225.メディアに対する皮肉も効いてるし、プライバシーとは自由とはとの提案もあって良い映画である。その生涯をモニターするアイデアが素晴らしい。もしも神がいるなら我々も同じようにウォッチされているのかしらと見るたび思っちゃう。もう少し、ジムキャリーが自分の状況に気付く過程でひねりとかサプライズとかユーモアがもっと欲しかった気がする。し出来ただろう、容易に。ちょっと残念。でもだとしても作品としては良くできてる。ジムキャリーは相変わらず芸達者で表現も巧い。エドハリスも存在感発揮。秀作です。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-07-26 21:18:36) |
224.アイデアが面白い。奥さんや母親、友人たちの笑顔が怖いです。けど、この題材ならもっと面白く料理できそうな人って他にいそうですよね。あのドームもちょっと荒唐無稽すぎたような気も。しかしラストシーンはルネ・マグリッドの絵のようで不思議な絵だなーと思いました。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-08 12:41:38) |
223.《ネタバレ》 アイデアが素晴らしい。ラストの笑顔も良かった。これが現実だったら恐ろしいですが。 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-09-15 14:59:00) |
222.《ネタバレ》 全世界の視聴者は彼の味方であり親代わりであり。旅立つトゥルーマンを喜んで見送るシーンは感動した。 【わさび】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-14 08:48:26) |
221.デカルト的懐疑やフッサールの方法的懐疑的な世界観として理解するのは、一歩手前の理解だろう。むしろ、安全安心な世界であれば、パターナリスティックで人工的であっても是か否かを問われているのだろう。そう考えると、いまの世の中が、トゥルーマン的自律性に欠けた人間を再生産しているような心持になり、剣呑となった 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-01 00:03:59) |
220.《ネタバレ》 設定とか着想は面白いんですが、主題が展開し始めるとその良さを崩しながら言いたいことに突っ走ってしまってるんですよね。だからせっかく「もしかしたらあるかも」的な導入部を放っておきながら、飛び道具的なシーンが支配的になってしまうのがもったいない。 こういう「もしかしたら自分たちは小説やゲームのキャラなのでは」「もしかしたら宇宙は1原子として宇宙を構成して、それも宇宙を構成するのでは」などという心配や好奇心。誰もが自分の存在感への疑いと言う物は古典的な物語をどこかで見聞きして知っているわけで、それを物語にして収束する手段を速度的に表現したためか、どこかツボを押さえ切れていない映画という印象をもってしまいました。ラストの表現も、ブラックユーモアのような形で逃げずに最後まで現実的に造るべきだったんじゃないかと思います。 フィクションであれば最終部を現実的にしてもハッピーエンドでもバッドエンドでも造れるはずですが、なんで煮詰めていない非現実的な含みにしてしまったのか、本当にもったいない。映像や脚本には金が掛かってて当たり前のグレードの映画だと思うんですが、いろんな都合があったんでしょうか。着想が良ければ、どんでん返しを思いつけば、カルト的な異常性があれば、というような評価基準のみで行けば年代を考えると高度なのかも知れませんが、高度であることより知的満足感をくすぐられることより、「ちゃんと最後まで面白いのかどうか」と言うことが重要じゃないかなと思うんですよ。 たとえ100円で借りても、鑑賞者は2時間も使うわけですから、表面的な着想や内面的な奇抜さとともに「出来る限り完成した物」を提供して欲しいな、などと思うわけです。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-07-25 15:08:26) |
219.《ネタバレ》 ○設定はなかなか面白い。ただ、話の展開自体は陳腐。○テレビにおける擬似現実よりも、テレビは視聴率のためなら何でもやるという方を風刺しているように見える。○クリストフの役柄がいつものハリウッドの如く極端に悪役過ぎる。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-25 09:24:49) |
218.いやぁ、ホラーですよこれ。周りのみんなに騙され操られ監視され生かされた30年、考えたらゾッとします。こんな趣味の悪いドラマやってても私なら絶対に見ません。人の人生をなんだと。まぁ、ナイスアイデアだし、主人公が自分の世界から脱出する場面は勇気をもらえる様な気もするが、よく考えたらそんな世界だと気づいたら誰でも逃げたくなるよね。 【雪駄】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-24 05:03:51) |
217.わかりやすい伏線が分かりませんでしたorz 設定はいいんだけどリアリティに欠ける。何よりあんなドーム作って維持したら黒字にできるわけないでしょ。 出来はよくて面白かったので6点 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-30 23:42:22) |
216.《ネタバレ》 妻が唐突にココアの宣伝をするシーン。リアリティを追求しているはずなのにあんな不自然を許すプロデューサーって???それに、トゥルーマンを実の子供のように思っている描写があったのに、嵐で死ぬような目にあわせるなんて理解できない。金のためならなんでもやるメディアを風刺しているにしたってやりすぎな気がした。でも面白かったけど。 【無駄】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-02 02:59:17) |
