41.《ネタバレ》 ミステリアスな展開に引き込まれるも、ちょっと惜しい結末に。そりゃそうなんでろうけど、やっぱりスカッとしたかったですね。濱田岳さん、永島敏行さんが良かった。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-02-07 01:05:55) |
40.《ネタバレ》 最初のうちはかなりワクワクした。巻き込まれていくあたりの緩から急への展開。少し無理があるかな、と思うところがあっても、とりあえずリアリズムの線で見ていられたけど、ショットガン撃つ刑事やら通り魔君やらが絡んでくると、ファンタジーの線に近くなって、もうちょっとリアリズムの地平で踏ん張ってもらいたかった。こういう話ならば、そうでないと締まるところが締まらない(事件後すぐに容疑者を、市民の視線がある住宅地で警察が普通持ってない武器で殺しちゃ、オズワルドにも仕立て切れないんじゃないか)。いや、あの二人の演技はいいのよ。浜田岳はもちろん、不気味に上機嫌な永島敏行もそこだけ取り上げれば印象に残るキャラクターになってるんだけど、全体から見ると「邪魔」って気がした。そういった夾雑物が多すぎ。それは映画を活気づかせるより、主人公の「追い詰められぶり」を薄めてしまっている。まあつまりこれ、巻き込まれ型サスペンスっつうより、ほろニガ青春回顧もののほうに比重がいってる、ってことなんだろう。テレビレポーターが、主人公の「正義の味方」のときの画像に「そう言えば人を見下したような表情をしていたのが印象的でしたね」とかいうコメントを入れてたのが、実にアリソー。終わって冒頭を見直したら、ちゃんと子どもが母親に、ある仕種をしていた(あの階で彼がエレベーターから降りたことを竹内結子はどうやって確認したのか知りたかったんだけど、そもそもあの夫婦、彼がハンコを確認しているわずかの時間で、グルッと回っただけですぐにエスカレーターで降りてたが、あれはエレベーターがあの階止まりだった可能性を示唆する行動であって、ならまあ納得できるが、しかしエレベーター停止シーンで耳を澄ますと「3階です、下へまいります」のアナウンスが聞こえ、また竹内結子はエレベーターに乗ったさい新たにボタンを押していたのだから、すでに屋上から乗っていた彼はより下の階のランプを点灯させていたはずである、しかし点灯している階は彼女が押した左上隅の一つのみにしか見えず…。あ、そうそう、リアリズムじゃないのね、ファンタジー、ファンタジー…)。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-01-31 10:36:00) |
39.原作ファンでも楽しめる。よくまとめたな、という感じ。今のところ伊坂幸太郎の世界を表現できるのはこの監督だけ。 何気にキャストが豪華だった。 |
38.細かい突っ込みどころはあるが、それなりに楽しめる。 だが、なぜ首相は殺されたのか?なぜ青柳が犯人に仕立て上げられたのか?相武紗季がやってた役はいったい何だったのか?その辺が全く触れられずに、中途半端なラストを迎えている。 真相を解明する続編があればよいが、なければあまりにも消化不良。 【のははすひ】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-01-17 00:07:54) |
37.《ネタバレ》 どうしても腑に落ちないのが吉岡秀隆の扱いだ。彼も仲間だったんだろ なぜに彼の死に号泣する者がいないんだ? 通夜は? 葬儀は? 初七日は? ‥ああ、一晩のお話でしたね 初七日までは無理ですか ^^; それにしても U子も劇団もなんか冷たくないか 堺クンばっかひいきしちゃってさっ。って感じしたかな。 で、脇役のほうに目を向けてみますが、ベンガル、伊東四朗がよかった。特にでんと構えた父親役の伊東四朗が ぶっきらぼうながらも頼もしくてよかった。でも、よくよく考えてみると、どちらかというと大魔神顔の伊東四朗とおふざけ顔の堺雅人でしょ? 普通ならどう見たって他人ではないか ^^;‥‥。 それに最後の堺雅人クン、目立ちたくない気持ちはよ~~く分かり、事情は察しましたが、実に微妙な変身でしたね。どうせ変身するなら いっそ劇的に大魔神方面の顔にしちゃえばよかったのにww。 なんて思えたんだが、まあ、他人事だからこそナンとでも言えますやね‥ まあ、劇走の数々ご苦労さまでした。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-12-23 23:19:25) |
