ボヘミアン・ラプソディのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。6ページ目

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ボヘミアン・ラプソディ

[ボヘミアンラプソディ]
Bohemian Rhapsody
2018年上映時間:135分
平均点:7.38 / 10(Review 130人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-11-09)
公開終了日(2019-04-17)
ドラマ実話もの音楽もの伝記もの同性愛もの
新規登録(2018-09-02)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2021-08-30)【イニシャルK】さん
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監督ブライアン・シンガー
デクスター・フレッチャー〔1966年生〕(ノンクレジット)
キャストラミ・マレック(男優)フレディ・マーキュリー
グウィリム・リー(男優)ブライアン・メイ
ジョセフ・マッゼロ(男優)ジョン・ディーコン
ベン・ハーディ(男優)ロジャー・テイラー
ルーシー・ボーイントン(女優)メアリー・オースティン
アレン・リーチ(男優)ポール・プレンター
トム・ホランダー(男優)ジム・ビーチ
マイク・マイヤーズ(男優)レイ・フォースター
エイダン・ギレン(男優)ジョン・リード
飯島肇ジョン・ディーコン(日本語吹き替え版)
野島裕史ロジャー・テイラー(日本語吹き替え版)
咲野俊介レイ・フォースター(日本語吹き替え版)
志村知幸ジョン・リード(日本語吹き替え版)
花輪英司ジム・ハットン(日本語吹き替え版)
佐々木優子ジャー・バルサラ(日本語吹き替え版)
原作ピーター・モーガン〔脚本〕(原案)
音楽ジョン・オットマン
挿入曲クイーン
撮影ニュートン・トーマス・サイジェル
製作総指揮デクスター・フレッチャー〔1966年生〕
アーノン・ミルチャン
ジェーン・ローゼンタール
配給20世紀フォックス
編集ジョン・オットマン
録音ポール・マッシー[録音]
あらすじ
ロック史を語る上で欠くことの出来ない伝説的バンド「クイーン」の栄光へと続く足跡が、リード・ヴォーカルだった故フレディ・マーキュリーの生き様を軸に描かれる感動の音楽映画。学生バンドが世界的なスターにまで一気に駆け上がる姿と、その陰にあったフレディたちメンバーの苦悩や煩悶が、忠実に再現された名曲の数々に彩られ語られていく。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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30.《ネタバレ》 最初の20世紀フォックスのロゴからエンドロールまで鳥肌が立ちっぱなしでした。開始0秒でロジャーのドラム、ブライアンのレッドスペシャルのファンファーレで幕上げなんて贅沢すぎます。続けざまのオープニングシーンはラミ・マレック扮するフレディの後ろ姿がウェンブリースタジアムのステージへ向かうところが映し出されテンションが上がります。そこから本編とも言えるフレディとQUEENの紆余曲折を描き、フレディの孤独と苦悩を見た上で再びライブエイドの幕が上がるシーンへつながり、Bohemian Rhapsodyの歌唱を開始する姿に涙腺を刺激されます。そこからは圧巻の伝説のライブの完全再現で、映画館で見なければ後悔するところだったと思い知らされます。ライブエイドラストのWe Are the Championsの会場の大合唱で涙腺は完全にやられ、そのまま映画は終わりエンドロールへ突入するもそこでかかる曲がDon't Stop Me Now。「止めないでくれ」と、QUEENがこのライブエイドの後突っ走っていくメッセージに聞こえてくるし、最後の最後にかかる曲がThe Show Must Go Onなんてズルすぎます。エンドロールに限らず、随所にかかるQUEENの名曲の数々の選曲が秀逸でした。事実とは異なる部分はいくつかあるようですし、曲ももっとたくさん聴きたかったところではありますが、ドキュメンタリー映画ではないので、脚本や演出を重視しての構成だったのかなと思います。QUEENメンバーの再現度も高く、顔や体格はそこまでそっくりではないのに雰囲気や振る舞いが本人にしか見えないのは本当に凄いです。(ブライアン・メイは見た目もめちゃくちゃ似てましたが・・)フレディの歌唱は基本フレディの音源や加工したものを使っているとのことですが、全く口パクに見えませんでしたし、他メンバーの演奏も全く違和感がなく、歌や演奏のクオリティを気にせずに済むことがこの映画を楽しめる要因の1つになっていると言えるでしょう。キャスティングが難航したり監督が変わったりと完成まで困難な道のりだったようですが、その分妥協せず完成度が高まったのではないでしょうか。とにかく語り尽くせないくらい素晴らしい作品です。
Nerrucさん [映画館(字幕)] 9点(2018-12-04 01:47:18)(良:1票)
29.《ネタバレ》 フレディ・マーキュリーという人物が、なぜあそこまでロックスターたりえたのかが良くわかる作品でした。

