155.《ネタバレ》 俺の中ではかなりおもしろい映画。まず、オープニングからしてはまった。地球と地球の音から始まり、やがて、その地球も音も豆粒以下になっていく宇宙の広がりを見せ、自分達ってちっぽけな存在なんだな~って感覚になり、その後、その宇宙の広がりが一人の少女の瞳の中に集約される。宇宙の広がりも人の中にある可能性や夢の広がりに似てる、そんな気持ちで、イッキに映画の世界にはまった。「だってスペースがもったいない」この台詞はほんとうまい。こんなロマンチックで洒落た宇宙人の存在説明は今まで聞いたことない。座布団100枚くらいあげたい。そんなファンタジーっぽい感じから急展開、宇宙からのコンタクトを受けてからは、観てる俺らも現実に今、本当に起こってる事をテレビのニュースで観てるような感覚になるドキュメンタリータッチの中盤。自分らも映画の中の人になったようなイッタイ感で、観ててゾクゾクしてくる。その後もサスペンス的なタッチで娯楽的な要素も忘れない。そして、固唾を呑む異星人とのコンタクト。おもしろすぎる。そして、なぜか泣けてくる。普通の感動とは違った感覚の涙やけど。でもこの映画は単なる宇宙人との遭遇を描いたSFではなっかた。その先があった。最後の審問会で、神は証明できないので存在しないと考える主人公が、自分に起こった出来事を説明するんやけど、それはまさに、神の存在を説く牧師と同じという皮肉。そこにこの映画の本当のオチがあった。目に見えるモノ証明できるモノだけが全てじゃなく、相反する科学と宗教も目指すところは結局は変わらないんだという脳と心の融合、それこそがこの映画のテーマなんやと思う。もう目からウロコ状態やね。俺って単純。そして最後の最後に夢を持たせる事もこの映画は忘れてない。説明できない18時間。そんなラストも好きやねん。観終わった後のなんとも言えない希望ある開放感。やっぱり映画はこうでなくては。んで最後に一言、この映画、俺なんかのダラダラした間抜けなレビューじゃスペースがかなりもったいない(と言いつつ長くてごめん) 【なにわ君】さん 10点(2004-07-13 13:52:27) (良:3票) |
154.なかなか地味~なSFです..私は基本的に無神論者なので、主人公の気持ちが良く分かります..ストーリーは一部ちょっと無理があるかな... 【コナンが一番】さん 5点(2004-07-08 12:20:26) |
153.単なるSF映画では終わらない、すばらしい作品。 今まで出会った作品の中で最も評価するものの1本です。 SFという大きな土台に、精神世界や宗教観といったモチーフを 乗せて、観客に人間の営みといったミクロな部分から、 その人類を宇宙規模で見るとどうか、という マクロな部分まで伝えようとしている、しかもそれが ちゃんと伝わってくるのが見事です。 ラストが気に入らなかった方もたくさんいるようですが、 私はかえってリアルで大好きです。 私はもともと宇宙人の存在を信じるほうですが、 この映画でますますその考えに自信を持つようになりました。 「私達の存在そのものが、彼らの存在を証明している」のだと 思います。でないと、 「スペース(宇宙)がもったいない」ですよね。 この広大な宇宙に地球人だけだなんて、傲慢な考え方だと思うし、 何より寂しくないかなぁ・・・ 宇宙人の存在を信じない○槻教授にぜひ観て欲しい映画です。 【ろこもこ・らいす】さん 10点(2004-07-01 02:20:53) (良:1票) |
152.この映画は、一言で言えば「夢のある映画」です。たしかにメインの宇宙に行くまでがそうとう長いですが、SFの中でもかなり現実的で知的な作品です。実際の人類のファーストコンタクトはこんな感じなのかもしれません。"未知との遭遇"にも共通するように、この映画も最後の場面では素晴らしく感動しました。"2001年宇宙の旅"もそうですが、他のSF映画とは違うジャンルに属する映画だと思います。あと、宇宙人という存在を形で現さず、現実なのか夢なのかを曖昧にしたのもいいアイデアだと思います。そしてその部分を補うオチにもあたる"18時間の空白テープ"も素晴らしい。たしかに不満な部分も2,3箇所ありますが、この映画は秀作と呼んでもいいのではないでしょうか。 【A.O.D】さん 8点(2004-06-17 01:36:40) |
151.北海道・・。まさか、そう来るとは。優しい映画だったですね。しかし、マコノヒーの顔、なんかいただけない。 【★ピカリン★】さん 6点(2004-06-16 23:14:17) |
