389.この映画の本当の良さは主人公と同じくらいの年齢になってみないと分からないと思うから、40過ぎた頃に見直したい。でも、現時点でもそれなりに面白くは見られたし、少し何かを感じ取れたような気もしている。特にアンジェラの告白後のシーンは何回か繰り返し見たけど、本当に良い。全体としても無駄な登場人物がおらず、それぞれが結末に向かって重要な役割を果たす巧みな脚本だ。レスターの言葉「大丈夫、いつか理解できる」を信じて、再び観る時を楽しみに待とう。6.5点。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-02 18:01:40) |
388.《ネタバレ》 どんな内容か予備知識なしで観た。 今までにない不思議な映画、でもアメリカ人じゃないとわからない感覚もあるかもしれません。 【KINKIN】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-12 08:08:07) |
387.アメリカのあまり幸せとは言えない家庭を描いた映画で、面白いんだが、各賞を総なめにする様な映画か?と思いました。1999年は不作の年だったのか? 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-05-15 11:20:45) |
386.《ネタバレ》 うわ こりゃまたスゴイ映画を観ちゃったな というのが正直な感想で… まぁ良くも悪くもアメリカの現状を反映した内容で「アメリカン・ビューティー」というタイトルがよく出来ているなぁ シンプルな構成ながらうまく観せるキャスティングが素晴らしい ただ、考えてしまう内容なのも確かなので暗ーい気持ちになってしまいますね そんな印象でゴザイマス 【Kaname】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2011-01-26 15:02:19) |
385.《ネタバレ》 いやー、ここまで凄い映画だとは思ってませんでした、間違いなく傑作です。 冒頭のモノローグでスペイシーが殺されるのは判りますが、果たして誰が彼を殺すのかというサスペンスが良い緊張感を生んでぐいぐい観客を引っ張てゆく脚本の巧妙なこと! スペイシー家を含めて並んだ三軒の家のファミリーがみんなそろって変態であったり心の闇を抱えていたりと巧妙な人物造形なのがいいですね(あのゲイのカップルが一番まとも)。スペイシーの演技はあまりに絶妙で、まるで素でカメラの前に立っているみたいです。劇中にはストーリー上のトラップがかけられているのですが、ミーナ・スパーリのロリータぶりにはすっかり騙されましたよ。計算された脚本とカメラのシンクロも見事で、オスカー撮影賞受賞も納得です。本作のシチュエーションはウディ・アレンが撮ってもおかしくない様な題材ですが、ここまでグロテスクに昇華されれば、とんでもない結末とは言え本作は非常にソフィスケートされたコメディであることは間違いありません。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2010-12-17 22:06:13) |
384.《ネタバレ》 登場人物全員が白人でしたね. Minorityが全く出て来ない. 唯一出てきた場面はCarolynが仕事で家を売る場面. 黒人とアジア系の人が家を見に来る. 見に来るが「そもそも買いそうもない人たち」としてさらっと描かれている(描かれているというほどでもない). 出て来る白人もアングロやドイツ系の苗字. ユダヤ系すら出て来ない. そういう典型的なSuburban Lifeにこの映画のエッセンスが凝縮されていると感じた. 外国人に少しわかりにくいところがあったとすればその辺りではないでしょうか. 【RTNEE USA】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2010-12-08 22:00:34) |
383.変態だらけのキャラクター。それぞれを巧く活かすことが、ここまで魅力的な作品に繋がるのかと衝撃を受けた。しかもそれだけに留まらず、アメリカ社会の諸問題をも同時に描き出したすさまじい傑作。 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-08-17 21:48:42) |
