77.国同士は敵対関係だし、捕虜と看守役の兵士という関係では、お互い分かり合うことはほとんど不可能かもしれない。けど、どういう立場にあってもクリスマスは誰の頭上にも平等に訪れるんだから全く不可能というわけではない、と思いたいです。自分の属する国家や置かれた立場を超えて、通じ合える何かが在るかもしれないし、そうあって欲しいと思います。それは何か解らないけど、ひょっとしたら「クリスマス」というイベントかもしれない。 「ロレンス!メリークリスマス。メリークリスマス、ミスターロレンス…」ですね、相手の立場が捕虜であろうと、看守であろうとクリスマスには何の違いもないです。ロレンスとハラ軍曹の対立しながらも、通じ合うようになる関係は良いですねー、人同士の分かり合える可能性を感じさせてくれます。号泣ではなく目頭が熱くなりました。全体として良い映画だけど、残念なのはヨノイとジャックの同性愛的関係がよく解らないとこかな、これが減点材料です。そして、教授が担当した音楽は言うまでもなく最高です! 【ペリエ】さん 8点(2004-10-20 19:07:31) |
76.《ネタバレ》 デヴィッド・ボウイが坂本隆一の頬にキスをして、坂本が失神するシーン。もうこれが全て。あたしまで失神するかと思ったよ…。あー!!ボウイかっこい!!vvもうこのシーンだけ何度巻き戻して見たことか…。このシーンに6点献上っ!!ん?内容ですか?何か難しかったけどデヴィッド・ボウイが坂本隆一の頬にキスをして、坂本が失神するシーンは大好きですvv………眠くなってきたからもう寝ます…。 【Ronny】さん 6点(2004-10-18 01:49:33) (笑:1票) |
75.音楽が超有名だったんで見てみたけど、印象に残ってるのはスキンヘッドの武さんと音楽だけだなぁ。 やっぱり、ゲイの話はわからないなぁ。 【夏目】さん 3点(2004-06-18 10:02:01) |
74.多くの人が書いてるようにラストシーンが印象的。もちろん有名な坂本龍一の曲も忘れがたい。戦争によって切なく寂しく壊れてしまった人々の心が滲み出ている。 【ぷりんぐるしゅ】さん 5点(2004-05-19 00:03:39) |
73.たけしと坂本龍一のセリフが聞き取りにくくて弱った。アメリカの戦争映画にありがちな、何か違う日本軍像を日本の監督がやってるとこが面白い。暴力シーンでカメラがさっぱり動かないのも好き。話全体で見れば特に大きな出来事もない地味な話だけど、厳しい戦時中に兵士たちが見た一時の夢、という感じで見ればとても良い話だ。ラストはなぜか涙があふれてしまった。 【ラーション】さん 9点(2004-05-13 01:22:34) |
72.この映画を見終わった後、一回頭が空っぽになって、その後色々と考え込んでしまう、不思議な映画。ラストシーンがやけに印象に残ってるんだなぁ・・。音楽は秀逸です。 【たまごくん】さん 6点(2004-04-05 05:05:06) |
71.確かにダラダラ長いと感じるものの、デキ自体は悪くない。 考えさせられる所も多く、妙に後から来る映画。 ラストのたけしの笑顔は忘れられない。教授の音楽も素晴らしい。 【ふくちゃん】さん 7点(2004-02-26 11:31:39) |
70.《ネタバレ》 観念だけが一人歩きしがちな大島映画の中で、これはその観念が奇跡的にきちんと具現化した名作。五回見たが、五回目が一番面白かった。見れば見るほど深い所で見れるようになる。 【コウモリ】さん 9点(2004-02-22 11:58:19) |
69.途中がえらく間延びしている印象を受けました。日本軍人の暴力的な部分を扱うなら扱うでもう少し表面的な部分だけではなく、当時の日本の国民性を掘り下げて欲しかったです。 ラストシーンの音楽だけは◎。さすがです。 【TINTIN】さん 5点(2004-02-19 00:46:37) |
68.どいつとどいつがつながってるのか、という人物の相関関係は、1度見ただけでは分からなかったけど、たけしの鬼畜の演技とかから日本軍が戦場で残してきたものの雰囲気は伝わってきた。一番印象的なのは、セリアズの回想シーンかな。長い間祖国を離れたので弟を夢にまで見る気持ちも分かるが、あまりにもデビッド・ボウイが少年役には無理があるほど老けてたので違った意味で印象に残った。にしても女性が1人も出てこない映画って珍しいのでは。教授の演技はまあこんなもんとして、眉毛や鼻筋とか戦争中なのにきれいにメイクされていた…かなり違和感を感じてしまった。音楽がすばらしいのでこの点数でもいい方。 |
