41.《ネタバレ》 観始めてすぐ話が始まるところが良いです。話の展開がなかなか読めないところも良かった。俳優がそれぞれはまっているところも良いです。結末で説明過剰にならないところも良かったです。最後のほうの花火で盛り上げようとするところと、ぎこちない英語発音のビートルズの曲のカバーが残念です。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-11-22 10:03:47) |
40.《ネタバレ》 「オレに残された最後の武器は、人を信じることだ」っていうセリフが、違和感なく聞けたのだから、いい作品でしょう。堺雅人氏は、不思議な俳優さんです。あの困ってるのか、笑ってるのか、泣いているのか分からない顔を見るたび、なんか勇気づけられます。あと、伊東四朗氏もいいですね。TVタレントの方が映画に出ると、瞬間、物語から意識がずれてしまう傾向(バラエティ番組での彼らの立ち位置などに思いをはせてしまう)がワタシにはあるのですが、伊東氏にはそれがない。いつも映画の中に溶け込んでいます。取材レポーターに、「おまえ、名を名乗れ!」ってシーンは良かった。かっこいい。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-10-30 11:30:53) (良:2票) |
39.《ネタバレ》 ごめんなさい普通に楽しめちゃいました^^原作を読んで、決して和製「逃亡者」ではない、とわかっていたからかもしれません。 原作でも何度も繰り返される「もう、詰んでる」という台詞……。そう、実際にもし巨大な陰謀に巻き込まれたら、一般人は勝てない。間違ってもその陰謀を暴くことなんて出来ない。要するにこの作品は、負けが決まっている勝負に叩き込まれて、それでもまだ、もっともマシな負け方を目指してあがく男の物語なのです。その中で、過去の人のつながり……学生時代の友人、恋人や職場の仲間、そして家族の「信頼」が主人公を助ける。そこが僕にとって、この映画の何よりの肝。 だから、ストーリーのさまざまな不自然さ(森田の不合理な役回り、完全にご都合主義のキルオ、オンボロ放置自動車がバッテリー交換と給油だけで自在に動きだす不自然さetc)は瑣末な問題としてあまり気になりませんでした。 そしてだからこそラストシークエンスで、見事逃げ切った主人公の、助けてくれた人々に対する彼なりの粋な「お礼」と、かつての恋人からもらった最大級の賞賛に「よかったな」とホロリとさせられたのです。 【大鉄人28号】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-10-20 13:36:18) (良:5票) |
38.堺雅人でなければならない理由はなに?とまず問いたい。 伊坂幸太郎作品に主要なキャストで出ている人が また同作品にしかも主要で出ている事が納得できない。 個人的に内容は原作を読んでいない人にとっても わかり易い内容になっていると思う。 ただ、キャストがいただけない。 頼むから以前伊坂作品に出た人は今後同作品の 出演はご遠慮願いたい。 【ナラタージュ】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-10-11 23:33:06) |
37.《ネタバレ》 時代背景がよくわからなかった。首相が凱旋運動するってことは未来の話? その割には初代カローラの歌をオートバックスの若い店員が歌えたりする。 しかし長年放置されていた車がバッテリー替えただけで何事もなかったかの ように動き出すのは相当違和感あります。まず500%エンジンかかりません 万が一かかったとしても、車が動くことは奇跡ですね。さすが映画。 【K2N2M2】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-09-28 18:21:16) |
36.《ネタバレ》 今の日本で首相暗殺とか国家の陰謀とかってのがかなり無理のある設定なので一種のファンタジーと割り切って見るべきなのだが、小説ではそれが出来ても映画では映し出される映像がそこを目指していなければそこに辿り着けない。それでもなんとかファンタジーとして消化できたのは現実感の無いキルオと無表情でショットガン撃ちまくる永島の存在のおかげだろう。この二人の映画への貢献度は非常に大きい。一方、表情豊かな堺雅人、力入りすぎの吉岡秀隆、あからさまに意味ありげな表情の劇団ひとり、この主要3人が足を引っぱる。友情ものなんだけど、そこの部分がしつこい。セリフもくどいけどシーン自体がくどい。竹内結子の重要な役どころにあっての出番の少なさ、控えめなセリフは好感度大(ロマンチックな流れへと行くことをガマンしたのが何よりも良かった)。学生時代のシーンはノスタルジックな雰囲気をうまく出せていて良かったと思う。最後に生きていることの証しが3つあったが1つ目の両親宛のはあざとい。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-09-27 14:58:52) |