人種、宗教、セクシャリティ、そして音楽業界の中での存在・・・そのすべてがマイノリティであった彼だからこそ、我々が縛られているすべてのしがらみから脱却し、なりたい自分である「フレディ・マーキュリー」という存在にまで到達できたのだなと痛感しました。
 そして、その彼の周りに、ロック界では異端児とも言えるメンバーが集まり「クイーン」というバンドが生まれたこともまた「フレディ・マーキュリー」という稀代のロックアイコンを生み出した奇跡であったのだなと感じました。


あとは、クイーンファンにはたまらない小ネタもふんだんにもりこまれているのも良かったです。
TMさん [映画館(字幕)] 8点(2018-12-04 00:06:11)(良:1票)
28.クィーン全盛期からのファンでした。レコードもほぼ持っていたと思います。洋楽に夢中になったのもクィーンを聴き始めてからでした。でも曲はよく聴きましたけど、彼らがどのように結成されたかなんてのは殆ど知りませんでした。
この映画をみてクィーンという伝説のバンドの事が深く知ることができて良かったです。
みんてんさん [映画館(字幕)] 9点(2018-12-03 13:59:46)(良:1票)
27.《ネタバレ》 実はフレディを知ったのは魁クロマティ高校でして今思え酷い出会いをしたものです。しかも僕が知る頃には亡くなっていたアーティストでした。ですがそんなこんなでテレビのCMで聴き、ジョジョのスタンドの名前で知り、CDを借りて聴き、母親にクイーンの素晴らしさと当時の熱狂を聞き、いろんな映画の挿入歌で味わいまくった凄いバンド「クイーン」。
もういろんな映画がクイーンを使いまくる中ついに本家の映画が登場。
いろんな曲は聴いて来たけど、実はあまりその姿を知らないクイーン。そしてフレディ・マーキュリー。
自分の中にある他人と違う部分に苦しむフレディ。ゲイという事は知っていたが、その事の葛藤や愛するメアリーとの別れがあったのは知りませんでした。
そしてフレディ、そしてクイーンメンバーによる天才的な曲の数々を作って行く過程はとても面白かったです。We will rock youやAnother one bites the dustの生まれ方には驚きました。
そう、本作の見所はやっぱり劇場の大音量で聞くクイーンの名曲の数々です。とにかく浴びるように味わえます。
ラストのlive aidのシーンはまさに圧巻。元の動画も見ましたがすごい再現度です。
最後には不思議と涙が出てくる一本。素晴らしかったです。
えすえふさん [映画館(字幕)] 7点(2018-12-01 14:27:04)(良:1票)
26.人種や性に悩まされながら、それでも最後には自分である事を赦されたライブエイドでは号泣しました。どんなスターも1人の人間である以上不安や悩みは我々にも共感出来るものですね。色々映画を観てきましたがステージ上からの壮観な眺めはとても新鮮で興奮しましたし、最後は客席との一体感も感じました。拍手が起こった作品は立川のシネマシティで観たアルマゲドン以来でしたよ笑。
サントラを買いましたがヘビロテです。素晴らしく爽やかな映画。美人薄命、ありがとうフレディ。そしてクイーン!
Kの紅茶さん [映画館(字幕)] 9点(2018-12-01 13:24:53)(良:1票)
25.《ネタバレ》 QUEENの全盛期を生きてたけど自分はMOTOWN方向に走ってしまった。