36.《ネタバレ》 可もなく不可もなく。原作既読のため、初見の人よりも映画の評価は若干下がるだろう。原作をある程度具現化できているが、どことなく物足りない感じがした。それと、金田首相暗殺の際の爆発のシーンがチープだった。映画は、実際に自分が主人公として溶け込めるかどうかが面白いか面白くないかの判断ポイントになってくる。どうせやるなら、とことんこだわってほしいものだ。ただ、そこを除けばそこまでひどい映画ではなく、最後までだれることなく139分という長い時間を過ごすことができたので、伊坂作品の映像化の中では、面白い部類に入るだろう。配役について言えば、香川照之は警察の中の悪者としてうまく演じていたと思った。一瞬で主人公の敵だと判断できるところがよかった。 【SkyLight】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-12-23 02:22:28) |
35.《ネタバレ》 サスペンスかと思ってみたら全然違ったが、ファンタジー娯楽映画としては近年の邦画の中でもトップクラスに楽しめた。たいへんよくできました! |
34.盛り上がらないな~・・・ 首相暗殺犯の逃走劇でも盛り上がらないなら、宇宙人が襲来してくるとかいうレベルじゃないと無理。香川照之、永島敏行、濱田岳が演じた役もそれぞれ面白い存在なのに活かしきれていない。事の真相は明らかにされないし、どんでん返し等も無し。これではきつい。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-12-13 18:37:13) |
33.《ネタバレ》 逃亡劇にしては全体的にぬるい空気が流れています。 殺人事件もどんどん起きているのに、シビアな内容とゆるーい雰囲気がちぐはぐな印象を受けました。 原作未読ですが、映画なのだからもっと派手に逃亡した方が面白かったのじゃない?と思いました。 【たんぽぽ】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-12-12 20:40:35) |
32.《ネタバレ》 シリアスな逃亡劇かと思いきや、原作者を見れば伊坂さん 最近、映画化多いし人気ですね~ ちなみに俺も結構好きだったりする いきなり首相の殺人犯ですが 結局、誰がなんのためにかは分からず… 大きい力と言われたら間違いないけど、見終わっても街で張られてる逃亡犯と一緒になってもうてると感じてしまった 分かりやすい伏線が、分かりやすい形で表現されていく後半 プラスに働いているように演出されているが、気休めしか感じない 絶望的な不幸の中の、気休め程度の幸いといったところ この世の中、首相暗殺の容疑がかかる中でも友人から『信じてもらえる』ということが感じられれば、それは非常に幸せかもしれないが… 殺人犯にも助けてもらえるし、関わりの薄い人にも助けてもらえて、車も動く ご都合すぎる場面も多々あって、気軽な気持ちで見ないと痛い目みる作品 逆に気軽~な気持ちやったら、楽しめるのかも? ダレにくいし見れるけど、おもしろいとは言えない 伊坂原作作品では最下位かも… 【コショリン】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-11-28 06:35:35) |
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31.《ネタバレ》 観始めてすぐ話が始まるところが良いです。話の展開がなかなか読めないところも良かった。俳優がそれぞれはまっているところも良いです。結末で説明過剰にならないところも良かったです。最後のほうの花火で盛り上げようとするところと、ぎこちない英語発音のビートルズの曲のカバーが残念です。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-11-22 10:00:02) |
30.《ネタバレ》 設定自体がかなり嘘くさいので、ここを許容できなかったらアウトでしょう。自分的にはギリギリセーフだが、日本の首相なんか暗殺したって世の中何も変わらないのにね…。なぜ首相が暗殺されなければならなかったのか、ということをきちんと描かなければ、設定にリアリティが生まれず、ただのファンタジーになってしまう。展開はスリリングかつユーモラスで、上映時間の長さを感じさせない。登場人物の整理もきちんとされており、複雑な人間関係も途中で分からなくなるようなことはなかった。通り魔のキルオが正義の味方みたいな扱いをされていたが、これは国家レベルの陰謀に比べたら、個人の犯罪など取るに足らないということだろうか?犯罪は犯罪だと思うのだが…。犯罪者を魅力的に描くことには賛同しかねるが、確かに格好良かったぞ、キルオ!全体的にご都合主義の展開が目立つが、まずは楽しめた。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-10-12 15:03:02) |
