251.《ネタバレ》 これは感じ方が分かれる作品だと思います。やっぱり問われるのは主人公の死の扱い方ですが、僕はこれを臭い狙いと感じるよりも、リアルと受け取ります。それは原作の意図とは違うのかも知れませんが、もし、これがドキュメンタリーだとしたら、マスコミは主人公を悲劇の救世主として奉り立てるでしょうね。そして、そのペイ・イット・フォワードの精神を知らない人にも行き渡りそれは一種の宗教となる。これが可能の王国なのでは?と思っちゃいます。どれだけ他人に影響させられるかという点では、悲劇的な死に勝るものは無いのでしょう。人間はそういう感情に支配された生き物で、それを美しいと捉えるか、醜いと捉えるかはそれぞれなのではないでしょうか。僕はどちらでも良くて、それで世の中が穏やかにすごせるなら、それにどんな別の意図があっても良いかな?と思います。 無論、それは死んだ後の残された者の考えの事であって、殺人や暴力を肯定するものではありません。 |
250.《ネタバレ》 ペイフォワードという考え方には賛成。それで世界が平和になってくれるならそんないいことはない。しかし映画は、よいことをしようとした人が死んでしまいお星様になりましたという安直な最後で果てしなく興が醒めた。すべてぶち壊し。人に勧められる映画か?よいと思える部分がないわけではなかったので難しいところですが、敢えて勧めません。ガックン映画。 |
249.《ネタバレ》 原作は、キャサリン・ライアン・ハイド。ハイドは、ペイ・イット・フォワード財団(趣旨は映画と同じ)を設立した、ある種の典型的なアメリカ女性です。「気の毒な人を助ける」ために、「(ハイエナのように)気の毒な人を見つける」、または「気の毒な人を作る」意図が見え、興ざめする部分があります。しかし天才子役ハーレイ・ジョエル・オスメントの熱演は、本作への疑いをしばし忘れさせてくれました(オスメントのキャストが決まると、オスカー俳優たちが続々と出演に名乗りを上げたそうです)。物語の結末は、「ペイ・イット・フォワードを広げるには殉教者がいる」というハイド女史の計算があったからのような気がしてなりません。原作はそのあたりをもっと巧みに描いていますが、いずれにしろ、私にはたいへん後味の悪いものでした。 |
248.ストーリーの展開はなかなか面白い。でもラストで積み重ねてきたものが崩れ去ってしまった。 【アルテマ温泉】さん 5点(2004-06-22 00:35:05) |
【マー君】さん 4点(2004-06-20 19:59:16) |
246.あれこれ余計な詮索せずに、素直に観たい作品。根本としている考え方は、素晴らしいと思う(ベタだけど&無理だけど)。ラスト、無理に感動させようとしたのか、殺す必要性は全くなし。そこがダメ。誰か死んで丸く収めるってのは簡単だろうけど、それに頼って欲しくなかった映画だ。 【マックロウ】さん 7点(2004-06-18 17:04:10) |
245.《ネタバレ》 はっきり言ってつまらない。感動も何も無い。良いところは最後に主人公が死ぬ事ぐらい。それ 以外は延々とどうでも良い話しのオンパレード。大体教師と主人公の母親があんな簡単に恋に落ちる時点ではぁ?って感じでした。結局はペイフォワードでも何でも無い、自分のためにやってるだけ。 【ken】さん 3点(2004-06-11 18:40:22) |
244.《ネタバレ》 悲しかったな~でも最後はあれでいいのかも。 【ゲソ】さん 8点(2004-06-10 04:06:22) |
243.夢のある素敵な話だと思います。お母さんの役はあんま好きじゃないけど、ハーレーくんもケビンスペイシーも良かったです。最後は悲しすぎました(T_T)あんなにイイコトをしても報われないんでしょうか?? 【fala70】さん 9点(2004-06-05 08:46:32) |
242.オスメント君がお父さんとお母さんをくっつけようとするのが可愛いと思いました。ほのぼの温かくなるシーンだと思います。確かに始めのテンポ、展開からいってラストああなるとは思いませんでした。悪い方に転がったと思うんですが。始めからあのラストが決まっていて、お尻から創りあげたのだとすれば、趣味の悪いアクション監督が涙と意外性の為に自分の分野じゃない世界に挑戦したってゆう感じがします。 【もちもちば】さん 4点(2004-05-19 23:49:34) |