帰ってからLIVEAIDの映像を見たらすごくかっこよかった!
本物のカッコよさにしびれるけど
QUEENのコアなファンがすごく高く評価して感動して泣いてるので、映画としてもよく出来ているんだろうな。
皆の見てるとこの細かさや、思い入れが半端ないって。
音楽の力ってスゴイ!才能があるなぁ

誰かがレビューで
「ラジオで6分は長い」と言われたボヘミアンラプソディを2時間の映画の中でなんでフルでやらないの?
と言っていたけど
私もフルで聞きたかったな
LOISさん [映画館(字幕)] 7点(2018-11-30 22:41:48)(良:1票)
24.いろんなレビューサイトをみて、どんだけ高評価なんだよ、と気になって見に行ってきました。こういう伝記モノにしてはよくあるストーリーですが、ほとばしるような情熱が感じられます。最後の20分は圧巻。気がついたら涙が!圧倒されました。
Keytusさん [映画館(字幕)] 9点(2018-11-26 23:39:49)(良:1票)
23.《ネタバレ》 QUEENは詳しく知らなかったが、見てみると知っている曲が案外多かった。そんな曲生まれるシーンはゾクゾクする。それとライブシーンの迫力があって見応えがある。
とは言えストーリーはそれほど目立ったものではないが。
alianさん [映画館(字幕)] 7点(2018-11-26 13:28:40)
22.《ネタバレ》 クイーンというバンドは知りません。
洋楽好きでもありません。
評価が高いので見に行きました。

前半は作品ができた秘話って感じで面白かったのですが
後半はホモ映画?、ってことがポイントを下げています。
ファンだったらもっと楽しめるんだろうと思います。

P.S. その後、ネットで当映画の解説を読んだり、
音楽を聴いているうちに、はまってきた。
そこで、+1点しました。
ビアンキさん [映画館(字幕)] 8点(2018-11-25 21:50:02)
21.《ネタバレ》 フレディってもっと知的でストイックなイメージがあったが、この作品ではかなりワイルドでがさつ、自信過剰、自己中心的なイメージだ。どっちが本当なのか。ストーリー自体は、変わり者の若者、父親との葛藤、バンドの成功、保守的な運営との対立、バンド内の確執、バンドを離れるが結局戻ってくる、恋愛の始まりとすれ違い、別れ、などなどわりとありきたりなものの連続だが、まあ面白く見れる。(同性との恋愛はありきたりではないが・・・) 病気の経過をほとんど描かなかったのもいいかもしれない。最後のライブエイド完全再現シーンが圧巻なので、これで全部持っていかれる。
エンボさん [映画館(字幕)] 7点(2018-11-25 15:35:48)(良:1票)
20.《ネタバレ》 素晴らしい。
この企画が製作会社の審査を通り予算を得て、こうして世に出てくると言う正に奇跡と言える出来事にまず感謝したい。
ほんの数年前まで、まさかQueenが題材の映画がドキュメンタリーでは無く生身の俳優による演技で製作されるとは夢にも思わなかった。
私は30年超の自称「筋金入り」のQueenファンだ。なので以下レビューには思い入れが大量に盛られている事をご了承頂きたい。

Quennの魅力は本当に沢山ある。代表的なものは煌びやかなメロディ・音飾による世界観や、フレディ・ブライアン・ロジャー・ジョーンと言う
個性的且つ才能溢れるメンバーの集合体である事だろうか。
本作を観て、私は改めてQueenの楽曲に込められた詩のもつ意味・そして素晴らしさを再認識した。

