419.何もここまでリアルに描かなくても、と言いたくなるような映画でした。ただ「シンドラーのリスト」と描写がかぶる部分があったりもして、両作品ともありのままを描いた結果そうなってしまったのならしょうがないとも思いましたが、「戦場のピアニスト」には後発としてもう少し工夫があったら手放しに評価できそうな気もしました。あとは一個のキャラメルを家族みんなで分けていたシーンがやけにあっさりと次の画面に切り替わってしまったりと、大事なシーンが尻切れトンボ状態で編集されているような場面が数箇所あったのが目につき残念でした。あとはピアニストが題材だけにもう少し音楽にこだわってもよかったような気がします。その他はエイドリアン含め文句なしです。 【Thankyou】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-04-05 03:37:10) |
418.リアルな描写で描かれているため重く後味は悪いけど内容は深い。人間として考える事が多くある。 見ていると怖くもなりあるときは激しい怒りで攻撃的な憎しみを感じた 恐怖と怒りと憎悪の産物が戦争であるのかもしれない。 【甘口おすぎ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-03-24 22:38:42) |
417.《ネタバレ》 描写がリアルすぎて、憂鬱になる作品でした。楽観的なのが見たいときには絶対に向きません。ある男がおばあさんのスープをわざとこぼさせて、おばーさんが泣いている傍で、その落ちたスープを飲んでたり、ある母親が自分の子供の泣き声を注意され、口をふさいでいたら子供が死んでしまい、私は子供を殺してしまった、みたいなコトをずっと叫んでいたり、見ててとても気分が沈みました。主人公が死ななかったのが唯一の救いです。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-02-24 07:47:53) |
416.《ネタバレ》 この作品を観る前にシンドラーのリストを見たというのもあるが、その仕打ちの悲惨さというかユダヤ人が味わった恐怖というのを映像でどう演出するかという製作スタッフの気迫があってひしひしと伝わってくる。 えげつない描写が多いが、痛覚・感覚について鈍いと言われている現代の中・高校生に観てもらいたい映画である。無論、それを学校で上映するのか否かという賛否両論があるであるだろうが。 【湘爆特攻隊長】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-02-09 00:23:09) |
415.ポーランドの退廃したセットに絶望感を覚えた。見事な再現だった。ポーランドの国歌は希望に溢れる明るいメロディなのに。 【Michael.K】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-20 19:52:12) (良:1票) |
414.《ネタバレ》 やるせなさ、憤り、恐怖感でいっぱいでしたが、その分最後の将校とのシーンで大きな感動を受けました。映画としての演出を感じたのはそのシーンだけで、それまではドキュメンタリーを観ているようでした。自分の場合はこの映画を観て数日間は様々なことが気持ちに残りました。映像も美しかったですね。 【ROONEY】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-08 22:24:15) |
413.《ネタバレ》 なかなか良かったです。助けてくれた将校の顛末が哀れだった。でも、主人公にピアノの腕がなければ生き残れなかったわけで、そう考えると才能のある者だけが生き残るようで少し複雑な気分にもなった。 【こまごま】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-07 12:36:13) |
412.《ネタバレ》 明日、休みでよかったぁ・・・重いけど良い映画。エンディングのクレジットでの演奏シーンは本当に最高ですね。 【Junker】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-03 22:12:15) |
411.戦時中の臨場感を描いた映画は多いけど、この映画に関しては妙にリアルで見てるこっちが辛くなりました。 【亜空間】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-03 23:48:07) |
410.感動だ!映画って素晴らしい!ナチスものの映画はなんでこう、ぐっとくるんだ。でも、助けてくれた軍人の最期が哀しい。それだけが気にかかった。 【まるばな】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-10-24 16:35:16) |
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409.《ネタバレ》 話自体は小説も読んだので知っていたのですが、思っていたよりも重苦しく、緊迫感もあり、いろんな意味ですごい映画だと思いました。序盤からユダヤ人の迫害が全面に出てて、苦しい仕打ちを受けたことが良くわかりました。後半、主人公が場所を移しながら、戦場から逃げていく様はとてもリアルでした。エイドリアンブロディもはまり役で、軍曹の前でピアノを演奏するシーンやエンディングのラジオでの演奏シーンも心打たれました。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-09-01 22:23:07) |