|
241.《ネタバレ》 決して悪い映画ではないと思いますが。でも、主題がわかりにくい。誰に感情移入して見ればいいのかわからなかった。エンディングはありえないし。なんでみんな同じローソク持っているんだろう、ローソク屋の暗躍か? 普通にハッピーエンドで良かったと思う。最初の車のエピソードも、それって善意? けっこう意味不明な映画でした。 ケビンの、生徒への授業(プレゼン?)は良かった。 【よしふみ】さん 5点(2004-05-16 18:03:44) |
240.いわゆる“善意のネズミ講”により世の中が変わるという発想はユニークで、新進気鋭の女流監督ミミ・レダーらしいと思う。ジーンと胸に染み入るシーンもバランスよく盛り込まれており、各登場人物に感情移入しやすい仕上げ方も好感が持てる。《ネタバレ》唐突なラストは賛否両論ふたつに分かれるわけですが、この映画の結末で正解だったのではないだろうか。監督の前作「ディープ・インパクト」同様伝説となり、少年は永遠に語り継がれるわけですから…。それにしても、オスメント君は本当に演技が上手かった。確かな演技力を持つケビン・スペイシー、ヘレン・ハントに伍して一歩も引けを取っていない。 【光りやまねこ】さん 7点(2004-04-27 11:53:01) |
239.《ネタバレ》 とってもとってもいい話ですがラストがなぁ。死んじゃわなくても良かったんじゃないかな?でもそこまでしないと学べない人もいるんだから仕方がないか。 【ooo&eee】さん 7点(2004-03-22 21:42:49) |
238.あのラスト・・。『ER』でそんな理不尽な!?的なシーンのメガホンをとってたレダーらしくはありますが・・。あーあ、あーあ、の繰り返しでした。 【ゆうはな】さん 5点(2004-03-20 20:22:14) |
237.なかなかの良作だと思う。現実には難しいことだが、映画としてはいいと思う。ただ、少年の死があまりにも唐突すぎるので6点。僕も[コウモリ]様同様少年の死はなくてはならない要素だと思いますが、死のシーンから走りすぎている。もっとその辺からじっくりと書けばかなりの良作になったのではないかと思う。 【A.O.D】さん 6点(2004-03-19 01:28:45) |
236.本当にゴメンナサイ。大嫌いな映画なんです。お話に全く真実味がありません。自分の好みで言えば0点なんだけど、一般的な評価を考え、優良作品としての知名度に負けました。どうしてハリウッドのヒューマンドラマはいつもこう・・・なんなのよ「可能の王国」って。あーもうこの宗教じみた説教臭さが本当に嫌。 |
235.《ネタバレ》 一見何の関わりも無さそうな少年、ホームレスの女性、黒人青年等が後半になるに連れて段々と一つに収束していく構成は正直に上手いと思うけど語られる内容がピンとこない。“次に渡せ”で世界を変えるっていう考えはいいけどその具体例のうちの一つ、少年の母親と教師を引き合わせようとするエピソードは、(結果的には教師は救われる事になるが)お節介に見えた。ラストは、まあまあかな。他の人も言っているように、泣かせるために人を殺すのはいい加減にいいよって言いたくなるね(笑)これの場合は主人公の少年が死に、それを弔う者たちが彼の家に集う場面を描いて、彼がいかに慕われているのか、といった様なものを表現しようとしてるんだろうけど、なんとなく蛇足。もう少しでいい作品になったと思うのに、残念だった。 |
【ボバン】さん 8点(2004-03-09 02:14:28) |
233.結末。。。意味のないことはしてはいけないのではないか。そう思った。せっかくいい話なのに最後でもったいない話になってしまった感がある。 【ひで】さん 5点(2004-02-27 14:53:23) |
232.泣かせる為だけに人を殺すのはやめて欲しいと、もうかなーり切実に思った作品。ミミ・レダーとは合いません。ただそのラストの演出を除けばそんなに悪くない作品だとは思います。 【ちょび】さん 5点(2004-02-16 16:10:33) |