193.《ネタバレ》 例えば自分の周りの誰かと腹わって話をしてみると、みんな普通にしてるように見えて結構深刻な悩みを抱えてたり、重い過去を背負ったりしてる。でも、それが繋がって一つのカタルシスを得られるなんて事は現実にはまず起こらない。みんな、それぞれの悩みや過去を時には立ち向かい、時には逃げたりして、各々自分で処理することになる。そーいう意味じゃ、この映画は意外とリアルやと思う。ここに描かれてるキャラはどれも深刻で重い過去があるが、現実にも重い話はゴロゴロしてるし、どんなにしょーもなくても、本人にとっては深刻な事って沢山ある。だから、俺はこのドラマ部分、結構、のめりこんだ。まるで友達の話を聞く感じで。んで、ニッチモサッチモいかなくなった時に、絶妙のタイミングで音楽とともにふりだすカエル。観てる俺らも登場人物達と同じ感覚で味わう神秘的な驚き(予想できんからね)、ここの演出にはゾクゾクきて一瞬泣きそうになった。感動とはちょっと違う、例えていうなら、知らない人達と一体になって合唱するライブの時の高揚感に似てるとゆーか、知らない人達と同時に大きな事件に遭遇して、奇妙な連帯感を味あう感覚に似てるとゆーか。実際、自分が何かに悩んでて、そこに大地震が起きて、悩みは一瞬、どっかに消えて、自分の心にリセットがかかる体験したことがあるけど、それに似た感じの感情が芽生えた。映画館で観たからってのもあるかもしれんけど(音とか、すごい迫力あって、ほんとカエルの雨を体感したって感じやった)。まー、カエルの雨やから、ちょっとわかりにくいんやけど、例えば、これが隕石なら、「ディープ・インパクト」に構成が似てたりもするんじゃないやろか。向こうはその後の生活が大変やけどねって、俺、映画の見方間違ってる?とにかく、この映画の本当の意味とか俺は理解できてないかもしれんけど、この映画は、観てる俺らにリアルな過去の重さをつきつけ、そして登場人物と同じ驚きの癒し(さらに観客には連帯感)を与えるという、あまり他に観たことない、よく出来た映画やと思う。 この先、あなたの人生に何が待ち受けてるのか、それはこの映画と同じように予想不可能。 【なにわ君】さん 10点(2004-07-16 22:35:35) (良:5票)(笑:1票) |
192.《ネタバレ》 はじめのテンポのよさに期待が膨らみ、黒人のおばさんと子供のエピソードに収束していくのかと思いきや、ラストの豪雨ならぬ豪蛙。リンクが緩々のまま終わってしまいました。終わった直後は時間の長さに憤懣やるかたなかったのですが一夜明けてみるとなんか良かった映画です。もう一回見ようと思うのだけれどやっぱり見ないでしょう。時間無いし。 【かじちゃんパパ】さん 6点(2004-07-08 09:22:36) |
191.大作です。まったく長さを感じず、一気に観れました。トムは苦手ですが、この役の彼にはなぜか感情移入できました。誰もが傷ついていて、愛されたがっている。そして、奇跡が起こる…観終わったあとに、やさしい気持ちになれます。 【カフカ】さん 7点(2004-06-19 00:52:31) (笑:1票) |
【.】さん [DVD(吹替)] 10点(2004-06-13 21:02:58) |
189.かっ蛙がっ!・・・・・臭いがこっちまで漂ってきたよ。 【ぶらっくばぁど】さん 8点(2004-06-02 19:04:42) |
【MjB】さん 7点(2004-05-23 10:03:01) |
187.《ネタバレ》 複数のストーリーが同時進行していく、「愛」をテーマにした映画。最初、主役無しの映画と聞いていたので、どんなものかと期待していましたが、こういう目を離せない映画は結構好きです。 ホントの「愛」とは何か、ということを考えさせられます。老いた夫の遺産が目当てだった、仮面をかぶった愛。クイズ番組から生まれた天才で、唯一父親の「本当の愛」だけが得られない少年。家族を尊重する父の象徴だったクイズ司会者の、あまりにもギャップのありすぎる私生活・・・。一見、別のストーリーのように感じますが、最後に起こり得ない事が起こり、ストーリーの関連性が出てくる、というちょっと難解且つ興味深い映画です。SEX教祖?のトム・クルーズが異様に笑えた。ってか全体を理解するには一度では観足りない。でもビデオ買ったけど「アラビアのロレンス」並に長いから観る時間がありません。 |
186.ちょっと小難しい。あんまり深く考えずに感覚で観たほうがいいかも。いろいろな人間が出てくるので全部理解しようとするとしんどい。ただ、皆一様に嘆いているという程度に思っておけばいいと思う。許されない過ちですか。決して消える事の無い後悔ですか。うーむ…。何やら不思議なエネルギーを持った映画。 【ぷりんぐるしゅ】さん 7点(2004-04-12 12:23:08) |
