132.《ネタバレ》 ブルースリーの演技が文句無しにかっこいい。
彼の鍛え抜かれた肉体、素早い動き、奇声、人間離れしています。
人間を超えた彼はやはり天才です。
彼の妹が悪党に追い詰められる場面が、とてもエロティックな印象として残っている(あれはチュンリーの原形ですか、、、違いますよね)。
東洋の雰囲気ってやっぱ良いわ。
夕食パーティーでは、竜宮城のようなどこか混沌とした、様々な文化が交じり合ってとても幻想的であるが「相撲」はひどい。なんだアレ!日本の文化をバカにしていると思う。
娘達が同じ衣服を身にまとっていて、後宮を思わせる。
「中国の後宮」って、僕にとって物凄くエロティックなニュアンスを感じるのです。
ストーリーが分かりやすいのも取っ付きやすくて良いと思った。
ストーリーは分かりやすくてシンプルなものほど優れていると、僕個人としては思う。
しっかりと場面が描かれている。
それぞれのキャラクターも個性が生きている。
敵役も個性豊か。強そうで怖い。。。(超マッチョの筋肉ムキムキ男がとても怖いんです)
ブルースリーが相手を踏みつけ、骨を踏みしだく時のあの悲しげな表情!
素晴らしい!
ブルースリーは、最後のほうで様々な武器を持ち替えて、その武器のカッコ良さを見せてくれて、彼のサービス精神の良さが伺えた(やれって言われただけ?)。
地下室はとても怖い。閉鎖的で暗い雰囲気。でもリアリティがある。
孤島の要塞の雰囲気がユートピアっぽくてよかった。
物語の中の独裁者がつくる国って、とても独特の雰囲気というか秩序が全体に行き届いていて、そういう雰囲気が好き(あくまでフィクションとして)。
「鏡の部屋」も「爪」も印象的で良かった。