5.何を置いてもまずは音楽。全篇に溢れる歌と楽曲はじつに良い。それに引っ張られて良い印象を持つが、ストーリー自体はさほど面白くない。特にナチ侵攻以降は展開が早すぎて「あれ?あれ?」と思ってるうちにラストへなだれ込んでしまう。もうちょっとゆっくり長尺でやってくれればいいのに。劇中のタトゥーロの台詞ではないが「歌を聴きに行く」映画かも。 【山岳蘭人】さん 7点(2002-01-19 21:37:08) |
4.純粋に良い映画でしたです。人間関係がいきなりで分かりづらい感もありましたが、淡々とした画面のなかに色んな人の色んな愛の形というか、想いが交錯してて。最近、ジョニー・デップは何人いるんだ?ぐらい映画でまくってますが(笑)やっぱり格好良いなぁ。悟られない様涙するとこなんかもう!あぁちゃんと想ってたんだ、と感動しました。あとやはり音楽が大きな役割を果たしていると思います。 【see】さん 8点(2002-01-18 02:06:35) |
3.主人公が数々の不幸や困難のため無口になってしまうのは解るんですが、その主人公が余りに無口過ぎて何を考え何ゆえの行動なのかわかりづらいんですよね。クリスティーナ・リッチの演技がそうさせたのか、はたまたサリー・ポッター監督の意向なのか?(おそらく後者でしょう)脇役が粒ぞろいなので勿体無い気がしました。それにしても華やかさと暗さがいい具合に調和した作品でした。ジョニデはやっぱワイルドな長髪がお似合いと改めて実感!ケイト・ブランシェットの存在感たるや、登場しただけでその場の緊張感が伝わってきます。それ以上に圧倒されたのがジョン・タトゥーロ!いつの間にやらこんな貫禄があって、いい演技をするようになったんでしょうか?!そしてオープニングから時々ながれるあのメロディーは切なくて効果抜群でした。クリスティーナ・リッチの歌声って吹き替えらしいんですが本当でしょうかね。 【さかQ】さん 6点(2002-01-17 20:39:15) |
2.ストーリものにしては、縦軸…というか幹が細いような気がする。その分、横糸…枝にあたるエピソードがぎゅっと凝縮されているような感じを受けました。なんでラスト一瞬「あっけな~(・o・)」と思ったんですけど、その後いろいろ考えて、きっとこれは幹がメインじゃなくて、枝の部分(時代や背景含む)をメインに描きたかったんだろうなと私なりに納得(=^=)。でも、日本人でおまけに英語も解さない人にはわからない部分もいろいろあったんだろうな~。ユニバーサル提供なのにユナイテッドシネマでやらずにマイナーな映画館で上演されてた理由がちりっとわかった、万人ウケする内容じゃないんですね~。あ、蛇足かもですが、クリスティーナ・リッチって華奢なイメージがあったんですが、結構ムッチリ系なんですね…。あ、ケイト・ブランシェットはセピア色のこの映画の「色」って感じでした。イロモノのもでもあるかしらん。 【ちっちゃいこ】さん 7点(2002-01-11 13:45:14) |
1.キャスティング・ストーリー・音楽など、すごく良いのだが何かが足りない。クリスティーナの演技にイマイチ迫力が感じられない。あまりに演技を抑えすぎてるような気がして、彼女の持ち味を生かしきれていないように感じる。それと前半が、少々ダラダラしたせいか後半のあの展開が早すぎる。それも物足りなさの原因かもしれない。その中で、ケート・ブランシェットのあのロシア訛りの英語は実に良い。あの巻き舌口調が個人的にサイコー。(笑)あの嫌悪感さえ感じさせるほどの物腰とメイクに彼女の上手さを感じる。全編に溢れる音楽が実に良い。監督が選びに選んだ姿勢が実によく感じられる。 【mmm】さん 7点(2002-01-05 03:00:13) |