13.死体を発見した人達のオーバーなリアクションが笑えたけど 映画自体は可もなく不可もなくといったところ。 後半の種明かしの部分はやや冗長で退屈してしまいました。 【ぎぶそん】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-01-18 15:37:48) |
12.《ネタバレ》 う~ん・・・中身はオリジナルの台本で撮ったのでは、というくらい忠実?なのだが オリジナルのような日本独特の風土色というか、土臭さというか、妖気の漂いみたいなものがなく、平坦としているような感じ。比較されるのは仕方がないのだから演じる俳優にも、それなりにプレッシャーはあったと思う。でもオリジナルの俳優達は役を自分のものにしてしまっている。風格の松子、出番は少ないがインパクト大の柏屋旅館夫婦、古館弁護士も断然オリジナルのほうが全然いい。 珠代に関しても外見、芝居共ほぼ完成形。しかし松嶋奈々子は外見のみ。竹梅兄弟に至っては論外だし、深田恭子はなんとかならなかったのか。ぶっきらぼうだけど憎めないあの役はオイシイ役だけにもったいない。ただ柏屋の奥さんに関して言えば、あのキャラには中村玉緒といえど勝てないかな。驚いたのは三條美紀。多少のメイクはあるにしろ30年という年月は残酷である。余談ではあるが佐竹の父親役を地井武男に打診したところ、ギャラのめんで折り合いがつかなかったとの噂。 ここまで文句ばかりではあるけど、それだけオリジナルを愛してやまないのです。オリジナルをまだ未見の人は、観てその差を感じて欲しい。 【キャラハン】さん [映画館(吹替)] 3点(2007-01-11 12:37:27) |
11.《ネタバレ》 石坂金田一のアップに30年という時の流れを痛切に感じた(たまに武田鉄矢に見えてしまった)。前作に比べ全体的にライトな感じを受けたのは、役者の持つ「濃度」の違いだろうか。それでも加藤武の「よしっ、わかった!」、お馴染みのテーマ曲や画面いっぱいの文字、真っ赤な鮮血どっしゃーが健在だったのは素直に嬉しいし、ゴムの仮面モゴモゴは前作よりも気持ち悪くて◎。ただ、松嶋菜々子は悪くはないが、珠代としては背が高すぎ。佐清と同じ目線な上、小夜子を思いっきり見下ろしてしまうのはちょっと・・・。 【こうもり男爵】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-01-07 02:17:57) |
10.まったく前作を見ず、原作も知らないので、ノリで見に行ったクチです。大それた事は言えませんが、松嶋奈々子が良かったと思う。ミステリアスな謎の美女。しかし事件が解決して金田一氏のところへ見送りに行った姿が、妙に幼くみえ、やっと本当の彼女を見る事が出来たように思う。人間らしく見えたとゆーか。ラストのシーンが一番好きですね。主役がいないけれど、見送りに来た人たちは、いい人ばっかり集まっていて。そもそも「犬神家の人々」って濃すぎるっ!みんな人間だけど、人間らしくない!妖怪じみた感じがするし。そこがミソなんだろうケド。しかし「犬神家」ってこーゆーお話だったのね。有名なあの足はそーゆー意味だったのか…。いつ出てくるのはドキドキ、ワクワクでした☆ 【西川家】さん [試写会(吹替)] 5点(2007-01-01 19:58:43) |
9.《ネタバレ》 私は以前の作品は未見です。横溝氏原作で、日本の田舎の閉鎖的・因習・御家のドロドロした感じを期待していたのですが、意外にあっさり・コミカルで拍子抜けでした。最初のタイトルとかすごく楽しみに観ていましたが、進み具合がだんだんと単調に感じて来て、、キャストもすごく豪華で、富司さん・尾上菊之助さん親子共演もいいのですが、尾上さんの存在があまりにも歌舞伎でした!一番良かったのは、あの池に逆さま死体に、気のふれた小夜子が「楽しそうね~、私も仲間に入れて~」と言ってた場面だったような。 【にーな】さん [映画館(邦画)] 4点(2007-01-01 03:57:08) |
8.市川×石坂の組み合わせで金田一を再び観れただけで満足かな。話題づくりで起用したと思われる松嶋菜々子が浮いているのは皮肉か。それ以外は無難な配役。昭和はゆっくり喋るのがデフォらしく、なるほどなぁと思いましたね。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-12-30 02:05:28) |
