219.《ネタバレ》 世界で最も評価の高い作品の一つ!別々の時代を生きた巨大マフィアの大ボス親子の人生が同時進行で描かれる構成。二度目観賞でストーリーが頭に入っていたためより深く味わうことができこの作品の真価を知ることができました。ヴィトーによる父親の復讐、マイケルによるファミリーを売った兄・フレド―の粛清は衝撃。 【獅子-平常心】さん [地上波(字幕)] 8点(2007-01-07 13:46:28) |
《改行表示》218.自分の感想の殆どはパートⅠと同じなのでその部分は割愛して、 レビューを見ているとやっぱりマフィア物・ヤクザ物に共通する興奮させるポイントがあるのだと分析します。 良く言われる映画館から出てうると肩をいからせて出てくるみたいなものでしょうか。 ボクシングや格闘技系を観戦してもそういう効能がありそう。 自分にとってはあと1つそれで何が残ったのかを求めますね。なのでⅠⅡ同じ評価です。 【森のpoohさん】さん [地上波(吹替)] 6点(2007-01-06 16:21:22) |
217.《ネタバレ》 ビト・コルレオーネとマイケル・コルレオーネの比較、これがなかなか面白い。最初はただの泥棒でしかなかっただんだん成功していくビト、ドンとなるもだんだんばらばらになるファミリーに苦悩するマイケル。劇中でマイケル自身が述べているが「時代が違う」ためマイケルは父親ビトのようには成功しなかったのです。PART1でもビト・コルレオーネはマイケルには任せたくなかった、マイケルの時代は表で人を動かすべきだというような事を言っている。ⅠでのセリフがⅡで効いてくるとは凄いですね。 ラストシーンのマイケルが回顧するシーンは胸を打ちます。ファミリーの楽しそう・・そして元気な姿が懐かしい。さすが最強の続編と言われるだけあるなぁ、単純な続編ではない。ちょっとした事だけどあまり思いつかない工夫、それによりⅡのストーリーは勿論、Ⅰのストーリーも深みが増した事は間違いないでしょう。マーロン・ブランドという大きな存在が無くなったが十分カバーできています。まあマイケルの話がいささか長くビトの話をもっと観たいという不満が残りますが、それだけビト・コルレオーネの存在は大きかったという事でしょうか。Ⅱを観た後、もしくはⅢを観た後もう1回Ⅰを観ることをお勧めします。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-29 18:29:33) |
【なますて】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-28 15:41:08) (良:1票) |
215.史上最強の続編。デ・ニーロかっこよすぎ。それに対してパチーノが痛々しい。対比平行という形式をよくコッポラは考えたなぁ、といまさらながら感心してしまう。 |
214.ややこしいですね。マイケルにそれほど魅力を感じれなかったし、どこか物足りない作品だった。1のほうがわかりやすくて面白いと思いました。 【りょう】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-15 13:30:21) (良:1票) |
213.Ⅰも同じだけど人が死に過ぎて「今死んだの誰?」状態は続くのであった。マイケルがドンとなりファミリーはバラバラになって行く。この後どうなって行くのか・・・。って、もうどうでも良くなりました。たぶんⅢは観ないと思う。何故かって?やっぱりこの世界には興味ないから! 【まさきち】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-08-06 00:47:27) |
212.どうしても悪人どうしの話って感じがして登場人物の誰にも感情移入できない。ただ、映画全体に漂う重厚感は流石、名作といわれるだけのことはある。 【ぽじっこ】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-08-04 11:13:10) |
211.マイケルはもともと小物だったんじゃなく、いろいろな問題が勃発していく中で人を信頼できなくなってしまい、結果的に器が小さくなってしまったのでは?と思った。そういう意味じゃ状況で豹変していく人間って本当に怖い。9点献上。 【トナカイ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-07-19 23:51:41) |
