89.エドウッド監督もベラルゴシも何も知らないので、イマイチ、ピンと来ずに変な監督と薬漬けの往年のスタートの友情物語に映ってしまいました。 ただ、ウッドの細かいことは全く気にせず、楽観的すぎるけど、とにかく映画が撮りたいという強い想いを感じる。 プロデューサーに何を言われようと、悩みながらも自分の道を貫く生き方ってのは凄い惹かれます。 バートンの誰がなんと言おうと映画のために生きて、映画のために死んだ一人の男への強い愛情が込められていますね。 |
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87.《ネタバレ》 エド・ウッド漬けの1週間の締めは、もちろんこの映画で。いやあ「エド・ウッド・コレクションBOX」買って間もないから、まるでオリジナルの最編集版のように楽しめました。意外だったのが映画への愛というより、ベラ・ルゴシとウッドの泣かせる友情に軸足が置かれて、「老人映画」になっていた点かな。このあたりはホロリと来ました(お気楽版『ゴールデン・ボーイ』か?)。そして「ルゴシってやっぱり偉大だなあ」と見直した次第。大ダコと格闘するシーンなんか、そのプロ魂に泣けてくるよ。ウッド作品の看板たち、トーもヴァンパイラもクリズウェルもオリジナル通りでビックリ(つうかこの辺は、バートンの愛を感じますな)。もっと凄いのは『プラン9』のルゴシの代役までソックリだった事か。ウッド映画は各シーンとも忠実に再現されていて、オリジナル(「エド・ウッド・コレクションBOX」&『死霊の盆踊り』)を見てから本作を観れば楽しさ5倍っすね。丁度いま、シリーズ物の映画をまとめて観終わったような気分でハッピーです。 ●追記:物語のテーマだろうと思われる『怪物の花嫁』でのルゴシの「故郷? 国を追われてからはジャングル住まいよ…(中略)…やがて世界は我が子・原子超人たちが支配するのじゃあ!」ってセリフについて。要するにこの映画って「80年代のウッド再評価が始まった頃からハリウッドが低予算B級ホラーに席捲されて、ボク(バートンら原子超人)みたいな監督が大作映画を取れる時代になったのも、ウッドさんルゴシさんあなたたちの無節操な頑張りのおかげですありがとう。あれ、しかもちゃんと作中で予言してますねえ」ってコトを言いたいワケね。『花嫁』の撮影で、実際にあのセリフを自分にダブらせて語ったと思われるルゴシの心境を鑑みると、熱い涙で画面が曇るっすよ。 ●追記2:クライマックスのオーソン・ウェルズとの対話シーン、何度見ても両人の苦悩の次元の違いに笑ってしまう。苦悩の質は同じなんだけどね。ウェルズ、あんたいい奴だ(笑)。 【エスねこ】さん 8点(2004-04-25 21:16:27) (良:2票) |
86.ティムバートンのエドウッドに対する愛情や尊敬にあふれていて、こっちも胸が熱くなった。笑えるところもきちんとおさえてあるので、肩に力が入りすぎずに観ることができるし。ラストもハッピーエンドにしたのは正解。プラン9が完成した後のことまで描いてしまっていたら、いったいどうなっていたことやら。ただし、エドの作品たちへの知識がないと、楽しめないシーンもあるかも。 |
85.全然合いませんでした。ごめんなさい。 エドウッドシザーハンズ 【虎尾】さん 4点(2004-03-30 21:36:20) |
84.何でしょう、このエド・ウッドとゆう人は。愛すべき変人なんでしょーか。才能が無いんだか、有るんだか良く分からないけど、映画が好き!とゆう想いだけは伝わってきました。ルゴシとの友情にはちょっと感動してしまったし。それにしてもデップは凄い役者さんですね、上手いなぁ、とホントに思える人です。バートンとの相性も良いんだなぁ、とこれを観て実感しました。まー中だるみもあったけど、面白く拝見出来ましたし、あくまでB級な感じが良いですねぇ、、、 【n@omi】さん 7点(2004-03-30 03:41:39) |
【ロイ・ニアリー】さん 8点(2004-03-14 06:44:28) |
82.《ネタバレ》 エド・ウッドを演じるジョニー・デップは、これでもかってくらい大袈裟な演技なんだけどエド・ウッドってこういう人だったんだろうなって思えてしまう。 ジョニー・デップが演じてるってのを忘れてもうエド・ウッド本人にしか見えないんだから凄い。 この映画すごく良いんだけど私は初めの彼女がかわいそうに思えてならなかった。 だからその後できた彼女も好きになれなかったし、映画に集中できなくて残念だった。 【ヒョー$】さん 6点(2004-03-12 12:26:56) |
