39.《ネタバレ》 まさに「ほほえみあって、一粒の涙をそそる映画」でした。 浮浪者が、一生懸命に仕事をし身寄りのない子供を育てると 言う、「愛情」映画ですね。キッド(ジャッキー・クーガン)が孤児院に 連れて行かれるとき、必死に守ろうとするチャップリンの姿は 涙が出ました。一粒・・・以上出ましたね(爆) ※ネタバレ1※ 最後にさしかかる、「夢の国」の話には2番目の妻リタ・グレイ (正式名リリータ・マクマレイ)が登場しています。 当時、12歳だった彼女は老け顔だった為、メイクで17.8歳 に見せたと言われています。 ※ネタバレ2※ただ、映画の撮影期間に当時の妻ミルドレッド の間に子を授かるが、産れて3日で死亡してしまいます。 ショックを受けたチャップリンは、数週間撮影を停止しました。 撮影中は、かなり心身友にショックを受けていたでしょう。 【れんず】さん 9点(2004-02-08 14:38:32) (良:1票) |
38.《ネタバレ》 チャップリンもさることながら、ジャッキー・クーガンの存在感がすごい。見事な共演。「Five Years Later」の字幕の後、ジャッキーがアパートの前に座っている遠景のショットは見事(役者の存在感、画の美しさ)。料理の鍋をふりかざして孤児院の職員を追い払うシーンや、ホテルでいなくなったジャッキーを必死でさがす姿など、朴訥なまでのストレートな感情表現。絆ってこういうものなのかなぁ。 【アイカワ】さん 9点(2004-01-22 19:17:15) |
37.チャップリンの映画では一番好きな作品です。どこかのHPで『この作品を語るときに、言葉の無力さを感じます』と言うような事が書かれていたのを目にした事があるのですが、私自身も全く同感です。台詞が無くてもここまで笑わせ、涙させるチャップリンには只只頭が下がります(この作品に限ったことではありませんが)。そしてジャッキー・クーガン、貴方も凄すぎます。もう反則級です。この時まだ7歳なんだよなぁ・・・。 【やっさん】さん 9点(2003-12-23 00:37:25) |
36.子供が警察に連れて行かれそうになり、チャップリンが必死に助けようとするシーンにはぐっとくるものがあった。 【ボーリック】さん 8点(2003-12-14 02:10:54) |
35.サイレントだからこそ伝わってくるものがある、ということがよくわかりました。音ついてたらむしろ評価は下がったかもしれない。サイレント映画ここにあり、って感じ。凄い。 【コダマ】さん 8点(2003-12-13 22:17:48) |
34.ガラスを割る少年と修理するチャップリン。見事な自作自演。 【STYX21】さん 7点(2003-11-23 10:26:27) |
33.皆さんお書きの通り、子役が凄いです。孤児というテーマで、笑いあり、涙ありの作品に仕上がっていますね。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-20 05:30:31) |
32.サイレント時代のチャップリン作品は、どれをとっても素晴らしい。キートンがもはや「人間」を超越した”超現実世界”の住人なら、チャップリンはあくまでこの現実世界に生きる者たちの代弁者であり、そのハートをすくいとる「詩人」だ。中でも本作は、最も純粋で、最も美しいチャップリン映画のひとつでしょう。感動的なシーンは数えきれないけれど、ぼくは、母親と子どもが、お互いを親子だとは気づかないまま街角で出会い、ニッコリと微笑みあうところで、いつも涙ボロボロに…。チャップリンが出演していないこの短い場面は、彼の演出家としての類い稀な才能を実証するものだと思います。まったく、何と言う情感の豊かさ、そしてエドナ・パーヴィアンスの美しさだろう。 【やましんの巻】さん 10点(2003-11-19 15:37:19) (良:1票) |
31.80年以上前の作品にもかかわらず、ほんの短い台詞と世界共通のボディアクションだけで、チャップリン映画はいまだに見る人を感動させる。見れば分かる・その表現力のすごさは言葉では言い表せない。ジャッキー坊やのボクシング・けんかと、チャップリンと大男のシーン、夢の世界の楽しい飛ぶシーンなど笑えるシーンもいいが、なんといっても貧しいチャーリーと捨て子の坊やの愛情に感動する。可愛いジャッキー坊やの名演技も最高!ハッピーエンドだしとっても幸せな気持ちになれる。 【キリコ】さん 10点(2003-11-19 14:00:41) |
