128.30年振りに劇場で観た。(リマスター版とやら)中学生時に衝撃的だった殺しのシーンや心臓ドキドキのラブシーン(ほんのわずかだったが)が今は自然と受け入れられる。この30年の映像の過激化に麻痺したか、年齢による感受性の衰えか?逆に当時感じなかったブランドの演技力に圧倒、カメラワークに脱帽、音楽に共感。映像社会を変えた記念碑的な作品です。(私の映画人生の中でも) 【つむじ風】さん 10点(2004-07-19 12:16:05) |
127.ファミリーの絆に勝るものはない。マイケルを気遣うソニーが非常にツボなわたし。 【ドレミダーン】さん 10点(2004-07-11 17:00:54) |
126.今朝、マーロン・ブランドの訃報が。合掌。さて昔から何度も観てきたお気に入りの本作、今更何を語ればよいのやらとまどうのですが、先日デジタルリマスター版とやらを見てきた事もあり。デジタルリマスターによって何が変わったのかというと、大して変わってないのですが、ニュープリントによって画質が改善した他、音声がデジタル処理でクリアに。細かい音もよく聞こえるようになり、滑舌の悪かったマーロン・ブランドのセリフ回しもスラスラ聞き取りやすく・・・は、さすがになってないな(当たり前だ)。で感想ですが、この映画、やや説明不足の感が否めません。ほぼ破局状態だったカルロとコニーの関係は途中ほとんど語られなくなるし、当時コニーのお腹にいた赤ちゃんはいつ生まれたのやら、気がついたら二人目(らしき)の赤ちゃんの洗礼式やってるし。マイケルにもいつのまに息子が?家族関係の描写ってこの映画では重要に思われるのに、結構省略されちゃってます。各シーンの間の年月も判りにくく、想像で補わねばならない。さらにはクライマックスの大虐殺、いささか性急なもんで誰が殺されてるのやら少々わかりにくい(モー・グリーンのシーンはスバラシイ!)。でもね、やっぱりこのシーン好きなんです。「見せる」ことへのこだわり、『知りすぎていた男』の劇場シーンなんか思い出すじゃないですか。それに、先ほど「説明不足」とは言いましたが、別に説明の下手な映画ではなくて正反対、冒頭の結婚式のシーンなど、このシーンの流れだけで、人物設定や背景を端的に伝えきっており、見事な手腕、このシーン好きなんです。まあ全体的に「説明不足」というよりは「詰め込みすぎ」と言う方が当たっているかも。多少説明を省かなきゃバランスとれないほど、欲張った映画なのです。その一方、随所に挿入されるショックシーンのどぎつい印象もまたこの映画の魅力。脳裏に焼きついたらゼッタイ離れない。そんなわけで、何度でも観たい大好きな映画、この度の劇場での鑑賞もたっぷりと充実感を味わえました。それにしてもマーロン・ブランドは当時40代・・・見えん。 【鱗歌】さん 10点(2004-07-03 17:02:37) (良:1票) |
125.とても三十年以上前の映画だとは思えません。イイ物はいつ観てもイイ。今後も観続けられる作品だと思います。デジタル・リマスター版を映画館で観れた事が幸せ。 【かずのすけ】さん 10点(2004-07-03 00:24:55) |
124.マフィアものながら常に納得して見ているから面白いのだと思う。マフィアの世界うんぬんとか殺しがどうとかと言うよりも映画としての出来が良いので血なまぐさかろうが重かろうが長かろうが苦にならないのだろう。飽きがきそうなところでの話が上手く切り替わるところやゆったりとした音楽など作り手の上手さに脱帽せざる得ない。そして、この映画で忘れていけないのが俳優人の卓越した演技力だろう。随所に見られる名言に決して言葉負けしていないし、その場その場での状況にあった表情、眼力、緊張感などを見事に演出している。どんなに素晴らしい脚本でも演技する方が駄目なら駄目な映画であり、その逆もまた駄目な映画であるのに対しこの映画は両方ともで最高点だからこそ面白いのである。 【taron】さん 10点(2004-06-26 22:37:10) (良:1票) |
123.これを超えるマフィア映画は今のとこないだろう。 【ゲソ】さん 10点(2004-06-23 03:18:34) |
122.東劇でデジタルリマスター版を観ました、古臭さは全くなし、非常に満足。 登場人物は多いけどキャラクターにそれぞれ特徴があるし、すんなりと頭に入る混乱もしない演出と脚本は見事。 冒頭とラストシーンだけでも震えるほどの感触。 劇中でのドンの存在感ははっきり言って神がかっていた、オーラがある、死に方も意外と好き。 血で血を洗う抗争と憎しみの連鎖。 愛するものを失ったドンとマイケルの対比が良かった。 息子を失ったドンは戦う意欲を無くし、本当に愛していた妻を無くしたマイケルは感情を失くし逆に復讐の鬼、冷酷な殺人マシーンとなる。 妻にも躊躇はしながらも嘘をつき、最後は少しは開かれていたはずのマイケルの心の扉が完全に閉まった所でのラスト、本当に素晴らしい。 運命というか、マフィアの家に産まれついた宿命によってマイケルの翻弄されていく生き様が何とも言えない。 【六本木ソルジャー】さん 10点(2004-06-22 21:57:45) (良:1票) |
