38.これは完全に「うる星やつら」のキャラを借りて“押井守の世界”を描いた作品だと思います。ちょうど「ルパン三世」のキャラを借りて“宮崎駿の世界”を描いた作品があったように。確かに原作の漫画やTVアニメとは雰囲気が異なりますが、「ドラえもん」も劇場版になるとのび太の勇気やジャイアンの男気が強調されるのと一緒で、映画ならではの良さだと思います。個人的に、最も回数多く観てる作品だと思うので、9点献上。 【金子淳】さん 9点(2004-06-27 13:05:59) |
37.映画シリーズ中、特異な作品として際立ち、娯楽性よりもメッセージ性に重きが置かれている。公開当時中学生の自分にはチト難解だったように思う。繰り返される時空の歪み。幾重にも現れるパラレル。自己存在を問う哲学的命題。訳の分からないうちに終わってしまったというのが正直な感想である。だが、後に作られながら印象の薄い3作目、4作目に比べると良し悪しは別にして作品に力があるのは間違いない。 【やすたろ】さん 6点(2004-04-23 00:48:48) |
【モチキチ】さん 7点(2004-04-08 16:33:03) |
35.好き嫌いは別として、やはり影響力のある作品だと思う。 【kasumi】さん 6点(2004-03-29 14:03:27) |
34.シリーズ作品ではあるが、これだけは別格。本質的にうる星やつらではないのだけど、どっちが本当のうる星やつらなのか、わからなくなるくらいによく出来ている。今見るとそれほど衝撃的ではないが、寧ろそれがその後の作品に与えてきた影響の大きさとも言える。当時の衝撃度を考えると金字塔的作品と言わざるを得ない。虚構に満ちた現実と限りなく現実に近い虚構の対比。現実とは何なのか?寧ろこの虚構の方こそ現実ではないのだろうか?監督の後の作品で、戦争と平和の対比、人間と人形の対比がテーマとして取り上げられているが、この当時から一貫して同じスタンスを守り続けているのだということに気付かされる。 【もとや】さん 9点(2004-03-13 06:08:43) |
33.当時大人気のアニメだったんですが、TVシリーズも見た事が無くて友人宅で無理矢理勧められて見せられたんですが、これが不思議な世界観が面白くていっぺんで気に入りました。他の劇場版も観ましたがいまいちで、これだけは今でも観る気が起きます。監督が有名な押井監督だったのは後で知りました。流石ですね。 【ゆうしゃ】さん 7点(2004-03-09 08:35:52) |
32.朝にやっててうとうとしながら観てたけどストーリーがいつものノリとちょと違っていたので記憶に残っています んでよく観たら製作者に押井守ってあったので納得しました ご賞味あれ(^^)/ 【ヴァッハ】さん 6点(2004-03-07 00:23:05) |
31.1作目とうってかわって押井ワールド全開の第2作。 当時、原作フアンの知人には押井うる星が嫌いという人が何人かいて、曰く 「うる星ってのはあくまでドライで軽いのがウリなのに、押井ものはウエットで思弁的にすぎる。」と。 このあたり「あんなのルパンじゃない」と「宮崎カリ城」を否定するルパンフアンと構図的に似ているところ。 宮崎ルパンも押井うる星も、「こっちでなくては」という熱烈フアンがいるのもまた確かで、 結局映画化する際に原作に100%忠実な映画化を狙うのでなければ映像作家の作家性が 加わることは避けては通れないところだし、そもそも原作にあまりに忠実に映画化するのは 「映像化の意味ないじゃん」という当然の問題が発生するわけだから、全然これでいいわけだ。 そもそも、ほとんどの原作付き映画は原作フアンから「歯牙にもかけない」ような扱いをうけることが多いことを考えると、 アンチからもそれなりに意識された発言をされる宮崎、押井はやはりたいしたものなんだろうなぁ。とも思うのである。(今回なんか偉そうな書きっぷりになった..) 【あばれて万歳】さん 8点(2004-02-22 22:53:30) |
