219.《ネタバレ》 とっても長いレビューを書いていて、いざ、投稿!と投稿ボタンをクリックしたら、投稿エラー コメントが2000バイトを超えています。現在(3302バイト) 前の画面に戻ると、全て消えていました。やる気がなくなりました。 では、重点だけ。 一番好きなシーンは、一平より先に、竜之介が涼之助を叩くシーンです。竜之介の優しさが垣間見れるシーンです。ラストの夕日のシーンも、素晴らしいものでした。 伊藤さんのレビューの中で一番良かったと自分で思えたレビューが・・・ ついでに、無駄なシーンもうちょっと削れるかも 【伊藤さん】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-24 01:31:45) (笑:1票) |
218.いわゆる「悲しいお話」ではないのに、こんなに涙が溢れ出るとは・・・。客席にはまさに老若男女の観客がいて、小さな子が声を上げて笑ったり、ご年配の方の嗚咽にも近いような泣き声が聞こえたりして、本来映画を鑑賞する理想的な環境とは言えなかったのですが、それすらも心地よいと思えるような温かな一体感に包まれていました。細かいツッコミどころなんてどうでもいいと思えるほど、楽しくて幸せな気持ちになりました。ベタなストーリーだけれど、斜に構えていないド真ん中な感じが、この映画の良さだと思います。CGもスゴイです。自分が、こういう作品を素直に良いと思えたことにちょっと安心しました。また多くの方がこの作品を高く評価しているのを耳にし「日本もまだまだ大丈夫!」と思い嬉しくなりました。 【こまち】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-12-07 10:55:51) (良:1票) |
217.《ネタバレ》 映画館で観た予告編の、昭和30年代の町並みの後ろに写り込む建築中の東京タワー。その映像が何故か強く心に残り、原作が床屋でよく読む「三丁目~」なんて事も知らずに、世代だって一回り以上違うのに、”あ、この映画良さそう。観たいな~”と。この直感、大当たり。キャストも内容も映像も、本当にすばらしい映画でした。ハチャメチャな鈴木オートやダメダメの小説家にクスリとさせられてるうちに、いつの間にか夕日町三丁目の暖かい空気に包まれ、気が付かないうちに心がいい具合にときほぐされてゆく快感。そこに飛び込んでくる淳之介君のまっすぐな瞳に一気に涙腺がゆるんじゃいました。その後はもう何をされてもなすがまま。泣かされ、涙ぐみながら笑わされ、また泣かされる。ヒロミだって、この世界だったらこの後必ず幸せになれるって確信できるから心残りも無く観終る事ができました。帰り道、幸せな気持ちにさせてもらいました、ありがとう。間違い無く、今年一番の映画です。 【光路郎】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-12-06 22:58:33) (良:1票) |
216.《ネタバレ》 高評価を否定するつもりはない。でも、この作品は自分の琴線に触れたと多くの人に錯覚させることに長けた作品に過ぎぬ。それは「映画」として感動を享受しているとは自分には到底思えない。昭和33年、この時代はこうだった、ああだったというような表現(映像・小芝居)に終始し、掃いて捨てるほどある話の羅列がベタで恐ろしいほど貧弱であることに裏付けされている。これほど評価が高い割に内容が無い作品も珍しい。この映画の「話」で錯覚感動を認めるほどの度量を自分は持ちあわせていない。それでいい。 【monteprince】さん [映画館(字幕)] 2点(2005-11-30 19:01:48) (良:1票) |
