世界いきていけんだなと思った。ラストはまさしく ドーンって擬音がふさわしい。 【とま】さん 6点(2003-12-06 20:38:46) |
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73.ケイト・ブランシェットが素晴らしかった。最初に出てきたときの素朴な幸せそうな令嬢が、だんだん冷徹で気迫のある女王になっていく様子が、怖いくらいだった。ストーリーが少々複雑で、ある程度は歴史を知らないと、何故この人物がこういう動きをするのかがよく分からないと感じる部分があった。えっと、これは誰だっけ?と3度目に見てもまだ、人物関係が分からなくなったりしていた。皆さんが書いているとおり画面が暗いし。台詞が案外少ないというか、足りないと言うか・・・・・・。映像は美しいし、衣装はゴージャスで、そういうところも楽しめた。ラストの白塗りは、予告で知っていたけども結構ビックリしてしまった。あと、ヴァンサン・カセルが面白かった。いつもながら歴史物がよく似合うが、女装も含めて変なフランス人ぶりがスゴイ。ただ、いくらなんでも姉メアリ女王はあれじゃ可愛そうだ。 |
72.ケイト、この役に合ってるね。ただ、こういう系の映画は好きじゃないんで、正直退屈でした。 |
71.映像的、展開的に映画としての盛り上がりにはやや欠ける感があったが、エリザベス一世の人物像を映像として見る上でケイト・ブランシェットの演技は極めて素晴らしく、その生き様に感慨深さを覚えた。愛を振り切り、女王としての宿命についに身をゆだねるラストシーンの彼女の姿はまさに衝撃的で、ある種の神々しささえ感じた。演技的にはブランシェットに尽きるが、脇を固めるジェフリー・ラッシュ、ジョセフ・ファインズ、ファニー・アルダンらの存在感も秀逸だった。ヴァンサン・カッセルのかぶきものぶりも印象的。 【鉄腕麗人】さん 8点(2003-12-01 13:59:22) |
70.ケイト・ブランシェットはかなり好きなので、全然飽きませんでした。世界史で習っただけの知識だったので、当時の世界を映像で見れたのが貴重だったかな~。映画自体は・・・ふ~んって感じでした。何を強調したかったのかがよく分かりませんでしたし、究極イングランド人ではないもっち~にとっては感動の無い映画だったかも。 |
69.まったく新しい時代劇!というフレコミだったのでどんなにスゴいものを見せてもらえるんだろうとワクワクしすぎてしまったらしくコケました。普通の時代劇です、と宣伝してもらっていたらもっと良い点がつけられたかも知れないのに。でも普通の時代劇としては極めて良く出来ていたということは言えます。別に飽きるということもなく、ちゃんと最後まで楽しく観られましたが、何度でも言いますがこれのいったいどこがどう新しかったんでしょうか?順番的に「恋に落ちたシェイクスピア」の方を先に観ていたので、ジョセフ・ファインズがどこを切っても同じ顔の金太郎飴に見えてしまって興ざめでした。そういうウリなんだと言われればそれまでですが、非常に魅力的な役者さんだけにもうちょっと違う展開も考えてもらいたいと思います。 【anemone】さん 5点(2003-11-22 20:18:41) |
68.《ネタバレ》 ケイトにオスカーを取って欲しかったって、見終わった後思った作品。この人が、どれだけの意気込みでこの作品に望んだかがよく分かった気がする。ジョセフ・ファインズのファンだけど、今回はあんまり良い役じゃなかったなぁ。でも、やっぱ女王には最後まで愛されてたのねw 英国王室のドロドロ感がすごく伝わってきた作品で、どのシーンも面白かったなぁ。歴史と照らし合わせると更に面白い作品だと思う。最後のシーンは、ちょっとケイト恐かったけど、でもあれこそエリザベスなのよねぇ… |
【ピニョン】さん 4点(2003-11-17 23:35:51) |
66.何と言ってもケイト・ブランシェットが素晴らしい。アカデミー賞挙げたかったね。アメリカ人だったら多分獲れたでしょう。エリザベス一世が女王になるまでの話は映画化が無かったと思うので、期待して見ましたが事実と違う点が多くて気になってしまった。忠実な映画化が見たかったですね。でもレスター伯ロバート・ダドリーのジョゼフ・ファインズはイメージも近くて、魅力的。ふたりのダンスシーンは、こんなだったかも、とうれしくなりました。 【やむちゃ】さん 7点(2003-11-15 17:28:50) |
65. C. ブランシェットが創り上げたエリザベス像がこれまでのエリザベスの中でもっとも格好いい.芸達者達と互角の独壇場で、状況が変わるごとに表現が多彩で発声も凛としており、風格がある.ウォルシンガム役の G. ラッシュもまさにはまり役で、清濁併せ呑む演技が巧い.しかし、彼とメアリ・スチュアートの母親役の F. アルダンとの絡みはいかにもイングランド側からの描き方で、スコットランドの人々にとっては苦々しかっただろう.(過去にエリザベスをひどく醜く描いた映画があったので、これで互角になったかもしれない.)「血のメアリ」を演じた女優さんの暗黒ぶりも大変巧かったと思う.. 【シャリファ】さん 9点(2003-11-01 11:20:35) |
64.イギリスの歴史に詳しいともっとよく分かって理解も深まると思うけど、あいにく残酷で王家の歴史も血なまぐさい・ということくらいしか知らなかったので、今ひとつ理解し切れなかった。でもケイト・ブランシェットがすごくいい俳優さんだってことはよく分かった。 【キリコ】さん 7点(2003-11-01 09:48:34) |