121.《ネタバレ》 暗殺のシーンは洗練されていて魅力ですし、洗礼式のシーンもゴッドファーザー(名付け親)になった事を2つの意味で対比させていて素晴らしいのですが、やはりこの映画はただの娯楽映画、というより人間ドラマとして見たほうがいいでしょう。ソニーの軽率な一言からコルレオーネ一家に起こる悲劇と一家の愛憎劇と言う見方が出来ました。ソニーとビトーの死は悲劇的でしたが、とくにビトーの死はもうゆったりした生活を送れていたはずだったのですが、悲しみに満ちていました。マイケルの変化には目を見張りました。イタリアでの経験が彼に対抗組織に対する憎しみを抱かせたのだと思います。 【マイカルシネマ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2004-06-20 18:30:42) |
120.ソニーかっこよすぎ。ソニー最高。ソニーまんせー。ゴッドファーザーはほんと傑作です。 【映画界の貴公子】さん 10点(2004-06-12 20:07:06) |
【かじちゃんパパ】さん 10点(2004-06-11 08:34:43) |
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118.マフィアもの映画?、いやこの映画は、息の詰まる気迫を感じさせる壮烈な家族愛の物語である。現代人には希薄になった、何かが、この映画にはあります。父と子、兄弟と家族、同胞と敵、信頼と裏切りが、人間と人間の間に見え隠れするのです。重厚な中に、マーロン・ブランド、アル・パチーノの迫真の演技、音楽も俊逸。しばし酔える映画です。 【杜子春】さん 10点(2004-06-09 08:31:50) (良:1票) |
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116.この作品は、物語性、配役、音楽が素晴らしいというのはよく言われていることですが、特に、マフィアの残虐性というか、日常とかけ離れた異常な面を、日常の普通の出来事と対比させて際立たせるというところが見事だと思いました。特に、ラストのマイケルの大粛清は圧巻です。 コッポラはゴッドファーザーⅡではマイケルとビトーを対比させますが、それもまた見事なんですよね。 【デューク】さん 10点(2004-06-02 15:43:17) |
115.内容・映像・美術・音楽・キャスト全てが超一流。マフィア映画だからといって敬遠しないで是非見て欲しいと素直に思える。素晴らしい作品です。 【PAD】さん 10点(2004-06-02 01:26:57) (良:1票) |
114.ただ、マフィアの抗争を描いてあるだけだったら面白くないのだが、マイケルの成長の過程、ファミリーの人間関係の描写がすごくいい。 【MS】さん 10点(2004-05-15 01:13:55) |
113.3~4年に1回は見直していますが、見るたびに「こんなにおもしろい映画だったんだ」という感慨にふけります。自分の成長や堕落をうつしてくれる鏡のような映画です。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 10点(2004-04-15 18:30:33) |
【ベルガー】さん 10点(2004-03-29 15:44:56) |
111.自分がコメントできる言葉は素晴らしいの一言だけ。 【魚弱】さん 10点(2004-03-29 09:27:41) |
110.何度か観てやっと細部まで理解できました。本当に無駄がなく、素晴らしい映画だと思います。 【ぷー太。】さん 10点(2004-03-25 18:09:48) |
109.《ネタバレ》 音楽、脚本、ストーリー、俳優と何を取っても超一流の最高傑作。 とにかく重厚で重みがある。マーロン・ブランドは最高の存在感を放っている。ジェームズ・カーンの切れっぷりとあの壮絶な最後も見事だし、マイケルことアル・パチーノの最初はなんだか弱弱しくて優等生タイプだったのが、ビトが襲撃されてラストにいたるまで降りかかってくる苦労の連続で冷徹なマフィアへと変貌を遂げていく様子は圧巻。それでいてこのシリーズを見て思うのは家族って本当に難しいなと感じる。マフィアの業に翻弄されていく家族の苦悩がこの作品の最大のテーマだと感じる。 |