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7.《ネタバレ》 原作も映画も見たことなかったので、おどろおどろしいのを予想してたんですが、そこまでダークな雰囲気ではなく、少し拍子抜けしました。笑いの部分が中途半端というか、真面目にやっているのかふざけているのかが判断しにくいところもあり、石坂さんが生首を見つけて「はあああああああー!?」と叫ぶシーンは、そのリアクションはねーよ!と笑いをかみ殺すので必死でした。 【ぽっぽー】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-12-26 00:32:00) |
6.《ネタバレ》 笑っちゃいけないんだけど、終盤松子が「スケキヨにあわせてぇ~~~!!」と叫ぶシーンがなんか個人的に可笑しく感じた・・・。富司純子と尾上菊之介の共演がリアルであったのがさすが親子共演という感じ。着物がこすれるスススス・・・という音や、スケキヨがマスクを剥いで戻した後のグチャグチャという音、金田一耕介がバリバリ頭を掻いたあとに落ちるフケの(でかい!)ポロポロという効果音の全てが印象的だった。昔の方も観てみたい。 【おっちょ】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-12-24 14:38:42) |
5.《ネタバレ》 既に何回となく製作されているシェイクスピア作品なんかだと、それぞれの監督さんや俳優さんが、演出や演技で凌ぎを削ってきましたよね。前作を見てしまっている上、前作の評価は満点だっただけに、本作は、構成や演出が殆ど変わっていなかった分、どうしても前作の役者との比較に終始してしまって、映画自体を楽しむことが出来ませんでした。 本作のみの評価なら、きっと、それなりの味わいがあるのだろうとは思うのですが、いかんせん、前作の出来が良かったので・・。正直に言えば、オリジナルを酢水でゆがいて灰汁を抜いた感じ、でした。 【由布】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-12-23 23:14:08) |
4.オリジナル版と比較した評価しかできませんが‥ キャストも、松嶋菜々子以外は当たりだったと思います。 特に松竹梅三姉妹は、オリジナルとはまた違った個性があって良かったです。 松坂慶子が太りすぎなのも、あれはあれで^^ 奥菜恵や木久蔵、中村玉緒、尾藤イサオなどの脇役も味があってよかった。 何より深田恭子のはるが可愛かった。 坂口良子のはるのほうがキャラ的には好みですが。 しっかしキャスティング以外ほとんど変わっていない。 市川監督なりの、現代風なアレンジを期待してたんですけどね。 ラストシーンは結構感動しました。 【彬彬】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-12-21 09:46:59) |
3.オリジナルをしらないので十分楽しめました。原作がそもそも面白いもんなあ。 【ケ66軍曹】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-12-20 21:41:00) |
2.前作とほぼ同じでキャストを替えて撮り直した感が否めませんが・・・。 それでもこういう仕事が映画なんだと、現代の視聴者、俳優に突きつけていませんか? 映画を撮る、映画で演じる、映画を観る。 これはそういうあたりまえの、けれどももう失ってしまった”映画”へのオマージュだと思いました。 作品自体は、冨司純子の存在感以外はこれといってみるべきものはないです。が、前作の妙に肉付きのいい復員兵よりは今回のスケキヨのほうがいいかな。 最後のシーンについて・・・ここで書くのも躊躇しますが・・・(すいません)帰って来た木枯し紋次郎が重なりました。 ありがとう、市川監督 【宵待草】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-12-20 20:10:01) |
1.《ネタバレ》 30年前のリメイクと思いきやたんなるコピーでした。台詞もほぼ同じでしたので比較すると石坂さんも老け、前作の重厚な女優人と比べると少々見劣りします。唯一の違いであるラストシーン、前作は金田一を見送りに各々向かい金田一は那須駅で汽車に飛び乗り「完」でしたが、今回は古舘事務書に集まり金田一は畑道を振り返り会釈をする終わり方でした。これで石坂=金田一も最後なのだとの市川昆監督のメッセージが込められていたと思います。内容が一緒で期待はずれでしたが、余計にこのシーンで涙腺が緩みました。 【じゅん】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-12-18 23:52:24) |