150.目に見える宇宙へ行くことよりも、目に見えない宇宙(自分自身の中にあるもの)に行くことの方が大変なんだなあ。子供の頃に書いた絵の中に自分が存在する。父親と再会する。物理的にはあり得ないことなんだろうけれど、精神的にはそれを感じる事ができるという、少し宗教感ただようところもありますが、素直に感動できました。1人で生きている訳では無く、きっと誰かが、空の物凄く高い所から見ていてくれている、見終わった後、そんな事考えてしまいました。ジョディ・フォスターのキリッとした表情がいいですね。いい女優さんになりましたね。 【映画小僧】さん 7点(2004-06-03 19:48:27) |
149.《ネタバレ》 ところどころに首をかしげてしまうところがあるが、全体としては傑作SF映画として将来も残っていくだろう。あまたのSF映画のように宇宙人も戦闘シーンもないのが、逆にリアル感を感じさせる。神の存在を信じない発言により主人公のエリーが最初の宇宙船に乗れなくなってしまうのは多くの日本人にとっては理解しずらいかもしれないが、これこそがこの映画の主題である。 |
148.電車の中で床を見つめながら一人でなにやらブツブツ言っているおじさんの、そのブツブツを実際の映像にしたような映画。 【永遠】さん 3点(2004-06-02 20:49:02) (良:1票)(笑:1票) |
147.二回目観たときそんなに感動できなかったなあ |
146.原作は、地球外生命体探査に深く関わった、あのカール・セーガン博士の最初で最後の同名小説。だからこの映画のリアリティは、他のどのSF映画よりも忠実だ。最初の、宇宙の広さを表現するCGはとても素晴らしいと思う。アイデアもいいし、なにより、これは人間ドラマなんだ。人は、外側ばかり見ていると、内側を見るのを忘れてしまう。内側ばかり見ていると、外側に目を向けられなくなってしまう、、、。内と外を結びつけるもの。それは愛なんだ。盲目になりがちな人という種を、好奇心と愛は、大いなる世界を発見し、感動をもたらし、奥深さを知ることの出来る生命に変えてくれるんだ。 【あろえりーな】さん 7点(2004-05-08 17:00:04) |
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145.ストーリーはとにかく壮大。科学と宗教の視点も納得させられるところがある。地球外生命とのコンタクトを真摯に向き合ったこの作品は一見の価値あると思う。しかしなぞの人物ハデンは蛇足だったと思う。 【たにっち】さん 5点(2004-03-17 15:17:33) |
144.未知との遭遇のような宇宙人が出てくるのかと思ったがぜんぜん違ってがっかりした。前半は面白かったのに残念。 【hrkzhr】さん 6点(2004-02-22 01:44:54) |
143.無神論者は異星人に会う地球人の代表にはなれないのでしょうか?無宗教と言われている日本人には少しわかりにくいところでした。 【Satosy】さん 7点(2004-02-21 23:54:10) |
【pani】さん 5点(2004-02-20 15:01:33) |
141.エリー18時間の体験が僅か1秒、“精神と時の部屋”以上だよ・・・ 【ダージン】さん 8点(2004-02-17 22:23:43) (笑:1票) |
140.もっとロマンティックで神秘的で科学的でカッチョよいモノを期待していたので・・・う~ん。だってせっかく一人で宇宙に行くんだから、地球中の人々に拍手喝采、賞賛の嵐を浴びて欲しいじゃないですか、ジョディには・・。 【桃子】さん 6点(2004-01-27 17:57:59) |
【ギニュー】さん 6点(2004-01-24 02:15:25) |
138.詩人じゃないので、こんな夢のような映画を前にして、どう表現していいのか分からないです。本当に心温まりました。深いテーマだけど、脚本のさじ加減がうまいく、さらっとした仕上がりになってるのが良いと思う。鏡餅と掛け軸以外はセンスを感じる。 【ぷりんぐるしゅ】さん 7点(2004-01-21 20:38:50) |
137.テーマは割り合い良いんだけど,神様とかそういうのが出てくると急に白ける。ハリウッド映画では結構使われているような気がするが,個人的には夢オチなみに陳腐だと思うし,何より宗教的な独善を感じるのが嫌だ。単に話が広がって収集つかなくなったときの必殺技,みたいな匂いもプンプンするしなあ。ホントいい加減やめて欲しいと思う。 |
136.SFと人間的ドラマを融合させようとした努力は認めたいと思います。しかし、何というかうまくかみ合って無いんですね。特に最後のストーリーの流れは人間の精神的特徴を人間ドラマタッチで描き、SFの風潮をのせてはいるのですが・・・。 【000】さん 7点(2004-01-17 12:59:17) |