185.子供から死せる老人まで、あまりにも口汚く下卑た言葉のオンパレードに、耳を覆いたくなった。アメリカの日常とは、こんなものなのか。唯一の救いは、冴えた人間とは言いがたい看護人のフィルが、私利私欲や独善とは無縁な態度を最後まで貫いてくれたこと。 【トバモリー】さん 7点(2004-04-05 19:32:30) |
184.誰もが皆、愛して欲しいと願っている。しかし「愛して」の一言が、どうしても言えない。 【永遠】さん 8点(2004-04-04 09:10:49) (良:2票) |
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183.《ネタバレ》 長い!トムクルーズのインタビューとか。けど始まり方と登場人物が徐々に出てくるところ、カエルはよかった。でももう一度観たい感じはする。 【おれおれ41】さん 6点(2004-03-31 02:38:43) |
【kasumi】さん 4点(2004-03-29 23:28:32) |
181.あ、明日の天気は、全国的に曇、ところによりカエル・・・・・。 何だか「ファxク」が連発されててお下品ざます・・・ 登場人物にSEXの教祖様がいたから?(違 「父親」が大きなテーマの核となってるようです。どうって事ないストーリーな気がするのに、これ、3時間もあるんですねえ!それを感じさせないって、具体的に何って言えなくて残念ですが、高得点です。 |
180.カエルの物語って聞いてたから全然違うやん・・・って思ってたらどっさり降ってきました。頭でファンファーレが鳴りました。 【モチキチ】さん 5点(2004-03-18 19:01:24) |
179.こういう何度か見なければ理解できない作品って結構好きなんですよね。 【ゆきむら】さん 6点(2004-03-17 00:29:30) |
178.《ネタバレ》 これぞ群像劇! その面白さを満喫できました。もっとも好きなシーンは、それぞれ切羽詰まった状況にある主人公たちが、エイミー・マンの「Wise Up」を口ずさむシーンです。町ですれ違う人、レストランでたまたま隣のテーブルに座った人にもそれぞれの人生があり、それぞれの悩みがある。そして、それぞれの人生の積み重ねとして、私たちの「社会」は存在し、動いている。あたりまえのことだけど、そういう「社会」というものに対する想像力を、見事に映像化してくれた作品であると思います。そして、どん詰まりの状況のなかで降ってくる「カエル」の不条理さ! でも、その不条理さが、ほんの少しだけだけも前に進んでみようという気持ちを抱かせてくれる。こんな芸当は1回限りでしょうが、その1回を見事にやり遂げたポール・トーマス・アンダーソン監督は本当に天才だと思いました。 【ころりさん】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-03-09 22:32:50) (良:2票) |
177.《ネタバレ》 酷評が多いですが、個人的には好きな作品でした。誰が主役でもないし誰でも主役だから、最初は登場人物が多すぎて混乱はしますが、大きく分けると3つの家族を取り囲んで展開していた様に思えました。特にホフマンとムーアが良かったかなぁ。でもまぁ、蛙がちょっと-1にはなりましたが。もう1度観ると、また違って観れるかもですが、とりあえず初回観た感想はこんな感じです。 【n@omi】さん 7点(2004-03-08 02:44:22) |
176.劇中の登場人物は、ほとんどが過ぎ去った過去にこだわって前に進めない人々。これらを、あのシャープなオープニングからどう収束するかを楽しみに3時間がんばった。…脱力した。結局、どうにもならんことはどうあがいてもどうにもならん、と言いたかったのだろうか。でもそれを言うためになぜ3時間?脱力させるためにわざと3時間にしたのか?謎だ。 【ラーション】さん 7点(2004-03-08 01:08:38) |
175.なにあのカエルわけがわかんないよ!2度みなきゃいけない映画なんてさいてーの映画だ! 【tako】さん 2点(2004-03-04 16:53:27) |
174.《ネタバレ》 さっぱりわからない。。。登場人物が全員繋がっているのかと思いきや、そうでもないし。みんな「許し」がほしいってこと?・・・でもなんでカエル?それもあんな大量に。。。あれはかなり気持ち悪くなりました。 【がんな】さん 2点(2004-02-28 22:46:16) (良:1票) |