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215.《ネタバレ》 面白かった!トゥルーマンにもクリストフにもそこにあるのは同じ空間を、「人生」を生きているといった事実。生きる意味とか踏み出す勇気とか様々なエネルギーをこの映画から得ることが出来ました。父親との再会シーンでは制作者の思惑通り何だか私も涙が出そうになりましたしそれでも懲りずテレビを見続け、終いには番組表を探してチャンネルを回そうとする人々には恐怖心さえ抱かせます。メディア文化の痛烈な風刺、考えさせられます。 【Kの紅茶】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-01-23 00:41:46) |
214.《ネタバレ》 現実のリアリティの喪失という社会的な気分から、世界は実在するかってな大きな哲学的なテーマまでカバーできる設定で、こういう豊かな寓話を生み出せるのはハリウッドの強みだ。そしてハリウッドの伝統である自由への脱出ものにもなっている。実際現代社会のあれこれって何かセットみたいに薄っぺらになってるし。途中に入るCMがおかしい。待機しているエキストラたち。急に作られ解消される渋滞。群衆シーンのおかしさ。かなり笑えた。エレベーターのセットぐらいちゃんと作っておいてもらいたい。月が大きかったのはイメージじゃなかったのね。妻のローラ・リニーに変に不気味な味が出ていた、追い詰められつつココアのCMをしたり。この設定が怖いのは、有名になりたい、という我々の潜在願望も突つかれてるところがあるからで、あるいは、自分が主役であることを知り晴れがましさを感じて島にとどまり続ける、というさらにグロテスクなエンディングも有り得たな。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-01-18 12:13:28) |
213.《ネタバレ》 見終わった瞬間ふと自分の周りを見渡してしまいますね・・・。普通に恐ろしいと思った映画でした。何が恐ろしいって、テレビのために人ひとりの人生を番組化してしまう人間の貪欲さ。ちょっと古いめの映画ですが、そうは思えないリアリティを感じました。「番組のためなら」、「視聴率のためなら」何でもしてしまうその非人間さは、現在のテレビ業界にとっても決して蚊帳の外の出来事ではないように思います。映画の設定に世界観の歪みなんて批判しても仕方ないと思いますが、あんなことが世界的に容認されていて、しかもみんなで楽しんでいるなんて世界がとても気持ち悪く思いました。しっかりそれを楽しんでる国の一つに日本も入ってたし・・・。 それくらい憤りを覚えさせられたあたり、まあ製作者の思う壺なんでしょうが、そこまでの仕打ちを30年近く受けていたトゥルーマン(=ジム・キャリー)が最後に誰のことも糾弾も批判もすることなく、颯爽とその世界を去るその姿はそういう事情を知ってる者なら誰でも感動するでしょう。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-05-14 00:16:02) |
212.発想としては良かったが、 いまいち主人公に感情移入ができず、途中でだれてしまい、 当時、高校1年生だった私にとっては少々物足りなかった。。。 【ナラタージュ】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-04-30 17:54:48) |
【TVC15】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2008-02-25 11:23:19) |
210.《ネタバレ》 自分の周りが皆、演技者であるというのは、誰もが一度くらい考えることだと思うのですが、「実際にそうである」という設定をうまく映画に取り込んでいます。何十年も騙しとおすための壮大な舞台を用意しているにしてはボロ(舞台裏)が目立ちやすいとか、1か月先まで予約がいっぱいなら、1か月先に予約しておけばいいじゃないかとか、初恋の人が「話をするな」と言われているくらいなら近くに座らせたりしないだろうとか思ったりはするのですが、(おそらく)子役に休暇を与えるために病気にさせたりといった話で、(説明はしなくても)それぞれの役者に理由をつけて休ませているのだろうなと現実味を感じさせてくれる、さりげない演出がうまいところです。点数は、ちょっと甘めかもしれません。 【mohno】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-07 00:04:44) |
209.純粋にファンタジーとして面白いですね。現実と比較して、あんな世界も悪くないかもって思ってしまいました。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-11-26 17:58:59) |
208. 基本的な設定として、あんだけ巨大な規模の企画ですから巨額の制作費が投じられているはずなのに、所々の細部の拙さは不自然でしょう?しかしそれが無ければこの話は成立しないので必要不可欠なんですが…。 最初のスタッフロールからすでに演出が始まって、上手く入れ子型の形を作っています。いつの間にか映画「トゥルーマン・ショー」を見ている人もテレビ番組「トゥルーマンショー」の視聴者側になるんですね。嵌められていながら、だんだんと二つの世界が繋がり始めて奇妙に感じました。 見ながらリアルタイムに思ったのは、トゥルーマンのリアリティーの追求の為に彼の周囲を嘘で固めていますが、友人・家族との関係、そしてその間の感情までも作られたものだったとしたら、もはや彼自身も偽者なのではないのかという事です。彼は本当にリアルなのか、という事です。しかし彼は真実の存在だった!彼の心は真実だった!メディアへの警鐘という部分もある作品ですが、番組に没頭していたためにただただ感動です! 【よーこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-11-24 02:01:17) |
207.いやーおもしろかった。斬新なストーリーが素晴らしかった。ラストは素直に感動した。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-10-31 20:11:54) |
【ジダン】さん [映画館(字幕)] 4点(2007-10-28 12:01:15) |