30.キッドを見ないでチャップリン映画を語れるのか? |
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29.《ネタバレ》 50分少々の短い映画。音声が無く、2種類の音楽で喜びと悲しみを表現し、字幕、早送り再生を効果的に使うことによって、テンポよく物語は展開する。チャップリンの滑稽な動き、子供の可愛らしい演技が見所。ラストシーンは結局何を意味するのだろうか?母親とチャップリンの共存?それとも生みの親より、育ての親ということだろうか。金をかけずにここまでの映画を作れるなんて...。やはり映画の面白さはアイディアと役者の演技が占める比重が大きい。 【ビンセント】さん 8点(2003-10-27 11:54:33) |
【虎尾】さん 8点(2003-10-19 18:04:11) |
27.サイレント映画というハンデのある中で、喜怒哀楽をあそこまで表現できるチャップリンは凄い。子役の子も名演でした。 【ロカホリ】さん 9点(2003-10-12 21:22:12) |
26. 映画界には「如何なる名優も子役と動物には食われる」という有名なジンクスがあるそうだが、天才映像作家チャップリンをもってしても、このジンクスは覆せなかった。天才子役ジャッキー・クーガンのいじらしさと言ったら…!彼の名演技無くして本作の成功はあり得なかっただろう。私ゃ生憎チャップリンの語る「一粒の涙」は流さなかったけど(^^)。そんな天才子役の成長した姿を見たければ、1982年のシャレブ・デシャネル監督の「マジック・ボーイ」(ライアンの息子にしてテイタムの弟グリフィン・オニール主演!)は必見。嗚呼、歳月は時として残酷だよナァ…(T T)。 【へちょちょ】さん 8点(2003-10-12 02:44:03) (良:1票) |
25.幼少の頃、大好きだったチャップリン作品の一つ。多分、登場人物の子供に感情移入して観たせいなのかもしれないが、今観るとホントに子役の演技に鳥肌が立つ程で、ホントに無声でありながら泣き叫ぶシーンはそのまま声が聞こえてくるようで…。チャップリンとの息もピッタリで、多少乱暴に扱われていてもそのリアクション…と言うか演技がまんま作品に活きている。可笑しさの中に見える感動的な場面は思わずホロ…ッときます。車の荷台の上で子供としっかり抱き合うシーンが、なんとも愛おしい…。サイレントだからこその表現方法に工夫を感じるのは、現代映画にどっぷりと漬かり過ぎたせいなのか…。改めて無声映画の素晴らしさをここに再確認しました。 【_】さん 9点(2003-09-21 18:36:30) |
24.チャップリンが追われながらも、危険を顧みずに屋根伝いに孤児院の車を追い掛けるシーンは、見る度に涙が出ます。さらには、ついに車に追い付いて子供を取り戻し、運転手を追い払うシーン。ユーモラスでありながら、じーんときます。これまで観たチチャップリン作品の中でも一番好きなシーンかも知れません。 【鱗歌】さん 9点(2003-09-20 21:33:32) |
23.チャップリンの作品は初めて見たが、音声なしであれだけ魅せきるというのは素晴らしいと率直に感じた。それに子役もまた素晴らしい。チャップリン自身も恵まれない幼少期を過ごしたらしいが、どこか自分と重ねて「希望」を描きたかったのかと思うと、やはりグッとくるものがあった。 【wood】さん 8点(2003-09-06 11:46:26) |
22.意外と感動しなかったし、印象にも残らなかった。どーも自分とはチャップリンのこういう系の映画は相性が悪いらしい。それでもチャップリン独特のユーモアがところどころに織り交ぜられていたのがやはり味があるといった感じか。夢の中に出てくる犬がふわふわ飛ぶのには思わず笑いが漏れてしまった。 【たけぞう】さん 5点(2003-08-04 22:32:42) |
21.チャップリンの作品ってどれも一般市民側の視点で描かれている辺りが今でも共感を呼ぶんでしょうね。 作られたのが大昔であること自体に価値があると思うので、プラス1点=7点。 あのdreamlandのシーンにはかなり違和感アリですが、あれは単に実験したかっただけなのだろうと解釈して採点からは除外します。 【じゃん++】さん 7点(2003-07-14 01:06:59) |
20.チャップリンに感謝~*どうしてこんなに気持ちが伝わってくるのでしょう!ハッピーエンドが良いですね! 【ueko・f★】さん 9点(2003-07-13 22:55:19) |