76.メンバー集めの失敗(スキル不足)、あいまいな情報伝達。まさに失敗プロジェクトの典型例がわかる教科書的な映画。参考になります。 |
75.乗組員全員が覚悟を決めて、艦長の命令に従うと報告してくる場面が凄いなあって思った。凄すぎる。そして一端原子炉に入るのをためらった兄ちゃんが再び中に入っていくのも凄い。何度も言うが凄すぎる。 【ゆうろう】さん 8点(2003-12-15 18:28:10) |
74.《ネタバレ》 予告を観たときは面白そうな設定かなと思ったのですが、残念ながら期待したほどではなく、潜水艦ものとしては「U-571」と同様にハズレの部類でした。まず、核爆発や放射能汚染の危機がテーマなら、別に潜水艦にこだわる必要もなかっただろうと感じます。それから、ミサイル発射実験までの過程が間延びしてしまいました。欠陥部品の使用や人事面の問題などいろいろと伏線はあるけれど、無事に帰還できたことですべてうやむやになってしまったようです。あと、僚艦に助けられてから後の描写は特に必要を感じませんでした。逆に間延びした印象を強くしてしまいます。唯一救いがあるとしたら、文字通り命を懸けて原子炉の修理をした乗組員の迫真の演技でしょうか。たった10分の被爆で(あのずさんなレインコート!もありますが)あんなにひどい状態になってしまうんですね。”もんじゅ”の事故もあんなだったのかなと想像してしまいました。青い光の中で必死に戦う人間の姿は、とても見ていて心が痛くなりました。 【オオカミ】さん 6点(2003-12-15 06:05:33) |
73.イヤな映画でしたね。冷戦崩壊後の今となっては、旧ソ連のことならいくらでも悪く描いていいっていう風潮もあって、事実こういうことを言われちゃっても仕方のない国だったんだろうけど、こういう話って本当は見て見ぬふりをしていちゃいけないとは思いつつやっぱり観ていて辛くて仕方がなかったです。チェルノブイリ事故の後、やっぱり大した装備もなしに放射能でいっぱいの原子炉に入って後始末をさせられた被爆者たちの凄惨な写真がスクープされたことがあって、怖いもの見たさで見てしまいましたけどやっぱり見なきゃ良かったと思いました。この映画でも、結果的に彼らの犠牲があったからこそ最終戦争が防げたんだよ、という、ある意味彼らの偉業を讃える内容にこそなっていますが、何の予備知識もなしに「戦争モノらしい」と足を運んでしまった私は本当に「しまった」と思いました。どのぐらいショックだったかというと20年間吸い続けているタバコを1ヶ月半、吸えなくなりました。本当にやばかったです。映画としてはハリソン・フォードが珍しく、かつ非常にお似合いなバカ艦長役でブチ切れているのがとても似合っていて笑えました。リーアム・ニーソンの善良ぶりはちょっと鼻についた感じがしますが、物語の都合上一人はこういう役も必要だったと思います。キャサリン・ビグローは早くから注目されていた女流監督ですがビッグバジェットはこれが初めてになるので不安はありましたが、いえいえ充分骨太な重厚感ある仕上がりでした。女性でもこういう映画が撮れる時代になったんですね。今後の動きに注目したいと思います。 【anemone】さん 9点(2003-12-14 02:47:20) (良:1票) |
72.この作品は、国とか政府(同じか)間の問題ではなく、結局は(女性の方賛否両論あると思いますが・・・)”男”の話だと思いました。政治的な事を抜きにして、純粋に”仲間”だとか”男としての自分のプライド”だったり・・・登場人物一人一人の心理描写が痛いほど伝わってきて泣けました。 |
71.他人のため死をかえりみない男の勇気を描いた映画を初めて観た気がした。潜水艦内部は終始緊張感があり、またあの男臭さがいい。ただ映画ということで少しデフォルメしすぎの感はある。当時の技術としては最高なのは分かるが原子力は別次元の問題で、これ以降大きな事故が起こらなかったのは奇跡に近いと思う。ソ連時代の原潜や核兵器の処理は大丈夫なのだろうか。 【まさサイトー】さん 7点(2003-11-24 17:34:05) |
70.《ネタバレ》 軍隊だからとか共産国家だからっていうんじゃないけど、ほんとにみんな最後まで立派でつ。 批判はあるでしょがポストリコフ=ハリソンの選択は、たまたま幸運に恵まれただけかもしれないけど、踏みとどまって最後までベストを目指すっていうことなので、正しかったなと思ったの。 それと、腰抜けのヴァディム中尉が最後にひとりで冷却水パイプ直しにいったけど、もしあれやってなかったら一生負け犬気分だったかも。でも死んじゃったし。なんかやりきれない。 【ごりちんです】さん 8点(2003-11-23 21:07:04) |
69.《ネタバレ》 途中まで、これってどういうコンセプトの映画?と飽きかけていたのに、ラストで泣いちゃったよ。みんなでお墓参りするなんて、あんまりにもベタな演出なのに、みんなで撮った写真が出てきたとたん涙があふれてしまいました。不覚。でも、ハリソン・フォードをソ連軍人にするのはやめて。 |