210.かつての印象では前作よりもパート2の方が良かったような気がしていたのだが改めて観てみるとそうでも無いような気がした。かつて良かったと感じていたのはマイケルの現在進行形のストーリーと更に味わい深いデニーロ演じるビトーのストーリーが印象的だったからだろう。但し今回はラストがそっけない感じがしてしまった。 【おさむ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-06-29 18:19:17) |
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《改行表示》209.《ネタバレ》 本当に何度見てもすばらしい。 今回見直してみて感じたこと、2点述べたいと思う。 まず「人生の収支」について。 ヴィトはコソ泥仲間に先駆けて、いちはやく人殺しを行った。しかも誰に強制されるでもなく。普通に考えたら、ヴィトは仲間よりもダントツにひどい人間だ。 ところがヴィトのその後といったら、町の住民には尊敬され、商売もうまくいき、仲間にも慕われ、妻にも愛され、多くの子供を授かり、あげくのはてに両親の復讐まで成し遂げる。そして彼に倒された多くの敵と違って穏やかに死ぬことができた。 彼の才能と努力のたまものといってしまえばそれまでのことだが、私はここに(コッポラの考えるところの)「人生の収支」の存在を感じる。 つまり、ヴィトの前半生は、後半の大成功を補ってあまりある悲惨極まりないものだったわけだ。ほとんどこれ以上の悲惨な少年時代はない、といえるほどに。私はヴィトの人生は源頼朝と似ていると思うのだが。(前半生悲惨、後半バカツキ) そして対照的に限りなく重苦しいマイケルの人生とはなんなのか。 私に言わせれば、マイケルに次々に降りかかる災難や、失われてゆくものこそ彼の「人生の収支」の「支」であるのだ。つまり彼は父から多くを与えられすぎているのだから。 2点目はドンの力が文字どおり「GOD」を超えたところで「Ⅱ」が終了していること。 フランクが自殺したこと、これはすごいことなのだ。シシリア生まれのイタリア人=ゴリゴリのカトリックの彼が、神に背いてまでドンの力に屈したのだ。そしてフレドはマリア様を讃える歌を歌っているというのに殺される。そしてエンディング。なんてことだ。マイケルはついに神様より強くなってしまったのだった。 しかしそんな全能のマイケルですら思い通りにすることができないもの。それが「金目当てでない女」である。生きるのがせいいっぱいの時代には、共に苦労したヴィトの妻なら、夫のすることを肯定し愛し続けたわけだが、マイケルの言う「時代が違う」=「女が変わった」。それなら「金で転ぶ」女にすればいいじゃん、といっても、肝心のマイケル本人は「金で転ばない女」が好みなわけで、どうしたってうまくいくわけがないという完璧なパラドックス(コッポラの作った)なのであった。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-06-23 22:45:18) (良:5票) |
208.《ネタバレ》 ゴッドファーザー三部作を一気にレンタルし、期待と共にある種の覚悟を持って鑑賞したパートⅠ。 大作であることは理解できても全く惹かれるものがなく愕然とした。 ので、もう気が重くて仕方がないけれど、せっかくなのでパートⅡを鑑賞した。 今、終わったんですが。 相変わらず大作であることは間違いない。 そして、みなさん仰ってるように、デ=ニーロは素晴らしかった。 ので、パートⅠより1点多めにする。 けれど、やっぱりダメだ。 もうね、どうでもいいんですよね、こんなゴロツキどものファミリーがどうなろうと。 「勝手にやってろ」って感じ。 犯罪に犯罪を重ねることでノウノウと優雅に暮らしてるようなファミリーが、殺されようが家庭不和になろうが裏切り行為で苦しもうが、「こんな輩とっとと破滅してしまえばいいじゃねぇか」と思える。 マイケルが悩もうが、ケイが苦しもうが、フランクが自害しようが、フレドが裏切ろうが、なーんにも感情を揺さぶられない。 「悪事を基盤に集まってるようなファミリーなんぞ、その程度のもんだろー」です。 「お前等みたいな社会のダニの悩みなんぞ、お前等に苦しめられた善良な市民に比べたら屁みたいなもんじゃねーか」です。 そういう意味で全然感情移入できないんですよね。 申し訳ないけど、やっぱり平均点さげます。 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-06-07 00:43:52) (良:1票) |