全ての楽曲には生み出された当時の各メンバー達の境遇や思いが色濃く反映されているのは当然だが、
本作を観て私は彼らが送り出している曲は、市井の人々への普遍的な応援歌なのだ言う思いを新たにした。
共感出来る所が沢山あるからこそ、国境や言葉の違いを超えてQueenの楽曲は拡がり続け、言語は違ってもコンサートで皆が大合唱し、
沢山の楽曲が今も尚世界中で聞かれ続けている。

見事なまでに再現されたLive Aidの一幕、We are the Championsを泣きながら嬉しそうに歌う会場の人たち、
楽しそうに観客と呼びかけ合うフレディの表情、そしてフレディを見守る(そう、まさにQueenとは他3人のメンバーがフレディを見守る事で
成り立っていたバンドなのだと私は今でも信じている)メンバーの優しい表情、的確な歌詞の翻訳も有り、涙腺崩壊とはまさにこの事だ!!
一番好きな曲であるRadio Ga Gaが取り上げられた事も嬉しい。
次回は一番後ろの席で観て、他の皆さんに迷惑を掛けぬ様にQueenやウェンブリーに集った観客と一緒に両手を高く掲げたいと思う。

最後に、本作を鑑賞される方は言うまでも無くLive Aidの再鑑賞と、可能ならばアメリカのTVドラマ「The Pacific」の鑑賞を強くお勧めしたい。
フレディを演じたラミ・マレックとジョーンを演じたジョー・マッゼロが競演しており、特にラミ・マレックは観る側に強烈な印象を残す役柄を
熱演している。 個人的には二人の再共演も嬉しいサプライズだった。
たくわんさん [映画館(字幕)] 10点(2018-11-19 16:43:20)(良:2票)
19.《ネタバレ》 フレディの遺産はほぼメアリーに渡ったらしい(およそ50億円)
そのことを映画の後で知って「あぁよかったね」と心から思う自分が、この映画を高く評価する理由かな。
見て良かった映画じゃなくて、見なかったら損してた作品だと思う。
かのっささん [映画館(字幕)] 9点(2018-11-19 12:34:45)(良:1票)
18.世代は合ってますが、クイーンのファンかというと微妙な立ち位置。ベストアルバムは愛聴盤です。
ボヘミアンラプソディとかバイシクルレースとかはピンと来ませんが、ナウアイムヒアとか
キープセルフユアライフとかが大好きで、この歳なのに車の音源には必ず入れてたりします。
ただ、バイセクシャルについては、ドン引いてしまう体質なので、フレディ主体の映画構成はこれまた微妙。
正直その辺を、我慢しつつ鑑賞したというのが本音。
それでも、ギター弾きとしては、ブライアン・メイの演奏シーンには、鳥肌です。しかもカッコイイ。
バンドの生い立ちとか、知らなかった事が多くて、「へえー」ボタン連打が何度も・・。
主役のマレック君はフレディの体の動きとか、スゴイ似てましたが、時々プリンスに似た表情になって
フレディ本人よりイケてました。(笑
音楽の方は、元の音源の利用ではなく、今のミュージシャン達の音が使われているとか。これがまた
スゴイ出来でして、鳥肌が止まりません。
当時のライブエイドの20分はリアルタイムで見たのですが、クイーンの演奏は荒れ気味で残念な
記憶になってました。でもこの映画で背景が解ると、勝手な批判をしていた自分が恥かしい。
いずれにしても、彼らが物凄い才能の音楽家だったのは、紛れも無い事実だし、その歴史を映画として
残して貰った事には感謝しかありません。あれから30年・・ もっと早く見たかった映画ではあります。
クイーンの全てが大好きのファンではありませんが、映画館で見る快感を存分に味わえた満足感があり
どうしても高得点を上げたくなります。ライブ会場の撮影って、CGなのかもしれないけど圧巻でした。
10点満点と言いたいのですが、曲がどれも短いのが残念。2時間に収めるのが難しいのも解るけど
あともう少し聞いて居たかった。せめて後15分足して、あの曲とこの曲とを・・・・ 無理かなあ?
グルコサミンSさん [映画館(字幕)] 9点(2018-11-19 00:35:53)(良:1票)
17.《ネタバレ》 これは、天才アーティストを描く伝記で、音楽史で、ライブコンサートで
一人のマイノリティーの愛の物語だ。