382.これがアカデミー作品賞といわれると、歴代の受賞作と比べ小粒感は否めませんね。でも、とても丁寧な作りで、サスペンス的要素もあり、面白かったです。自らを磨き始めるケヴィン・スペイシーに笑ってしまったけれど、私もきっとトチ狂っちまうでしょう。 【ジャッカルの目】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-14 10:07:12) |
381.《ネタバレ》 お互いに不平を抱えた夫と妻、そんな状況に嫌気が差している一人娘…。ありふれた家庭での家庭崩壊がこの映画では延々と展開されていきます。夫は娘の女友達に惹かれ、妻は仕事の関係から不倫を始め、娘はヤクの売人のクラスメートに恋をする。皆がどんどんとドツボにはまっていってしまうのですが、実は彼らは昔の平凡な幸せに気づいていないだけなのですね。夫が会社を辞める前、オフィスに飾ってあった言葉"look closer"。ヤクの高校生が撮った、ビニール袋が風に舞う映像。人間誰もが現状に不満を持つこともあると思いますが、実は現状って案外幸せなんだろうって間接的に気づかされました。夫は最後に今までの幸せだったことを実感するのですが、ちょうどそのタイミングで銃殺されます。銃殺した人間が家族でなかったところは救いになっていますよね。映画のトーンが全体として重い感じなのですが、ラストの終え方がうまく、見終わって嫌な感じはしませんでした。あ、あと、娘の女友達役のミーナ・スヴァーリ、とんでもなくかわいいです! 【まいった】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2010-07-11 02:05:07) |
380.自分が苦手な”アメリカ社会を分かってないと楽しめない、またはその知識をオナニーのダシにして、アメリカ人でもないのにアメリカ社会を語るオナニストの為の映画”です。 Thomas Newmanの音楽に3点注入。 【カップリ】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-02-24 08:29:57) |
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379.《ネタバレ》 レンタル店に足運ぶと、コレはよくコメディのコーナーに並んでるけど、僕にはどうしてもコメディという認識が出来ない。あれこれ細かいストーリーの骨格は忘れてしまったが、一番印象に残るのはくるくる風に舞うビニール袋と、その時の切ない感じのセリフ。でもDV受けてたビデオ少年のことも、その父親の奇行ぶりも、レビューを読むまで忘れていた。ストーリーとして度肝を抜かれ固まって忘れないのは、雨のガレージ内での告白シーンだ。なるほど~「アメリカン・ビューティー」ねー・・・なかなかのタイトル!! 普段付き合いのある同性にコクられたことありますか? 僕はあります。遠回しだったのでへらりとかわせましたが、どう対処するか緊張走りますよ。しかも、相手がこの作品のようにそれを非常に恥じて表向きには嫌悪したポーズとっているDVおやじだなんて最悪のアクシデントじゃないですか! ラストに主人公が何を語ったかも忘れました。とにかく、僕にはそのアクシデントがリアルに怖くて突出してました。 【だみお】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-12-18 01:57:43) |
378.《ネタバレ》 ストレス発散という趣のために銃を所持してしまうアメリカ人、すりガラス越しに朝からナニをナニするアメリカ人、嫁の寝てるとなりでナニをしてんだかアメリカ人。娘の友達見てパンツの中で発射するのは別に構わんですが、トランクスだったならヤバイでしょうや。止めときなはれアメリカ人。まあナンにしても恐ろしいですな~ セクシャルスリリングなアメリカン。 【3737】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-19 20:08:10) |
377.《ネタバレ》 見終わって微妙かなと思いつつ、振り返っているうちに良い映画だったと思えてきました。ミーナ・スヴァーリとソーラ・バーチの演技と容姿がGOOD!!ソーラ・バーチを知ったのはこの作品なので、今後他の作品も見ていきたいと思います。しおれたケヴィン・スペイシーの演技力は凄かった。出てくる人物にまともな人が殆どいないのも、どこか恐いです。序盤のチアのシーンがお気に入り。余談ですが、巨乳のソーラ・バーチの胸が少し垂れ過ぎじゃないですか??そこに一番、インパクトがありました。 【マーク・ハント】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-11-14 22:23:22) |