215.《ネタバレ》 銀玉鉄砲の駄菓子屋、湯たんぽ、ポンプ式の井戸、ガラス障子の軒先、ゴム仕掛けのプロペラ飛行機。私の生まれた時代には当然集団就職なんか無く、この映画に登場するものの最後の断片が残っているだけだったけど、同世代の人々にを感動させるだけのディティールの凝り方だけでもかなり印象深い。ご近所付き合いに象徴される人と人との繋がりが強く、幸せに至る過程こそが幸せなんだということも気付かずに、便利で豊かになっていく生活を日々喜んでいた時代。私もチューブの中を車が飛んでいる21世紀を思い描いていたっけ。‥‥‥私もそれなりに毎日一生懸命働いてるつもりだけど、豊かな現代の飽和しきった閉塞感を思えば、この映画の中の人々の方がよほど楽しく生きているように見えてしまう。若輩で豊かな時代しか知らない自分だし、贅沢を必ずしも悪いことだとは思わないけど、本当に大切だったのは、モノの豊かさの裏にある「ゆとり」という心の持ち方だったんじゃないか。「心のゆとり」を超えた贅沢は、単なる浪費になってしまう。心に平安をもたらさず、更なる浪費を求めるものなのに。‥‥‥堤真一、吉岡秀隆をはじめ、この映画のキャスティングは満点だ。お涙頂戴な筋書きも、要所に笑いを盛り込んでホノボノとした物語に仕上げてあるのが、素直にとてもいいなと思えた。完璧なハッピーエンドを期待する私は歌い子のヒロミが戻ってきてくれることを期待したけど、いいじゃないか、みんなプラスの方向へ力強く歩んで行く様な、そんなエンディングだった。 【six-coin】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-25 13:00:19) (良:1票) |
214.《ネタバレ》 いや~実に良かったです~♪ よく作りこんであって、分かりやすいストーリーで、安心してお話しに浸れる。 こういう娯楽作品を日本映画で観られるのは、嬉しいことです。 前からCGは話題でしたが、それ以上にセットや小物や玩具に至るまでリアリティを追求した姿勢に好感が持てました。 当時を再現しようと頑張ってくださったスタッフに感謝です。 オープニングのオート三輪からレトロな匂いが散りばめられ、すぐにこの作品に入り込めました。 皆さんのレビューに私も同感です。 そして付け足せば、この作品で私のお気に入りは少年たちのリアルさと衣装の汚さ(笑) いきなりアッカンベーで逃げるとこなんぞ、実に悪ガキ! 我が家もこのぐらいの少年がガヤガヤ来る家なので、少年の世界、例えばいたずら好きでわんぱくなところとか、友情に厚いとか、きたなくても平気なところとか。 昭和のお話しなのでけれど、ウチにくる子供たちのお話のように思えて、感情移入して見入ってしまいました。 それから衣装ですが最近の映画、貧乏だとかいう設定でも新品の服を着ていてがっかり・・のものが多かったです。 この作品はセーターの毛玉が実に良い。 主人公茶川さんのうっとおしい髪型と毛玉だらけのセーターで、今までの衣装サンへの不満が解消しました。 子供のランニングの汚れぐあいも良かった。 原作がお好きな方はどうか分かりませんが、「リターナー」が気に入って観た私には実に満足する作品でした。 前向きで目がキラキラしていて、それでいて我慢のあるお話しは大好きです。 パンフレットについて一言。 小松崎茂さんのイラスト(CGよりこっちが良いわぁ)も載ってますし、東京タワーの出来た当時?の説明書も楽しい。 特撮の作り方の解説も興味ある分野なので、為になるパンフレットでありました。 「冒険少年ブック」欲しいです。 おまけ付きだし・・・ 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-18 22:12:18) (良:1票) |
213.素晴らしい。ここ最近の日本映画は雰囲気を味わう作品が増えてきているが、この作品は究極の雰囲気映画だろう。世界レベルで渡り合える作品ではなく、日本人だけが理解できるであろう独特の雰囲気だ。その雰囲気を描き出すために4億円をかけて作られたというセットは、昭和30年代に観客みんながタイムスリップしているかのようだった。無論、僕はこの時代に生きた人間ではないが、自分にとっても懐かしいような感じがしたし、毎日に感動があるこの時代に生きた人々を羨ましくさえ思った。ストーリーも大変シンプルだが、それが、むしろ作品の雰囲気と合致していてとても良かった。家族愛、友情、近所付き合い、子供の冒険心などなど・・・。この雰囲気が、街を綺麗に包み込む夕日が、いつまでも味わえる世の中にしていけるといいなと思った。 【こばやん】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-09 22:08:12) (良:1票) |