68.ハリソン・フォード演じる艦長は実はすごくりっぱな人で、彼の決断によって最悪の事態が避けられた。監督もそこを描きたかったはずなのに、映画ではなんかいじわるでいやな人にしか見えない。実在した人物に失礼よー。これは演出のせいか、ハリソンの顔のせいか、これがうまく描いてあればずごくいい映画になったのに・・蛇足ながらこの艦長と副艦長の関係、セリフなど同じ潜水艦もの「深く静かに潜行せよ」「U-571」とソックリみたい。 【キリコ】さん 6点(2003-11-14 17:22:27) |
67.《ネタバレ》 放射線を防げる筈もない、ただの化学防護服を着せて、原子炉の修理に行かなければいけなかった兵士も、それを知っていて送り出さなければいけなかった上官も、どちらも辛い…。少なくとも自分なら、あんな風に志願して入るなんてことは絶対できないと思った。特に、先に入った人達がどれほど酷い状態で出てくるかを見てしまった後では…。あの後、彼らは苦しい死に方をしたんだろうなと思うと、胸が痛くなります。 【カシス】さん 6点(2003-11-11 20:37:07) |
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66.ハリソンフォードもしっかり、潜水艦の艦長らしく見えるから、不思議です。よそで聞いた話ですが、ジーンハックマンの方が、潜水艦の艦長としては、迫力がある、デンゼンルワシントンが、乗ってない、笑いですが、あと、ソ連艦なので、英語で、しゃべる、とか、言っていた人がいるけど、どうせ、日本語か、字幕で、みるのだし、そういう部分を差し引いても、ハリソンフォード、立派です。ハリソンフォード好きなんです。笑えますが。「映画って素晴らしいです」。 【yasuto】さん 10点(2003-11-11 00:39:34) |
65."不手際"という題材を莫大なお金を費やして作った映画。みごと僕は制作の意図どおり二時間いらつきっぱなしでした。 【チビすけ】さん 4点(2003-11-10 22:29:03) |
64.よかった。でも重かったというのがまず心に残る印象。 【ケイタ】さん 7点(2003-11-09 14:49:55) |
63.はじめはハリソン役の艦長が傲慢で横暴で嫌なやつと思っていたのですが最後には自分の地位を捨てる覚悟で国と乗組員を救おうとする姿勢に感動を覚えた。ストーリーがいいか悪いかは実話なので何とも言えないのではないか 【paruru】さん 8点(2003-11-07 13:21:42) |
62.潜水艦の閉鎖感、放射能の恐怖は描けてたけど、人のドラマはもうひとつだった。特にハリソンがさせた演習は、どう考えても行き過ぎで船体が壊れる結果になり、その他の選択でも間違いを犯している。あとで”すべてに意味があった”となるなら、リーアムが助けるシーンも飲み込めるけど、そういう伏線や解釈もない。後半いい人になるから、キャラクターとしては”無茶で傲慢だけど本当はいい人”?・・そもそもが人為的な事故と言えるから、滑稽にさえ感じ哀しい・・事実がそうだったってことかな?キャサリンビグローは男の監督より力強い映像を見せられる人、事実を曲げなくとも、複雑すぎるキャラクターを無理に描こうとせず、エンターテイメント性を強くして、ラストにカタルシスが得られるようにできたはず。 【ウメキチ】さん 5点(2003-11-02 11:06:04) |
61.潜水艦のパニック映画とばかり思って観てたら、やられました。劇場で泣きすぎて立つ事が出来ず、友人に心配されたほどです。ハリソン・フォードの愛の深さに感動しました。 【Ronny】さん 8点(2003-11-01 21:18:31) |
60.《ネタバレ》 扉の前で恐怖のあまり嘔吐してしまった彼を、誰が責める事ができようか。私があそこにいたら・・・、入れないよー! 【ガーデンノーム】さん 5点(2003-10-30 18:35:40) |
59.女性監督が大勢の男と莫大な製作費を使って硬質な映画を作った。その気合いに6点。しかし、かなり深刻に放射能を浴びた様子のハリソン・フォードが生き残っているのは何故?事実は小説より奇なり。 【黒猫クロマティ】さん 6点(2003-10-28 16:06:27) |
58.原子力潜水艦事故の密室パニック映画の中に米ソ冷戦構造やソ連軍や共産党内部の官僚組織、内部告発密告統治等ソビエトの暗部を描きながらも人間ドラマとしている。映画だからプロパガンダ的に過剰に描きすぎなのか、それとも事実を忠実に再現したのかどうなんでしょう。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2003-10-28 14:43:50) |
57.潜水艦物は閉ざされた空間ということもあり、登場人物一人一人の感情の起伏までもうまく表現すればとても良い作品になることが多い。この作品も緊迫感がなかなか良いです。 【Andy17】さん 7点(2003-10-25 19:08:26) |