81.無念~、微妙に好みとズレてるみたい(くやし涙を流します、TT ボーリングで両端にピンが残って2投目でも両方倒せなかった感じ・・・)。それにしても個々の役者さんが凄く素敵。いい味だしてる~。 【ジマイマ】さん 6点(2004-03-05 17:25:00) |
80.すみません、この監督知りませんでした・・・。昔のならともかく、今の時代の白黒映画って、あまり好きになれない。例えそれが必然性から来るものだとしても。 【あさしお太郎】さん 6点(2004-03-04 22:36:55) |
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79.《ネタバレ》 ふとしたことから生まれた、ベラ・ルゴシが残した奇蹟の映像、人生の、ひいては生命の深淵をかいま見るようなシーンを、台無しにしてくれたエド。それをまったく気づかずに、自分の最高傑作だと言ってしまうところは、このオトコの哀れさ(才能という意味でね)が表れているが、それと同時にT・バートンの、ハリウッドへの挑発も、感じとれた。泣ける映画はいつでも作れるが、オレはオマエらの逆をいってみせるぜ、というふうな。 |
78.演技にしても映像にしても、何から何までディズニー映画みたいでした。巧いといえば巧いんですが、対象年齢はかなり低いんじゃないでしょうか。 【藤村】さん 4点(2004-02-25 15:47:44) |
77.いや、素晴らしい。始まって一秒ですぐ惚れた。こんなに速攻で惚れてしまった映画って始めてだ。モノクロで現れた屋敷にジャンジャカ降る続ける雨とカミナリで。そして怪しいメロディーで。。そして尚もオープニングの合間では巨大タコとよれよれ飛んでる円盤が何気に闘ってるしい・・・。←っでも、最高だったのは あれま、そこまでで・・。 以降は期待してたもんと全然違う。全然予備知識無しで見てしまった私の責任っちゃ責任なんだけど、ティム・バートンだっただけに、期待してたものはもっとダークな世界だったわけでして。。 あ、残念・・・。 【3737】さん 5点(2004-02-25 00:42:32) |
76.ティムバートンの映画愛が炸裂。何と温かい作品だろうか…エンドロールは涙で曇って見えない。 【ナクサライト】さん 10点(2004-02-06 17:35:56) |
75.この映画に出てくる人みんなが憎めないですね。エドウッド自身の映画も見てみたくなりました。 【織姫】さん 7点(2004-02-04 13:35:00) |
74.作品全体に映画への愛情が溢れていて好印象でした。才人なのかただの変人なのかよくわからないエドのキャラクターも味わい深かった。俳優ではジョニー・デップがやはり良いですね。魔女っぽい女優さんもよかった。ああいう系統の色気とても好きです。 【藤堂直己】さん 8点(2004-01-31 14:41:48) |
73.本日は待ちわびた『エドウッド・コレクションDVD』を見る前の予習のお時間。ディップ演じるエドウッドを見てると、その表情に込められた情熱に好感を感じます。が、実際の作品を初めて見たときはそのくだらなさにマジギレしたものです。史上最低の監督と理解した今は、それすらも楽しめるようになりました。 【tantan】さん 9点(2004-01-22 22:49:02) |
72.ジョニーがとても活き活きと演じているのが印象的。表情がすばらしい!またまた大好きになりました。作品が成功したしないに関わらず、ジョニーの仕事のスタンスはやっぱり主張があっていいと思います。エド・ウッド・・・こんなに映画に没頭できてすごいなぁ。B級だろうがなんだろうがここまで映画バカになれるなら、「史上最悪の監督」というのも褒め言葉に聞こえてきます。 【きょうか】さん 8点(2004-01-19 16:55:47) |
71.ジョニーデップはやっぱすごいな。わけの分からんというかエドの映画に対する情熱は素晴しい。昔の人たちは大変な苦労をしたんだなと思いました。巨大たこと戦うシーンは笑えると同時に感動してしまいました。 【ピニョン】さん 7点(2004-01-17 01:48:13) |
70.駄作ばかりだけど自信満々、脚本も書く主演もする監督もする資金調達もする。女装(アンゴラ)好きだけど女も好き。筋金入りの映画好き=映画バカ。情熱がある愛がある。映画愛が。その点でつながるのがこのエドとティムとジョニーと、ベラ・ルゴシとマーティン・ランドー。映画が好きUFOが好き妖怪が好きタコが好き(イメージ)。映画バカの映画バカによる映画バカのための作品に仕上がっている。ジョニーの口半開き、半笑い、首横振りの恍惚顔は、娘4歳との間でしばしブームになった。愛すべき作品です。 【ちゃか】さん 8点(2004-01-06 10:08:10) (良:1票) |