伝説的パフォーマーの半生を描く場合、普通ならパフォーマンスシーンをどう誤魔化し
どう観客をドラマに集中させるかに苦心するが...この映画のは違っていた。

それは、フレディ・マーキュリーを現代に召喚し最高のパフォーマンスをさせること!
それは奇跡的なレベルで成功している。

蘇った伝説のバンドQueenは、神のような輝きを放って音楽を奏で、名曲創造の秘密を披露する。
さらに時を越えて・・LIVE AIDの会場へと私たちを誘いう・・・
そこで、私たちは足をふみ鳴らすのだ!
人生の炎を燃やし尽くすフレディ最後のパフォーマンスの“参加者”として。

輝きと、死と、音楽に感動する2時間15分間だった。
噂では全6曲ノーカットのLIVE AIDロングバージョンが存在するらしい... それにも期待したい。
墨石亜乱さん [映画館(字幕)] 8点(2018-11-17 15:03:21)(良:1票)
16.《ネタバレ》 いわゆる洋楽オンチです。
クイーン・・・???です
が、出てくる曲、曲・・・耳にしたことがあるものばかり。

例の”足踏み”が始まったときは、こちらも自然と足踏みしてしまいましたし、
(地方のシンプルな映画館です IMAXうんぬんじゃありません^^;)
背景を知った上での「ママー・・・」の演奏シーンはホント泣けました。

難点は、ストーリー自体が起伏にやや欠けたこと。
ただ、これは実話ベースだから仕方ないでしょう。

圧巻のライブエイドで即終了となる潔さも◯
最近は「伝説(レジェンド)」のフレーズが安売りされていますが、
真の「伝説」というのがよくわかりました。
そしてフレディ・マーキュリー・・・その個性に魅了されました。
まずはCD買います・・・
午の若丸さん [映画館(字幕)] 8点(2018-11-17 11:19:30)(良:1票)
15.《ネタバレ》 音楽系伝記映画って、そんな好きじゃないと思ってたんですよ。基本なんか同じようなストーリーっぽいじゃないですか。下積みで苦労ののち成功、でもそれゆえの孤独を噛みしめることになり、最後はそれを友情で乗り越えて大団円って感じ。だから「ドリームガールズ」も「ジャージー・ボーイズ」も「ああ、いつものやつか」って感じで感動するほどじゃなかった…

この映画予告を初めてみたとき、正直思ったものでした。
「そんなものに私の大好きなクイーンをフレディを巻き込まないで欲しい!
クイーンはあの素晴らしいライブ映像で十分なんだ!
あれが彼らが伝えたかった全てなんだ!
だからその背後になる人間ドラマとか苦悩とか、そういうのをそっくりさん使っていかにもな風体で作り上げた所詮ニセモノなんぞを見せつけられたって、シラケるだけに決まってんじゃん…」

でも、ツレアイに付き合って渋々この映画を見る羽目になった私は、なんのことはない、普通に感動しておりました。
そしてラストにはウルウルとさえしてしまった自分に、今若干の気恥ずかしさを感じています。

結局、こういう伝記映画を楽しめるか否かは、描かれている人たちへの思い入れがあるかないかだけなのか?

