109.ラストはちょっと衝撃的だった。 全て手に入れたのに。 印象的な音楽とアラン・ドロンのかっこよさが記憶に残る。 【ジェイムズ・ギャッツ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-28 20:49:04) |
108.とても1960年に撮られた映画とは思えないほど現代風に染まっていると思う。衣装とか街並みもどことなくオシャレだし、俳優は美形ぞろいだし、ラストまで美しく終わっている。「太陽がいっぱい」っていう邦題がものすごく映画の内容とマッチングしていて“いいな”って思った。 【8823】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-26 20:46:11) |
107.《ネタバレ》 出演者陣のルックス・演技のよさ、サスペンスとしての脚本の完成度、そして町並みの描き方やカメラワークのよさを始めとする映画における芸術性などなど。それら全てがミックスするとここまですばらしい映画ができるんだ。 クライマックス、声をあげてしまうくらい驚いたのはこれが初めてだろう。もしも自分のある記憶消すことができるならば、この映画を観た記憶を消したい。そしてもう一回観たい!! 【ノス】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-07-17 00:56:34) |
106.なぜか音楽にひたれず、アラン・ドロンも「誰?」みたいな世代なので、全体的に地味でタルい印象を受けたが、内容の割に暗い感じがしないのがいい。ラストシーンは極めて美しく、芸術的。映画史に名が残るのも納得。 【えいざっく】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-13 15:53:24) |
105.ニーノ・ロータの何ともやるせない音楽、これがまた良いんです。そしてアラン・ドロンのかっこ良さと青い海、太陽きらめく中での殺人、完全犯罪が成功したかに見えたもののあっと驚くラストシーン!サスペンスとしての完成度の高さ、アラン・ドロンの映画では文句無しに一番の傑作でしょう! 【青観】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-07-03 18:18:18) |
104.『りぷリー』に比べると確かにまだ主人公に共感できる部分が多かったように思う。後味がよいとはいえないが、ずるずると引きずらないで話が終わってよかった。 【HK】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-27 18:07:47) |
103.小学校低学年の頃に観たんですが、サインの練習のシーンに「この人凄いなあ」と妙に関心した記憶があります。もちろんラストにはビックリ仰天でしたけど。 こういう犯人役がカッコイイ作品を幼少期に観てしまうと、その後の鑑賞スタイルに大きな影響を与えますね。私に影響を与えたのはコレのアラン・ドロンと「新幹線大爆破」の高倉健ですね。 |
102.《ネタバレ》 うむ、これも5000ドルにまつわる映画であったか。役者の妖しさだけではなく、前半、艇の名前をさりげなく見せておき、トムが手紙を偽造して女の名前をタイプしたときに、両方が同じ綴りであることを観客に気づかせ、フィリップと女の関係のただならぬことを再認識させるところ、一人目のときはさすがに気分が悪くなったのか飲み物で口をすすいでいるようなシーンがあるが、二人目のときは事の後に平気でローストチキンにかぶりつけるくらいに悪人として成長しているところ、すなわち、失敗をやらかしたのは悪人になりきれていなかった一人目のときだったという作りになっているところなど、随所に巧いと思わせる演出が施されていることを見つけることができ、再見していて楽しい。小道具としては旅行鞄の使い方が印象的で、特にトムが逃走中に、屋上付近で軽やかに投げ出された鞄だけを下から撮っているところは何度も巻き戻したいほど見事である。三浦や湘南で知人のヨットに乗せてもらったことがあるが、この作品で描かれる地中海の海はそれとは比べ物にならないほど魅力的で、近くに住んでいる南欧の人がたいへん羨ましい。 【南浦和で笑う三波】さん [地上波(字幕)] 9点(2005-04-30 11:26:40) |
101.これまでこんなに魅力的な犯罪者がいただろうか? アラン・ドロンはただ顔立ちが整っているだけじゃなくて、その眼に野生動物のような凶暴な光がある。その光に惹きつけられて、観ているうちにいつのまにかトムを応援している自分に気づく。あれだけ巧妙な計画が実は最初から破綻していて、すべて無駄だったなんて……。眩しいくらいに明るい日差しと、青年の暗い心。光と闇のコントラストが鮮烈でした。 【no one】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-03-13 00:25:31) |
100.《ネタバレ》 最後まで観て良かった!最初は、大した映画じゃないのかなと思いながら観てましたが、途中から最後まで持続する緊張感はすごいです。最後は、本当に背筋が凍りました。 【よしふみ】さん 9点(2005-02-15 02:17:47) |