35.《ネタバレ》 最低な人間であるハズのキルオがとても魅力的。もっと複雑なギミックと驚きの結末を期待していましたが。竹内結子さんは色々な映画で見かけるかたですがとても良い女優さんと感じます。 【whitecat】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-09-12 22:11:52) |
34.《ネタバレ》 地元仙台が舞台であるため、当初は撮影場所が何処なのかばかり気になっていた。ストーリーが進むと物語に集中できた。そういうことからも贔屓目を差し引いても一定の水準は超えているのかも。 【きいろくま】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-09-07 20:03:42) |
33.まぁ~ ストーリー設定に、+1点かな..後半からクライマックスあたりの、リアリティに欠ける演出が、残念..もっと、納得できるリアルさを追究してほしかった... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-09-07 12:59:52) |
32.何か、面白そうだと予感だけさせる作品。さあ、こっからこうなって、あれ?みたいな・・・伊坂さん原作の映画は、好きで観るんだが、これはあまり面白くなかった。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-09-02 22:58:40) |
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31.鬼気迫るシチュエーションを描きつつも、そこにどこか力の抜けた雰囲気、現実感のないキャラクターたちを配置することで、伊坂の浮世離れした世界観を演出している中村監督の手腕は相変わらず見事。ただし、結末の肩すかし感はいくら何でも狙い過ぎな感が強すぎるか。 【j-hitch】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-08-22 02:09:57) |
30.《ネタバレ》 原作は未読。伏線の張り方はうまいのだろうが、伊坂幸太郎のほかの作品で見られるような、振り返ってみればあの場面はああいうことだったのかというつながりに関する驚きはなく、本屋大賞受賞作ということで期待して鑑賞したことがあだとなった感じであった。 【HK】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-08-18 15:38:53) |
29.見せ方が巧く、退屈することもなく、無難に面白いけど粗い。 「逃亡者」のハリソンさんみたいに鉄人化しないところは良し。 伏線散らしのウマさは原作の功績か? やっぱ原作読も。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-08-14 16:57:18) |
28.なんか感動してしまいました。特に花火が打ち上がるシーンはくだらないんだけど良かった。過去と現在を交差させていく展開がすごく巧くできていて引き込まれました。 【映画】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-08-11 21:04:09) |