29.堺雅人でなければならない理由はなに?とまず問いたい。 伊坂幸太郎作品に主要なキャストで出ている人が また同作品にしかも主要で出ている事が納得できない。 個人的に内容は原作を読んでいない人にとっても わかり易い内容になっていると思う。 ただ、キャストがいただけない。 頼むから以前伊坂作品に出た人は今後同作品の 出演はご遠慮願いたい。 【ナラタージュ】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-10-11 23:33:06) |
28.《ネタバレ》 時代背景がよくわからなかった。首相が凱旋運動するってことは未来の話? その割には初代カローラの歌をオートバックスの若い店員が歌えたりする。 しかし長年放置されていた車がバッテリー替えただけで何事もなかったかの ように動き出すのは相当違和感あります。まず500%エンジンかかりません 万が一かかったとしても、車が動くことは奇跡ですね。さすが映画。 【K2N2M2】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-09-28 18:21:16) |
27.《ネタバレ》 今の日本で首相暗殺とか国家の陰謀とかってのがかなり無理のある設定なので一種のファンタジーと割り切って見るべきなのだが、小説ではそれが出来ても映画では映し出される映像がそこを目指していなければそこに辿り着けない。それでもなんとかファンタジーとして消化できたのは現実感の無いキルオと無表情でショットガン撃ちまくる永島の存在のおかげだろう。この二人の映画への貢献度は非常に大きい。一方、表情豊かな堺雅人、力入りすぎの吉岡秀隆、あからさまに意味ありげな表情の劇団ひとり、この主要3人が足を引っぱる。友情ものなんだけど、そこの部分がしつこい。セリフもくどいけどシーン自体がくどい。竹内結子の重要な役どころにあっての出番の少なさ、控えめなセリフは好感度大(ロマンチックな流れへと行くことをガマンしたのが何よりも良かった)。学生時代のシーンはノスタルジックな雰囲気をうまく出せていて良かったと思う。最後に生きていることの証しが3つあったが1つ目の両親宛のはあざとい。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-09-27 14:58:52) |
26.《ネタバレ》 最低な人間であるハズのキルオがとても魅力的。もっと複雑なギミックと驚きの結末を期待していましたが。竹内結子さんは色々な映画で見かけるかたですがとても良い女優さんと感じます。 【whitecat】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-09-12 21:57:09) |
25.《ネタバレ》 地元仙台が舞台であるため、当初は撮影場所が何処なのかばかり気になっていた。ストーリーが進むと物語に集中できた。そういうことからも贔屓目を差し引いても一定の水準は超えているのかも。 【きいろくま】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-09-07 20:03:42) |
24.まぁ~ ストーリー設定に、+1点かな..後半からクライマックスあたりの、リアリティに欠ける演出が、残念..もっと、納得できるリアルさを追究してほしかった... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-09-07 12:56:39) |
23.何か、面白そうだと予感だけさせる作品。さあ、こっからこうなって、あれ?みたいな・・・伊坂さん原作の映画は、好きで観るんだが、これはあまり面白くなかった。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-09-02 22:58:40) |
22.鬼気迫るシチュエーションを描きつつも、そこにどこか力の抜けた雰囲気、現実感のないキャラクターたちを配置することで、伊坂の浮世離れした世界観を演出している中村監督の手腕は相変わらず見事。ただし、結末の肩すかし感はいくら何でも狙い過ぎな感が強すぎるか。 【j-hitch】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-08-22 02:09:57) |