212.《ネタバレ》 地方都市の電気屋のせがれとして昭和32年に生まれた僕としては、これはもはや映画として評価することはムリで、すでに他界した父や軽度の認知症に悩む母の昔の姿や自分の子供時代(さらに自分の子供たちの心)がスクリーンに二重写しになって仕方なく、どっぷりとノスタルジーに浸かって、他の映画ならふんっとあざ笑ってしまうだろう感傷エピソードにも、いとも容易く撃沈し、ダラダラ涙してしまいました。建造中の東京タワーの視覚イメージには圧倒されました。堀北真希は若い頃の吉永小百合に似ていましたね。このままずっとこの映画世界に浸っていたい(苦笑)。そのような甘えた気持ちを、クレヨンしんちゃんの「オトナ帝国」では、最後に打ち砕いてくれましたが、この映画ではどうなのだろう。でも10点つけてしまいたいのだ。 【解放軍2003】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-09 00:46:13) (良:1票) |
211.ノスタルジーをくすぐるのが売りだけの安っぽいお涙頂戴ドラマ、そういう偏見もあって今までちゃんと見てなかったのですが、いざ見てみると意外とこれはちゃんとした構成と内容があって面白い作品ですね。ディテールこそ昭和懐古ですが本題は別のところにあります。この映画で描かれているのは人が嘘をつくことについてのお話です。人物が見栄を張ったり他人を思いやるために嘘をつく、ただしその嘘は必ずバレてしまうというのが基本作劇となっています。そして嘘によって劇中の登場人物は決して幸せにはなれないのです。それはサンタクロースのプレゼントや空の結婚指輪を付けてみせるといった優しい嘘についても同じなのです。その後彼らには気持ちのすれ違いや悲しい別れが待ち受けています。騙したり隠したりせずに正直に自分の気持ちを打ち明けた方が本当の信頼関係を築け、幸せにもなれるというのが作品のテーマですね。初めてテレビが映る場面や迷子になってからの再会場面でいかにも音楽の調子も含めて泣かせに入っているように見せつつも最後はちゃんと笑いで落とす、この辺のバランス感覚もちょうどいいですね。劇中の時間経過がちょうど四季の移り変わりに合わせてあるというのはそれほど珍しい発想でもないのですが、ベタながら長時間のドラマを見た満足感を与えてくれます。やっぱり評価されてる映画ってのは見どころがあるもんなんですね。まあそれでもやはり欠点はありまして、基本的に善人しか出てこないのはゆるゆるで心地よいところもあるにせよ刺激が少なくて物足りないのは否めません。 |
210.東京タワー建設を情景に高度成長が始まろうとする東京。 生きた時代ではないが、昭和の良さとデジタルにとらわれない人間同士の近所付き合いが温かい。 べたなドラマではあるが、昭和が薄れてきた今でこそ文化や人情に価値がある映画。こち亀と双璧していいと思います。 特に日本のお母さんを演じた薬師丸ひろ子と堀北真希の津軽弁はツボでした。 |
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209.評価の高い作品ということで鑑賞。 すいません。僕には合わなかった。 エピソードがペラッペラで奥行きがない。 役者さんたちのクサイ演技も無理。 堀北真希だけはよかったかな? ネタバレじゃないけど、ニコニコのサントラ動画を先に見ていたので期待値が高すぎたのかもしれません。 僕は昭和39年の生まれなんだけど、ノスタルジーも特に感じませんでした。 ちょっと後の世代になるのかな? 【プラネット】さん [DVD(邦画)] 3点(2019-07-06 20:05:16) |
208.昔は良かったと本気で思えてしまう映画。錯覚であってほしい・・・ 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2019-03-25 23:45:40) |
【へまち】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-11-05 23:53:15) |