30.客観的にみた「うる星やつら」と監督の感性が出ていて好きな作品です。今思えばTVシリーズを毎週観ていた自分も良く飽きずにあのドタバタを好んで観ていたなと思いますが、登場人物も良く飽きずに毎週ドタバタしていたなと、20代になって気付いた名作ですね。 【tomomi】さん 8点(2004-02-20 16:22:44) |
29.正直ビックリするほどいい映画でした。 原作付きアニメの映画化と言うとどうしてもキャラクターの個性に頼りがちで妥協したような映画になりがちですが、キャラクターを生かしつつコレだけのモノが出来るのかと本当に驚きました。 映像的にも素晴らしかったですね。 【ちょび】さん 9点(2004-02-09 15:11:08) |
|
28.どうにも押井監督とは合わないみたいで…。内容もなんていうか後ろ向きな気がして苦手です。このシリーズの他の映画は見たかどうかも記憶にないけど、「こんなのうる星じゃないじゃん…」って思いました。ずっとこのまま、なんてなんかエヴァの補完とかと似てる気がする。生きてる意味がない。 【あかりん☆】さん 3点(2004-01-21 18:19:47) |
27.けっこう印象に残っている。賛否の別れる問題作。 |
26.うる星にあってうる星にあらず。 原作の雰囲気とは全く違うが、原作とは別物として楽しめた。 【もえたん】さん 6点(2003-12-17 18:18:36) |
25.原作やテレビシリーズ等で既に多くの人々にイメージづけられた個性的なキャラクター達それぞれに、役柄に見合った役をきちんと割り振り、それらがこの映画のために用意されたストーリーの中でその魅力を最大限に示すことができたという点で、正しく原作を消化し、脚色し、自らの世界観に引き込んで新しく再構築するというあまり成功例のない試みに勝利した人物として、特にアニメに関心のない私のような観客にとっても、押井守の名は長く記憶に残り続けた。たとえば生徒をどやしつけながら、今日が何月の何日なのかとうわごとのように言い続ける温泉マーク。あざやかな推理で友引町に起きた奇妙な現象の謎解きをするサクラ。そして宇宙人ならではの素朴さで、自らの夢を楽しげに語るラム。不毛な笑いが売り物のドタバタコメディマンガを原作に、ここまでそれぞれのキャラクターの持ち味を活かしたまま、独特の世界観にまで物語を昇華させた手腕は実に見事というより他にない。「アニメなんて・・・」と抵抗を持つ、実写こそ映画の素晴らしさの一つであると信じて疑わない、私もその一人である。日頃アニメに関心のない人々にこそ、この作品は滅多に観られない傑作の一つとして、是非トライしてみて戴きたいと思う。 【anemone】さん 10点(2003-12-08 22:33:21) (良:1票) |
24.いつもの”うる星”と思って油断してると、長くて理屈っぽい説明が出てきたり、やけにシュールだったりして、結構おもしろかった。 久々にまた観てもいいな、と思う作品。 【じゃん++】さん 7点(2003-11-16 06:18:32) |
23.4,5歳ぐらいの時に見て子供ながらに内容が凝ってることに驚きでした。この頃、うる星やつらはアニメで見ないで借りたんですが始めて見ても分かりやすい内容でした。 |
22.学園祭って準備中の方が楽しい。ましてや泊りがけだったら・・廃墟と化した友引町での生活シーンも、私もあん中に入りて~なんて思ったことがあります。 全体通してサクラさんがカッコいい。面堂のハリアーで一同が空を飛ぶシーンも臨場感たっぷりで良かったです。 【ひろほりとも】さん 7点(2003-10-28 14:14:42) |
21.このシリーズの中では一番好きです。でもちょっと暗いよね~そう思ってるのって私だけ? |
20.これに関しては少なからず関わっていたので、評論したり他人顔でコメントするのはフェアじゃないんだけど……。女性論理で描かれた原作を、男性論理でとことん突き詰めるとこうなるという観方もあるのよねって一応それだけ。 【柿木坂 護】さん 10点(2003-09-28 14:59:56) |
19.押井らしいひねた作品。でも、うる星のパラレルっぽさが良く描かれていている。 【ロカホリ】さん 8点(2003-09-19 02:18:03) |