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99.はかなく終わる一瞬の快楽、美しすぎる!!「リプリー」とは比べてはいけないと思う。 【ゆきむら】さん 10点(2005-02-14 11:30:59) |
98.最初から「オチがあるんだろうな」と期待していたので、もっとすごいオチかと思ったらそうでもなくて少しガッカリ。それでも最後に余韻の残る映画だった。 【Syuhei】さん 4点(2005-02-11 15:34:32) |
97.頭脳派ワルと色男のハーモニーが絶品。やっぱりこうでなくちゃ!ストーリーも最後までテンポが落ちることなく、制作後50年近く経過していても色褪せることのない魅力たっぷりの映画。一見の価値有り。 【のはら】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-02-06 17:18:27) |
96.アランドロン美しすぎる。ラストは知っていたのでそれほど衝撃でもなかったけど、とても面白かった。リプリーより断然、こっち。 【耳】さん 8点(2005-01-22 11:40:42) |
95.ヌーベルバーグ代頭の時代、過去の人となりつつあった巨匠ルネ・クレマンがヌーベルバーグを代表するカメラマン、アンリ・ドカエを起用し、またアイドル、アラン・ドロンを影のある主人公に配し、見事一発逆転に成功した作品。振り返ると成功するべくして成功した映画と言える。なかでもニーノ・ロータのテーマ曲の存在は大きく、ラストで流れるこの名曲は美しい海、眩しい太陽、そして完全犯罪との切ない対比として作品の全てを代弁しているとさえ感じる。ニーノ・ロータ本人は単調なこの曲のヒットを快く思わなかったそうであるが、この作品には無くてはならないものであることは間違いない。 【R&A】さん 7点(2005-01-17 12:22:03) |
94.《ネタバレ》 初めて観たときのあのラストの衝撃は今でも忘れられません。このまま完全犯罪がまかり通る結末なんて道徳的に絶対ありえない、とまで思っていたにもかかわらず、息が出来なくなるほどの見事なエンディングを見せてくれました。あの映像からほんのわずかな場面を見せるだけでfinishにもっていくその展開の速さ(その間たった2,3分)はもう、芸術品です。 それと、今回の鑑賞で気づいたのですが、この監督は女性に対しての視点の鋭さがあるような気がします。それは、船の中でも仕事をするというちょっと真面目な部分だったり、トムが一人で帰ってきたときにほとんどマルジュが一人で喋ってしまってトムが全然喋らないまま事態が片付けられてしまう所、バレエのおばさん達がレストランに入った時も一人で喋って事を済ませてしまう所や、終盤でトムがマルジュの部屋に入ってきた所でもそういうシーンが見られます。 また、ストーリー全体を見ると、初めて観たときはフィリップ殺害シーンの波のうねりやナポリの市場の散策シーン、ホテルの一室でサインの練習をしているシーンなど、見どころがいろいろあって中弛みのない展開のように思えたのですが、肝腎のラストにかけての盛り上がりがないため、全体としてややストーリーに起伏がないような気がします。 けど、テレビでやっていると必ず見てしまうし、リバイバル上映で3回も見てしまうくらいです。映画館のロビーで流れていたBGMに誘われてついつい観てしまったということもありました(2本立て上映の1本目だけを観て帰ろうとした)。何だかんだ言って、やっぱり好きな映画なんです。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-11-02 22:30:44) |
93.イタリアをイタリアとして撮っている。原作を超えたホモセクシュアルの感じがとても良いです。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-11-01 20:35:13) |
92.久々に観ましたが、やっぱりドロンは美しいしラストはすごい。マルジュがあの水着姿で現代に出てくれば違和感ありまくりだろうが、トムが今そこに現れてもやはり美しいと思うだろう。時代を超えて完璧な「ドロンと音楽」の美しさと「ラストシーン」の切れ味。語り継がれるべくして語り継がれた映画だと思う。 【ゴールドベリ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2004-10-16 09:44:02) |
91.《ネタバレ》 ラストシーンの「天網恢々租にして洩らさず」みたいなバッサリ感は、かくや名刀の如く。すんごい切れ味。「悪い事はなぁ~でけへんよぉになっとるんやぁ!」と、何でか親と一緒に観てて、説教めいた一言を戴いてしまった記憶が。しかしハイスミス原作って、映画に外れが無いですよ。原作も一回読まなきゃなぁ~…。 【aksweet】さん 9点(2004-10-10 00:32:33) |
90.アランドロンかっこ良過ぎです。先に「リプリー」を観てしまったんですが、あちらはゲイっぽいし、内容も役者もこちらの方がいい。最初から常に緊張感を維持できたので、飽きずに観れました。ラストもいいです。あの後クールなトムはどう対処したのだろう。名画です。面白かった。 |