206.くやしいねえ…、何回か泣かされた。観ながら演技やら演出やら過剰だと感じたし、いろいろあざといなあと思いつつも、だんだん心地よくなって来て、最終的にはしっかりともって行かれちゃった。意外性も衒いもないけど、安心して身を委ねることが出来る、この安定感はなかなかのものかと。 【すらりん】さん [地上波(邦画)] 8点(2015-06-07 20:20:25) |
205.《ネタバレ》 吉岡秀隆、堤真一は明らかに過剰演技で、映画というよりは舞台の演技に近い。音楽はそれに拍車をかけるように過剰で、毎回さぁここで泣けと言わんばかりだ。小雪の指輪や堀北真希の里心にはそれなりに感動するが、真摯な愛や故郷を想う愛は昭和時代に限らずいつの時代も永久不変です。この精神が昭和のあの時代にだけは存在した、などとは絶対に思わないでほしい。建設中の東京タワーのたもとで力強く生きる人々の物語に、なぜ建設に従事する人間が誰ひとりとして登場しないのでしょう?メインキャストとは言わなくとも、飲み屋の片隅で建設作業員が苦労を語っていたり、建材を運んで走る車などを映せばさらに面白そうなのだが。。天の邪鬼なコメントばかりでしたが、VFXといった特殊効果をアクションではなく、古き良き日本の風景の再現に執着した着眼点は素晴らしいと思います。大作ありきではない特殊効果のこの使い方は邦画の可能性を一つ広げたように感じました。 【タケノコ】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-05-19 01:55:44) |
204.映像と演出がどうも好きになれない。 違う監督がつくったらすごくいい映画になったと思う。 |
203.《ネタバレ》 漫画は未見だし、存在もしらなかった。 大衆映画としての正解を外さないよう、話の細かい部分まで丁寧に気を使って作られた映画なんだと感じた。 絶対に金字塔にはなれない、良くできた「良作」。 正解を外さないので、観ていてそれとなく先が読める。それがあざといんだけど、ど真ん中ストライクを丁寧に処理してくるので不思議と悪くはない。 後半の畳み掛けるような怒涛の3ストライク連発に号泣させられてしまった。 ちなみに、その時代の再現性やリアリティは全く重視していない。(そうじゃないと低予算や古い映画は観てらんない) あくまで映画は作り物なんだし、たまたまこのストーリーを昭和の時代設定の中でやっただけ。 なので懐古趣味とも感じなかったが、この時代を生きた方には鼻につくところがあるかも。 【afoijw】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-03-20 00:28:34) |
202.《ネタバレ》 吉岡秀隆って、北の国からのイメージが強すぎて…ねぇ、とか言ってたら 結局最後彼の演技で泣かされました。 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-02-14 00:39:18) |
201.これは、疑似ノスタルジー映画だと思う。全体を通じて人情味を出そうとする姿勢はいいが、人物描写に血が通っていないような印象を受ける。特に堤真一の役柄が共感できず、物語の展開を台無しにしてしまった。CGによる昭和30年代の描写は素晴らしいし、東京タワーの建設途上シーンに高度成長期の活力を表現した着眼点はいい。でも、たまたま回顧番組のテレビ「月光仮面」で、同じように建設中の東京タワーを見たが、白黒で雑な画像ながら、こちらの方がより強く感動した。 【風小僧】さん [地上波(邦画)] 3点(2013-08-25 15:12:39) |
200.今作が提示するノスタルジーが僕にとってギリギリ許容範囲です。これ以上に昔は良かったよね~と語られるとちょっとクドい。原作の大ファンとしてはキャラクターの設定とキャスティングに不満がありますが、面白いです。 【カニばさみ】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-08-18 15:51:26) |