376.《ネタバレ》 作劇自体は、あまりに理詰め過ぎで人工的。人物同士の関係性を画面内配置と明暗のコントラストで的確に示す手際や、窓枠・鏡・PCモニター・柱といったフレーム内フレームをさりげなく駆使して主人公の閉塞感と開放感を視覚的に演出する構図感覚なども理が勝ちすぎの印象がある。一方で、光と闇に対する繊細な感性と意識も細やかだ。コンラッド・L・ホールによる濃い陰影が、少ない光量の中に映える人物の表情、雨垂れの光を本作でも十二分に活かしきっている。3人家族の食卓で主に中央の主人公の娘(ゾーラ・バーチ)に注ぐ照明の具合、また彼女と隣家の少年が薄暗い室内でビデオを見る場面で、彼女の瞳に小さく揺らめく光の美しさ、あるいはクライマックスとなる雨の夜のシークエンスにおける照明と撮影は何れも絶品である。ケヴィン・スペイシーとミーナ・スヴァーリが見詰め合う窓際の逆光と流れる水滴の美しさ、そこに順光のスポットで浮かび上がる赤いバラの鮮烈さ。それら暗目のトーンが、シニカルな主題を際立たせる。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-07-12 16:45:17) |
375.《ネタバレ》 ゲイのカップルが一番まともだったりして 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-04-04 01:17:12) |
374.《ネタバレ》 一見普通な家族、普通な人達なんだけど、実際はドロドロしていて自分勝手な奴らばっかり。どこがビューティーなのか分かんない。欲望剥き出しで廻りを顧みず、好きなことだけやることが良いのか?平凡は駄目なのか?特殊なのがかっこいいのか?その発想って、逆にダサい。だけど、なぜか面白くて関心深い映画でした。こういう悪趣味な映画は、大好きです。中年男と、その娘の友達とエッチするかもってシーンは、背徳感たっぷりで興奮しましたw 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-03-24 18:54:39) |
373.《ネタバレ》 妻投稿。この映画の題名は「Developed Story」にしたほうがいい。先進国の成熟した男がどういう生き物かを超的確に表現した作品だからだ。後ろにマンがつこうがカントリーがつこうが、developedという単語には「成熟」という意味と「あとは真っ逆さま」というニアンスがあり、そこに虚しさと傲慢さ、おまけにたくさんのお金が存在するわけだから、カオスが出現するのは間違いない。「american beauty」だと今のアメリカ社会がロリコン変態オヤジ的カオスに陥っている事を言い表すには良いかもしれないが、私はロリコン変態オヤジ世界度は日本のほうが高いと思うし、アメリカ社会はむしろ男色にまっしぐらしていると思う。いずれにせよ、developedという単語を持つものは、実は裸の王様だという事をこの映画は言いたいんだなと私は解釈した。 【はち-ご=】さん [地上波(吹替)] 10点(2009-03-24 00:30:29) |
372.《ネタバレ》 宙に舞うビニール袋のシーンがすごく印象的。リッキー君…最初、サイコ野郎かと思ったけど、後半はマトモな人間に見えたから不思議。 【たっけ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-22 12:59:44) |
371.《ネタバレ》 特に印象に残ったのは、幸せと必死で思い込んでるレスターの妻、ゲイカップルの異常なほどの笑み、ホモフォビアな隣の父親、隣の奥さんの悲しそうな佇まい。終盤のシーンは4~50年心の奥底に隠してきた思いを、告白した瞬間に拒否られたから殺したのでしょう。しかもアメリカの象徴のような銃で。自分に素直に生きている人間は、本当の感情を抑圧して生きている人間に憎まれてしまう。何とも皮肉な結末です。細部に渡り良く出来ている映画だと思います。ビニールが舞う同じようなシーンを実際に目撃したことがあるので+1点。 【Nujabest】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-01-26 00:51:54) |
370.え?これがオスカー? 日本の昼ドラの方が面白い。 【黒い四連星】さん [DVD(字幕)] 3点(2009-01-09 22:50:08) |