27.《ネタバレ》 それなりに期待していたのですが、受け付けませんでした。自分の場合、冒頭から駄目でしたね。「お前、オズワルドにされるぞ」「みっともなくてもいいから逃げろ」と、突然親友に言われるわけですが、そう主人公に伝えることができる猶予があること自体おかしいです。むしろ、親友役である吉岡君の立場の人が、犯人に仕立て上げられるべきであり、陰謀実行者と嵌められる人の間にワンクッションがある時点で、この計画は甘いわけです。逃亡中も、ことあるごとに出てくる登場人物が全員、主人公に協力してくれるのですが、これも観ていて理解できませんでした。人が良いだけで協力してくれるのは家族と、百歩譲って親友までであり、堅気の花火屋や入院中のおっさん、はてや殺人鬼やアイドルまで協力するのは何故なんでしょう。「あの人は犯人じゃない」という確信がなければ、とても国家権力を敵に回してまでできることじゃない。原作は、いかに主人公が魅力的で、信じずにはおけない人物かを説明しているのかもしれませんが、映画ではそれが伝わらず、終始、納得のいかない、気持ちの悪い展開だと感じてしまいました。逃げ切って、整形をし、新たな人生を歩んでも、あくまで主人公は無実なわけですし、決してハッピーエンドじゃないですよね。結局、鑑賞後は何も残りませんでした。残念です。 【デルフト】さん [DVD(吹替)] 4点(2010-08-10 02:26:00) (良:1票) |
26.《ネタバレ》 海外出張のヨーロッパ路線の全日空のエコノミークラスで、視聴しました。きわめて不条理な状況にまきこまれる堺雅人演ずる主人公の逃亡劇です。多分に映像化を意識した構成の原作なので、しっかり映画しているようです。パチパチパチ。深みがないのが、欠点ですね。娯楽ですから。ちょっと間違えると、踊る大捜査線になってしまうかもしれない…というのは、やはり予算の関係でしょうか。つくづく、日本にも、本格的な映画学科を備えた大学、大学院がほしいと思ってしまいます。コマーシャルとか、作るのうまいのに… 【クゥイック】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-08-01 22:23:10) |
25.おもしろかったです。原作読んでないのでわからない部分もありましたがグイグイ引き込まれました。逃亡劇というか友情の大切さに重点が置かれていたのは意外でしたね。 【ギニュー】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-06-21 20:18:34) |
24.《ネタバレ》 原作はたぶん相当面白いのだろう。いや面白いに決まっている。このスピード感と多種の登場人物の関わり。読者は、頭の中でこの大活劇を思い描き、主人公に感情移入し、きっとページをめくる手はワクワク感で震えている事であろう。 顔馴染みすぎている俳優陣の想定内の演技。TVドラマと変わらない平易なカメラ使い。原作から実写に至る想像力の膨らみが、制作者側に欠けていたような気がする。全篇に漂う緊張感の欠如は、主人公の「なぜ、逃げるのか。生き延びようとするのか。」という『意思』が観客に伝わっていない事に起因している。生存本能だけならライオンに追われるシマウマと同じではないか。 「たいへん、よくできました」は、あげられないなぁ~。 【つむじ風】さん [映画館(邦画)] 3点(2010-04-12 02:31:06) |
23.ものすごい、ご都合主義。主人公にきせられた首相暗殺の罪をはらすために逃亡するのかと思ったら、そのまま逃亡して終了。 逃亡完了までに主人公は人生で出合った様々な人に助けられて逃亡するのですが、連続殺人犯キルオが唐突に出現して命を顧みず手助け、ウラ家業の人と出会い下水管逃亡を教えられる。って、ご都合主義にもほどがあるでしょ!! しかも真犯人が誰か分からないまま終了。あきらかに原作に問題がありますね、20世紀少年と同じで駄目な原作をそのまま映画化しても駄目なままですよ。 原作を改変してでも、映画「逃亡者」のように真犯人を見つけて欲しかったです。 【のび太】さん [映画館(邦画)] 3点(2010-03-23 11:35:28) (良:1票) |
22.アバターを観に行ったら満席だったため、こちらを観ることになりました。 私が好きな「アヒルと鴨のコインロッカー」と同じ原作者なので期待はしてたんですが、途中で少し居眠りしちゃいました。充分面白い作品ではあるものの、ミステリーっぽい謎めいた部分とコメディな部分がごちゃ混ぜで、うまく溶け合ってないような、 なーんかスッキリしない感じなんです。いろんなキャストが登場しても、誰もそんなに印象に残らないのに、重要でもないような永島敏行の演じる役が強烈過ぎたり。花火のCGもあまりにも唐突&滑稽で、結局この作品はコメディなの??と、わけわからなくなりました(笑) 決してつまらなくはないけど、別に映画館で見ることもないかなぁ。 私が見た伊坂作品の評価は「アヒル~」>>「重力ピエロ」>>>>「ゴールデン~」です。もう新作が公開されても観ないかも・・・。う~ん、残念(>_<) 【びくーにゃ】さん [映画館(邦画)] 4点(2010-03-22 01:18:17) |