207.やはり、ゴッドファーザーは私には合わないようだ・・・。まず、人物関係がややこしくて前半は誰が誰なのかよく分からなかった。また、単調なストーリー展開にあくびの連発。partⅢはもう見ないでしょう。 【はりねずみ】さん [DVD(吹替)] 2点(2006-06-01 21:26:00) (良:1票) |
《改行表示》206.前作のスピード感溢れる展開に及ばず。父親の若い時に伸し上がっていく様がセピア色の映像で主展開の挿入として描かれているがこちらの方が良い。 デ・ニーロの細身の若い姿、かっこいい。 '09・1/15 4回目?鑑賞。やはり一作目より劣る。全体的には一作目の明るさ、派手さが息を潜め、暗さ、陰湿さが表に出過ぎ。でも若きゴッド・ファーザー時代のシーンは良いし、デ・ニーロは秀逸。本編はファミリーとしての、家族としての絆が崩壊してゆき、救いが無いのが残念。1作目より評価が良いことも多いが私には疑問・・。でも以前より評価+1点。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-05-03 17:04:21) |
205.ヴィトーとマイケルの対比をうまくつくってる。ただマイケルの話が少し退屈だった。もう少しヴィトーの話を観たかった。ロバート・デ・ニーロはかっこよくてよかった。 【十人】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-03 05:00:25) (良:1票) |
204.どうしても前作と比べてしまうので見劣ってしまう。ちょっと退屈に感じるところも多かった感じがする。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-19 20:38:16) |
203.《ネタバレ》 兄弟、家族を守る為に組織を大きくしていった父親と組織を保つ為に家族・兄弟を切らなければならなかった息子。マーロン・ブランドの存在感を埋めるのは無理としても話としてはこちらの方が好き。 【Nbu2】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-17 16:23:04) |
《改行表示》202.これが非常の掟、ってやつでしょうか・・・。 3部作の中では一番好きかもしれません。 デニーロが演じたエピソードだけでも映画一本分の内容がありました。 【STEVE-O】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-17 08:52:22) |
201.アルパチーノとタモリを置き換えても違和感がない 【くまさん】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-02-22 03:07:37) |
《改行表示》200.《ネタバレ》 ◆正直言いますと、最初見たときには何がなんだかよく分からないまま終わってしまった、という感じで、今回もう一度ちゃんと見直してみました。そしたらストーリーは理解できました。◆やはり気が付くと、ビト(マーロン・ブランド)とマイケルとの比較、という視点で映画を見ている自分がいました。マイケルはビトに比べて、平気で人を殺すし、人情よりも金を大切にする。その割には、ファミリーをも大切にしたいという。そして空回りしていく。◆これは、マイケルの力量が足りないことに問題があると思いがちですが・・・これは仕方ないんですよね。劇中にもありますが、時代が違うんです。◆プロレスを例に挙げますと、今、新日本プロレスは、必死になって猪木や闘魂三銃士のようなカリスマ性を持ったレスラーを輩出しようとしています。そしてそれが見事に空回りしている。年々観客は減っている。でも、空回りしているのは、努力が足りないからじゃない。むしろ、技の技術、展開の仕方、演出面は過去に比べて数段上である。にもかかわらず、人気がでない。これはね、時代なんですよ。時代を包んでいた雰囲気やプロレスを見る観客の温かい目なんです。◆ビトの頃にはまだ金ではない、温かい雰囲気があったんです。そしてマイケルの時代、問題は以前にもまして複雑になり、金が物を言わす時代になった。にもかかわらず、マイケルは父親と自分を比較する。しかし、比較したところで時代という基準がまるで違う、そこに気付かずただただ、自分が小さく見えてくる。そんな抜け出すことのできない、ネガティブスパイラルにマイケルは、はまっていったのだと思う。◆そんなマイケルの気持ちが痛いほど伝わってきたので9点を献上させていただきたい。 【もりたろう】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-02-07 14:00:55) (良:1票) |