408.ホロコーストを題材にした映画・ドラマ・小説等に接する度にイタリアと共に、ドイツと三国同盟を結んでいた日本のことを思うと罪悪感を覚える。杉原千畝のような日本人がいた事を、精神の均衡を保つよりどころにしているのだが・・・また、日本軍のアジア各国での蛮行に思いが及ぶ。ユダヤ人達に残虐行為をしていたドイツ兵達がことさら残虐性を持った人間を集めた集団でなくごく普通の人間の集まりだったろうと思うとより重苦しいものを感じてしまう。 【虎太郎】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-07-27 01:07:19) |
407.これは実話に基づいているとの事なので、命からがら生き延びる後半の奇跡の連発も「んなアホな」と言わせない映像の説得力を感じる。もう他の映画でエイドリアン・ブロディを観てもシュピルマンにしか見えない(笑)トーマス・クレッチマンも存在感があり上手かった。目を背けたくなる映像も、現実ではもっと酷かったのだろうなと思うと、ドキュメンタリーに感じてきて怒りと恐怖が湧いてきた。シュピルマンが爛れた街を絶望のまま歩く引きのシーンは作品のジャケットにもなっているが、映画のスケールの大きさが、あの1枚の画からだけでも伝わってくる。ポランスキーってやっぱり凄い監督なんだなと再認識した戦争映画の名作だと思います。 |
406.その日を生き延びることが死ぬよりも難しい世界で、いつ自分が道端に転がる死と同じ運命を辿るかわからない時代。主人公はピアノに励まされ、ピアノに助けられ、ピアノと共に生き延びた。ピアノ以外の大切なものを戦争に奪われた男は、戦争を生み出した国の一人の男の姿を探した。「全ては神しだいだ」と言った男も、死を目の前にして「助けてくれ」と嘆いた。戦争は人と世界を変え、そして死と赤い血を世界中に撒き散らした。争いあい、憎しみあい、そして殺しあう。一体その先に何が?僕には何も見えない。無意味な人の死と苦しみを全ての人が痛感し、共通の意識を持って欲しい。この映画はその悲痛な共通の考えになる素晴らしい未来への架け橋だと思う。 【ボビー】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-07-10 10:11:09) |
405.リアル過ぎて観ていられなかったけど、ギュッと目を開いて最後まで観させて貰った。もし自分がそこに存在したなら、どう行動しただろうか?自分は家族を助けようとするだろう。もし自分だけ逃げようとしても”♪だけど僕にはピアノがない♪”から、無理だね。きっと。こういう映画苦手です。 【まさきち】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-07-04 00:48:48) |
404.力作だが、ありきたりな部分もあり、ちょっと退屈でした。それでも、いい作品だとは思いますが・・・。 【瑞鶴】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-06-25 22:08:42) |
403.周りに散々迷惑をかけつつまんまと自分だけ生き延びる主人公に、有罪判決を受けながらちゃっかり逃げおおせたどこかの映画監督の姿がダブって見えました。 【MEL】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-07 00:24:54) (笑:1票) |
402.そこそこおもしろい話です。。しかしストーリにヒネリがなく、舞台がありきたりすぎる。だから新鮮味がないです。もう一息。 【ホットチョコレート】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-06-05 20:25:52) |
401.ある者は生き延び、ある者は死んでいく。その境界に理由は無い。そして、そんな絶望的で悲惨な状況がただ淡々と描かれる。鑑賞中、思わず見ていられなくなり、思わず目を覆ってしまった。多分これが戦争の現実なんだろうと思う。陰鬱な気持ちだけが残った。この映画に関してはただ平伏すのみ。 【狼さん。】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-06-04 04:30:25) |
400.《ネタバレ》 主人公がごく普通の人間である(ヒーロー的な活躍をまったくしない)からこそ、逆に怒りや哀しみが生々しく伝わってきます。本来の家から廃墟の屋根裏まで、生活環境が累進的に劣悪になっていくのが、そのまま、主人公の荒涼とした心境を象徴しています。そのすべての状況でそれに即した演技表現を存分に行ったエイドリアン・ブロディには拍手を贈りたい。そしてそれと同じくらい印象的だったのがカメラワーク。窓の外で起こっている悲惨な出来事を、ことさら映像的に強調することなく、部屋の中から主人公目線で追い続けるショットには背筋が寒くなります。どうしても気になるのは、仕方のないことかもしれないけど、台詞が英語であること。こういう民族性がからんだ作品では特に。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-05-07 04:13:14) |