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67.全体的に妙な雰囲気。収容所という限られた舞台、という事を差し引いても、「戦争らしさ」がまるで感じられない、何か異次元世界の話のようです。日本人がわざと「外国人風のヘンな日本人観」で作ったような映画、という事もその一因でしょう。さらには坂本龍一教授扮するホスト系大尉「ヨノイ」。一体何者? ここに教授入魂の味わいのある音楽が加わり、えも言われぬ不思議な世界が展開されますが、人間臭いハラ軍曹の存在が、映画と我々の接点をうまく保ってくれます。特に、演じているのが、まだ「世界のキタノ」ではなくて、「タケちゃんマン」でしたからね、意外性もあれば必然性もある起用で、印象的でした。ところでトム・コンティ、もっと日本語練習しろよ、聞き取りにくいぞ。 【鱗歌】さん 7点(2004-02-07 01:22:48) |
66.見てる間つまんねーと思って寝てまいそうだったけど、最後の場面だけは印象に残ってて、ビートたけしのセリフになぜかガンときたかも。音楽は良かったし、キャストも豪華なんだけどな~。それだけじゃダメなんすね。 【ショウガ焼き】さん 4点(2004-01-25 17:33:40) |
65.戦時下なのにメイクがバッチリ^о^のヨノイ大尉は、本当にセリアズに恋をしていたわけではないだろう。彼らはお互いトラウマを抱えています。その境遇、孤独感といったものが、時代背景・思想・言葉・立場を超えて通じ合ったんじゃないかな。頭では理解しがたく楽しめないが、心は惹かれる映画(←わけわかんねーよ) 【ダージン】さん 4点(2004-01-25 02:07:22) |
64.理解できない暴力が繰り広げられる。欧米人から見た日本はこんなだったんだろうか。たぶん、そうなんだろうな。俺達はこの映画を見て「過去の過ち」を反省しなけれないけないんだろうか。しかし、脚本が弱く、素人の俳優をつかっているときては、心に訴えてくるものは何もない。映画作品としては失敗作だ。唯一、音楽だけはよかったので、それに2点進呈する。 【駆けてゆく雲】さん 2点(2004-01-24 10:37:42) |
63.結構好きだったはずなんだけど、いざ書こうと思ったら何がそんなによかったのか分からなくなってしまって…音楽とデビッドボウイと坂本教授と意外とはまってたビートたけしに、って事で5点。 【あかりん☆】さん 5点(2004-01-21 23:46:49) |
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【腸炎】さん 7点(2004-01-01 19:49:55) |
60.話の内容についての印象は薄い。全体としてみると、それぞれが「とっちらかって」いる、という感じでつかみ所がない感じ。見終わっても何も残らないし、感動するとか共感する部分もない。テーマ音楽と意表をついたキャスティングのほうがずっと印象的。 【キリコ】さん 4点(2003-12-25 15:17:54) |
59.7点なんですが、好きな部分と嫌いな部分の差が激しくてなんとも点数つけにくい作品。デビッドボウイの演技が、この映画の中でいいのか悪いのかよくわからない。大島の描く同性愛描写がどうも好きになれない。この場合はけ口であっただけかもしれないけど、それでもなんでか観るといやーな気持ちになる。好きな部分の大半は音楽です。武はこのころの方が良い演技してるように思う。 【らいぜん】さん 7点(2003-12-21 21:19:11) |
58.YMOフリークでしたから当然、教授目当てで見たわけですが、所詮素人ばかりなので音楽にばかり気がいってしまった。そんな中でたけしの演技が際立ち、ラストのセリフとたけしの笑顔のみが必要以上に染み込んだ。エンドロールで隣を見ると友人2人が泣いている。自分も泣こうと努力したがムリでした。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2003-12-20 01:17:20) |