それを確かめるためにも近々彼らのライブ映像をもう一度見直してみたい、そんな風に思っています。

あ、点数ですか?このレビューじゃご託並べてゴネていますが、文句なく「率直に面白かったぁ…って言える」映画だと思うので8点です。
ブレイク前の日本でのエピがカットされたのはやや残念ですが、まあこの長さじゃ仕方がないのかも…
ぞふぃさん [映画館(字幕)] 8点(2018-11-15 18:09:52)(良:1票)
14.《ネタバレ》 正直、洋楽というものはほとんど聴かない、わからないし、QUEENという存在にまったく何の思い入れもない、コンサートやライブにまともに行ったことは一度もない……けど、有名曲を聴けば、聴いたことある曲もあるなあという人間の感想なので、あまり参考にならないかもしれません。

とにかく、ミュージックが素晴らしく、特に最後のコンサート場面は、演奏・パフォーマンス・音響とも最高に素晴らしいと思いました。ぜひ音響の良いアトモス上映とかIMAXとかで聴かれるのがよろしいかと。絶叫上映をやる? という話もあるので、好きな方は参加されてみるといいかもですね。

今だと現代アートやゲームなどでインタラクティブな表現をするのが1手法として確立してますが、音楽の世界で、観客と一体になってインタラクティブ歌う、しかも現代アートなどではなく一般人を相手に……というスタイルを確立したのがQUEENなのでしょうか。そこは先駆者としてすごいなと思いました。

話の方は、伝記なので事象は事実に基づいてるのでしょうが、この手の話の展開としては割と生ぬるいというか、特に葛藤もなく、とんとん拍子にスターになっていくだけですし、妻との軋轢も主人公の善良さで、ほとんど衝突もなくスルーされますし、セクシャルマイノリティの話にしても「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」のような、この戦いに勝利せねば女性という部族の誇りが未来永劫棄損される。絶対に負けることは許されない!!! みたいな世紀の歴史的転換点というような盛り上げ方もあまりなく、ぬるい演出で(ネタ的には、そういう盛り上げもできそうだったけど)……、という感じに、最近ありがちな話の要点は押さえてるけどどこにも振り切れず無難に押さえた感じかなあと、感じました。

それより、音楽とか、出演者の伝説のアーティストの再現を優先したということでしょうか。

劇場では、泣いてる人もいて、上映後拍手も起こったりしましたが、上記のように個人的にまったく思い入れがなかったので、私にはそこまで深いレベルの感傷は、この話については、わからんなーという疎外感を割と覚えたりしました。

というわけで、音楽映画としては素晴らしく、QUEENに思い入れのある方には極上の映画かと思いますが、Not for meだったかなあと、そんな映画でした。
simさん [映画館(字幕)] 6点(2018-11-15 07:06:44)
13.《ネタバレ》  QUEENの、フレディの存在そのものが伝説、神話のようなものなので、その映画が退屈なわけはないわ。それはもう、約束されていたもののようでもあって。
 フレディの個性も愛も孤独も想いも痛いくらいに流れ込んできて。涙なしでは見られない・・・と言いたいところだけど、でも、そのフレディが、そしてQUEENが生きた時代、生きた世界がむしろ熱く、力強く感じられもして、その伝説の神々しさを堪能できたわ。

 ただ、映画として見事!ってわけではなかったかな。
 こういう流れの映画って割とあるでしょ。『コミットメンツ』とか『ランナウェイズ』とか『ジャージーボーイズ』とか。それらに比べて特に優れてる、とかいうことはなくて。むしろ凡庸な作りよね。

 短いカットが繋がっているのは時として煩わしいし、会話シーンでの単調なカットバックはもう少しなんとかなんなかったのかしら。
 日本との縁が深いQUEENなのに、そこに殆ど言及しないあたりも日本人としては不満だし。

 そして、映画全体は事象の映像化に終始してるカンジがして。
 個人的には曲が成立してゆく過程を行為として描くだけでなくて、その曲が何故、どういう意識、キモチから生まれたのかが見たかったわ。天才の生は見せてもらったけれど、天才が天才である証、才能の湧きでる泉はブラックボックスの中に収まったままだったなぁ、って。そこに手が届いてこそ、映画は映画だからこその高みを見いだせると思うのだけれども。
 結局、映画の中にあったスゴさはひとえにQUEENのスゴさよね、と思わざるをえないのね。

 でも、自分がリアルタイム世代だからって、コレが自分達のためにだけある映画!とかいう了見の狭いコトは言わないわ。ここから新たにQUEENを知って、親しんでゆく人達がいるとしたら、それって絶対に悪いコトじゃないものね。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 7点(2018-11-14 19:53:42)(良:1票)
12.いい作品でした。 でも、ちょっと長いなあ。 その割りに音楽シーンが少ないような気がします。 クイーンのファンなら大満足できるでしょうが、不満な部分も多々あります。 タイトルでありながら、ボヘミアン・ラブソディのフルコーラスが無いのはダメでしょ。 他にも最初のブレイクの地である日本があまり取り上げられていないのは納得いかないなあ。 そうは言いながらも、最後のライブシーンは感激しました。 そうそう、もうひとつの不満は、ちょっとだけ奮発してIMAXで鑑賞したのですが、あまり臨場感を感じませんでした。 それでマイナス1点。
ミスプロさん [映画館(字幕)] 7点(2018-11-14 16:32:33)
11.《ネタバレ》 最初にこのタイトルと映画公開すると聞いて、何故今さら?クイーンの伝記映画?ハッキリ言ってクイーンを知らない人達を引き込む為に感動作品にして劇場に足を運んでやろう!という狙いが見えて嫌だし、だから見ないつもりでいた。では何故態々観に行ったか?色んな雑誌、ラジオ、ネットやら何処を見ても聞いても高評価きりなので、それなら観てやろう!本当にそこまでの作品か?確かめる為に観に行ってきた。クイーンファンとして言わせててもらうなら折角、タイトルにもあるクイーンの最高傑作であるボヘミアンラプソディをタイトルの映画を撮るなら完全な形でフルに見せてくれ!確かにクイーンの伝記映画という意味やフレディの苦悩、ボヘミアンラプソディの歌詞からも感じられる母への想い、エイズに冒され、死を覚悟しなくてはならないけどメンバーにも打ち明けられない苦しさ、やっとの想いで自分がエイズであることをメンバーに打ち明けるフレディの苦しさ、色んなものがきちんと描かれているし、1985年に行なわれたチャリティコンサートの躍動感など見所は満載!しかし、クイーンの本当の凄さ、素晴らしさを語るなら態々、そっくりさんを用意してまで無理矢理、感動作品に仕上げる必要など無い。伝記映画を作るなら本物のクイーンの映像でクイーンを知らない人達にクイーンの素晴らしさを見せた方が良いと思うし、この映画はクイーンの曲を知らない人達にアピールする映画の様に感じてしまう。クイーンの素晴らしい音楽、素晴らしいパフォーマンスを知りたいのであればそっくりさんを何人も用意してクイーンとフレディの苦悩を見せなくても良い。本物の映像、ボヘミアンラプソディの完全なパフォーマンスをきちんと描くべきだ!このように不満が有りながらそれなりに楽しめたので評価としては一応6点は付けるがこれ以上の高得点は付けられません。
青観さん [映画館(字幕)] 6点(2018-11-13 21:19:35)
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【点数情報】

Review人数 130人
平均点数 7.38点
000.00%
100.00%
210.77%
321.54%
421.54%
596.92%
62418.46%
73023.08%
82216.92%
93123.85%
1096.92%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.54点 Review11人
2 ストーリー評価 5.73点 Review15人
3 鑑賞後の後味 8.06点 Review15人
4 音楽評価 9.65点 Review20人
5 感泣評価 7.72点 Review11人
chart

【アカデミー賞 情報】

2018年 91回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ラミ・マレック受賞 
音響効果賞 受賞 
編集賞ジョン・オットマン受賞 
録音賞ポール・マッシー[録音]受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2018年 76回
作品賞(ドラマ部門) 受賞https://www.goldenglobes.com/film/bohemian-rhapsod
主演男優賞(ドラマ部門)ラミ・マレック受賞https://www.goldenglobes.com/film/bohemian-rhapsod

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